Apple School Managerでのユーザアカウントの調査
調査は、特定の管理対象Apple IDに対して実施できます。組織は学内階層の下位のアカウントに対する調査権限を付与できます。たとえば、講師は生徒だけを監視できます。管理者は、生徒だけでなく、講師やマネージャも調査できます。
重要: ユーザアカウントの調査は、シリアル番号がApple School Managerに表示されるデバイスからのみ行えます。
適切な権限を持つユーザが管理対象Apple IDを調査する場合は、Apple School Manager内でそのIDに対する特別な調査用認証情報を作成する必要があります。このような認証情報は、特定の管理対象Apple IDにアクセスする目的にのみ使用できます。この期間中、調査対象のユーザのiCloud Driveに保存されているコンテンツ、またはCloudKit対応アプリ内のコンテンツへのアクセスが可能です。アクセスリクエストはすべて、Apple School Managerのログに記録されます。ログには(調査を実施した)ユーザ名、調査対象の管理対象Apple ID、リクエスト時刻、および調査が実施されたかどうかが記録されます。1人のユーザが不正に調査を行うことができないよう、適切な調査権限が付与されているユーザはすべて、アクセスログを検索できます。
調査が完了すると、その場所の「調査」セクションにログがリストされます。「場所を構成する」を参照してください。
ユーザのアカウントの調査
Apple School Managerで、アカウントの調査権限を持つユーザでサインインします。「役割権限」を参照してください。
サイドバーで「ユーザ」を選択し、ユーザを選択するか、「検索」フィールドで検索します。「検索する方法」を参照してください。
リストからユーザを選択します。
「調査」ボタンを選択して、「続ける」を選択します。
調査用の管理対象Apple IDとパスワードを記録したら、「完了」を選択します。
この一時的な管理対象Apple IDとパスワードを使用してユーザアカウントを調査できる時間は15分間です。
シリアル番号がApple School Managerに表示されるiPhone、iPad、またはMacを選択し、以下のいずれかを実行します。
iPhone、iPadの場合:「設定」>「Apple ID」の順に選択し、管理対象Apple IDと一時パスワードでサインインします。
Macの場合:システム環境設定を開いて「Apple ID」を選択し、管理対象Apple IDと一時パスワードでサインインします。