iPadのPagesでブックをApple Booksに公開する
Pagesを使って、Apple Booksでの公開用に最適化された表紙の図柄とフォーマットで、ブックをEPUBファイルとして保存できます。
始める前に、以下の点に留意してください:
iTunes Connectアカウント: Apple Booksで公開するには、まずiTunes Connectアカウントを設定する必要があります。iTunes Connectは、Apple Booksでのブックの配信や管理を行うことができるWebサイトです。ブックを配信する準備がまだ整っていなくても、ブックの広告は始めておきたい場合には、予約注文としてブックを掲載することもできます。
目次: ほとんどのブックには、読者がブック内を移動できるように、目次を含める必要があります。Pagesで目次を作成できるようにブックを設定するには、ブック内の見出しや章に段落スタイルを適用します。EPUBファイルの生成時に、適用された段落スタイルに基づいて目次が自動的に作成されます。目次を確認するには、画面上部にある
をタップします。目次を作成するを参照してください。ISBN-13（International Standard Book Number）: Apple Booksに公開するためにISBN-13は必要ありませんが、ISBN-13をお持ちの場合は、お手元に用意してください。ISBN-13は、ブックを初めて送信するときにしか入力できません。ブックを自己出版する場合は、お住まいの国または地域のISBN登録機関に申請してISBNを取得することができます。
iPadでPagesアプリ
を開きます。ブックとして公開する書類を開きます。
ツールバーの
をタップし、「書き出し」をタップしてから、「Apple Booksに公開」をタップします。必要な情報を入力します:
「タイトル」と「作成者」: 公開した場合に、読者に表示したいタイトルと作成者名を入力します。
表紙: 書類の最初のページを使用するか、PDFまたは画像ファイルを選択するか、表紙を使用しないことを選択します。表紙を別個の画像ファイルとして書き出すこともできます。
レイアウト: 文書作成書類の場合は、ページのレイアウトを維持する「固定レイアウト型」、または読者がフォントのサイズやスタイルを変更できる「リフロー型」（1ページあたりに表示される内容の量が変わることがあります）を選択できます。ページレイアウト書類の場合は、「固定レイアウト型」のみを使用できます。
サンプル: ブックのサンプルをApple Booksにアップロードするために別個のファイルとして保存する場合は、「ブックのサンプルを書き出す」を選択してから、含めるページを選択します。
「書き出す」をタップします。
EPUBファイルへの書き出し中にPagesが書類に変更を加えた場合は（例えば、Apple Booksのガイドラインに従うために表紙の画像のサイズが変更された）、これらの変更が「書き出しの詳細」ダイアログに表示されます。「続ける」をタップして「書き出しの詳細」ダイアログを閉じます。
「“ファイル”に保存」をタップし、EPUBファイルを保存する場所を選択してから、「保存」をタップします。
ファイル名拡張子.epubが、ファイル名に自動的に追加されます。
以下のいずれかを実行します:
ブックをプレビューする: 「ファイル
アプリへ移動」をタップしてから、書き出したブックのEPUBファイルをタップして、ブック 
アプリで表示します。ブックをApple Booksにアップロードする: 「公開ポータルへ移動」をタップしてから、iTunes Connectアカウントを使ってサインインします（アカウントがない場合は、アカウントを作成します）。
書類に戻る: 「終了」をタップします。
注記: 今の時点ではEPUBをApple Booksにアップロードしない場合は、準備が整ったときにApple Booksの公開ポータルにアクセスできます。
ブックは、審査および承認されるまでApple Booksで公開されません。ブックのステータスは、iTunes Connectの「マイブック」で確認できます。
Apple Booksへの公開について詳しくは、このAppleサポート記事、または「Apple Booksフォーマットガイドライン」を参照してください。Apple Books向けのブックの作成、公開、マーケティング、販売について詳しくは、authors.apple.comを参照してください。