Macでメッセージや書類を音声入力する
音声入力では、テキスト入力ができる場所ならどこでも、声でテキストを入力することができます。
注記: 一般的なテキスト音声入力(例えば、検索ボックスでの音声入力ではない、メッセージ作成やメモ作成などでの音声入力)で、入力した音声と文字起こしがSiriサーバには送信されずデバイス上で処理されるのかどうかは、「キーボード」設定で確認できます。アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「キーボード」 をクリックして(下にスクロールする必要がある場合があります)、「キーボードショートカット」をクリックしてから、「音声入力」の下のテキストを確認します(「音声入力」がオンになっている必要があります)。詳しくは、「“Siriに頼む”、音声入力とプライバシーについて」をクリックしてください。
音声入力をご利用いただけない言語や地域もあります。また、言語や地域によって機能が異なる場合があります。音声入力できる言語および音声入力の追加機能に対応している言語については、「macOSで利用できる機能」のページを参照してください。
キーボード、マウス、またはトラックパッドの代わりに、コマンドを話してテキストを入力したりMacを制御したりしたい場合は、音声コントロールを使用します。音声コントロールがオンのときは、音声コントロールを使用してテキストを音声入力します。標準のmacOSの音声入力は使用できません。
音声入力のオン/オフを切り替える
Macで、アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「キーボード」 をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
「音声入力」に移動してから、オン/オフを切り替えます。
「音声入力」をオンにした場合は、「有効にする」をクリックします。Siriと音声入力を改善したいかどうか尋ねられたら、以下のいずれかを実行します:
オーディオ収録を共有する: Macの「Siriと音声入力」に対する操作の音声を保存することをAppleに許可する場合は、「オーディオ収録を共有」をクリックします。Appleは、保存した音声のサンプルをレビューに利用することがあります。
オーディオ収録を共有しない: 「今はしない」をクリックします。
あとになってオーディオ収録の共有または共有の停止をしたくなった場合は、アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「プライバシーとセキュリティ」 をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)「解析と改善」に移動して、「Siriと音声入力の改善」のオン/オフを切り替えます。「プライバシーとセキュリティ」設定を変更するを参照してください。
注記: 音声入力(ランダムな識別子に関連付けられた、6か月未満のもの)はいつでも削除できます。「Siriと音声入力」の履歴を削除するを参照してください。
Appleによる個人情報の保護方法、および共有する情報の選択方法について詳しくは、「キーボード」設定の下部にある「“Siriに頼む”、音声入力とプライバシーについて」をクリックするか、AppleのプライバシーのWebサイトを参照してください。
テキストを音声入力する
Macのアプリで、テキストを入力する挿入ポイントを指定します。
Macのマイクキー (ファンクションキーの列にある場合)を押すか、「音声入力」のキーボードショートカットを使用するか、または「編集」>「音声入力を開始」と選択します。
注記: 音声入力を開始するには、マイクキーを押して放します。Siriを起動するには、キーを押したままにします(Siriが有効になっている必要があります)。
が強調表示されたカーソルの上または下に表示されるか、Macで音声入力の準備が整ったことを示す発信音が鳴ったら、テキストを音声入力します。
Appleシリコンを搭載したMacの場合は、話している間もキーボードを使用できます。音声入力を止める必要はありません。キーボードからの入力中は が消え、入力をやめると再表示されるので、音声入力を続けることができます。
絵文字や句読点を挿入したり、簡単な段落設定を行うには、次のいずれかの操作を行います:
「ハートの絵文字」や「車の絵文字」のように絵文字の名前を言います。
句読点の名前(「感嘆符」など)を言います。
「次の行」(Returnキーを1回押すのと同じ)または「次の段落」(Returnキーを2回押すのと同じ)と言います。 音声入力の完了時に、新しい行または段落が表示されます。
音声入力に使用できるコマンドの一覧については、テキストの音声入力用のコマンドを参照してください。
注記: 対応する言語の音声入力では、カンマ、ピリオド、?マークが入力中に自動で挿入されます。この機能をオフにするには、アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「キーボード」 をクリックします(下へのスクロールが必要な場合があります)。「音声入力」に移動してから、「自動句読点」をオフにします。
音声入力できるテキストの長さに制限はなく、タイムアウトもありません。完了したら、Escapeキー、マイクキー(利用可能な場合)、または音声入力キーボードショートカットを押します。30秒間音声が検出されないと音声入力は自動的に停止します。
不明瞭なテキストには青いアンダーラインが引かれます。例えば、「flower」と音声入力するつもりが、「flour」と入力されてしまったとします。その場合は、下線の付いた語をクリックして代わりの語を選択します。正しいテキストを入力または音声入力してもかまいません。
音声入力のキーボードショートカットを設定する
音声入力を開始または停止するときに押すキーの組み合わせをカスタマイズできます。
ヒント: ファンクションキーの列にマイクキー がある場合は、それを押して音声入力を開始できます。
Macで、アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「キーボード」 をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
「音声入力」に移動して、「ショートカット」ポップアップメニューをクリックしてから、ショートカットを選択して音声入力を開始します。
リストに表示されていないショートカットを作成するには、「カスタマイズ」を選択してから、使用したいキーを押します。たとえば、Option+Zキーを押すことができます。
注記: 音声入力のキーボードショートカットを選択した場合、Macの機種によっては、「キーボード」設定の「fnキーを押して」または「 キーを押して」オプションが自動的に変わる場合があります。例えば、「音声入力」の「ショートカット」オプションとして「Fn(ファンクション)キーを2回押す」を選択した場合、「キーボード」設定のオプションは自動的に「音声入力を開始(Fnキーを2回押す)」に変わります。
「キーボード」オプションについて詳しくは、「キーボード」設定の をクリックしてください。
別の言語で音声入力する
テキストを音声入力する言語を変更したり、複数の言語で音声入力を設定し、必要に応じて切り替えたりできます。
注記: 音声入力をご利用いただけない言語や地域もあります。また、言語や地域によって機能が異なる場合があります。「macOSで利用できる機能」のページを参照してください。
Macで、アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「キーボード」 をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
「音声入力」を選択し、「言語」の横にある「編集」ボタンをクリックしてから、言語と地域を選択します。(言語を削除するには、選択を解除します。)
複数の言語で音声入力を設定すると、音声入力中に の横にある言語をクリックして言語を切り替えることができます(言語は省略形またはその言語を表す文字で表示されます)。または、地球儀キー (利用可能な場合)を押してから、使用したい言語を選択します。
音声入力に使用するマイクを変更する
「キーボード」設定のマイクの入力元に、現在Macが音声入力に使用している装置が表示されます。
Macで、アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「キーボード」 をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
「音声入力」に移動して、「マイクの入力元」の横のポップアップメニューをクリックしてから、音声入力に使用したいマイクを選択します。
「自動」を選択すると、音声入力に使用される可能性が最も高いデバイスが選択されます。