Apple School Managerでのコンテンツの購入について
App StoreとApple Booksのどちらにも、アプリとブックが多数揃っています。Apple School Managerを使って、組織はコンテンツを「アプリとブック」というセクションで簡単に購入したり管理したりできます。モバイルデバイス管理（MDM）ソリューションにより、デバイスでApp Storeが無効になっていても、リモートでアプリをインストール、アップデートすることが可能です。
「Appとブック」でAppを購入する場合、条件を満たす教育機関 {幼稚園、小学校、中学校、高等学校に該当する組織（またはその管轄学区）、または学位を授与する認定高等教育機関} であれば、20ライセンス以上を購入する際に特別価格を利用できます。ブックに対する特別価格はありません。
注記: 地元の課税要件に応じて、組織の設定とコンテンツの購入を初めて行う際、税金に関する情報の提供を求められることがあります。
アプリの配布
アプリを購入できるだけでなく、アプリを無効にして別のデバイスやユーザに再割り当てすることもできます。これにより、購入したアプリの所有権を保持、管理することができます。Apple School Manager経由で購入したアプリは、その地域のApp Storeでそのアプリを購入できるすべての国や地域において、任意のデバイスやユーザに割り当てることができます。（App Storeの国や地域は、組織がApple School Managerにサインアップする際に提示した住所によって決定されます。たとえば、組織を米国の住所でサインアップした場合、App Storeの地域は米国に設定されます）。
デバイスを構成したりユーザに提供したりする前に、アプリを割り当てておくと、アプリの配布を適切に行うことができます。ユーザがデバイスを受領し、設定アシスタントを完了すると、Apple School Managerからユーザに対し、メールまたはプッシュ通知で招待が送信されます。ユーザが招待を承諾すると、アプリがユーザのデバイスにリモートでインストールされ、ユーザはこれらすべてのアプリにアクセスできるようになります。
注記: アプリ内課金とサブスクリプションは、一括購入、管理対象アプリ、管理対象Apple IDでは利用できません。デベロッパによっては、大規模導入が必要な教育機関や企業の顧客を対象として、完全機能のバージョンを（カスタムアプリとして）別途提供している場合もあります。
Apple Booksの配布
Apple School Managerで購入したApple Booksは、ユーザにのみ配布できます。デバイスに配布することはできません。取り消しや再割り当てもできません。ブックをユーザに割り当てる場合、そのブックにはアプリと同じ国や地域のダウンロード制限が適用されます。
注記: Apple Booksのコンテンツには、特定の国や地域でご利用いただけないものがあります。お住まいの国や地域で特定のApple Booksコンテンツがご利用いただけるかどうかを確認するには、Appleサポート記事「教育機関および法人向けのAppleのプログラムやお支払方法の対応状況」をご覧ください。
推奨事項
導入を容易にするため、アプリをユーザではなくデバイスに割り当てることが強く推奨されます。デバイスに基づくアプリの割り当てでは、招待のプロセスがなく、またデバイスでApple IDを使用する必要がありません。ブックをデバイスに割り当てることはできません。
初回の大規模導入で帯域幅の飽和を軽減するため、導入初日に必要なアプリだけを配付することを検討し、その他のアプリはユーザが後でダウンロードできるようにします。監視対象デバイスの場合、アプリは自動的にインストールされます。
アプリとブックの割り当ての概要
下表に、アプリまたはブックのタイプ、およびデバイスとユーザへの割り当て基準を示します。
アプリやブックのタイプ | iPhone、iPad、およびMacに割り当て可能 | 管理対象Apple IDまたは個人用のApple IDを持つユーザに割り当て可能 |
|---|---|---|
Apple School Managerで購入した無料または有料のアプリ |
|
|
Apple School Managerで購入した無料または有料のブック |
|
|
カスタムアプリ |
|
|
リストにないアプリ |
|
|
