Motionユーザガイド
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Motionのスライダウィジェット
スライダウィジェットでは、スナップショット間の補間値を選択できます。スライダをドラッグすると、影響を受けるパラメータが、隣接するスナップショットの値の間を一定の比率で徐々に増減します。スライダに割り当てられた各スナップショットは、別個のスナップショットタグ(スライダウィジェットの下にある小さい影の付いた円)で表されます。
スナップショットタグを追加する方法については、Motionでスナップショットを作成する/管理するの作業を参照してください。
スナップショットタグをクリックすると、スライダの値がそのタグの値に設定され、タグのスナップショットが編集可能になります。スライダをタグの間の値に設定すると、リグ済みのパラメータ値が周囲のスナップショット値の間で補間されます
「リグ」インスペクタや「レイヤー」リストのアクティブ化チェックボックス(スライダウィジェットの横にあります)を操作しても、このスライダの構成パラメータは影響を受けません。
スライダウィジェットには、「リグ」インスペクタと「ウィジェット」インスペクタ内の以下のコントロールが含まれます:
スライダ: スナップショット間で移動するには、このウィジェットコントロールを使用します。スライダの下にあるスナップショットタグは、保存済みスナップショットを示します。
スナップショットタグ: スライダの下に表示される影の付いた小さな円(ラベルなし)は、保存済みのスナップショットを表します。スナップショットタグを追加するには、スライダの下をダブルクリックします。必要な数だけスナップショットタグを追加します。スナップショットタグは、グラデーション内の個別の色を表すタグに似ています。タグを使ってグラデーションを作成する方法については、Motionのグラデーションエディタのコントロールを参照してください。
編集モード: 「開始」ボタンをクリックすると、スナップショットの記録が有効になります。スナップショットの記録について詳しくは、Motionのスナップショットの概要を参照してください。
注記:編集モードボタンまたはMotionのスナップショットの概要で説明されている方法を使ってスナップショットを記録すると、影響を受けたパラメータ(「インスペクタ」またはキャンバスのオンスクリーンコントロールで変更したパラメータ)がウィジェットに追加されます。スナップショットの記録が終了すると、変更したパラメータの新しいコントロールが「ウィジェット」インスペクタに表示されます。これらのパラメータは、ほかのインスペクタパネルにある同一のパラメータの複製です。リグにより制御されるパラメータには、「インスペクタ」のパラメータ行の右側に特殊なアイコン(ジョイスティック)が表示されます。
範囲最小: このパラメータ(「オプション」セクションにあります)を使って、スライダウィジェットの横に表示される数値範囲の最小値を設定します。たとえば、スライダウィジェットの範囲を0~11にしたい場合は、「範囲最小」を0に設定します。
範囲最大: このパラメータ(「オプション」セクションにあります)を使って、スライダウィジェットの横に表示される数値範囲の最大値を設定します。たとえば、スライダウィジェットの範囲を0~11にしたい場合は、「範囲最大」を11に設定します。スライダウィジェットの範囲を0~100にしたい場合は、「範囲最大」を100に設定します。
注記:「範囲最小」と「範囲最大」は、スライダウィジェットで制御する実際のパラメータ値には影響しません。「範囲最小」と「範囲最大」は、単に、スライダウィジェットの横に表示される任意の数値範囲を指定するだけです。
補間: スライダの値の補間方法を設定するときは、このポップアップメニュー(「オプション」セクションにあります)を使います。補間は、現在のスナップショットタグと次のスナップショットタグの間にあるスライダセグメントに適用されます。スライダのセグメントごとに補間方法を設定できます。デフォルトでは、すべてのセグメントが「線形」に設定されています。このメニューには3つのオプションがあります:
一定: 最初のスナップショットの値を保持し、スライダが次のスナップショットに達するとパラメータが変化します。(これは、ポップアップ・メニュー・ウィジェットを使った状態の変更に似ています。)
線形状: 状態の間で単純な補間を作成します。
イーズ: 近い方のスナップショットタグにエフェクトの重点を置き、滑らかな補間を作成します。