メッセージや書類を音声入力する
「キーボード」環境設定の「音声入力」パネルで音声入力をオンにしておくと、テキスト入力ができる場所でテキストを音声入力できます。フィードバックウインドウでは、読み上げの音量が測定され、基本的な音声入力コントロールを使用できます。
音声入力をオンにする
アップルメニュー>「システム環境設定」と選択し、「キーボード」をクリックして、「音声入力」をクリックします。
「オン」をクリックします。確認を求めるメッセージが表示されたら、「音声入力を有効にする」をクリックします。
拡張音声入力を使用したい場合は、そのチェックボックスを選択します。
「拡張音声入力」をオンにすると、オフラインでもテキストを音声入力できるようになり、音声入力キーワード語句を使用して音声入力を開始できます。詳しくは、音声入力キーワード語句およびメニューを使用するを参照してください。
拡張音声入力を使用するために必要なソフトウェアをダウンロードしたくない場合は、「拡張音声入力」の選択を解除し、サーバベースの音声入力を使用できます。サーバベースの音声入力では、読み上げた語句が Apple サーバに送信され、最新の言語データを使用して分析されます。後述の「テキストを音声入力する」で説明するように、音声入力の終了後に最終的な変換テキストが表示されます。
詳しくは、「音声入力とプライバシーについて」をクリックしてください。
別の言語を使用して音声入力するには、「言語」ポップアップメニューをクリックしてから、言語と方言を選択します。
リストにない言語を追加する:「カスタマイズ」または「言語を追加」をクリックしてから、使用する言語を選択します。拡張音声入力を使用している場合は、選択した言語がダウンロードされます。
言語を削除する:「言語」ポップアップメニューをクリックし、「カスタマイズ」を選択してから、使用したくない言語の選択を解除します。
テキストを音声入力する
音声入力したテキストを表示する挿入ポイントを指定します。
音声入力キーボードショートカットを押すか、音声入力キーワード語句を有効にしている場合は、語句の後に「音声入力を開始」と読み上げてください(たとえば、「コンピュータ、音声入力を開始」)。
また、「編集」>「音声入力を開始」と選択することもできます。
音声入力フィードバックウインドウにマイクのアイコン と変動するラウドネスインジケータが表示されるか、Mac の音声入力の準備が整ったことを示す発信音が鳴ったら、テキストを音声入力します。
句点や読点などの句読点を挿入するには、句読点の名前を言います。また、簡単な段落設定をすることもできます。たとえば、「次の行」または「次の段落」と言うと、行間にスペースが挿入されます。音声入力に使用できるコマンドの一覧については、テキストの音声入力用のコマンドを参照してください。
拡張音声入力を使用している場合は、キーボード、マウス、トラックパッド、または読み上げ可能なコマンドを使用してその場で編集することができます。拡張音声入力を使用していない場合は、編集を始めると音声入力セッションが停止します。
複数の言語用に音声入力を設定していて、音声入力中に言語を切り替えたい場合は、フィードバックウインドウ内で言語をクリックしてから目的の言語を選択します。
複数言語用に音声入力を設定する方法については、前述の「音声入力をオンにする」を参照してください。
完了したら、音声入力キーボードショートカットを押すか、フィードバックウインドウ内で「完了」をクリックします。
不明瞭なテキストには青いアンダーラインが引かれます。テキストが誤っている場合は、クリックして別の候補を選択します。正しいテキストを入力または音声入力してもかまいません。
異なる音声入力キーボードショートカットを設定する
デフォルトでは、Fn(ファンクション)キーを 2 回押すと音声入力が開始または停止されます。必要に応じて、別の音声入力キーボードショートカットを選択することもできます。
アップルメニュー>「システム環境設定」と選択し、「キーボード」をクリックして、「音声入力」をクリックします。
「ショートカット」ポップアップメニューをクリックし、別のショートカットを選択します。
リストに表示されていないショートカットを作成するには、「カスタマイズ」を選択してから、使用したいキーを押します。たとえば、Option + Z キーを押すことができます。
音声入力に使用するマイクを変更する
「キーボード」環境設定の「音声入力」パネルのマイクのアイコンの下にあるポップアップメニューに、現在 Mac が音声入力に使用している装置が表示されます。
アップルメニュー>「システム環境設定」と選択し、「キーボード」をクリックして、「音声入力」をクリックします。
マイクのアイコンの下にあるポップアップメニューをクリックしてから、音声入力に使用するマイクを選択します。
「自動」を選択すると、音声入力に使用される可能性が高い装置が選択されます。
音声入力をオフにする
アップルメニュー>「システム環境設定」と選択して「キーボード」をクリックし、「音声入力」をクリックして、「オフ」をクリックします。
「拡張音声入力」を使用する場合、コマンドを音声入力して Mac を制御できます。たとえば、テキストを選択したり、書類をスクロールしたり、Return キーを押したりするコマンドを読み上げることができます。アプリケーションを切り替えたり、ウインドウ内を移動したり、メニュー、ダイアログ、またはウインドウ内の項目のクリックしたりなどの高度な作業の場合には、高度な音声入力コマンドを有効にできます。独自のコマンドを作成することもできます。詳しくは、音声入力コマンドを使用して Mac およびアプリケーションを制御するおよび音声入力コマンドを使って項目をクリックするを参照してください。