REGEX

REGEX関数を使用すると、正規表現をほかのテキスト関数や条件関数内で使用できます。この関数は、条件（IF、COUNTIFなど）や文字列照合（SUBSTITUTE,、TEXTBEFOREなど）が想定されているすべての関数と共に使用できます。条件またはテキスト照合として使用しないと、基になる正規表現が文字列値として返されます。

REGEX(正規表現文字列, 大文字/小文字を区別)

正規表現文字列: 正規表現を示す文字列値。

大文字/小文字を区別: 正規表現で大文字/小文字を区別するかどうかを指定するモード値（オプション）。

大文字/小文字を区別（TRUE、または省略）: 正規表現で大文字/小文字を区別します。

大文字/小文字を無視（FALSE）: 正規表現で大文字/小文字を区別しません。

参考

「正規表現文字列」は、ICU標準に準拠する必要があります。
REGEX表現は、通常の文字列値と同じように、別のREGEXと連結することができます。REGEXを通常の文字列と連結すると、連結したものは通常の文字列となり、REGEXではなくなります。

例
「=COUNTMATCHES("To count all words, use regex.", REGEX("\w+"))」は6を返します。「=TEXTBEFORE("Get all the text before the first numbers 12345 - and nothing after.", REGEX("[0-9]+"))」は「Get all the text before the first numbers」を返します。範囲A1:A10の各セルに単語が1つずつ含まれ、そのうち5個に「a」という文字が含まれているとします。「=COUNTIF(A1:A10, REGEX("a+",FALSE))」は5を返します。「=SUBSTITUTE("example@email.com: John Appleseed", REGEX("[A-Z0-9a-z._%+-]+@[A-Za-z0-9.-]+\.[A-Za-z]{2,4}") & REGEX(": *"), "")」は「John Appleseed」を返します。「=SUBSTITUTE("john@appleseed.com", REGEX("([A-Z0-9a-z._%+-]+)@([A-Za-z0-9.-]+)(\.[A-Za-z]{2,4})"), "$2@$1$3")」は「appleseed@john.com」を返します。「=COUNTMATCHES("Item1, item2, item3", REGEX("item[0-9]"))」は2を返します。「=COUNTMATCHES("Item1, item2, item3", REGEX("item[0-9]", FALSE))」は3を返します。 A1の値を「Client email: example@email.com」にしたとします。「=IF(COUNTMATCHES(A1, REGEX("[A-Z0-9a-z._%+-]+@[A-Za-z0-9.-]+\.[A-Za-z]{2,4}")), "We have an email", "No email")」は「We have an email」を返します。

例

「=COUNTMATCHES("To count all words, use regex.", REGEX("\w+"))」は6を返します。

「=TEXTBEFORE("Get all the text before the first numbers 12345 - and nothing after.", REGEX("[0-9]+"))」は「Get all the text before the first numbers」を返します。

範囲A1:A10の各セルに単語が1つずつ含まれ、そのうち5個に「a」という文字が含まれているとします。

「=COUNTIF(A1:A10, REGEX("a+",FALSE))」は5を返します。

「=SUBSTITUTE("example@email.com: John Appleseed", REGEX("[A-Z0-9a-z._%+-]+@[A-Za-z0-9.-]+\.[A-Za-z]{2,4}") & REGEX(": *"), "")」は「John Appleseed」を返します。

「=SUBSTITUTE("john@appleseed.com", REGEX("([A-Z0-9a-z._%+-]+)@([A-Za-z0-9.-]+)(\.[A-Za-z]{2,4})"), "$2@$1$3")」は「appleseed@john.com」を返します。

「=COUNTMATCHES("Item1, item2, item3", REGEX("item[0-9]"))」は2を返します。

「=COUNTMATCHES("Item1, item2, item3", REGEX("item[0-9]", FALSE))」は3を返します。

A1の値を「Client email: example@email.com」にしたとします。

「=IF(COUNTMATCHES(A1, REGEX("[A-Z0-9a-z._%+-]+@[A-Za-z0-9.-]+\.[A-Za-z]{2,4}")), "We have an email", "No email")」は「We have an email」を返します。

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