iPhone の充電速度について
iPhone の充電速度を改善する方法について説明します。
別の充電器を使うと、もっと速く充電できる場合があります
有線で高速充電するには、iPhone 15 以降のモデルには USB-C Power Delivery に対応する充電器1、iPhone 14 以前のモデルには USB-C - Lightning ケーブルを使用してください。
高速ワイヤレス充電するには、MagSafe 充電器2、または Qi2 対応のワイヤレス充電器を使用してください。
以下をお使いの場合、iPhone の充電に予想以上に時間がかかることがあります。
7.5W 以下の有線充電器
10W 未満のワイヤレス充電器 (Qi1 対応の充電器など)
iOS 18 では、iOS が充電を改善できる可能性があると検出した場合、「設定」>「バッテリー」に「低速充電」というメッセージが表示されます。これは iPhone や充電器に何か問題があるという意味ではなく、もっとワット数の高い充電器を使うと iPhone をより速く充電できるという意味です。
35W デュアル USB-C ポート搭載電源アダプタのように、有線充電器にポートが複数ある場合や、ほかのデバイスに接続されているコンピュータまたは USB ハブで充電する場合は、最大出力が低下する可能性があります。これは、接続されているすべてのデバイスの総電力需要やシステムの状況によって違ってきます。
USB ハブや車内の充電ポートは、専用の USB-C 充電器よりも充電に時間がかかることがあります。
より速く充電する
充電速度を上げる方法はいくつかあります。
その他のアクセサリの接続を外す
規格に従い、USB-C アクセサリや Lightning アクセサリ (ヘッドフォンなど) を接続している状態で iPhone をワイヤレスで充電する場合、7.5W での充電に制限されます。
USB-C Digital AV Multiport アダプタなど、電源パススルー対応のアクセサリでポートへの電力確保が必要な場合、iPhone に供給される電力量が減少する可能性があります。
高速ワイヤレス充電をするためには、iPhone から有線のアクセサリの接続を外してください。
アプリの使用を控える
次のような場合、充電速度の低下が見られることがあります。
グラフィックスやプロセッサへの負荷が高いアプリ、ゲーム、または機能 (カメラアプリなど) を使用するとき
高品質のビデオをストリーミングするとき (特にディスプレイの輝度を最大にして使っている場合)
iPhone を速く充電する必要がある場合は、これらのアプリの使用を控えてください。
涼しい場所で充電する
充電中に iPhone が少し熱を帯びることもあります。極端な温度条件下では、iPhone の充電が一時的に保留になることがあります。極端な温度条件については、こちらの記事を参照してください。バッテリーの温度が通常の動作範囲内に戻ると、充電が再開されます。iPhone と充電器を涼しい場所に移動してみてください。
「設定」>「バッテリー」で、iPhone で充電が保留になっているどうかを確認できます。
関連情報
USB-A 充電器を使って iPhone 15 以降のモデルを充電する場合、最大速度は 7.5W です。
MagSafe バッテリーパックを使う場合、「低速充電」として表示されます。