
Apple School Managerでのユーザパスワードの作成またはリセット
新しいユーザアカウントがApple School Managerにインポートされるか、または新たに作成された時点で、一時パスワードをそれらのユーザに通知する必要があります。ユーザが初めてサインインする際には、自分の管理対象Apple Account用に新しいパスワードを作成する必要があります。
一時パスワード
Apple School Managerにより、インポートまたは作成されたアカウント用に一時パスワードが生成されます。これらの一時パスワードは90日間有効で、アカウントのユーザが自分の管理対象Apple Accountを使ってサインインする際に使用されます。サインインの際、各ユーザはパスワードを変更する必要があります。一時パスワードが変更された後は、Apple School Manager上にアカウントのパスワードが表示されることは一切ありません。
管理者の役割を持つユーザ、マネージャ、職員、講師は、サインインに常に管理対象Apple Accountのパスワードと6桁の確認コードが必要になります。
生徒の役割に割り当てられたアカウントでは次のようになります。
生徒は管理対象Apple Accountとパスワードを使って、Apple School Managerに表示されたデバイスにサインインできます。
生徒は管理対象Apple Accountとパスワードおよび6桁の確認コードを使って、Apple School Managerに表示されていないデバイスにサインインできます。この生徒用確認コードの有効期限は1年です。
ユーザの確認コードを送信する方法を説明します。
重要: Apple School ManagerにAppleデバイスのシリアル番号が表示される場合、シリアル番号が表示されないデバイスとは異なる方法で認証が処理されます。
パスワードをリセットできる役割
パスワードのリセットは、以下の役割を持つユーザが行うことができます。
管理者:役割に関係なく、他のすべてのユーザのパスワードをリセットできます。
サイトマネージャ:管理者の役割を持つユーザを除くすべてのユーザのパスワードをリセットできます。
ユーザマネージャ:管理者の役割を持つユーザを除くすべてのユーザのパスワードをリセットできます。
マネージャ:マネージャ、職員、講師、生徒の役割を持つユーザのパスワードをリセットできます。
講師:生徒の役割を持つユーザのパスワードをリセットできます。
ユーザのパスワードをリセットすると、一時的なパスワードを新たに取得できるようになります。その後、管理対象Apple Account用のパスワードも新たに作成する必要があります。
生徒のパスワードのリセット
生徒がパスワードをリセットするには2つの方法があります。
以前に使用していたパスワードを使用できます。
共通の数列 (12345など) を使用できます。
このオプションはパスワードをリセットするときにのみ許可されています。
管理者のパスワードのリセット
管理者の役割を持つユーザも、iforgot.apple.comを使用して自分のパスワードをリセットできます。ユーザがパスワードのリセットを開始すると、次の処理が行われます。
管理者の役割を持つユーザが1人しかいない場合は、パスワードをすぐにリセットできます。
管理者の役割を持つユーザが複数いる場合は、各ユーザに、管理者の役割を持つ別のユーザによってパスワードのリセットが要求されたことを通知するメールが送信されます。その後、Apple School Managerにサインインして、そのユーザのパスワードをリセットできます。
72時間以内に管理者の役割を持つ別のユーザがパスワードをリセットしない場合は、管理対象Apple Accountの確認済みのメールアドレスと確認済みの電話番号にリンクが送信されます。リンクは7日間有効で、ユーザは2ファクタ認証が完了した後にパスワードをリセットできます。
管理者のパスワードリセット権限を設定する
重要: パスワードのリセット権限の選択を解除する前に、必ず2つ目の管理者アカウントを作成してください。すべての管理者アカウントにアクセスできなくなった場合は、AppleCareに連絡して本人確認を行い、パスワードのリセットを開始する必要があります。詳細については、Appleサポート記事「Apple Business Manager、Apple School Manager、Apple Business Essentials、およびProアプリでのサポートについての問い合わせ」を参照してください。
Apple School Manager
で、管理者の役割を持つユーザとしてサインインします。サイドバーで「アクセス管理」
を選択し、「役割」
を選択します。管理者の役割を選択し、「編集」を選択してから、次のいずれかを実行します。
パスワードリセット権限を削除するには、権限のチェックボックスを選択解除して「保存」を選択します。
パスワードリセット権限を追加するには、権限のチェックボックスを選択して「保存」を選択します。
1人のユーザ用のサインイン情報を作成する/パスワードをリセットする
Apple School Manager
で、サインイン情報の作成、パスワードのリセット、および確認コードの生成の権限を持つユーザとしてサインインします。サイドバーで「ユーザ」
を選択し、ユーザを選択するか、「検索」フィールドで検索します。「検索する方法」を参照してください。リストからユーザを選択します。
以下のいずれかを実行します。
「サインインの作成」ボタン
を選択して、自分の管理対象Apple Accountでまだサインインしていないユーザの新しいサインイン情報を作成します。「パスワードのリセット」ボタン
を選択して、パスワードを忘れたユーザのパスワードをリセットします。
情報をユーザに送信する方法を選択します。
PDFと.csvファイルをダウンロードするか、選択したユーザに情報をメールで送信することができます。
方法を選択して「続ける」を選択し、以下のいずれかを実行します。
.csvとPDFを選択した場合、「ダウンロード」を選択して、以下のオプションから選択します。
PDF(1ページに1人)
:このオプションでは、1ページに1人分のユーザ情報が記載されます。.csv
:このオプションでは、5列(ユーザの管理対象Apple Account、名、ミドルネーム、姓、情報)の.csvファイルが作成されます。
メールを選択した場合、ユーザのアカウント詳細に登録されているメールアドレスへ、Apple School Managerから情報が送信されます。ユーザには、管理対象Apple Accountと一時パスワードが記載されたメールが届きます。
複数のユーザ用のサインイン情報を作成する/パスワードをリセットする
Apple School Manager
で、サインイン情報の作成、パスワードのリセット、および確認コードの生成の権限を持つユーザとしてサインインします。サイドバーで「ユーザ」
を選択し、ユーザを選択するか、「検索」フィールドで検索します。「検索する方法」を参照してください。リストからユーザを選択します。
「サインインを作成」の横にある「作成」を選択します。
PDFと.csvファイルをダウンロードするか、選択したユーザに情報をメールで送信することができます。
方法を選択して「続ける」を選択し、以下のいずれかを実行します。
.csvとPDFを選択した場合、「ダウンロード」を選択して、以下のオプションから選択します。
PDF(1ページに1人)
:このオプションでは、1ページに1人分のユーザ情報が記載されます。PDF(1ページに8人)
:このオプションでは、1ページに8人分のユーザ情報が作成されます。.csv
:このオプションでは、5列(ユーザの管理対象Apple Account、姓、ミドルネーム、名、一時パスワード)の.csvファイルを作成します。
メールを選択した場合、ユーザのアカウント詳細に登録されているメールアドレスへ、Apple School Managerから情報が送信されます。ユーザには、管理対象Apple Accountと一時パスワードが記載されたメールが届きます。