Appleプラットフォーム導入
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宣言型デバイス管理とAppleデバイスの概要
宣言型デバイス管理とは、既存のMDMプロトコルの機能と組み合わせて使用できるようにデバイス管理用の既存のプロトコルをアップデートしたものです。これにより、デバイスは常にポーリングしなくても、設定の適用やMDMソリューションへのステータス報告を非同期で行うことができます。これは、パフォーマンスと拡張性にとって最適です。
組織は宣言型デバイス管理を導入することで、インターネット接続がなくてもデバイスが最適な状態にあり、重要なデータの安全性が保持されているという確信を得ることができます。ユーザから見ると、応答性がはるかに向上します。
ステータス報告では、デバイスが現在の状態に関する情報を共有し、何か変更があった場合は、デバイスにアップデートをポーリングすることなく、サーバに変更を事前に報告することができます。宣言型管理が現在にも未来にも対応できる設計となるように、拡張性のあるプロトコルになっています。
詳しくは、WWDC24のビデオ「デバイス管理における新機能」(英語)をご覧ください。
宣言
宣言には4種類があります。宣言はサーバが定義してデバイスに送信するペイロードであり、組織がデバイスに適用したいポリシーを表します。
宣言タイプ | 説明 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
構成 | 構成はMDMの既存のプロファイルペイロードに似ていて、例えば、アカウント、設定、制限があります。MDM設定セクションの「宣言型構成」を参照してください。 | ||||||||||
アセット | アセットは、大規模なデータ項目やユーザ単位のデータなど、構成で必要とされる参照データで構成され、構成とは1対多の関係にあります。認証資格情報と識別情報のアセット設定を参照してください。 | ||||||||||
アクティベーション | アクティベーションは、これ以上分割できないものとしてデバイスに適用される一連の構成で、「デバイスの種類がiPad」や「オペレーティングシステムのバージョンがiPadOS 16.1より大きい」などの述語を含めることができます。アクティベーションと構成の間には多対多の関係があります。アクティベーションでは、複雑な述語式に対応するため、ステータス項目を含む拡張述語構文を使用することができます。 また、管理プロパティ宣言により、サーバがデバイスに任意のプロパティを設定し、それをアクティベーション述語に直接使用することができます。 | ||||||||||
管理 | 管理は、全体的な管理状態をデバイスに伝えるために使用され、MDMソリューションの組織と機能に関する詳細が記述されています。 |
ステータスチャネル
ステータスチャネルは、デバイスが自分自身に関する新しい情報でサーバを事前にアップデートする、新しい通信チャネルです。デバイス状態のアップデートは、ステータスレポートとしてサーバに送信されます。サーバは特定のステータス項目に登録することができるため、気になる変更についてのみアップデートを受け取ることができます。また、ステータス項目はアクティベーション述語で式として使用することができるため、状態の変化に応じてデバイスを独立して動作させることができます。詳しくは、「宣言型ステータスレポート」を参照してください。