iPadのSiriでApple Intelligenceを使用する
Siriはインテリジェントなアシスタントであり、日常のタスクを簡素化して促進するためにiPadに組み込まれています。Apple Intelligence*の機能によって、Siriはより自然で、コンテクストに沿った、よりパーソナルなものになります。自分の声を使うことに加え、Siriへのリクエストをタイプ入力できます。Siriの製品知識を利用して、iPadやその他のApple製品について回答してもらうこともできます。また、ユーザが許可していれば、特定のリクエストに役立つ可能性があるときにSiriがChatGPT**の専門知識を活用できます。
また、リクエストの際に言葉を言い間違えても、Siriは理解できます。例えば、「Siri、アラームをセットして。いや、間違えた。10分のタイマー、やっぱり15分でお願い」というように言うことができます。Siriは、どういう意味かを理解して、15分間のタイマーを開始します。
Siriを有効化すると、iPadの画面の端が光るため、Siriに話しかけながらスクロールしたり入力したりすることができます。
注記: Apple Intelligenceは、iPadOS 18.1以降を搭載したM1以降を搭載のiPadのモデルおよびiPad mini(A17 Pro)で利用できます。EUにお住まいで、Apple Accountの国または地域もEU域内にある場合は、iPhoneおよびiPadでApple Intelligenceを利用できません。お使いのデバイスと言語でApple Intelligenceが利用可能かどうかを確認するには、Appleサポートの記事「Apple Intelligenceを入手する方法」を参照してください。
Siriにタイプ入力
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会議中や図書館などの静かな場所にいる場合など、声を出したくない場合は、Siriにタイプ入力できます。
Siriにタイプ入力するには、画面下部をダブルタップしてから、リクエストを入力します。
Siriにタイプ入力をオフにするには、「設定」 >「Apple IntelligenceとSiri」と選択し、「Siriに話しかける/タイプ入力する」をタップしてから、「Siriにタイプ入力」をオフにします。
Apple製品についてSiriに尋ねる
Siriは、自分のiPadについての質問だけでなく、iPhone、Mac、Apple TV、Apple Watch、AirPods、HomePodなどのその他のApple製品についての質問にも答えることができます。Siriを起動してから、次のように言うか入力します:
「iPadでスクリーンショットを撮るには?」
「iPadのロックを解除するには?」
「iPadでポッドキャストをダウンロードするには?」
「iPadでFaceTimeを使うには?」
「iPadのバックアップを作成するには?」
「iPadで画面を収録するには?」
「iPadの電源を切るには?」
「どうすればHomePodからテレビに音を出せる?」
「服薬を記録する場所は?」
文脈を維持したままSiriにリクエストする
Apple Intelligenceでは、今言われたことの文脈を維持したまま、以前のリクエストをもとにSiriにリクエストすることができます。
例えば、「今シーズンのSan Francisco Giantsはどんな調子?」と尋ねるか入力してから、「次の試合はいつ?」と尋ねることができます。そして最後に「それをカレンダーに追加して」と言うこともできます。
Siriを起動してから、リクエストをします。
そのあとすぐに別のリクエストをします。
Siriを使ってChatGPTから答えを探す
iPadOS 18.2以降では、ChatGPT機能拡張を有効にすると、探している情報を得るために役立つ可能性があるときに、SiriがChatGPTを活用できます。ChatGPTを使い始めるには、Apple IntelligenceでChatGPTを使用するを参照してください。
注記: 13歳以上、またはお住まいの国でChatGPTの使用の同意を得るために必要な最低年齢に達している必要があります。詳しくは、OpenAIの利用規約を参照してください。
Siriを起動してから、次のように言うか入力します:
「Hey Siri、ChatGPTに竜に関する俳句を作ってもらうように頼んで。」
「おじさんの70歳の誕生日に何をプレゼントしたらいい? 彼は釣りが大好きなんだ。」
「Hey Siri、ビーチに行く気分じゃない場合、マリブで午後の自由時間をどう過ごせばいいか、ChatGPTにいくつかアイデアを聞いてみて」
「Hey Siri、テリーという名前のトラについて詩を作って。」
写真アプリで果物の写真を開いた状態で、「この果物を使ってどんなレシピが作れる?」
賃貸契約書のPDFなどの書類をファイルアプリで開いた状態で、「Hey Siri、ChatGPTにこの書類を要約するよう頼んで」
ChatGPTに言及せずにSiriにリクエストした場合に、ChatGPTが役に立つとSiriが判断すると、SiriはChatGPTを使用してリクエストを処理するか尋ねてきます。写真やファイルがChatGPTに送信される前は、常に確認を求められます。
こうしたリクエストに対してSiriがユーザの許可を求めずにChatGPTを使用するようにしたい場合は、「設定」>「Apple IntelligenceとSiri」と選択し、「ChatGPT」をタップしてから、「ChatGPTのリクエストを確認する」をオフにします。
ChatGPTにリクエストする機能をブロックする方法については、ChatGPTへのアクセスをブロックするを参照してください。
注記: ChatGPTは生成モデルを使用しており、出力が異なる場合があります。重要な情報は正確性をチェックしてください。
注記: Apple Intelligenceとプライバシーについて詳しくは、Apple Intelligenceとプライバシーを参照してください。プライバシーおよびSiriについて詳しくは、「Siri、音声入力とプライバシー」を参照してください。