Macでメッセージや書類を音声入力する
音声入力では、テキスト入力ができる場所でテキストを音声入力できます。これは「キーボード」設定でオンにします。音声入力された内容は、リクエストを処理するためにAppleに送信されます。フィードバックウインドウでは、読み上げの音量が測定され、基本的な音声入力コントロールを使用できます。
テキストを音声入力して、キーボードとトラックパッドの代わりに音声でMacを制御する必要がある場合は、「音声コントロール」を使用します。音声コントロールを使用してMacおよびアプリケーションを制御するを参照してください。音声コントロールがオンのときは、音声入力を使用できません。
Appleシリコンを搭載したMacでは、音声入力リクエストは多くの言語についてデバイス上で処理され、インターネット接続は必要ありません。検索フィールドに音声入力した場合、検索を処理するために、音声入力されたテキストが検索プロバイダに送信されることがあります。また、音声入力できるテキストの長さに制限はなく、タイムアウトもありません。音声入力は、手動でオフにでき、また30秒間音声が検出されないと自動的に停止します。
注記: 音声入力をご利用いただけない国や地域もあります。また、国や地域によって機能が異なる場合があります。
音声入力をオンにする
Macで、アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「キーボード」 をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
右側で「音声入力」に移動してから、オンにします。確認を求めるメッセージが表示されたら、「有効にする」をクリックします。
Siriと音声入力を改善したいかどうか尋ねられたら、以下のいずれかを実行します:
オーディオ収録を共有する: Macの「Siriと音声入力」に対する操作の音声を保存することをAppleに許可する場合は、「オーディオ収録を共有」をクリックします。Appleは、保存した音声のサンプルをレビューに利用することがあります。
オーディオ収録を共有しない: 「今はしない」をクリックします。
あとになってオーディオ収録の共有または共有の停止をしたくなった場合は、アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「プライバシーとセキュリティ」 をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)右側で「解析と改善」に移動して、「Siriと音声入力の改善」オプションのオン/オフを切り替えます。「プライバシーとセキュリティ」設定を変更するを参照してください。
注記: 音声入力(ランダムな識別子に関連付けられた、6か月未満のもの)はいつでも削除できます。「Siriと音声入力」の履歴を削除するを参照してください。
別の言語を使用して音声入力するには、「言語」ポップアップメニューをクリックしてから、言語と方言を選択します。
リストにない言語を追加する: 「カスタマイズ」または「言語を追加」をクリックしてから、使用する言語を選択または追加します。
言語を削除する: 「言語」ポップアップメニューをクリックし、「カスタマイズ」を選択してから、使用したくない言語の選択を解除します。
Appleによる個人情報の保護方法、および共有する情報の選択方法について詳しくは、ウインドウ下部の「音声入力とプライバシーについて」をクリックしてください。AppleのプライバシーのWebサイトを参照してください。
テキストを音声入力する
Macのアプリケーションで、音声入力したテキストを表示する挿入ポイントを指定します。
(ファンクションキーの列にある場合)を押すか、音声入力のキーボードショートカットを使用するか、または「編集」>「音声入力を開始」と選択します。
注記: 音声入力を開始するには、 を押して放します。Siriを起動するには、 を押したままにします(Siriが有効になっている必要があります)。
フィードバックウインドウにマイクのアイコン と変動するラウドネスインジケータが表示されるか、Macで音声入力の準備が整ったことを示す発信音が鳴ったら、テキストを音声入力します。
句読点を挿入したり、簡単な段落設定を行うには、次のいずれかの操作を行います:
句読点の名前(「感嘆符」など)を言います。
「次の行」(Returnキーを1回押すのと同じ)または「次の段落」(Returnキーを2回押すのと同じ)と言います。音声入力の完了時に、新しい行または段落が表示されます。
音声入力に使用できるコマンドの一覧については、テキストの音声入力用のコマンドを参照してください。
注記: 音声入力では、カンマ、ピリオド、?マークが入力中に自動で挿入されます。オフにするには、アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「キーボード」 をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)右側で「音声入力」に移動してから、「自動句読点」をオフにします。
複数の言語用に音声入力を設定していて、音声入力中に言語を切り替えたい場合は、フィードバックウインドウ内で言語をクリックしてから使用したい言語を選択します。
複数の言語用に音声入力を設定する方法については、音声入力をオンにするを参照してください。
完了したら、音声入力のキーボードショートカットまたはReturnキーを押すか、フィードバックウインドウ内で「完了」をクリックします。
Appleシリコンを搭載したMacの場合は、音声入力中に声を使って絵文字を挿入できます。例えば、「ハートの絵文字」や「車の絵文字」のように言います。
不明瞭なテキストには青いアンダーラインが引かれます。テキストが誤っている場合は、クリックして別の候補を選択します。正しいテキストを入力または音声入力してもかまいません。
音声入力のキーボードショートカットを設定する
特定の音声入力のキーボードショートカットを選択することも、独自のキーボードショートカットを作成することもできます。
ヒント: ファンクションキーの列に がある場合は、それを押して音声入力を開始できます。キーボードショートカットを使用することもできます。
Macで、アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「キーボード」 をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
右側で「音声入力」に移動して、「ショートカット」の横のポップアップメニューをクリックしてから、ショートカットを選択して音声入力を開始します。
リストに表示されていないショートカットを作成するには、「カスタマイズ」を選択してから、使用したいキーを押します。たとえば、Option+Zキーを押すことができます。
注記: 音声入力のキーボードショートカットを選択した場合、Macの機種によっては、「キーボード」設定の「fnキーを押して」または「 キーを押して」オプションが自動的に変わる場合があります。例えば、「音声入力」の「ショートカット」オプションとして「Fn(ファンクション)キーを2回押す」を選択した場合、「キーボード」設定のオプションは自動的に「音声入力を開始(Fnキーを2回押す)」に変わります。
「キーボード」オプションについて詳しくは、「キーボード」設定の「ヘルプ」ボタン をクリックしてください。
音声入力に使用するマイクを変更する
「キーボード」設定の「マイクの入力元」に、現在Macが音声入力に使用している装置が表示されます。
Macで、アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「キーボード」 をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
右側で「音声入力」に移動して、「マイクの入力元」の横のポップアップメニューをクリックしてから、音声入力に使用したいマイクを選択します。
「自動」を選択すると、キーボードの音声入力に使用される可能性が高い装置が選択されます。
音声入力をオフにする
Macで、アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「キーボード」 をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
右側で「音声入力」に移動してから、オフにします。