Motionの3Dテキストのライティングと環境のコントロール

「テキスト」インスペクタの「アピアランス」パネルの「ライティング」セクションにあるコントロールを調整して、3Dテキストのライティングを変更します:

「ライティング」コントロール

ライトのスタイル: 選択した3Dテキストオブジェクトに適用するプリセットのライティングスタイルを選択するポップアップメニューです。以下のいずれかを選択します:
- 切: 3Dテキストのライティングのコントロールが無効になります。独自のライトを手動でプロジェクトに追加したい場合は、このオプションを選択します。
  注記：環境ライティングも無効にすることをお勧めします。Motionで3Dテキストの環境ライティングを変更するを参照してください。
- 標準: テキストオブジェクトが正面と左右から照らされます。
- 中間中央: 中央からテキストオブジェクトを照らす柔らかい平坦なライトが作成されます。
- 中間左: 左からテキストオブジェクトを照らす柔らかい平坦なライトが作成されます。
- 中間右: 右からテキストオブジェクトを照らす柔らかい平坦なライトが作成されます。
- 上: テキストオブジェクトが上から照らされます。
- バックライト: テキストオブジェクトが背後から照らされます。
  注記：デフォルトでは、そのほかにも環境光によってテキストオブジェクトの前面が照らされます。テキストオブジェクトの前面にまったく光が当たっていないようなバックライトの効果を作り出すには、「環境」コントロールのアクティブ化チェックボックスの選択を解除して環境ライティングを無効にします。詳しくは、Motionで3Dテキストの環境ライティングを変更するを参照してください。
- 下: テキストオブジェクトが下から照らされます。
- 斜め左: テキストオブジェクトが左上隅から照らされます。
- 斜め右: テキストオブジェクトが右上隅から照らされます。
- ドラマ左上: テキストオブジェクトの上と左の面が照らされ、右と下はまったく照らされません。
- ドラマ右上: テキストオブジェクトの上と右の面が照らされ、左と下はまったく照らされません。
強度: 3Dテキストオブジェクトを照らすライトの強度を調整するスライダです。
セルフシャドウ: ライトによって照らされたテキストグリフ（個々の文字）によってテキストオブジェクト内のほかのグリフに影を落とすかどうかを選択したり、影の落ちかたを設定したりするコントロールのグループ。見出し行の右側にある「表示」をクリックすると使用可能になります。
「セルフシャドウ」を有効にすると、追加の2つのコントロールが使用可能になります:
- 不透明度: 影の表示量を調整するスライダです。これを100%以上に設定すると、デフォルトのライトのシェーディング（ライトのモデルと設定に基づきます）の効果を無効にすることができます。
- 柔らかさ: 影のぼやけ具合を調整するスライダです。

「環境」コントロール

環境: このアクティブ化チェックボックスを選択すると、3Dテキストが周囲の「環境」からのライティングを反射するようになります。「環境」行の右側にある「表示」をクリックすると、追加の調整コントロールが表示されます。
- タイプ: 反射されるものをイメージ、グラデーション、またはパターンから選択するポップアップメニューです。グラデーションの使いかたについて詳しくは、Motionのグラデーションエディタの使いかたの概要を参照してください。
- 強度: 環境光の強度を調整するスライダです。
- 回転: 環境イメージがオブジェクトにマップされる角度を制御するダイヤルです。
- コントラスト: コントラストを上げると中間色調が弱くなり、ハイライトがより明るく、シャドウがより暗くなります。一方、コントラストを下げると中間色調が強くなり、ハイライトとシャドウが抑えられます。
- サチュレーション: 環境イメージ内のカラーの彩度を調整するスライダです。サチュレーションを上げるとカラーがより鮮やかになり、サチュレーションを下げるとカラーがより単調になります。
- 異方性: このチェックボックスと、「フィニッシュ」＞「ブラシ塗り」レイヤーや、「フィニッシュ」＞「カスタム反射」レイヤーの「異方性」パラメータを組み合わせて使用すると、反射により一層リアルな歪みを与えることができます。
  注記：「異方性」チェックボックスを選択すると3Dテキストプロジェクトのリアリティを高めることができますが、パフォーマンスが低下する可能性があります。

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