Motionユーザガイド
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Motionでイメージシーケンスを書き出す
プロジェクトのビジュアルは、「イメージシーケンスを書き出す」コマンドを使ってイメージシーケンスとして書き出せます。イメージシーケンスは、順番に番号の付いた静止画像ファイルの集合で、プロ仕様の多くのフィニッシング、合成、グレーディングアプリケーションで処理できます。
プロジェクトをイメージシーケンスとして共有する
Motionで、以下のいずれかの操作を行います:
「ファイル」>「共有」>「イメージシーケンスを書き出す」と選択します。
ツールバーの右側で「共有」をクリックし、「イメージシーケンスを書き出す」を選択します。
「イメージシーケンスを書き出す」ウインドウの「情報」パネルで、タイトルや説明など、プロジェクトの属性を確認および変更します。
「イメージシーケンスを書き出す」ウインドウの「設定」パネルで、書き出し設定を選択します:
書き出す: PNG、TIFF、OpenEXRなどの書き出しフォーマットを選択します。
アスペクト比を保持してイメージを調整: このチェックボックスは通常は選択したままにします。プロジェクトで非正方形ピクセルフォーマット(1440 × 1080など)を使用していて、書き出したイメージシーケンスを同じ非正方形ピクセルフォーマットの別のビデオプロジェクトで使用したい場合は、選択を解除します。
ステッカーシーケンスを作成: iOSとiPadOSデバイスの「メッセージ」Appで使用できるアニメーションステッカーを作成する場合は、このチェックボックスを選択します。MotionでiOSとiPadOSデバイスの「メッセージ」App用のステッカーを作成するまたはdeveloper.apple.com/support/stickers/motion/を参照してください。
色空間: 書き出すイメージシーケンスで使用する色の範囲です。デフォルトのオプション(「キャンバス設定を使用」)ではプロジェクトの色空間が適用されますが、別の色空間を選択することもできます。色空間について詳しくは、Motionでの広色域とHDRの概要を参照してください。
カラーチャンネル: カラーチャンネル(RGB)のみを出力するか、カラーチャンネルとアルファチャンネル(透明度)を出力するかを選択します。
注記:「書き出す」メニューに含まれるファイルタイプの一部は埋め込みアルファチャンネルをサポートしていません。アルファチャンネルをサポートしていないファイルタイプの場合、このポップアップメニューでどんなオプションを選択しても、アルファチャンネルは保存されません。
継続時間: プロジェクト全体を書き出すか、「タイムライン」で設定した再生範囲を書き出すかを選択します。
選択したレイヤーのみを書き出す: プロジェクトで選択されている1つのレイヤーのイメージシーケンスを書き出すときに選択します。どのレイヤーも選択されていない場合、またはレンダリングされないオブジェクト(リグ、ライト、カメラなど)が選択されている場合、このオプションは淡色で表示されます。
注記:出力先の設定を変更すると、変更内容がその出力先のデフォルト設定として保存されます。Motionで共有の出力先を作成する/変更するを参照してください。
「選択範囲をムービーに書き出す」ウインドウの「レンダリング」パネルで、Motion固有の追加の書き出しオプションを指定します。
「レンダリング」パネルの各設定の説明については、Motionの「レンダリング」設定を参照してください。
「次へ」をクリックします。
書き出すファイルの名前を入力し、保存場所を選択してから、「保存」をクリックします。
重要:このコマンドで、入力した名前を使ったフォルダが作成されます。イメージシーケンスのファイルはここに保存されます。
書き出し処理の進行状況は「バックグラウンドタスクのリスト」で監視できます。ファイルのレンダリング中にMotionで作業を続けることもできます。
書き出しが完了すると、通知が表示されます。通知をクリックすると、共有したファイルがFinderに表示されます。