Apple School ManagerでのカスタムAppについて
カスタムAppとは、組織の特有の教育ニーズを満たすために開発されたAppのことです。このAppは、お客様やサードパーティデベロッパが開発したものです。それらはApple School Managerを通して非公開かつ安全に組織のメンバーに配付されます。デベロッパはApp Store Connectを通してカスタムAppを送信し、そのAppをApple School Managerアカウントに割り当てます。承認されると、Appは自分の組織で利用可能になり、お客様だけがサイドバーの「Appとブック」から閲覧およびアクセスすることができます。
カスタムAppを使用すると、App Storeの規模と使いやすさを活用でき、次の機能も利用できます:
学校の機密データや私的データのためのセキュリティ機能
学校のロゴやブランドなど、会社に合わせたルックアンドフィール
組織内の生徒と講師のためのユニークな機能
クラスまたはワークフロー特有の機能
IT環境専用の設定
カスタムAppのライセンスの購入
カスタムAppを購入するためには、組織のカスタムAppを検索する機能を有効にする必要があります。「カスタムAppを有効にする」を参照してください。
Apple School Managerで、コンテンツを購入する権限を持つユーザでサインインします。
コンテンツを購入できるユーザの表示や編集は、「役割の権限」を参照してください。
サイドバーで「Appとブック」をタップし、「ストア」>」「ストアを開く」の順にタップして、「Appとブック」のストアを開きます。
「カスタムApp」タブをタップして、組織に割り当てられているカスタムAppを表示します。
カスタムAppのライセンスを最初に割り当てる場所を選択します。
カスタムAppについての重要なお知らせ
Appの審査:カスタム配付のために送信される各カスタムAppおよび各アップデートバージョンには、AppleによるApp審査プロセスが実行されます。App Store Appと同じApp ReviewガイドラインがカスタムAppに適用されます。審査プロセスは通常1~2日かかります。Apple Developer WebサイトにあるApp ReviewのWebsiteを参照してください。
Appのセキュリティ:Appにビジネスに関する機密データが含まれている場合、App内に認証メカニズムを含める必要があります。Appleは、App内の認証および暗号化のベストプラクティスを使用することを強くお勧めします。Apple Developer WebサイトのSecurityフレームワークに関する記事を参照してください。
Appの検証:カスタムAppが審査ガイドラインに沿っているかを検証するには、AppleによるサインインおよびAppの操作が必要です。デベロッパやパートナー会社と協力して、専有データや機密データを適切に処理してこの要件を満たす方法を判断してください。App審査の目的で機密性を保護するため、一般的なテストアカウントまたはサニタイズされたサンプルデータを提供してください。
配付:カスタムAppは、Apple School Managerの「App」セクションでプライベートに配付されます。ITチームは、デバイスに基づく割り当てや管理対象App機能など、App Store Appと同じApp配付モデルを活用できます。デベロッパは、Appへのアクセスが許可される組織を指定し、そのAppを特定の組織に非公開で配付できます。グローバルユーザベースをサポートする場合は、App Store Connectを通して送信する際にグローバルに利用可能なAppとしてマーキングすることが重要です。