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Apple School ManagerとStudent Information System(SIS)を統合する
Apple School Managerを使って、Student Information System(SIS)と安全に統合します。SISを認証して接続した後は、講師、生徒、クラスがApple School Managerにコピーされます。その後、職員、講師、生徒に役割を割り当て、各ユーザに初期パスワードを設定します。Apple School Managerは定期的にSISから更新を読み取ります。データがSISに書き戻されることはありません。
学区のSISをApple School Managerに統合すると、所属する教育機関に携わるすべての人(学校の経営管理者、職員、講師、生徒を含む)に固有のIDが割り当てられます。Apple School Managerは1年を通して、クラスや講師への変更も追跡します。たとえば、ある生徒が2週間遅れで参加する場合、その生徒の講師に関連付けられた管理対象Apple IDが用意されます。
(1)SISと統合しているかSecure File Transfer Protocol(SFTP)を使用してユーザを読み込んでおり、(2)Federated Authenticationを使用している場合、ユーザにはメールアドレスが必要です。「講師向けの管理対象Apple IDの追加機能」を参照してください。また、管理対象Apple IDの作成方法も決めておく必要があります。こちらでFederated Authenticationについて、ご確認ください。
SISをApple School Managerと統合すると、SISの名前とインポートされた内容が適切な場所に表示されます。たとえば、「ユーザ」にはユーザの数とタイプが表示されます。
ディレクトリ同期のアップデート
Apple School Managerには、SIS同期を強化するための新機能が追加されました。これらの機能強化ではClaris Connectが使用され、学校や用語でフィルタリングするオプションや、データのインポート中に重複エントリを防ぐオプションが含まれています。
注記: Claris Connect統合を使用してデータを同期する場合には、組織名、組織ID、組織の住所がClarisと共有されます。
サポートされているSIS
Apple School Managerは現在、以下のSISとの統合をサポートしています。
Aeries
eSchoolData
Follet Aspen
Infinite Campus
Powerschool
PowerSchool SIS
eSchoolPlus SIS
Skyward
SMS
Qmlativ
Veracross
注記: OneRosterバージョン1.1仕様に対応している上記以外のSISは、OneRosterオプションを使用して直接接続するか、SFTPを使ってApple形式またはOneRoster形式の.csvファイルをアップロードすることで接続できます。(Claris Connectは、IMS Global Learning Consortiumから公開されているOneRoster仕様を活用します。)SFTPを使ったファイルアップロードについて詳しくは、「Student Information Systemデータのアップロード」を参照してください。
SIS移行要件
現在、以下のいずれかのSIS直接接続を使用している組織は、2024年9月30日までに移行する必要があります。
Powerschool
SunGARD
eSchoolPLUS
Infinite Campus
プラグイン設定をダウンロードして構成する
APIルートURL、クライアントID、クライアントシークレットが正しいことを確認します。これらの値を見つけるのに助けが必要な場合は、SISのドキュメントを参照してください。
同期アシストでデータを統合する
同期アシスト機能は、SISとApple School Manager間のデータ同期中によくある問題を修正します。また、同期中にインポートされたデータをフィルタリングします。これには2つの方法があります。
「パッチデータ」を使用して、エラーや重複レコードのあるデータがインポートされないようにします。
「フィルタデータ」を使用して、データをインポートする学校、ユーザアカウント(講師や生徒など)、クラス、コース、場所を選択します。
詳細については、Claris Connectのヘルプで「SISインポートデータのフィルタ」および「Apple School Manager CSVのデータエラーへのパッチの適用」を参照してください。
注記: パッチとフィルタリングは、SISと直接同期する場合にのみ利用可能です。
SISの同期頻度
Apple School Managerは、同期頻度の設定に基づいてSISからデータを同期します。これらの設定は次の場合に構成されます。
新しいSISとの統合
既存のSISとの統合の再構成
デフォルトでは、同期はローカルタイムゾーンで毎日午前1時に実行されるように設定されています。
SISの名簿データを使用する
Apple School ManagerでSISから名簿データを使用している場合、夏休み中または学年が始まる時期にエラーが表示される場合があります。これは、SISでの学年のロールオーバーが原因のようです。このようなエラーに対処するには、講師、生徒、クラス、コース、場所の「フィルタデータ」オプションを「今後30日以内にアクティブ」に変更します。
SISとの統合
SISと統合するには、検証済みのドメインが必要です。
重要: SISをApple School Managerと統合した後は、ユーザアカウント情報を編集しないでください。その場合は、アカウントはローカルアカウントと見なされ、SISとの関連付けが解除されます。
Apple School Manager
で、管理者、サイトマネージャ、またはユーザマネージャの役割を持つユーザでサインインします。
次のいずれかを実行します。
SISを初めて統合する場合:サイドバーの下部にある自分の名前を選択し、「環境設定」
を選択し、「管理対象Apple ID」
を選択し、「新しいアカウントを作成」、「続ける」の順に選択します。
すでにSISと統合している場合:「[SIS名]との同期を再設定する」を選択します。
プロセスを開始したが完了していない場合:「完了」を選択します。
「Student Information Systemに接続」を選択し、Clarisの利用規約に同意します。
Clarisの利用規約に同意する必要があるのは1回だけです。
注記: Claris Connect統合を使用してデータを同期する場合には、組織名、組織ID、組織の住所がClarisと共有されます。
SISを選択します。
一部のSIS(PowerSchoolなど)では、続行する前にプラグインをダウンロードしてインストールする必要があります。画面に表示される指示に従い、「続ける」を選択します。
必要な情報を入力し、「続ける」を選択します。
「同期アシスト」ページで、次のいずれかを実行します。
同期頻度設定を構成するには、「続ける」を選択して手順11に進みます。
「パッチデータ」および「フィルタデータ」オプションを設定するには、「続ける」を選択して次の手順に進みます。
「パッチデータ」ページで、次のいずれかをオフにします。
重複アカウントの防止:入力されたSISデータが、名、姓、およびメールアドレスに基づいて既存のデータと一致する場合に、追加のレコードが作成されないようにします。
パッチエラー:次のレコードを削除します。
staff.csvファイルのどのユーザIDとも一致しない、classes.csvファイルの講師ID
classes.csvファイルのどのクラスIDとも一致しないクラスIDを含むrosters.csvファイルのレコード
students.csvファイルのどのユーザIDとも一致しない生徒IDを含むrosters.csvファイルのレコード
「続ける」を選択します。
「データフィルタ」ページで、同期に含めるものを選択します。
学校
講師、生徒、クラス、コース、場所
「続ける」を選択します。
「同期頻度」ページで、同期の頻度、時刻、タイムゾーンを選択し、「保存して続行」を選択します。
進行状況を表示するか、ウィンドウを閉じることができます。
同期が問題なく正常に完了した場合は、ウィンドウを閉じて「SIS/SFTPアシスタント」に進むことができます。
「[SIS名]のデータを確認」を選択して、追加されるデータが正しいことを確認してから、「続ける」を選択します。
「アカウントとクラスをプレビュー」を選択して、作成されているアカウントとクラスを表示してから、「アカウントとクラスを作成」を選択します。
プロセスが完了したら、「閉じる」を選択します。
必要に応じて、次のいずれかを実行します。
同期中にパッチされたデータの概要をダウンロードするには、「パッチの概要」を選択します。
同期中に変更された.csvファイルをダウンロードするには、「変更されたCSV」を選択します。
手動で同期する
手動で同期する必要がある場合もあります。たとえば、最初の同期でエラーが発生し、手動で同期を実行してエラーが修正されたことを確認したい場合です。
Apple School Manager
で、管理者、サイトマネージャ、またはユーザマネージャの役割を持つユーザでサインインします。
サイドバーの下部にある自分の名前を選択し、「環境設定」
を選択して、「管理対象Apple ID」
を選択します。
SISまたはOneRoster CSVの横にある「その他」ボタンを選択し、「今すぐ同期」を選択します。
SIS情報と同期設定を表示して編集する
Apple School Manager
で、管理者、サイトマネージャ、またはユーザマネージャの役割を持つユーザでサインインします。
サイドバーの下部にある自分の名前を選択し、「環境設定」
を選択して、「管理対象Apple ID」
を選択します。
SISの横にある「その他」ボタンを選択し、次のいずれかを実行します。
統合されているSISのAPIルートURL、クライアントID、クライアントシークレットを編集するには、「同期設定」を選択します。
パッチ、フィルタリング、同期頻度オプションなどの同期設定を編集するには、「続ける」を選択します。
重要: 変更を有効にするには、同期プロセスを完了する必要があります。
同期履歴を表示する
Apple School Manager
で、管理者、サイトマネージャ、またはユーザマネージャの役割を持つユーザでサインインします。
サイドバーの下部にある自分の名前を選択し、「環境設定」
を選択して、「管理対象Apple ID」
を選択します。
SISまたは.csvファイルの横にある「その他」ボタンを選択し、「今すぐ同期」を選択します。