MacのKeynoteで日付や通貨などをフォーマットする
テキスト、数値、通貨、割合(%)、日付と時刻、および、時間の長さを示す期間(例えば、「3週4日2時間」)を表示するために、表のセルのフォーマットを設定できます。セルのフォーマットによって、セルのデータがどのように表示され、そのセルを参照する数式によってデータがどのように認識されるかが決まります。
数値、通貨単位、または割合(%)の値を含むセルに表示される小数の桁数を選択することもできます。セルに入力された正確な値が、表示したい精度よりも精密である場合も、この桁数に従います。セルに表示される小数の桁数にかかわらず、計算には入力された実際の値が常に使用されます。数式がセル内のテキストを参照する場合は、表示されている値が計算に使用されます。
セルのフォーマットは、セルの内容がすでに入力されている場合でも変更できます。例えば、価格の表がある場合、通貨記号(ドル記号など)を通貨としてフォーマットし、目的の記号を選択することで、セルに選択した通貨記号を追加できます。
セルを自動的にフォーマットする
数字
デフォルトでは、数値としてフォーマットされたセルには、セルに入力された小数の桁がすべて表示されます。この設定を変更して、数値としてフォーマットされたセルには同じ小数の桁数が表示されるようにすることができます。
小数の桁数の設定変更は、数値と割合(%)の両方に適用されます。例えば、数値のセルを割合(%)に変更しても、表示される小数の桁数は変わりません。
「フォーマット」 サイドバーの「セル」タブをクリックします。
「データフォーマット」ポップアップメニューをクリックしてから、オプションを選択します:
数字: 標準の数値フォーマットを表示します。
小数の桁数を設定する: 「小数の桁数」フィールドで、表示したい小数の桁数を指定します。Keynoteでは、表示値は切り捨てられる代わりに丸められます。例えば、セル内の値が「5.75」であり、セルの小数の桁数を0(ゼロ)に設定する場合、Keynoteでは「6」と表示されます。
各セルに入力する小数の桁をすべて表示する: 「小数の桁数」フィールドの数字を削除するか、または「自動」設定に達するまで「小数の桁数」の下矢印をクリックします。
負の値の表示方法を指定する: 「小数の桁数」フィールドの右側にあるポップアップメニューをクリックしてから、オプションを選択します。
3桁区切りを表示する: 「3桁区切り」チェックボックスを選択します。
分数: 分子と分母を使用して数値を表示します。「精度」ポップアップメニューをクリックしてオプションを選択し、表示したい最大桁数を指定するか、または最も近い2分の1、4分の1、その他に値を丸めます。
指数表示: 指数表示表記で数値を表示します。「小数の桁数」フィールドで、表示したい小数の桁数を入力するか、または「自動」を選択します。「自動」を選択すると、入力した小数の桁がすべて表示されます。
通貨(金額の単位)
デフォルトでは、通貨としてフォーマットされたセルには小数の2桁が表示されます。この設定を変更して、セルに入力した小数の桁がすべてセルに表示されるようにしたり、すべてのセルで同じ小数の桁数が表示されるようにしたりすることができます。
「フォーマット」 サイドバーの「セル」タブをクリックします。
「データフォーマット」ポップアップメニューをクリックしてから、「通貨」を選択します。
必要に応じて以下の操作を実行します:
小数の桁数を設定する: 「小数の桁数」フィールドで、表示したい小数の桁数を指定します。Keynoteでは、表示値は切り捨てられる代わりに丸められます。例えば、セル内の値が「5.75」であり、セルの小数の桁数を0(ゼロ)に設定する場合、Keynoteでは「6」と表示されます。
各セルに入力する小数の桁をすべて表示する: 「小数の桁数」フィールドの数字を削除するか、または「自動」設定に達するまで「小数の桁数」の下矢印をクリックします。
負の値の表示方法を指定する: 「小数の桁数」フィールドの右側にあるポップアップメニューをクリックしてから、オプションを選択します。
3桁区切りを表示する: 「3桁区切り」チェックボックスを選択します。
会計スタイルの負の数値を使用する: 負の値を丸かっこで囲んで表示するには、「会計スタイル」チェックボックスを選択します。
「通貨」ポップアップメニューをクリックしてから、通貨記号(米ドル($)など)を選択します。
割合(%)
デフォルトでは、割合(%)としてフォーマットされたセルでは、セルに入力した小数の桁がすべて表示されます。この設定を変更して、すべてのセルで同じ小数の桁数が表示されるようにすることができます。
小数の桁数の設定変更は、選択された範囲内のセルにある割合(%)と数値の両方に適用されます。例えば、セルのフォーマットを割合(%)から10進数に変更しても、表示される小数の桁数は変わりません。
「フォーマット」 サイドバーの「セル」タブをクリックします。
「データフォーマット」ポップアップメニューをクリックしてから、「割合(%)」を選択します。
必要に応じて以下の操作を実行します:
小数の桁数を設定する: 「小数の桁数」フィールドで、表示したい小数の桁数を指定します。Keynoteでは、表示値は切り捨てられる代わりに丸められます。例えば、セル内の値が「5.75」であり、セルの小数の桁数を0(ゼロ)に設定する場合、Keynoteでは「6」と表示されます。
各セルに入力する小数の桁をすべて表示する: 「小数の桁数」フィールドの数字を削除するか、または「自動」設定に達するまで「小数の桁数」の下矢印をクリックします。
負の値の表示方法を指定する: 「小数の桁数」フィールドの右側にあるポップアップメニューをクリックしてから、オプションを選択します。
3桁区切りを表示する: 「3桁区切り」チェックボックスを選択します。
すでに値が入っているセルにフォーマットを適用すると、元の値は10進数であったと見なされて割合(%)に変換されます。例えば、3は300 %になります。
割合(%)の値を数式内で使う場合、これを10進数値にした値が使われます。例えば、3 %と表示される値は、数式では0.03として使用されます。
日付と時刻
「フォーマット」 サイドバーの「セル」タブをクリックします。
「データフォーマット」ポップアップメニューをクリックし、「日付と時刻」を選択します。
「日付」ポップアップメニューをクリックし、フォーマットを選択します。
「なし」を選択した場合、日付が入力されて日付と時刻の計算に使用される場合でも、日付はセルに表示されません。
「時刻」ポップアップメニューをクリックし、フォーマットを選択します。
「なし」を選択した場合、時刻が入力されて日付と時刻の計算に使用される場合でも、時刻はセルに表示されません。
日付と時刻のどちらかを入力しない場合、Keynoteによってデフォルト値が追加されます。例えば、「1:15 PM」と入力すると、今日の日付がデフォルトで追加されます。
期間(時間の単位)
デフォルトでは、期間のデータを含むセルは、入力したすべての時間単位を表示するように自動的にフォーマットされます。より精度の高い期間の値がセルに入力されており、時間単位に基づいた計算を行う数式でその値が使用される場合でも、この設定を変更して、期間セルに特定の時間単位のみが表示される(例えば、時間のみが表示され、分、秒、ミリ秒は表示されない)ようにすることができます。
「フォーマット」 サイドバーの「セル」タブをクリックします。
「データフォーマット」ポップアップメニューをクリックしてから、「期間」を選択します。
以下のいずれかを実行します:
時間単位ラベルを表示する/非表示にする: 「自動単位」をクリックし、「スタイル」ポップアップメニューをクリックしてから、オプションを選択します:
0: すべての時間単位ラベルを非表示にします。
0週: 時間単位ラベルを短縮形で表示します。
0週: 時間単位ラベルを一切省略せずに表示します。
すべての期間セルに同じ単位を表示する: 「カスタム単位」をクリックしてから、範囲セレクタの左右の端にある単位をクリックして、週(wk)からミリ秒(ms)まで、使用したい期間を囲みます。
セルにデータを入力したあとに期間フォーマットを変更すると、設定した新しい期間フォーマットに合わせてデータが自動的に調整されます。
セルのカスタムフォーマットを作成して、電話番号などのその他のデータを表示することもできます。MacのKeynoteでセルのカスタムフォーマットを作成するを参照してください。