Final Cut Proでロールを表示する/割り当てを変更する

クリップ（ビデオ、オーディオ、または静止画像）をFinal Cut Proに読み込むと、既存のクリップメタデータが解析され、各クリップにロールが自動的に割り当てられます。厳密には、各クリップの各ビデオコンポーネントおよびオーディオコンポーネントにサブロールが割り当てられます。

デフォルトで割り当てられるロールとサブロールはさまざまな方法で表示および変更できます。オーディオレーンを使ったタイムラインの整理機能やロールを使ったメディアステムの書き出し機能を使用する際には、適切なロールを割り当てることが重要です。

注記：カスタムのロールおよびサブロールを作成して割り当てることもできます。Final Cut Proでカスタムロールを作成するを参照してください。

「オーディオ」インスペクタでオーディオロールを割り当てる

Final Cut Proブラウザまたはタイムラインで、オーディオ付きのクリップを選択します。
インスペクタがまだ表示されていない場合は、以下のいずれかの操作を行います:
- 「ウインドウ」＞「ワークスペースに表示」＞「インスペクタ」と選択します（またはCommand＋4キーを押します）。
- ツールバーの右側にある「インスペクタ」ボタンをクリックします。
インスペクタの上部にある「オーディオ」ボタンをクリックします。
ヒント：「オーディオ」インスペクタの上部のバーをダブルクリックすると、ハーフハイト表示とフルハイト表示が切り替わります。
下にスクロールして「オーディオ構成」セクションを表示します。
注記：「オーディオ構成」セクションの上端をドラッグすると、すべての内容を表示できます。
オーディオコンポーネントのロールの割り当てを変更するには、「ロール」ポップアップメニューをクリックして別のサブロールを選択します。

オーディオコンポーネントについて詳しくは、Final Cut Proのオーディオチャンネルとコンポーネントを参照してください。

Final Cut Proブラウザまたはタイムラインで、1つまたは複数のクリップを選択します。
Controlキーを押したまま選択項目をクリックし、「オーディオロールを割り当てる」または「ビデオロールを割り当てる」を選択して、サブメニューからサブロールを選択します。
選択したサブロールの横にチェックマークが表示されます。

Final Cut Proブラウザまたはタイムラインで、1つまたは複数のクリップを選択します。
「変更」＞「オーディオロールを割り当てる」または「変更」＞「ビデオロールを割り当てる」と選択して、サブメニューからサブロールを選択します。
選択したサブロールの横にチェックマークが表示されます。

Final Cut Proブラウザのリスト表示で、1つまたは複数のクリップを選択します。
「ロール」列で、クリップに割り当てられているサブロールをクリックして、使用可能なサブロールのメニューを開きます。
ブラウザに「ロール」列が表示されていない場合は、Controlキーを押したまま列見出しをクリックして、「ロール」を選択します。
選択項目のロールの割り当てを変更するには、メニューから別のサブロールを選択します。

Final Cut Proブラウザまたはタイムラインで、1つまたは複数のクリップを選択します。
以下のいずれかの操作を行います:
- 「ウインドウ」＞「ワークスペースに表示」＞「インスペクタ」と選択します（またはCommand＋4キーを押します）。
- ツールバーの右側にある「インスペクタ」ボタンをクリックします。
インスペクタの上部にある「情報」ボタンをクリックします。
「情報」インスペクタで、「ビデオロール」または「オーディオロール」ポップアップメニューをクリックして、使用可能なサブロールを表示します。
選択項目のロールの割り当てを変更するには、「ビデオロール」または「オーディオロール」ポップアップメニューから別のサブロールを選択します。

Final Cut Proでタイムラインインデックスを開くには、タイムラインの左上隅にある「インデックス」をクリックします（またはShift＋Command＋2キーを押します）。
タイムラインインデックスの上部にある「クリップ」ボタンをクリックして、「クリップ」パネルを開きます。
「クリップ」パネルにロール列が表示されていない場合は、Controlキーを押したまま列見出しをクリックして、「ビデオロール」または「オーディオロール」を選択します。
「クリップ」パネルで1つまたは複数のクリップを選択します。
選択項目のロールの割り当てを変更するには、割り当てられているサブロールをクリックして、別のサブロールを選択します。

注記：タイムラインにオーディオレーンが表示されているときにクリップのロールの割り当てを変更すると、タイムライン内でクリップが上下の新しいオーディオレーンに移動することがあります。オーディオレーンを使ってFinal Cut Proタイムラインを整理するを参照してください。

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