Final Cut Proユーザガイド
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Final Cut Pro 10.4の新機能
Final Cut Pro 10.4には、以下で詳しく説明する新機能と機能強化が含まれています。
360 VRの編集
VRヘッドセットへのライブ出力が可能な没入型の360°ビデオをタイトルおよびエフェクト付きで作成して配信できます。Final Cut Proの360°ビデオの概要を参照してください。
360°互換のタイトル、エフェクト、ジェネレータを、継ぎ目、不要な歪み、その他のアーチファクトを生むことなく360°クリップおよびプロジェクトに適用できます。詳しくは、Final Cut Proで360°ビデオエフェクトを追加するおよびFinal Cut Proで360°タイトル/ジェネレータを追加するを参照してください。
高度な色補正
新しい強力なカラーホイール、カラーカーブ、ヒュー/サチュレーションカーブを使ってカラーグレーディングができます。Final Cut Proの色補正エフェクトの概要を参照してください。
内蔵のカメラのLUTを使ってLog素材を自動的に処理し、そのフル・ダイナミック・レンジを保持できます。カスタムLUTで、創作上のニーズを満たす外観を適用できます。カラー・ルックアップ・テーブル(LUT)を適用するを参照してください。
キーフレームを使って色補正をアニメートできます。Final Cut Proで色補正にキーフレームを設定するを参照してください。
クリップのホワイトバランスを補正できます。Final Cut Proでクリップのホワイトバランスを手動で調整するを参照してください。
ハイダイナミックレンジ・ビデオ
HDR(ハイダイナミックレンジ)モニタへのライブ出力が可能なHDRビデオの編集、グレーディング、配信ができます。Final Cut Proの広色域とHDRの概要およびライブラリとプロジェクトでWide Gamut HDRの設定をするを参照してください。
特定のHDRテレビやディスプレイに適したHDRマスターファイルを書き出すことができます。Final Cut ProでHDRマスターファイルを書き出すを参照してください。
iOSまたはiPadOS用iMovieで作成されたプロジェクトを読み込む
iOSまたはiPadOSデバイス上のiMovieでプロジェクトを開始してから、それをFinal Cut Proに直接送信して編集を完了できます。iOSまたはiPadOS用iMovieからFinal Cut Proに読み込むを参照してください。
より多くのビデオフォーマットとオーディオフォーマットに対応
macOS High Sierra 10.13でFinal Cut Proを使用する場合は、以下のフォーマットが新たにサポートされます:
HEVC(High Efficiency Video Coding): H.265とも呼ばれるビデオ圧縮規格です。
HEIF(High Efficiency Image File Format): 静止画像およびイメージシーケンス用のファイル形式です。
RF64: WAVファイル形式の拡張仕様で、4GBを超えるファイルを作成できます。
詳しくは、Final Cut Proでサポートされているメディア形式およびFinal Cut Proでサポートされている書き出しフォーマットを参照してください。
その他の注目すべき機能
Logic Proエフェクトプラグインのインターフェイスが新しくなり、サイズ調整が可能になりました。詳細については、Final Cut Proでオーディオエフェクトを追加するおよび「Final Cut Pro Logicエフェクト」を参照してください。
ライブラリをNFSボリュームに保存して、ローカル・ストレージ・デバイス上のライブラリと同じように使用できます。Final Cut Proで新しいライブラリを作成するを参照してください。
カラーグレーディングの新しいコントロール、360 VRエフェクト、およびHDRでXML 1.7がサポートされます。Final Cut ProでXMLを使ってプロジェクトを転送するを参照してください。