iPad用Logic Proユーザガイド
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iPad用Logic ProでSynth Bass Playerの演奏を編集する
iPad用Logic ProのSynth Bass Playerスタイルを使ってプロジェクトに本格的なシンセベースラインを素早く追加できます。
すべてのSession Playerで使用可能な共通の設定に加え、Synth Bass Playerスタイルには各Synth Bass Playerに固有の設定があります。それらの設定は、選択したSession PlayerリージョンでいずれかのSynth Bass Playerスタイルを使用しているときに、Session Playerエディタに表示されます。

Synth Bass Playerスタイルは、Pump Bass、808 Bass、およびSequenced Bassです。
シンセベースのオクターブとメロディを調整する
Logic ProのSynth Bass PlayerスタイルのSession Playerエディタの「メイン」ビューで、XYパッド内の別の位置までパックをドラッグします。

パックを右端に近付けるとルートノート以外にも演奏されるノートの数が増え、高く配置するとノートがオクターブ(ノートの範囲の設定に応じたオクターブ数)を上下する頻度が増えます。
シンセベースのノートの範囲を設定する
Synth Bass Playerのベースラインのノートの範囲を設定できます。
Logic ProのSession Playerエディタの「メイン」ビューで、左右のスライダをドラッグして、Synth Bass Playerで使用されるノートの範囲を設定します。
ヒント: ハンドル間の領域をタッチして左右にドラッグすると、範囲を上下に移動できます。
808 Bassスタイルに繰り返しや3連符を追加する
808 Bassスタイルでは、繰り返すノートや3連符でベースラインを飾ることができます。
Logic Proの808 BassのSession Playerエディタで、「詳細」ボタンをタップしてから、以下のいずれかの操作を行います:
繰り返しを追加する: 「リピート」ノブを上下にドラッグします。
3連符を追加する: 「3連符」ノブを上下にドラッグします。
Pump Bassスタイルのサウンドを調整する
Pump Bassスタイルでは、サイドチェーンコンプレッサーと同様に、モジュレートしたダッキングを使用してポンピング効果を生み出します。
Logic ProのPump BassスタイルのSession Playerエディタで、「詳細」ボタンをタップしてから、以下のいずれかの操作を行います:
ダッキング効果の強さを変更する: 「量」ノブを上下にドラッグします。
ダッキングカーブの形状を変更する: 「シェイプ」ノブを上下にドラッグします。
フレーズの長さを変更する
Synth Bass Playerスタイルの「詳細」ビューでは、フレーズの長さを変更できます。フレーズとは楽曲の構想上の区分となる一続きのノートのことで、繰り返すベースラインもその一例です。フレーズの長さは、さまざまな音価に基づいて設定することも、リージョンが従っているコードの長さに合わせて設定することもできます。
Logic Pro Session Playerエディタで、「詳細」ボタンをタップし、「フレーズの長さ」ポップアップメニューをタップして、メニューから別の長さを選択します。
Synth Bass Playerスタイルにフレーズのバリエーションを追加する
Logic Proでは、Synth Bass Playerスタイルで追加設定を使用して、演奏時の反復フレーズごとにバリエーションを追加できます。
Session Playerエディタで、「詳細」ボタンをタップしてから、以下のいずれかの操作を行います:
時間の経過に伴うリズムバリエーションの確率を調整するには: 「リズム」値をドラッグします。
時間の経過に伴うノートのオクターブ移動の確率を調整するには: 「オクターブ」値をドラッグします。
時間の経過に伴うメロディバリエーションの確率を調整するには: 「メロディ」値をドラッグします。
Synth Bass Playerにスライドを追加する
Logic ProのSynth Bass Playerスタイルでは、ベースラインにポルタメント(スライド)を追加できます。

Logic Pro Session Playerエディタで、使用しているSynth Playerの「スライド」ボタンをタップしてから、以下のいずれかの操作を行います:
スライドの量を変更するには: 「量」スライダをドラッグします。
スライドの長さを変更するには: 「スライド時間」ノブを上下にドラッグします。
次のノートの開始位置を超えたスライドの長さを調整するには: 「自動」ボタンをタップします。
スライド時に再トリガされるノートの数を変更するには: 「レガート」値をドラッグします。「レガート」値が0の場合は、スライドでノートに達したときにすべてのノートが再トリガされます。値が100の場合はどのノートも再トリガされません。
ノートに応じてスライドの開始位置を変更するには: 「開始」ポップアップメニューからオプションを選択します。
スライドにカーブを追加するには: 「カーブ」値を上下にドラッグします。スライドカーブを上下にドラッグしてカーブの形状を設定および変更することもできます。
スライドにS字カーブを追加するには: 「S字カーブ」ボタンをタップします。これは「カーブ」値が「0」に設定されていると作用しません。
スライドモードを変更してほかのソフトウェア音源プラグインで使用する
Logic Proでは、Studio BassやほかのシンセサイザープラグインでSynth Bass Playerを使用する場合に、スライドモードを設定してほかのプラグインにスライド情報を送信することができます。
Session Playerエディタを開き、Synth Bass Playerの「スライド」ビューで、「その他」ボタン
をタップしてから、「モード」をタップし、以下のいずれかを選択します: PitchBd: ピッチベンドオートメーションを使用してスライドを生成します。これはAlchemyで使用する際のデフォルトの設定です。
Studio Bass: Studio Bassプラグインにスライド情報が送信されます。このオプションが有効になっているときは「カーブ」および「S字カーブ」パラメータは送信されません。
オーバーラップ: スライドが生じる位置にあるノート間でオーバーラップが作成されます。受信するシンセでは、自身がモノラルレガートモードになっていて、かつグライドまたはポルタメントが設定されている場合にスライドを演奏します。「オーバーラップ」を有効にすると、「量」スライダ以外のすべてのスライドパラメータが作用しなくなります。
「MIDIモノラルモード」スライド設定を変更する:
MIDIポリフォニックエクスプレッション(MPE)対応ソフトウェア音源またはシンセサイザーにスライド情報を送信したい場合には、ピッチベンド範囲とMIDIモノラルモードを変更できます。
Logic ProでSession Playerエディタを開き、Synth Bass Playerの「スライド」ビューで、「その他」ボタン
をタップしてから、以下のいずれかの設定を変更します: 「MIDI Mono Mode」ポップアップメニュー: 以下のいずれかを選択します:
Off
オン(ベースチャンネル1)
オン(ベースチャンネル16)
Pitch Bend Range: 0から96の範囲で値を設定します。
Sequenced Bassのパターンに8分音符または16分音符を追加する
Sequenced Bassスタイルでは、「ノートを追加」設定でベースラインにさらに8分音符または16分音符のルートノートを追加できます。

Logic ProのSequenced BassのSession Playerエディタで、「パターン」ボタンをタップし、「ノートを追加」ポップアップメニューから設定を選択します。
Sequenced Bassでアクセントを強調する
Sequenced Bassスタイルでは、ベロシティ、ノートの長さ、またはMIDI CCターゲットを使用して、選択したパターンによるアクセントを強調することができます。

Logic ProのSequenced BassのSession Playerエディタで、「詳細」ボタンをタップしてから、以下のいずれかの操作を行います:
ノートのベロシティのアクセントを変更する: 「ベロシティ」ノブを上下にドラッグします。
ノートの長さのアクセントを変更する: 「ノートの長さ」ノブを上下にドラッグします。
MIDI CCのアクセントを変更する: 「MIDI CC」ノブを上下にドラッグします。
MIDI CCターゲットを変更する: 「その他」ボタン
をタップし、「CCターゲット」ポップアップメニューから新しいCC番号を選択します。
Sequenced Bassのアクセント用のMIDI CCターゲットを変更する
Logic ProのSequenced BassのSession Playerエディタでは、「MIDI CC」ノブに割り当てられているMIDI CCターゲットを変更できます。
「詳細」をタップし、「その他」ボタン
をタップしてから、「CCターゲット」ポップアップメニューから新しいCC番号を選択します。
コードが変わったときのSequenced Bassのノートの応答を変更する
「コードレスポンス」設定では、ノートがコードの変更にどのように応答するかを指定します。
Logic ProのSequenced BassのSession Playerエディタで、「詳細」ボタンをタップします。
「コードレスポンス」ポップアップメニューをタップして、以下のいずれかのオプションを選択します:
すべて: すべてのノートが新しいコードにシフトします。
ベースノートをシフト: ベースノートのみが新しいコードにシフトします。
コード内の最初のノートをシフト: 最初のベースノートのみが新しいコードにシフトします。
フレーズ先頭でシフト: 新しいフレーズの先頭でノートが新しいコードにシフトします。
シフトなし: スケールに従う必要のあるノートを除き、そのリージョンの間はすべてのノートが変化しません。