
Apple School Managerで組織データの共有を使用する
組織データの共有には、Roster APIと呼ばれるREST APIを使用します。このAPIを使用すると、サードパーティの教育アプリで、Apple School Managerの中にあるユーザとクラスの情報に自動的にアクセスして同期することができます。これにより、Apple School Managerの管理者と講師は、サードパーティのアプリやサービスを使用して、生徒やクラスのレコードを手動で作成する作業を自動化することができます。
組織のデータをアプリに共有するには、まずそれらのアプリで「Appleでサインイン」を使用することを承認する必要があります。
特定のアプリの認証プロセスを開始するには、アプリデベロッパにお問い合わせください。デベロッパがRoster APIに対応している場合は、Apple School Managerの組織と連携するためにアクセスするURLが提供されます。
管理者やサイトマネージャは、以下を行うことも可能です。
サードパーティのアプリがデータを取得できるよう、標準のOAuth認証フローでアクセス権を手動で承認する。
データ共有を任意の時点で無効化する。
許可されたアプリのリストを作成して、Roster APIへの接続許可を一部のアプリのみに制限する。
アプリで組織データの共有を使用する
Apple School Manager
で、管理者またはサイトマネージャの役割を持つアカウントでサインインします。
サイドバーで「アクセス管理」
を選択し、「組織データ共有」
を選択します。
承認されているすべてのアプリを選択するか、リストにある承認されたアプリのみを選択します。
データを共有するアプリを探し、そのアプリの横にある「追加」を選択します。
アプリのデベロッパに連絡して、アプリをApple School Managerに接続します。サインイン画面が表示されたら、管理者またはサイトマネージャの役割を持つアカウントでサインインします。
「保存」を選択します。