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「Final Cut Pro」のSpace Designerの「definition」コントロール
Space Designerエフェクトの「definition」パラメータは、自然な残響パターンが広がっていく状態をエミュレートします。100 %未満の値で使うと、CPU負荷を低減することにもなります。
注記: 「definition」ボックスは、CPU負荷の大きい合成IRを読み込んだ場合にのみメインディスプレイの下に表示されます
自然の残響の場合、その空間情報のほとんどは最初の数ミリ秒に含まれています。残響が終わりに近付くにつれて反響のパターン(壁などに跳ね返る信号)が拡散していきます。すなわち、反射した信号は小さくなり、方向性がなくなっていくので、含まれる空間情報がはるかに少なくなります。
この現象を(CPU使用率を抑えながら)エミュレートするには、リバーブの最初だけ完全な分解能のIRを使用し、リバーブの後半では分解能の低いIRを使うようにSpace Designerを設定するという方法があります。
「definition」パラメータでは、低い分解能のIRに切り替わる位置を設定します。このパラメータは、ミリ秒(切り替わりが始まる時間)とパーセンテージ(完全な分解能のIRの長さを100 %とした値)の両方で表示されます。
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