iPad用Logic Proユーザガイド
- ようこそ
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- アレンジの概要
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- リージョンの概要
- リージョンを選択する
- リージョンをカット、コピー、およびペーストする
- リージョンを移動する
- リージョン間のギャップを削除する
- リージョンの再生をディレイする
- リージョンをトリムする
- リージョンをループさせる
- リージョンを繰り返す
- リージョンをミュートする
- リージョンを分割および結合する
- リージョンをストレッチする
- ノートピッチ別にMIDIリージョンを分離する
- リージョンを所定の場所にバウンスする
- オーディオリージョンのゲインを変更する
- iPad用Logic Proのトラック領域でオーディオリージョンをノーマライズする
- トラック領域でリージョンを作成する
- MIDIリージョンをSession Playerリージョンまたはパターンリージョンに変換する
- iPad用Logic ProでMIDIリージョンをSession Playerリージョンで置き換える
- リージョン名を変更する
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- Stem Splitterを使ってボーカルや楽器のステムを抽出する
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iPad用Logic Proで空間再生処理をQTAファイルに適用する
iPad用Logic Proは、QuickTimeオーディオ(QTA)フォーマットでエンコードされたオーディオファイルにさまざまな処理を適用できます。iPhone 16 Pro/Max以降でオーディオを録音すると、このようなファイルが.qta拡張子を付けて作成されます。iPhoneの4つのマイクによって球体の音場が取り込まれ、4チャンネルのFOA(First Order Ambisonics)ファイルにエンコードされて、このファイルがLogic Pro処理の生ソース素材として使用されます。
このようなQTAファイルをLogic Proに読み込むと、モノラル、ステレオ、またはサラウンド(最大7.1.4)にリアルタイムでレンダリングして再生できます。また、会話やボーカルの録音では、リアルタイムの音声強調機能を適用できます。例えば、楽器からボーカルを分離したり、風、騒音、交通などの周囲の音から声を分離したりすることができます。分離の度合いを調整することにより、周囲の音を小さくしたり、完全に除去したりすることができます。この強力なツールは、声の録音に含まれる部屋の不適切な音を低減/除去したり、声を除去して周囲の音のみを使用したりするために役立ちます。
注記: iPad用Logic Proでの空間再生の最小システム条件は、iPadOS 26です。
QTAファイルをプロジェクトに読み込む
ファイルアプリからLogic Proのトラック領域の最後にあるトラックの下に、.qtaオーディオファイルをドラッグします。
新規リージョンを選択すると、リージョンインスペクタに「空間再生」セクションが表示されるようになります。
QTAファイルの再生モードを変更する
Logic ProでQTAオーディオリージョンを選択します。
リージョンインスペクタで、「空間再生」開閉用矢印ボタンをタップし、これらのパラメータを表示します。
「声を分離」スイッチをタップすると、この機能が無効になります。
「フォーマット」ポップアップメニューをタップして、2つの再生オプションのいずれかを選択します:
モノラル: QTAファイルのAmbisonicsコンテンツはモノラル信号として再生されます。
ステレオ: QTAファイルのAmbisonicsコンテンツはステレオ信号として再生されます。
再生時に声をバックグラウンドから分離する
Logic ProでQTAオーディオリージョンを選択します。
リージョンインスペクタで、「空間再生」開閉用矢印ボタンをタップし、これらのパラメータを表示します。
「声を分離」スイッチをタップして、この機能を有効にします。
「モード」ポップアップメニューをタップして、いずれかのオプションを選択します:
すべての声部: 録音の中でほかの要素から声が分離されます。
スタジオ音声: より高い品質で声を分離します。
すべての声部を削除: 環境音や楽器のみを保持して、すべての声を削除します。
「環境音除去」値スライダをドラッグして、音声録音から除去したい環境音や楽器の量を調整します。
「モード」パラメータが「すべての声部を削除」に設定されている場合、このパラメータは使用できません。