Mac用Final Cut Proユーザガイド
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Mac用Final Cut Proのステレオビデオと空間ビデオ編集のワークフロー
Final Cut Proでは、Apple Vision Proで表示できる空間ビデオなどのステレオビデオの読み込み、編集、書き出しが可能です。ステレオビデオと空間ビデオは同じ方法で編集できますが、空間ビデオには、Apple Vision Proでの特殊な視聴体験を生み出す追加のメタデータが含まれます。空間メタデータは、録画中、またはビデオが書き出されたときに追加されます。
手順1: ステレオビデオを録画する
空間ビデオは、Apple Vision ProまたはiPhone 15 Pro以降およびiOS 17.2以降で録画できます。また、(空間ビデオを含まない)一般的なステレオビデオを録画し、それを使ってApple Vision Proで視聴するための空間ビデオを作成することもできます。
Apple Vision ProまたはiPhoneで空間ビデオを録画するを参照してください。
手順2: ステレオビデオを読み込む
Final Cut Proにステレオビデオを読み込むときは、メディアのメタデータが適切に設定されていることを確認してください。空間ビデオやその他の種類のステレオビデオを読み込むことができます。
Mac用Final Cut Proでステレオビデオを読み込むを参照してください。
手順3: ステレオビデオプロジェクトを作成する
Final Cut Proのステレオビデオに関する機能を最大限に活用するには、ビデオフォーマットが「空間/ステレオ3D」に設定されたプロジェクトを作成する必要があります。
Mac用Final Cut Proでステレオビデオプロジェクトを作成するを参照してください。
手順4: ステレオビデオクリップをプレビューする
Final Cut Proでは、左目用と右目用のビューを同時に表示できます。こうした特別なプレビューオプションによって、ステレオビデオシーンの視差と配置を客観的に評価できます。
Mac用Final Cut Proでステレオビデオをプレビューするを参照してください。
手順5: ステレオビデオのプロパティを調整する
プロジェクト全体は、ステレオビデオのプロパティについては考えずに編集することができます。しかし、どこかの時点で、ショット間のコンバージェンス点を微調整する必要があります。
Mac用Final Cut Proでステレオビデオのプロパティを調整するを参照してください。
手順6: ステレオビデオプロジェクトを編集する
タイトル、エフェクト、360°ビデオ、またはモノスコピックビデオをステレオビデオプロジェクトに追加できます。
Mac用Final Cut Proでステレオビデオプロジェクトを編集するを参照してください。
手順7: ステレオビデオまたは空間ビデオを共有する
組み込まれた「Apple Vision Pro」共有出力先を使用して、Apple Vision Proでの視聴に適した空間ビデオファイルを書き出すことができます。また、Apple Vision Proやその他のデバイスで視聴できる一般的なステレオビデオファイルを書き出すこともできます。
Mac用Final Cut Proのステレオビデオまたは空間ビデオを共有するを参照してください。