Mac用Logic Proユーザガイド
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Mac用Logic Proでミックスのサブグループを作成する
複数のチャンネルストリップをグループ化して、単一のバス経由で単一のAuxチャンネルストリップにルーティングできます。これにより、グループ全体を1セットのコントロールで操作できます。
例えば、ミックスに複数のドラムトラックが含まれていて、これらを1セットのチャンネルストリップコントロールでまとめて操作したい場合や、ドラムキット全体にコンプレッサを適用したい場合があるかもしれません。このような場合は、各ドラムトラックを同じバスに送ることで、それらのトラックの信号を同じAuxチャンネルストリップに送ることができます。これに加えて、複数のボーカルトラックを別のAuxチャンネルストリップにルーティングし、ボーカルトラックのチャンネルストリップを別途まとめて操作することもできます。最後は、2つのサブグループ(ドラムとボーカル)を同じ出力先に送ることも、別々の出力先に送ることもできます。
Auxチャンネルストリップを使ってミックスのサブグループを作成するのは、サミングスタックの作成に似ています。主な違いは、Auxチャンネルストリップのサブグループにチャンネルストリップを追加するときに、そのチャンネルストリップがTrack Stackの一部である必要はないという点です。Logic ProのTrack Stackの概要を参照してください。
Auxチャンネルストリップをサブグループとして使う方法と、ミキサーグループを使って作業する方法には、いくつかの類似点もあります。例えば、グループまたはサブグループのプロパティを1セットのチャンネルストリップコントロールで制御できる点です。ただし、ミキサーグループは、チャンネルストリップのシグナルフローではなく、グループプロパティを制御するために使う点が異なります。
Auxチャンネルストリップを使ってサブグループを作成する
Logic Proで、以下いずれかの操作を行って、複数のチャンネルストリップを選択します:
Shiftキーを押しながら、グループにするチャンネルストリップを選択します。
チャンネルストリップの背景をドラッグします(複数のチャンネルストリップの「Inserts」や「I/O」などの文字の上を横方向にドラッグします)。
選択したチャンネルストリップの出力スロットをクリックしてから、ポップアップメニューからバスを選択します。
選択したすべてのチャンネルストリップの出力スロットに、選択したバスが反映されます。選択したバスが別のチャンネルストリップの入力ソースとしてすでに使用されている場合を除いて、新しいAuxチャンネルストリップが作成されます。このAuxチャンネルストリップの入力スロットには、選択したバス経由のチャンネルストリップシグナルフローが入力されます。
Auxチャンネルストリップの出力スロットをクリックしてから、メインミックスの出力先を選択します。
Auxチャンネルストリップのコントロールを使って、インサートを追加する、ボリュームやパンを設定するなど、サブミックスを処理します。