Motionユーザガイド
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Motionの「タイムライン」でメディアをリタイミングする
「タイムライン」でリタイミングポインタまたはループポインタを使用して、ビデオトラックの継続時間と再生速度を変更できます。
速度と継続時間は相互に依存します。つまり、クリップの再生速度を上げると継続時間が短くなり、再生速度を下げると継続時間が長くなります。たとえば、60フレーム構成のビデオクリップを毎秒30フレームの速度で再生する場合、60フレームを表示するための所要時間は2秒になります。イン点がフレーム1の場合、アウト点はフレーム60です。たとえば、毎秒15フレームで同じクリップを再生すると、再生時間は2倍になります。クリップのイン点は同じですが、アウト点は120になります。
ビデオクリップの継続時間を短くして再生速度を速める
Motionの「タイムライン」のトラック領域で、ビデオクリップのバーの末尾(クリップのアウト点)の上にポインタを置いて、Optionキーを押したままにします。
ポインタがリタイミングポインタに変わります。
Optionキーを押したまま、クリップのバーのアウト点を左へドラッグします。
ドラッグ中は、クリップの速度と継続時間がツールヒントに表示されます。
注記:リタイミングポインタは、Motionの「タイミング」コントロールにある「時間のリマップ」ポップアップメニューで「一定速度」が選択されている場合にのみ、使用できます。「時間のリマップ」が「可変速度」に設定されているときは、リタイミングポインタの効果はありません。イメージ、エフェクトなど、ビデオ以外のオブジェクトはリタイミングできません。
ビデオ・オブジェクトの継続時間を延長して再生速度を遅くする
Motionで、ビデオクリップの末尾(アウト点)の上にポインタを置いて、Optionキーを押したままにします。
ポインタがリタイミングポインタに変わります。
Optionキーを押したまま、クリップのバーのアウト点を右へドラッグします。
ドラッグ中は、クリップの速度と継続時間がツールヒントに表示されます。
クリップをループする
ビデオクリップをループして、クリップの継続時間を延長することもできます。ループが設定されたクリップでは、最後のフレームが再生された後、再度先頭のフレームから再生が開始されます。「タイムライン」でクリップを調整することにより、クリップを簡単にループできます。
Motionで、ビデオクリップの末尾(アウト点)の上にポインタを置いて、OptionキーとShiftキーを押したままにします。
ポインタがループポインタに変わります。
OptionキーとShiftキーを押したまま、バーのアウト点を右へドラッグします。
ドラッグ中は、クリップのアウト点、合計継続時間、およびループ継続時間がツールヒントに表示されます。
ループが設定されたオブジェクトには、「タイムライン」でのループの開始と終了を示す境界が表示されます。
クリップのループポイントを変更する
レイヤーのバーでループ開始境界を移動すると、クリップのループポイントも変わります。
Motionの「タイムライン」のトラック領域で、ループ開始境界を左または右にドラッグします。
クリップのループの終点は、ドラッグに対応する形で移動します。