Final Cut Proユーザガイド
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Final Cut Proのベクトルスコープの表示オプション
ベクトルスコープには、イメージ内の色の配分が円形スケールで表示されます。ビデオの色は一連の接続された点で表示され、それらの点はこのスケール内に該当します。スケールの周りの角度は表示されるヒューを表しており、ターゲットは原色の赤、緑、青および二次色のイエロー、シアン、マゼンタを表しています。スケールの中心から外側の円までの距離は、表示される色のサチュレーションを表します。スケールの中心はサチュレーションゼロを表し、外側の円は最大のサチュレーションを表します。
ベクトルスコープでは、イメージのさまざまな色のヒューと強度を一目で見ることができます。ベクトルスコープを使ってクリップの色を識別する方法を学べば、2つのイメージの異なる部分が簡単に分かるので、イメージを補正してできるだけ正確にマッチさせることができるようになります。
ベクトルスコープの右上隅にある「スコープ」メニュー には、さまざまな表示オプションがあります:
100%: カラーバーのターゲット(標準カラー・バー・テスト信号の各色を表す正方形)の参照クロマレベルを、サチュレーション100%クロマに設定します。ソースメディアで100 %のカラーバーが参照として使用されている場合にこれを使用します。
133%: カラーバーのターゲットの参照クロマレベルを、サチュレーション75 %クロマに設定します。ソースメディアで75 %のカラーバーが参照として使用されている場合にこれを使用します。
ベクトル: 赤を先頭付近にして、通常のクロマヒュー参照を使用します。
Mark3: 90度回転させて赤を右側にしたクロマヒュー参照を使用します。
肌色インジケータを表示/隠す: カラーバーの黄色と赤のターゲットの間にある、肌色のクロマ位相を表す対角線の表示/非表示を切り替えます。