
Appleデバイスをロックする/検索する
MDMソリューションを使うと、Appleデバイスをリモートでロックでき、紛失または盗難にあって紛失モードになっているiPhoneまたはiPadを見つけることもできます。

デバイスをロックする
Appleデバイスをリモートでロックする方法は3つあります: アクティベーションロックをオンにする、Macをリモートでロックする、または管理対象紛失モードを使用するという方法です。
アクティベーションロック: アクティベーションロックをオンにすると、iPhone、iPad、Mac、またはApple Watchを紛失したり盗まれたりしたとしても、ほかの人がそれらを使用したり売ったりするのが難しくなります。さらに、MDMソリューションを使ってアクティベーションロックを管理している場合は盗難防止機能が強化され、組織が所有するデバイスのアクティベーションロックをオフにすることもできます。
Macをロックする: MDM(モバイルデバイス管理)の管理者は、Macを短いメッセージと共に6桁の個人識別番号(PIN)でロックすることができます。コマンドがデバイスに送信されると、デバイスは再起動して、メッセージがユーザに表示されます。PINを入力してMacで検証されるまで、ユーザはmacOSを再起動できません。
注記: Appleシリコンを搭載したMacコンピュータをロックするには、macOS 11.5以降が必要です。
管理対象紛失モード: 監視対象のiPhoneまたはiPadの管理対象紛失モードは、管理対象紛失モードがオフになるまで、現在のユーザをデバイスからロックします。
紛失または盗難にあった監視対象デバイスの位置情報を検索する
MDMソリューションは、リモートで監視対象iPhoneまたはiPadを紛失モードにすることができます(管理対象紛失モードと呼ばれます)。MDMソリューションで管理対象紛失モードがリモートでオンになると、現在のユーザはデバイスからロックされます。ロック画面には、デバイスを見つけた人が連絡するための電話番号など、MDM管理者がカスタマイズできるメッセージが表示されます。また、デバイスが管理対象紛失モードのときは、位置情報サービスがオフになっている場合でも、MDMソリューションを使用してデバイスの位置情報をリモートで照会できます。オプションで、サウンドを再生することもできます。管理対象紛失モードは、低電力モードを自動的に有効にしてデバイスのバッテリー駆動時間を延ばします。また、使用するために「探す」をオンにする必要はありません。
管理者が管理対象紛失モードをオフにすると(これが紛失モードを終了する唯一の方法です)、MDM管理者が管理対象紛失モードをオンにしていてデバイスの位置情報を収集していたことがロック画面またはホーム画面のメッセージでユーザに通知されます。