Macでビデオ会議機能を使用する
Macの機種によっては、ビデオを撮影するアプリの使用中に、ビデオエフェクト、手動フレーミング、画面共有、発表者オーバーレイ、リアクションなどのビデオ会議機能を使用できます。対応しているiPhoneをお使いの場合は、ビデオ会議機能でiPhoneをMacのWebカメラとして使用することもできます。
ビデオエフェクトを使用する
ビデオを撮影するアプリ（FaceTimeなど）に移動します。
メニューバーの
をクリックしてから、以下のいずれかをクリックします:ポートレート: 自動的に背景にぼかしがかかり、自分に焦点が合わせられます。（この機能は、Appleシリコンを搭載したMacコンピュータで、またはiPhone XR以降をカメラにした状態で連係カメラを使用している場合に利用できます。）「ポートレート」の横にある
をクリックし、背景のぼかしの量を調整するスライダを使用します。センターフレーム: あなたとほかの人がフレームから外れないようにすることができます。iPhoneをWebカメラとして使用している場合は、「メイン」または「ウルトラワイド」を選択できます。（「センターフレーム」は、Apple Studio Displayで、またはiPhone 11以降をカメラにした状態で連係カメラを使用している場合に利用できます。）
スタジオ照明: 背景が暗くなって顔が照らされます。（「スタジオ照明」は、Appleシリコンを搭載したMacコンピュータで、またはiPhone 12以降をカメラにした状態で連係カメラを使用している場合に利用できます。）「スタジオ照明」の横にある
をクリックし、スタジオ照明の強度を調整します。背景: ビデオ通話で使用する背景のオプションを選択できます。「背景」の横にある
をクリックして、カメラの背景を選択します。カラーグラデーションやシステムの壁紙を選択するか、自分の写真を追加します。
自分の映像を手動でフレーミングする
ビデオを撮影するアプリ（FaceTimeなど）に移動します。
スタンドアクセサリを使用してiPhoneをMacに取り付け、iPhoneをWebカメラとして使用します。
メニューバーの
をクリックし、「センターフレーム」をオフにしてから、以下のいずれかの操作を行います:拡大/縮小: 0.5xと1xを切り替えて、素早くズームインまたはズームアウトします（機種によって異なります）。より正確に拡大/縮小するには、ズームコントロールをタッチして押さえたままにしてから、スライダを右または左にドラッグします。
パン: プレビューでカーソルをクリックしてからドラッグしてあなたの映像を表示する位置を調整します。
再センタリング: 「再センタリング」ボタンをクリックして、自動的に顔を検出し、中央にフレーミングします。
フレーミングをリセットする: プレビューで0.5xまたは1xのボタンをクリックします。
ビデオ通話で画面を共有する
ビデオを撮影するアプリ（FaceTimeなど）に移動して、電話をかけます。
メニューバーの
をクリックし、
をクリックしてから、以下のいずれかの操作を行います:画面全体を共有する: ビデオ通話で画面全体を共有します。「画面全体を共有」をクリックします。
ウインドウを共有する: 1つのアプリウインドウを共有します。共有したいウインドウの上にポインタを置き、「このウインドウを共有」をクリックします。
アプリを共有する: 1つのアプリのすべてのウインドウを共有します。共有したいアプリのいずれかのウインドウの上にポインタを置き、「すべての[アプリ名]ウインドウを共有」をクリックします。
画面を共有する必要がなくなったら、「共有を停止」をクリックします。
発表者オーバーレイを使用する
Appleシリコンを搭載したMacコンピュータを使用しているか、またはiPhone 12以降をWebカメラにした状態で連係カメラを使用している場合は、「発表者オーバーレイ」を使用して画面共有時のあなたの映像の見え方をカスタマイズできます。
ビデオを撮影するアプリ（FaceTimeなど）に移動して、電話をかけます。
メニューバーの
をクリックしてから、 をクリックします。「発表者オーバーレイ」の下にある次のいずれかのオプションを選択します:なし: あなたの映像は、共有画面とは別のウインドウに表示されます。
小: あなたの映像は、顔部分だけを表示する移動可能な吹き出しとして共有画面内に表示されます。
大: あなたの映像は、ウインドウ内で最も目立つように手前に表示され、共有画面はあなたの横に別レイヤーとしてフレーミングされます。
プレゼンテーションが終了し、画面を共有する必要がなくなったら、「共有を停止」をクリックします。
注記: 「発表者オーバーレイ」がオプションとして表示されない場合、使用しているアプリは発表者オーバーレイに対応していません。
リアクションを追加する
FaceTimeのようにビデオを撮影するアプリを使用するときは、リアクションを追加して、ハート、風船、花火などの楽しい3D拡張現実エフェクトでカメラフレームを埋めることができます。
ビデオを撮影するアプリ（FaceTimeなど）に移動します。
メニューバーの
をクリックしてから、「リアクション」の横にある をクリックし、リアクションを選択します。矢印が表示されない場合は、「リアクション」をクリックして機能をオンにします。
リアクションをクリックするか、またはハンドジェスチャを使用してリアクションを生成します。使用できるハンドジェスチャの詳細なリストについては、「FaceTimeユーザガイド」の「FaceTime通話中にビデオエフェクトを使う」を参照してください。
連係カメラを使っているときは、頭上にカメラがあるかのように机を上から見た映像が表示されるデスクビューをオンにできる場合もあります。デスクビューをオンにするを参照してください。