Mac用Logic Proユーザガイド
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- リージョンの概要
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- トラック領域でオーディオリージョンをノーマライズする
- MIDIリージョンのエイリアスを作成する
- 繰り返しのMIDIリージョンをループに変換する
- リージョンの色を変更する
- オーディオリージョンをサンプラー音源のサンプルに変換する
- リージョン名を変更する
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- MIDIコントローラの自動割り当て
- スクリーンコントロールを自動的にマップする
- スクリーンコントロールをマップする
- マッピングパラメータを編集する
- パラメータマッピンググラフを使用する
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- スクリーンコントロールの名前を変更する
- アーティキュレーションIDを使ってアーティキュレーションを変更する
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- Smart Controlの編集内容と保存されている設定を比較する
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- 概要
- ノートを追加する
- スコアエディタでオートメーションを使う
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- 譜表スタイルウインドウ
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- 譜表と声部を編集する/パラメータを割り当てる
- Mac用Logic Proの譜表スタイルウインドウで譜表または声部を追加する/削除する
- Mac用Logic Proの譜表スタイルウインドウで譜表または声部をコピーする
- プロジェクト間で譜表スタイルをコピーする
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- 声部と譜表に音符を割り当てる
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- スコア記号の割り当てを変更する
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Mac用Logic ProのSample Alchemy
Sample Alchemyを使うと、単一サンプルを素早く再合成して、固有の再生可能な音源に変換できます。Granular、Additive、Spectralなどの多彩な合成方式を備え、これらを組み合わせることで、ユニークなサウンドベッド、パッド、エフェクト、リズムなど、多様なサウンドを作り出せます。
独立したサウンド生成ソースを4つまで、ハンドルを使って制御できます。「A」、「B」、「C」、「D」というラベルの付いたハンドルは、それぞれ別のレイヤーを制御し、波形の正確な位置に配置することができます。
5つの柔軟な再生モードにより、さまざまな方法でサンプルを再生したり操作したりできます。「Classic」モードではサンプルを最初から最後まで再生でき、「Loop」モードではハンドルを波形上に配置してオーディオをループさせたスニペットを最大2つまで形成できます。また、「Scrub」モードでは波形上でハンドルを動かしてテープを擦るようにトリガーでき、「Bow」モードでは弦楽器の演奏に使用される弓の動きを再現します。最後に、アルペジエータモードは、サンプルのさまざまな部分を循環するノートの繰り返しパターンを生成し、MIDIノートに基づいた複雑なシーケンスを作成できます。
Sample Alchemyはサンプルベースの音源であるため、ループブラウザ、Finder、またはトラック領域内のリージョンからサンプルやループを直接読み込むことで、サウンドを素早く作り始めることができます。Sample Alchemyは、モノフォニック音源、ボーカル、ファウンドサウンドに最適です。音源やボーカルサンプルをMac用Logic Proで直接録音する場合は、オーディオリージョンをそのままSample Alchemyのインスタンスに簡単にドラッグできます。
Sample Alchemyはさまざまな方法でプロジェクトに役立てることができます。独自の再生可能な音源を構築したり、ハンドルのオートメーションを記録して独自のサウンドエフェクトや合成エレメントを追加したりできます。Sample Alchemyで作成できるサウンドのタイプの例をいくつか示します:
豊かで複雑なシンセパッド
刺激的なキー
リズミカルで持続的に変化していくアルペジエータパターン
ユニークで演奏可能なエフェクト
ダイナミックで持続的に変化するサウンドスケープ
ビッグでファットなベース
ボーカルのようなフォルマント
さらに、あらかじめデザインされたサウンドライブラリや、フィルタ、合成エフェクト、モジュレータなどの多彩なサウンド操作ツールにより、Sample Alchemyはニーズに合わせた音作りを可能にします。
シンセサイザーを使うのが初めての方は、シンセサイザーの基礎の概要を参照してください。そこでは、さまざまな合成システムの基本と用語を学ぶことができます。
Logic Proで初めてプラグインを使用する場合は、Mac用Logic Proでプラグインを追加する/削除する/移動する/コピーするを参照してください。