iPad用Logic Proユーザガイド
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iPad用Logic ProのStudio Bass
Studio音源では、高品質なマルチサンプル音源をさまざまなソロまたはグループプリセットとして利用できます。Studio Piano、Studio Strings、およびStudio Hornsを参照してください。
Studio Bassは、複数のエレクトリックベースとアップライトアコースティックベースのサウンドをエミュレートした、それぞれ独自の音響特性を持つ表情豊かなサンプルベースのソフトウェア音源です。Bass Playerでの使用に最適化されていますが、MIDIおよびパターンリージョンでも使用できます。また、MIDIキーボードを使用してStudio Bassを演奏および録音することもできます。
iPad用Logic Proで初めてプラグインを使用する場合は、プラグイン領域でプラグインを追加する/置き換える/並べ替える/削除するを参照してください。
Studio Bassには、ボリューム、トーン、ピックアップコントロールなど、選択したベース楽器の典型的な音響特性を表すパラメータが含まれています。Studio Bassの「Main」ビューとStudio Bassの「Details」ビューを参照してください。
リアルなベース楽器と同様に、Studio Bassで演奏するノートは、ネックポジションによって異なる音質になります。ノートが演奏されたとき、Studio Bassはプラグインウインドウの下部にあるフレットボードに似た領域に、手とノートの位置を表示して視覚的にフィードバックします。MIDI出力チャンネルを使用することで、これらの位置に影響を与えることができます。Studio Bassの弦およびポジションのMIDIチャンネルを参照してください。
Studio Bassでアーティキュレーションを使用して、演奏や録音で細かいニュアンスや表情まで再現できます。Studio Bass音源パッチをブラウザから読み込むと、アーティキュレーションセットが自動的に読み込まれます。アーティキュレーションセットは、エレクトリックベース音源の各プレイスタイル用と、American Upright音源用があります。プラグインのヘッダとピアノロールエディタにある「アーティキュレーション」ポップアップメニューからアクセスできます。パッチの概要とピアノロールエディタでアーティキュレーションIDを設定するを参照してください。
Studio Bassで演奏または録音するときに、現在のアーティキュレーションセットのキースイッチマップを使うと、演奏中にアーティキュレーションを変更できます。iPad用Logic ProのStudio Bassのキースイッチマッピングを参照してください。
ベース音源を選択する
Studio Bassの「音源」ポップアップメニューをタップし、以下のいずれかを選択します:
Classic: 初期のカントリーやロックの録音で聞こえるビンテージエレクトリックベース。
Sixties: フラットワウンド弦を使用し、豊かで丸みのある音がするホローボディのベース。
Rock: 倍音が豊富に含まれる、パンチの効いたアグレッシブなサウンドのソリッドベース。
Session: 2つのピックアップをブレンドできるため、多彩なトーンを持つスタジオワークホース。
Modern: タイトで多彩なサウンドを実現する、ハムバッカーピックアップと2バンドEQの組み合わせ。
American Upright: 豊かで自然なトーンに満ちた、時代を超越するアコースティックサウンド。
「Main」ビューと「Details」ビューを切り替える
Studio Bassプラグインウインドウの右上隅にある「Main」または「Details」をタップします。