
Apple School ManagerでAPIアカウントを作成する
Apple School Manager APIおよびApple Business Manager APIを使用すると、デバイスの管理割り当てを編集したり、デバイス情報を表示したりできます。デバイスのエンドポイントを使用して、アプリにカスタムレポートの作成機能やデバイスデータのエクスポート機能を提供することもできます。
概要
Apple School Manager APIおよびApple Business Manager APIを使用すると、デバイスの管理割り当てを編集したり、デバイス情報を表示したりできます。デバイスのエンドポイントを使用して、アプリにカスタムレポートの作成機能やデバイスデータのエクスポート機能を提供することもできます。APIではOAuth 2がサポートされます。OAuth 2では、アプリはアクセストークンの受け渡しによって認証情報を使用した認証を行い、APIに対して認証されたリクエストを実行します。
これらのAPIを使用する前に、Apple School ManagerでAPIアカウントを作成する必要があります。管理者やサイトマネージャの役割を持つユーザのみがAPIアカウントを作成できます。
データアクセス
APIアカウントが適切に設定されている場合、そのアカウントにより、アプリは以下の情報にアクセスできるようになります。
カテゴリ | 機能 | 説明 |
---|---|---|
デバイス | 組織デバイスを取得する | 自動デバイス登録を使用して登録した、組織内のデバイスのリストを取得します。 |
デバイス | デバイス情報を取得する | 組織内のデバイスに関する情報(デバイスモデル、注文番号、部品番号など)を取得します。 |
デバイス管理サービス | デバイス管理サービスを取得する | 組織内のデバイス管理サービスのリストを取得します。 |
デバイス管理サービス | デバイス管理サービスのデバイスシリアル番号を取得する | デバイス管理サービスに割り当てられたデバイスのシリアル番号のリストを取得します。 |
デバイス管理サービス | デバイスに割り当てられたデバイス管理サービスIDを取得する | デバイスに割り当てられたデバイス管理サービスID情報を取得します。 |
デバイス管理サービス | デバイスに割り当てられたデバイス管理サービス情報を取得する | デバイスに割り当てられたデバイス管理サービス情報を取得します。 |
デバイス管理サービス | デバイスのアクティビティ情報を取得する | 割り当てや割り当て解除など、デバイス管理アクションによって作成される組織デバイスのアクティビティ情報を取得します。 |
デバイス管理サービス | デバイス管理サービスへのデバイスの割り当てまたは割り当て解除 | デバイス管理サービスにデバイスを割り当てたり、割り当てを解除したりします。 |
秘密鍵を生成する
Apple School Managerへの安全な接続を維持するには、秘密鍵を生成する必要があります。鍵のファイル名は.pemで終わり、鍵は一度だけ生成されます。
APIアカウントを作成して、秘密鍵をダウンロードする
Apple School Manager
で、管理者またはサイトマネージャの役割を持つユーザとしてサインインします。
サイドバーの下部にある自分の名前を選択し、「環境設定」
を選択して、「API」を選択します。
「開始する」を選択し、アカウント名を入力して、「作成」を選択します。
以下のいずれかを実行します。
鍵を生成するには、「秘密鍵を生成」を選択します。
ファイルはブラウザの設定で指定されたファイルのダウンロード場所に自動的にダウンロードされます。場所が指定されていない場合は、ファイルの保存場所を指定するよう求められます。
後で秘密鍵を生成するには、「後で」を選択します。
接続を作成するために必要な情報を表示するには、「管理」を選択します。
接続を作成する方法については、Apple Developerのドキュメントを参照してください。