Appleプラットフォーム導入
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iPhoneおよびiPadの登録シングルサインオン
登録シングルサインオン(登録SSO)は、モバイルデバイス管理(MDM)ソリューションへの登録中に要求されるサインインの回数を減らすことで、アカウント駆動型登録フローが素早く簡単になるように設計されています。これは、組織に対して、識別アプリをインストールし、それを使って登録プロセス中(およびプロセス後)に繰り返し行われる認証を処理することで行います。
登録SSOは、OAuth 2.0などのすべてのSSOテクノロジーと連携します。登録SSOを使用するには、IDプロパイダ(IdP)が拡張SSO機能拡張でアプリを作成して関連するエンタイトルメントを取得し、アプリを公開アプリまたはリストされないアプリのいずれかとしてApp Storeに公開します。これにより、「設定」での登録フロー中にユーザがこのアプリをダウンロードしてサインインに使用できるようになります。ユーザがサインインしてMDMに登録されたあとも、このアプリは、追加認証を行えるようにするために管理対象アプリとしてインストールされたまま残ります。お使いのMDMソリューションが以下のものに対応している必要があります:
登録SSO用のサービス検出。これにより、登録処理中にダウンロードするアプリがデバイスに指定されます
サインインページでの登録SSO
IdPでの認証とフェデレーション
管理対象Apple Accountの認証
IdPがApple School Manager、Apple Business Manager、またはApple Business Essentialの管理対象Apple Accountフェデレーションに対応している必要があります。また、MDMソリューションを使用して導入できるSSO対応をアプリに提供する必要があります。
Appleは2つの認証方法に対応しています。1つは管理対象Apple Accountを使用するもので、もう1つはMDMを使用するものです。どちらも、ユーザが使用できます。
管理者のIdPまたはMDMソリューションがこの機能に対応している場合、管理者は、Apple School Manager、Apple Business Manager、またはApple Business Essentialsを通じて管理対象Apple Accountをプロビジョニングし、他社製MDMソリューション内で機能を構成できます。その後、ユーザが「設定」で自分のメールアドレスを入力すると、優先する識別アプリをダウンロードするよう求められ、そのアプリでサインインを処理してMDMに登録することができます。