Motionユーザガイド
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MotionのキャンバスでHDRメディアを表示する
Motionでは、キャンバスでのHDRイメージやHDRプロジェクトの見えかたがディスプレイの性能によって変わります。
macOS Catalina以降を搭載したシステムでは、HDRビデオにトーンマッピングが適用され、明るいイメージコンテンツが圧縮されると共に、ビデオの見かけのダイナミックレンジが縮小されて、SDRディスプレイの表示可能範囲に収められます。トーンマッピングは必要に応じてオフにできます。
Pro Display XDRを使用するシステムで、ディスプレイをHDRリファレンスプリセットに設定した場合は、トーンマッピングが自動的にオフになり、MotionでHDRビデオが最大限のルミナンスとカラー精度で再生されます。そのためPro Display XDRは、HDRのエフェクトおよびコンテンツの作成や基本的な色補正などの重要な作業に最適なプロ品質のリファレンスモニタになります。(Pro Display XDR以外のディスプレイでMotionのキャンバスを表示する場合、トーンマッピングは自動ではオフになりません。)
重要: トーンマッピングは、macOS Catalina以降を搭載したシステムでのみ使用できます。
トーンマッピングのオン/オフを切り替える
MotionでWide Gamut HDRプロジェクトを開きます。
「表示」>「HDRをトーンマッピングとして表示」と選択します。
トーンマッピングがオンのときは、チェックマークが付きます。
SDRディスプレイを使用するシステムでトーンマッピングをオフにすると、HDRイメージがクリッピングされます。
リファレンスモードのPro Display XDRでHDRメディアを表示する
コンピュータにPro Display XDRが接続されている場合は、それをプロ品質のリファレンスモニタとして使用してHDRイメージを表示できます。
MotionでWide Gamut HDRプロジェクトを開きます。
アップルメニュー>「システム環境設定」と選択してから、「ディスプレイ」をクリックします。
「ディスプレイ」パネルで、「プリセット」ポップアップメニューをクリックして、リファレンスモードのプリセット(「HDRビデオ(P3-ST 2084)」など)を選択します。
Motionでトーンマッピングが自動的にオフになり、Pro Display XDRでHDRメディアが最大限のカラーおよびブライトネス精度で再生されます。
SDRディスプレイでHDRメディアを表示する
MotionのHDRメディアをSDRディスプレイで表示するときは、トーンマッピングを有効にできます。この設定は、プロ向けの放送品質のイメージを再現できないHDRディスプレイでも使用できます。
MotionでWide Gamut HDRプロジェクトを開きます。
「表示」を選択し、「HDRをトーンマッピングとして表示」がオンになっている(横にチェックマークが表示されている)ことを確認します。
注記: 「HDRをトーンマッピングとして表示」設定は、macOS Catalina以降を搭載したシステムで、HDRプロジェクトで作業している(「情報」インスペクタの「色処理」パラメータが「Wide Gamut HDR」に設定されている)場合にのみ選択できます。
Pro Display XDRを使用している場合、macOSの「システム環境設定」の「ディスプレイ」パネルにある「プリセット」リストでリファレンスモードのプリセット(「HDRビデオ(P3-ST 2084)」など)を選択すると、「HDRをトーンマッピングとして表示」が自動的にオフになります。
重要: HDRモニタでHDRカラーを正確に表示できるのは、Motionのキャンバスのみです。ほかの領域(レイヤーリストやインスペクタなどに表示されるカラーピッカー、グラデーションエディタ、イメージのサムネールプレビューなど)では、HDRカラーは表示されません。
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