Mac用Logic Proユーザガイド
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- MIDIリージョンのエイリアスを作成する
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- Smart Controlのレイアウトを選択する
- MIDIコントローラの自動割り当て
- スクリーンコントロールを自動的にマップする
- スクリーンコントロールをマップする
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- 譜表スタイルを編集する
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- Mac用Logic Proの譜表スタイルウインドウで譜表または声部を追加する/削除する
- Mac用Logic Proの譜表スタイルウインドウで譜表または声部をコピーする
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Mac用Logic Proのピッチ補正対象からノートを除外する
Pitch Correctionエフェクトの画面上のキーボードを使って、ピッチクオンタイズグリッドからノートを除外することができます。
このエフェクトを最初に開くと、クロマチックスケールのノートがすべて選択された状態になっています。つまり、入力されるノートはすべて、クロマチックスケール内の最も近いノートに補正されます。ボーカルのイントネーションが不適切だと、ノートが正確に識別されず、望まないピッチに補正される可能性があります。例えば、Eの音を歌ったつもりでも実際はD# の音に近かった場合を考えてみましょう。ソングにD# の音を入れたくない場合には、キーボードのD# のキーを無効にします。元の音のピッチはDよりもEに近いので、その音はEに補正されます。
注記: Pitch Correctionエフェクトの画面上のキーボードで行う設定は、すべてのオクターブ範囲に適用されます。オクターブごとに設定を変えることはできません。
Pitch Correctionエフェクトでスケールの個々のノートをBypassする
ほとんどの場合は、「Scale/Chord」メニューからスケールを選択するだけで済みます。「Bypass Notes」ボタンを有効にしてノートを個別にBypassすることもできますが、この使い方はあまり一般的ではありません。
Logic Proで、「Bypass Notes」ボタンをクリックします。
Bypassされるノートはオレンジ色で表示されます。
この機能は特に、ブルーノートを補正するときに便利です。ブルーノートはピッチ間をスライドするので、キーのメジャーとマイナーのステータスを識別するのが困難です。ご存知のように、CマイナーとCメジャーの主な違いは、EとBの音の代わりにEb(Eフラット)とBb(Bフラット)の音が使われる点です。ブルースシンガーはこれらのノートの間でピッチを揺らすことで、スケール間の不安定さや緊張感を出します。「Bypass」ボタンを使うと、特定のキーを補正対象から除外して、元のまま残すことができます。
ヒント: 多くの場合、コードに最も関係の深いノートだけを補正すると、最も良い結果が得られます。例えば、「Scale/Chord」ポップアップメニューから「sus4」を選択し、プロジェクトキーとマッチするようルートノートを設定すると、補正対象がキースケールのルートノートと第4音、第5音に限定されます。ほかのすべてのノートで「byp」ボタンをオンにすると、最も重要で注意を要するノートだけが補正され、ソングのそれ以外の音は元のまま残ります。
Pitch Correctionエフェクトですべてのピッチ補正をBypassする
オーディオ素材によっては、ピッチ補正機能では十分な効果が得られないことがあります。代わりにLogic Proのピッチ操作機能やオートメーション機能で演奏の一部を処理する方が効果的な場合もあります。
Logic Proで、「Bypass All」ボタンをクリックすると、入力信号をまったく処理および補正せずに通すことができます。
この機能は、オートメーションを用いてピッチのスポット補正を行う場合、大変便利です。「bypass all」を使えば、どのような状況でも素早く簡単に操作を切り替えることができます。