iPhone:バッテリー、充電、電源の問題に関するトラブルシューティング
バッテリー、有線充電、電源の問題に関するトラブルシューティング
バッテリー、有線充電、電源の問題に関するトラブルシューティング
問題を特定する
以下のいずれかの問題を確認した場合は、下記の記事を参照してください。
iPhoneの電源が入らない
画面が真っ黒になる、または画面に何も表示されない
バッテリーの消耗が早い
バッテリーを充電しても放電が早い
バッテリーが電源アダプタから充電されない
iPhoneのバッテリー充電アイコンがフル充電の表示にならない
電源アダプタの接続を外すとすぐにiPhoneの電源が切れる
バッテリーが充電されない、充電に時間がかかる、またはバッテリーの使用状況に関する警告が表示される
iPhone 15、iPhone 14、iPhone 13、iPhone 12モデルでMagSafe充電器を使う方法
Apple製品でApple製の電源アダプタ、ケーブル、電源プラグを使う
Lightningコネクタアクセサリの偽造品や模倣品を識別する
サポート記事の手順に従っても問題が解決しなかった場合は、次のセクションに進んでください。
簡単なトラブルシューティング手順を試す
iPhone 8以降のモデルはワイヤレス充電に対応しています。iPhone 12以降のモデルはMagSafe充電に対応しています。ワイヤレス充電器を取り付けるとiPhoneの電源が入っていない場合でも電源が入ります。ワイヤレス充電器を取り付けることで、iPhoneの電源が入るかどうかを確認することができます。この方法は、充電コネクタが破損している可能性がある場合に役立ちます。
iPhoneを掃除します。iPhoneの充電コネクタに埃や異物がないか確認します。金属製ではない毛先の柔らかい小さなブラシを使用して、コネクタをていねいに掃除します。ブラシは清潔で、乾燥しているものを使います。コネクタに収まる範囲のブラシを入れます。ブラシを回して緩め、埃や異物をかき出します。コネクタから払い落とした埃や異物がコネクタに入らないよう注意してください。
重要:まず、iPhoneからすべてのケーブルを取り外して電源を切ります。漂白剤(ブリーチ)や過酸化水素を含む製品は使わないでください。開口部に湿気や水分が入り込まないように注意してください。また、洗剤類の中にiPhoneを浸さないでください。エアダスターは使わないでください。
推奨されている電源アダプタを使ってiPhoneを充電していることを確かめます。一部の電源アダプタでは、iPhoneの充電に十分な電力が供給されない場合があります。
対応している充電ケーブルと電源アダプタを使って、iPhoneをコンセントに接続します。コンピュータのポートからの充電やワイヤレス充電は使用しないでください。iPhoneを10分以上充電します。画面に画像が表示されるか、または10分経つまで待ちます。
注:iPhoneの電池の容量の大部分に相当する放電が行われていると、電源が入るまで20~30分の充電が必要になります。2分間充電すると、充電アイコンが表示されるはずです。
接続部でケーブルをそっと上下左右に動かして、接続が断続的に切れないことを確認します。動作確認済みの充電ケーブルを使って接続が断続的に切れる場合は、iPhoneの充電コネクタに欠陥または損傷がある可能性があります。
充電ケーブルを裏返します。
ケーブルのプラグをいったん抜いてから差し直します。
別の充電ケーブルを試します。
別のUSB-C電源アダプタを試します。
対応するワイヤレス充電パッドを使ってコンセントに差し込みます。
ワイヤレス充電をテストする前に、有線充電ケーブルの接続を外します。両方を同時に使用すると、デフォルトで有線充電になります。iPhoneを充電パッドの上に直接置き、iPhoneのディスプレイが充電器の中央、またはワイヤレス充電パッドメーカーが推奨する位置になっていることを確認します。
画面に画像が表示されるか、または10分経つまで待ちます。有線充電ではiPhoneの電源が入らず、ワイヤレス充電でのみ電源が入る場合は、iPhoneに有線充電の問題がある可能性があります。
「トラブルシューティングのクイックチェック」に記載されている手順とサポートリソースを参照します。
手動テストと診断テストを実行する
サポート記事の手順に従ったり、考えられる原因をチェックしたりしても問題が解決しない場合は、以下の診断テストと手動テストを実行して、問題の原因の切り分けを試みます。
「iPhoneの電源が入らない場合やフリーズする場合」のすべての手順にそって、デバイスをリカバリモードにしてみます。リカバリモードで画像が表示された場合、動作確認済みのケーブルを使って、最新バージョンのmacOSがインストールされているコンピュータにデバイスを接続します。デバイスがコンピュータに認識される場合は、デバイスに電力があることを意味します。メッセージが表示されたら、デバイスを復元してください。
モバイルリソースインスペクタ(MRI)診断プログラムを実行します。
iPhoneの修理マニュアルの手順に従ってデバイスを開き、バッテリーの接続を外します。対応している充電ケーブルと電源アダプタを使って、iPhoneをコンセントに接続します。コンピュータのポートからの充電やワイヤレス充電は使用しないでください。バッテリーの接続を外した状態でiPhoneの電源を入れてみます。バッテリーの接続を外した状態でAppleロゴがiPhoneの画面に表示される場合は、バッテリーの交換が推奨されます。iPhoneの電源が入らず反応がない場合は、問題はバッテリーとは関係がない可能性が高いと言えます。
重要:iPhoneを電源に接続した際やスリープモードを解除した際、バッテリーと充電のインジケータが一時的に不安定になることがあります。このような場合は、数秒後に再度チェックしてください。バッテリー残量は、完全に充電した状態でも99%になる場合がありますが、バッテリーやハードウェアに問題があるわけではありません。詳細については、「iPhoneのバッテリーとパフォーマンス」を参照してください。
iPhoneを開いて検査する
サポート記事の手順に従っても、診断テストを実行しても、問題が解決せず、原因の切り分けもできない場合は、iPhoneの修理マニュアルを参照してiPhoneを開いて検査します。部品に損傷があったり、位置がずれていたりすることで、いずれかの問題が発生している可能性があります。
注:このセクションでは、部品とツールの注文が必要です。部品を交換してもデバイスの問題が解決しない可能性があります。その他の修理サービスオプションは、support.apple.com/ja-jp/repairで確認できます。
部品を交換する
ここまでの手順を実行しても問題が解決せず、原因の切り分けもできない場合は、バッテリーを交換します。
注:このセクションでは、部品とツールの注文が必要です。部品を交換してもデバイスの問題が解決しない可能性があります。その他の修理サービスオプションは、support.apple.com/ja-jp/repairで確認できます。
ワイヤレス充電の問題に関するトラブルシューティング
問題を特定する
以下のいずれかの問題を確認した場合は、下記の記事を参照してください。
iPhoneをワイヤレスで充電できないが、有線では充電できる
iPhoneがMagSafeアクセサリを認識しない
iPhone 15、iPhone 14、iPhone 13、iPhone 12モデルでMagSafe充電器を使う方法
Apple製品でApple製の電源アダプタ、ケーブル、電源プラグを使う
Lightningコネクタアクセサリの偽造品や模倣品を識別する
サポート記事の手順に従っても問題が解決しなかった場合は、次のセクションに進んでください。
簡単なトラブルシューティング手順を試す
サポート記事の手順に従ったり、考えられる原因をチェックしたりしても問題が解決しない場合は、以下の診断テストと手動テストを実行して、問題の原因の切り分けを試みます。
対応するワイヤレス充電パッドを使って、コンセントに差し込みます。
MagSafeアクセサリが検出されない場合は、ワイヤレス充電器がApple MagSafe充電器であることを確かめます。
iPhoneのテストを妨げる可能性のあるケースをすべて取り外します。
推奨されている電源アダプタを使ってiPhoneを充電していることを確かめます。一部の電源アダプタでは、iPhoneの充電に十分な電力が供給されない場合があります。
「トラブルシューティングのクイックチェック」に記載されている手順とサポートリソースを参照します。
手動テストと診断テストを実行する
サポート記事の手順に従ったり、考えられる原因をチェックしたりしても問題が解決しない場合は、以下の診断テストと手動テストを実行して、問題の原因の切り分けを試みます。
モバイルリソースインスペクタ(MRI)診断プログラムを実行します。
重要:非純正のバッテリーや不明なバッテリーが使用されているデバイスでは、以下のような症状が現れる場合があります。
MagSafeまたはワイヤレス充電が誤って不合格になる
MagSafeが検出されない
予期しないシャットダウン
デバイスの充電が1パーセントから先に進まないという充電の問題が発生する
これらの症状のいずれかまたはすべてが見られる場合は、MRIの結果を確認してください。MRIの結果に、不明なバッテリーのフラグが表示されており、MagSafeが検出されないなどのMagSafeに関する不具合が示されている場合、またはデバイスの充電が1パーセントから先に進まないという充電の問題が示されている場合は、バッテリーの交換が推奨されます。バッテリーを交換してもこれらの問題が解決しない場合は、トラブルシューティングを続行します。問題がこれらの症状と関係がない場合は、トラブルシューティングを続行します。
MagSafe充電器またはQi規格のワイヤレス充電アクセサリを使ってコンセントに差し込みます。
ワイヤレス充電をテストする前に、有線充電ケーブルの接続を外します。両方を同時に使用すると、デフォルトで有線充電になります。iPhoneを充電パッドの上に直接置き、iPhoneのディスプレイが充電器の中央、またはワイヤレス充電パッドメーカーが推奨する位置になっていることを確認します。
画面に画像が表示されるか、または10分経つまで待ちます。ワイヤレス充電ではiPhoneの電源が入らず、有線充電でのみ電源が入る場合は、iPhoneにワイヤレス充電の問題がある可能性があります。
注:iPhoneを電源に接続した際やスリープモードを解除した際、バッテリーと充電のインジケータが一時的に不安定になることがあります。このような場合は、数秒後に再度チェックしてください。バッテリー残量は、完全に充電した状態でも99%になる場合がありますが、バッテリーやハードウェアに問題があるわけではありません。詳細については、「iPhoneのバッテリーとパフォーマンス」を参照してください。
iPhoneを開いて検査する
サポート記事の手順に従っても、診断テストを実行しても、問題が解決せず、原因の切り分けもできない場合は、iPhoneの修理マニュアルを参照してiPhoneを開いて検査します。部品に損傷があったり、位置がずれていたりすることで、いずれかの問題が発生している可能性があります。
注:このセクションでは、部品とツールの注文が必要です。部品を交換してもデバイスの問題が解決しない可能性があります。その他の修理サービスオプションは、support.apple.com/ja-jp/repairで確認できます。
部品を交換する
上記の手順を実行しても問題が解決せず、原因の切り分けもできない場合は、iPhone 14、iPhone 14 Plus、iPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、iPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Maxの各モデルの背面ガラスを交換します。背面ガラスにはワイヤレス充電コイルが組み込まれています。これ以外のモデルの場合は、support.apple.com/ja-jp/repairで修理サービスオプションを確認することができます。
注:このセクションでは、部品とツールの注文が必要です。部品を交換してもデバイスの問題が解決しない可能性があります。その他の修理サービスオプションは、support.apple.com/ja-jp/repairで確認できます。