「Remote Desktop」の操作のヒントと便利な使いかた
これらのヒントを使うと、コンピュータを管理したりユーザと対話するために「Remote Desktop」を使うときにすばやく操作できます。
任意のウインドウからコンピュータを選択できます
レポートウインドウ、タスクウインドウ、コンピュータリスト、監視ウインドウなど、どのウインドウのどのコンピュータでも、タスクの対象にできます。たとえば、10 個のコンピュータ画面を監視していて 1 つのコンピュータ画面にテキストメッセージを送信する必要がある場合は、1 回のクリックでその画面を選択して、「操作」>「メッセージを送る」と選択します。
項目を設定ダイアログや対話ダイアログにドラッグできます
設定または対話ダイアログにファイルのリストまたはコンピュータなどのその他の項目のリストがある場合、類似の項目をリストにドラッグすることで、項目を追加できます。
Remote Desktop ツールバーをカスタマイズできます
頻繁に実行するタスクのツールバーに項目を追加します。ツールバー項目をテキストとして表示するか、アイコンとして表示するか、またはその両方で表示するかを選択します。
レポートまたはほかのリストからリストを作成できます
レポートの結果に基づいてリストを作成したい場合は、レポート内のコンピュータを目的の列で並べ替え、希望するコンピュータを選択し、選択項目から新しいリストを作成します。リストのアイコンをダブルクリックすると、リストにそれらのコンピュータを含む別のウインドウが開きます。これで、リストを簡単に比較したり、新しいリストからほかのリストにコンピュータをドラッグできます。
タスクとタスクのテンプレートの保存によって時間が節約できます
タスクを保存し、複製することができます。少し編集すれば、特定の用途のために使える類似のタスクが多数できます。また、タスクのテンプレートを使って、設定を複数のタスクのダイアログで保存し、同じ設定をさまざまなタスクに適用することもできます。
ネットワーク接続が低速な場合のコンピュータを制御できます
低速な Wi-Fi または Ethernet 接続を使用しているクライアントコンピュータを監視または制御するときは、画面共有がアップデートされるときの速度が低下します。画面がアップデートされる速度を上げるには、監視または共有している画面のデスクトップに黒や灰色などの単色を使います。制御や監視のときの画質を、許容できる最も低い品質に設定するようにします。リモートコンピュータでのアニメーションの使用を減らすこともできます。たとえば「Dock」の環境設定を使って、「Dock」のアニメーション、拡大、自動非表示を無効にすることができます。