Apple School Managerでの手動によるユーザの追加
Apple School Managerでは、手動でユーザを追加し、役割を割り当てることができます。ユーザはいつでも追加できます。ユーザごとに、名前やメールアドレスなどの特定の情報が必要となります。また、各ユーザに役割を割り当てる必要があります。
管理者
管理者の役割を持つユーザを最大で4人追加できます。
重要: 管理者の役割を持つ元のユーザが何らかの理由でサインインできない場合に備えて、管理者の役割を持つ追加のユーザを少なくとも1人設定しておいてください。手動で作成したマネージャの役割を管理者の役割に変更することもできます。
マネージャ
組織のユーザ、デバイス、コンテンツを管理する担当者が他にいる場合は、その担当者をApple School Managerに追加することができます。これによって、特定の管理業務を分散させることが可能になります。たとえば、大規模な学区や大学で、学部ごとに独自のデバイスや学生名簿を管理することができます。
マネージャは、マネージャの種類に応じて以下の操作を実行できます。
生徒、職員、クラスを追加する:サイトマネージャは、Student Information System(SIS)と統合したり、SFTP経由で.csvファイルをアップロードしたりできます。
ユーザを管理する:ユーザマネージャは、パスワードのリセット、役割の割り当て、ユーザのアカウントステータスの変更を行うことができます。
デバイスを設定する:デバイス登録マネージャは、Appleデバイスのアクティベーション時にデバイスをMDMに登録することで、基本設定の手順を省略してユーザがすぐに使用できるようにすることができます。
コンテンツを購入して配布する:コンテンツマネージャは、コンテンツのライセンスを購入して、MDMで割り当てられるように(アプリの場合は再割り当てもできるように)することができます。
管理者の役割を持つ新しいユーザを追加する
Apple School Managerで、管理者の役割を持つユーザでサインインします。
サイドバーで「ユーザ」を選択し、ウインドウ上部中央にある「追加」ボタンを選択します。
以下の必須情報を入力します。
姓名
役割
場所
管理対象Apple ID
必要に応じて、以下の任意の情報を入力します。
ミドルネームのイニシャルまたはミドルネーム
メールアドレス
ユーザID:SISまたは他のデータベースでこのユーザを識別する固有ID。名簿、コース、クラスの各.csvファイルでこのユーザを示すときは同じユーザIDを使用してください。
ユーザ番号:バッジ番号など、そのアカウントに固有の英数字ID。
ウインドウの右下隅の「保存」を選択します。
重要: 新しい管理者がサインインしてパスワードを変更するまで、アカウントは有効になりません。
新しいユーザを追加する
Apple School Managerで、管理者、サイトマネージャ、またはユーザマネージャの役割を持つユーザでサインインします。
サイドバーで「ユーザ」を選択し、ウインドウ上部中央にある「追加」ボタンを選択します。
以下の必須情報を入力します。
姓名
役割
場所
管理対象Apple ID
管理対象Apple IDの先頭に設定するものを選択します。
フィールドにはピリオドなどのテキストを入力することもできます(例:eliza.block)。
リストから確認済みのドメインを選択します。
必要に応じて、以下の任意の情報を入力します。
ミドルネームのイニシャルまたはミドルネーム
メールアドレス
ユーザID:SISまたは他のデータベースでこのユーザを識別する固有ID。名簿、コース、クラスの各.csvファイルでこのユーザを示すときは同じユーザIDを使用してください。
ユーザ番号:バッジ番号など、そのアカウントに固有の英数字ID。
ウインドウの右下隅の「保存」を選択します。
重要: ユーザがサインインしてパスワードを変更するまで、アカウントは有効になりません。
マネージャの役割を既存のユーザに追加する
Apple School Managerで、管理者、サイトマネージャ、またはユーザマネージャの役割を持つユーザでサインインします。
サイドバーで「ユーザ」を選択し、ユーザを選択するか、「検索」フィールドで検索します。「検索する方法」を参照してください。
リストからユーザを選択します。
「編集」ボタンを選択し、マネージャの役割と場所を選択して、「保存」を選択します。