数式および関数ヘルプ
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LOOKUP
LOOKUP関数は、1つ目の集合から検索値に合致するものを検索し、2つ目の集合から対応する位置にあるセルの値を返します。
ヒント: どの方向でも使える拡張検索を行うには、XLOOKUPを使用します。
LOOKUP(検索値, 検索範囲, 対応範囲)
検索範囲: 検索する値を含む集合。 「検索範囲」には任意の値を含めることができます。
対応範囲: 検索結果に基づき返される値を含む集合(オプション)。 「対応範囲」には任意の値を含めることができます。
参考
通常は、「検索範囲」と「対応範囲」の両方が含まれます。これらは1次元です(複数の列または複数の行で、両方ではありません)。ただし、別のスプレッドシートアプリケーションとの互換性を保つために、「検索範囲」を2次元(複数の列と複数の行)で指定できます。「対応範囲」は省略可能です。
「検索範囲」が2次元で「対応範囲」が指定されている場合は、一番上の行または左端の列(セルの数が多い方)が検索され、対応する値が「対応範囲」から返されます。
「検索範囲」が2次元で「対応範囲」が省略されている場合は、最後の行(集合に含まれる列数が行数より多い場合)または最後の列(集合に含まれる行数が列数より多い場合)の対応する値が返されます。
例 |
---|
次のような表があるとします: |
A | B | C | D | E | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 0 | 20 | 40 | 60 | 80 |
2 | A | E | I | O | U |
3 | vel | elit | dolor | sit | amet |
4 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
「=LOOKUP(20, A1:E1, A2:E2)」は「E」を返します。「対応範囲」の集合(A2:E2)内での「E」の位置が、「検索範囲」の集合(A1:E1)内での20(検索値)の位置と同じ(2番目のセル)であるためです。 「=LOOKUP("E", B1:B4, A4:D4)」は2を返します。「E」は「検索範囲」集合内の2番目の値で、2は「検索値」集合内の2番目の値であるためです。一方の集合は列で、他方の集合は行ですが、両者は同じサイズです。 「=LOOKUP(20, A1:E2, A4:E4)」は2を返します。20は「検索範囲」集合の先頭行(一番上の行が使用されます)の2番目のセルの値で、2は「検索範囲」集合の2番目のセルの値であるためです。 「=LOOKUP("vel", A1:B4, B2:E2)」は「O」を返します。「vel」は「検索範囲」集合の先頭列(左端の列が使用されます)の3番目のセルの値で、「O」は「検索範囲」集合の3番目のセルの値であるためです。 「=LOOKUP("vel", A1:B4, B2:E4)」はエラーを返します。「対応範囲」集合を複数行や複数列にすることはできないためです。 「=LOOKUP(100, A1:E1, A4:E4)」は5を返します。100は「検索範囲」集合内で指定された最後(5番目)のセルよりも大きく、5は指定された「対応範囲」集合の5番目のセルの値であるためです。 「=LOOKUP(REGEX("^a.*"), A3:E3, A1:E1)」は80を返します。これは、A3:E3内で「a」で始まる最初の値に対応する、A1:E1の値です。 |