iOSのアップデート時や復元時のエラー
iOSのアップデートおよび復元に関するエラーの解決方法を紹介します。
はじめに
macOS Catalina 10.15以降を搭載したMacでは、Macが最新バージョンにアップデートされていることを確認します。macOS Mojave 10.14以前を搭載したMacをお使いの場合は、最新バージョンのiTunesがインストールされていることを確かめてください。Windowsパソコンをお使いの場合は、最新バージョンのiTunesまたはAppleデバイスアプリがインストールされていることを確かめてください。
デバイスを復元できず、「不明なエラーが発生しました [エラー番号]」というメッセージが表示される場合は、こちらの記事の手順で対処してください。
それでもエラーが解消しない場合は、以下の手順で対処してください。
エラー番号またはメッセージを選択する
該当するエラーを選択して、対処法を確認してください。
MacまたはWindowsパソコンのソフトウェアをアップデートする
エラー10が表示された場合、コンピュータが対応しているバージョンよりも新しいバージョンのiOSがiOSデバイスに搭載されている可能性があります。その場合、iOSデバイスをアップデートまたは復元するには、前もってMacのソフトウェアまたはWindowsのiTunesもしくはAppleデバイスアプリをアップデートしておく必要があります。
iOSデバイスからコンピュータへの接続をいったん解除してから、接続し直します。iOSデバイスのロックを解除しないと、Macで認識されない場合があります。
「iOSデバイスに接続するにはソフトウェアアップデートが必要です」と表示される場合は、「インストール」をクリックしてソフトウェアをダウンロードし、インストールします。その後、MacでiOSデバイスをアップデートまたは復元できるようになります。
Windowsパソコン:最新バージョンのiTunesにアップデートするか、最新バージョンのAppleデバイスアプリにアップデートします。
お使いのデバイスがAppleサーバと通信可能か確認する
エラー1671が表示される場合は、必要なソフトウェアをコンピュータがダウンロード中です。ダウンロードが終わるまでしばらく待ってから、もう一度試してください。
以下のいずれかのエラーが表示される場合は、コンピュータがAppleのサーバまたはiPhone、iPad、iPod touchに接続できていないと考えられます。
17、1638、3014、3194、3000、3002、3004、3013、3014、3015、3194、3200
「ソフトウェアをダウンロード中に問題が起きました」
「このデバイスは、要求されたビルドには使用できません」
以下の点を確認してください。
エラーコード4037は、デバイスがパスコードでロックされていて、アップデートや復元の際にロックが解除されていなかったため、コンピュータがデバイスをアップデートできなかったことを示します。デバイスのロックを解除してから、やり直してください。
「モバイル通信をアップデートできませんでした」と「Apple Payを利用できません」という警告メッセージ
アップデートした後で「モバイル通信をアップデートできませんでした」または「このiPhoneではApple Payを利用できません」という警告メッセージが表示される場合は、こちらの記事を参照してください。
セキュリティソフトウェアを確認する
エラー9が表示される場合は、こちらの記事の手順で対処してください。
エラー2、4、6、1611が表示される場合は、他社製のセキュリティソフトウェアを調べてから、USB接続に問題がないか確認してください。
USB接続を確認する
エラー4005、4013、4014が表示される場合は、こちらの記事の手順で対処してください。
以下のいずれかのエラーが表示される場合は、USB接続、USBケーブル、USBポート、またはコンピュータに問題がないか調べてください。
13、1600、1601、1602、1603、1604、1611、1643~1650
2000、2001、2002、2005、2006、2009
「無効な応答」に言及しているエラー
以下の手順で確認してください。手順を1つ実行するたびに、問題が解決したか確かめてください。
デバイスに付属のUSBケーブルを使います。お持ちでない場合は、別のApple認定のUSBケーブルをお試しください。
コンピュータの別のUSBポートに切り替えます。キーボードには接続しないでください。
別のコンピュータのUSBポートに切り替えます。
依然としてエラーが表示される場合は、USBに関してほかに問題がないか確認し、他社製のセキュリティソフトウェアについて調べてから、ハードウェアに問題がないか確認します。
ハードウェアを調べる
エラー53が表示される場合は、こちらの記事の手順で対処してください。
以下のいずれかのエラーが表示される場合は、ハードウェアに問題があると考えられます。
1、3、11、12、13、16
20、21、23、26、27、28、29、34、35、36、37、40、56
1002、1004、1011、1012、1014、1667、1669
以下の手順で確認してください。手順を1つ実行するたびに、問題が解決したか確かめてください。
iTunesがすでに開いている場合は、一度閉じてから開き直してください。
USBケーブル、コンピュータ、およびネットワークが正常に動作しているか確かめます。
デバイスの復元をもう一度試してみます。
古いソフトウェアや不正改造されたソフトウェアがないか確認する
エラー1015または「必要なリソースが見つかりませんでした」というメッセージが表示される場合は、デバイスのソフトウェアが不正に改造(「ジェイルブレイク」または「脱獄」)されている疑いがあります。または、以前のバージョンのiOSをインストール(ダウングレード)しようとしている可能性も考えられます。
デバイスを最新バージョンのソフトウェアに復元するには、iPhoneまたはiPadでリカバリモードを使ってください。