プライベートリレーで個人情報安全性チェックを使用する
(iOS 17以降で)個人情報安全性チェックを使用するときに、iCloud+のサブスクリプションに登録している場合は、プライベートリレーで利用できるインターネットのトラフィック保護を確認するように求められることがあります。
iCloudプライベートリレーを有効にすると、暗号化されていないすべてのインターネットのトラフィックが保護され、一時的なIPアドレスによってIPアドレスが非公開になるため、インターネットのアクティビティのプライバシーが保護されます。(IPアドレスとは、インターネットサービスプロバイダがインターネットに接続されたデバイスに割り当てる一意識別子のことで、これによってインターネットを使うことができます。IPアドレスで正確な位置情報は伝わりませんが、おおよその場所は知ることができ、データ収集企業が一定期間あなたを認識することができます。)プライベートリレーではDNSレコードも暗号化されるため、Appleとインターネットサービスプロバイダのいずれも、あなたがアクセスを試みているWebサイトのアドレスを見ることはできません。
プライベートリレーでは、IPアドレスの保護レベルを2種類提供しています。以下から選択できます:
都市レベル: IPアドレスの位置情報をおおよそ都市レベルのエリアまで一般化して、Safariでブラウズするときにローカライズされたコンテンツを見られるようにします。
地域レベル: IPアドレスの位置情報をより徹底的に地域エリアまで広げることで曖昧にして、国と時間帯のみを示すようにします。これによって、IPアドレスを使用してユーザの位置情報を特定するすべてのアプリは、あなたの一般的な都市レベルの位置情報にアクセスできなくなります。
Appleのサポート記事「iCloudプライベートリレーについて」を参照してください。
注記: 一部のWebサイト、ネットワーク、サービスでは、IPアドレスを確認する必要があったり、トラフィックの監査、ネットワークベースのフィルタリングの実行、ブラウズ履歴の確認といった機能を必要とする場合があります。Appleのサポート記事「特定のWebサイト、ネットワーク、システム設定についてiCloudプライベートリレーを管理する」を参照してください。