Appleプラットフォーム導入
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AppleデバイスのLOM(Lights Out Management)MDMペイロードの設定
以下のMacコンピュータをMDM(モバイルデバイス管理)ソリューションに登録すると、リモートで起動、システム終了、再起動するためのLOM(Lights Out Management)設定を構成できます。
10Gb Ethernetカードを搭載したMac mini(M2、2023)
Mac Studio(2022)
10Gb Ethernetカードを搭載したMac mini(M1、2020)
Mac Pro(2019)
LOM(Lights Out Management)コマンドは、MDMプロトコルを使ってMDMからMac(「コントローラ」として機能しているもの)に送信されます。次に、「コントローラ」として機能しているMacが、セキュリティ保護された独自プロトコルを使って、ペイロードで指定された構成済みの別のMac(「デバイス」として機能しているもの)にそのコマンドを送信します。「コントローラ」または「デバイス」として機能するすべてのMacコンピュータの要件は次の通りです:
macOS 11以降を使用している必要がある
同じローカルサブネットが設定され、Ethernetを使用している必要がある(IPv6上で通信)
「デバイス」のCA証明書信頼が必要(コントローラとして構成されている場合)
「コントローラ」のCA証明書信頼が必要(デバイスとして構成されている場合)
同じMDMソリューションに登録している
LOM(Lights Out Management)ペイロードがインストールされている必要がある
通信に静的IPアドレスは不要
MDMソリューションとコントローラ間の通信には、Appleプッシュ通知サービス(APN)が使用されます。「コントローラ」のコンピュータと「デバイス」のコンピュータ間の通信には、TCP/IP(IPv6)とTLSが使用されます。この通信は、各デバイス上のLOM(Lights Out Management)ペイロードによって提供され、専用プロトコルおよびmTLSで評価される証明書を使って暗号化されます。
証明書
LOM通信用に「コントローラ」または「デバイス」で構成される証明書は、PKCS #12に含めるか、SCEPペイロードを使って発行することができます。それぞれに、証明書に固有の以下の構成が含まれている必要があります:
x509鍵用途: デジタル署名、鍵の暗号化、およびデータの暗号化
x509拡張鍵用途: サーバ認証、クライアント認証
x509サブジェクトCN
x509 SubjectAltName、dNSName
MacがLOM(Lights Out Management)に対応している場合、そのMacは「コントローラ」と「デバイス」のどちらにもできます。これは、ControllerCertificateUUID
キーと DeviceCertificateUUID
キーの両方について、デバイス証明書ペイロードのUUIDをcom.apple.lom
ペイロード内に含めることで構成します。
LOM(Lights Out Management)ペイロードは、以下に対応しています。詳しくは、ペイロード情報を参照してください。
利用可能なインストール方法: インストールにはMDMソリューションが必要です。
利用可能なペイロード識別子: com.apple.lom
対応しているオペレーティングシステムおよびチャンネル: macOSデバイス。
利用可能な登録タイプ: デバイス登録、自動デバイス登録。
重複を許可: False。LOM(Lights Out Management)ペイロードはデバイスに1つのみ配信できます。
LOM(Lights Out Management)ペイロードでは以下の表の設定を使用できます。
設定 | 説明 | 必須 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| デバイスをLOM用に構成します。 | はい | |||||||||
コントローラ証明書 | LOMコントローラのための証明書。 | Macが「コントローラ」として使用されている場合。 | |||||||||
デバイス証明書 | LOMデバイスのための証明書。 | Macが「デバイス」として使用されている場合。 | |||||||||
コントローラCA証明書 | コントローラのためのCA証明書。 | Macが「デバイス」として使用されている場合。 | |||||||||
デバイスCA証明書 | デバイスのためのCA証明書。 | Macが「コントローラ」として使用されている場合。 |
注記: 各MDMベンダーは、これらの設定を異なる方法で実装します。お使いのデバイスで適用されるさまざまなLOM(Lights Out Management)設定については、MDMベンダーの資料を参照してください。