Mac用Logic Proリリースノート
最新バージョンのMac用Logic Proの機能の強化点や改善点について説明します。
Mac用Logic Proをアップデートする前に、その時点でインストールされているバージョンのLogic ProアプリケーションとLogic Proプロジェクトのバックアップを作成しておいてください。
Logic Pro 11.1.2の新機能
自動入力モニタリングが正しく機能するようになりました。
以前のバージョン
Logic Pro 11.1.1
新機能/改善点
Logic Proで、ボイスメモから2レイヤーの録音を個別のトラックとして読み込めるようになりました。
安定性/信頼性
「option」キーを押しながらTrack Stackの詳細表示三角形をクリックすると特定のプロジェクトがハングすることがある問題を解決しました。
「キーコマンド」ウインドウが開いたままコントロールサーフェスをバイパスするとLogic Proが予期せず終了することがある問題を解決しました。
テキストフェーダーの最小値を以前の最大値よりも大きい値に置き換えるとLogic Proが予期せず終了することがある問題を解決しました。
プレビュー再生後、すぐにSample Alchemyの合成モードを変更するとLogic Proが予期せず終了することがある問題を解決しました。
Intelプロセッサ搭載のMacで、リージョンが選択されていない状態でステップエディタを開いたときにLogic Proが予期せず終了することがなくなりました。
Hermode TuningでチューニングをするときにLogic Proが予期せず終了する問題を解決しました。
QRSプラグインウインドウが開いているときにLogic Proが応答しなくなる問題を修正しました。
ミキサー
オフボタンが有効になると、ソフトウェア音源トラックのプラグインが正常にアンロードされるようになりました。
オフボタンが有効になっている状態でソフトウェア音源トラックを複製すると、そのプラグインが読み込まれなくなりました。
入力モニタリングボタンがオンになっている状態で保存されたプロジェクトは、入力モニタリングステータスがオフに設定された状態で開くようになりました。
オーディオチャンネルの「録音可能」ボタンと「入力モニタリング」ボタンの両方が有効になっている場合、正常に、トラック上の既存のリージョンは聞こえないようになります。
プラグイン
レガシーのElectric PianoとTonewheel Organのソフトウェア音源が正しく機能するようになりました。
プラグインマネージャで削除されたデフォルトカテゴリがLogicの再起動後に予期せず復元されることがなくなりました。
プラグインメニューの最上位にプラグインを追加したときに、「Amps & Pedals」フォルダも最上位に移動されることがなりました。
「サイドチェーン」メニューのトラック検索で、関連するすべての結果が正しく表示されるようになりました。
Flex Time/Flex Pitch
トラックでFlex表示が有効なときに「リージョンを結合」が正常に機能するようになりました。
オートメーション
「ロケータ間のセクションをカット」または「再生ヘッドの位置にセクションを挿入」を実行したときに、オートメーションポイントがリージョンの境界に適切に作成されるようになりました。
相対パンや相対ボリュームのカーブをクリックしたときに予期しない位置にジャンプすることがなくなりました。
Track Stack
ネストされたサミングスタックで「ドラムの置き換え」を実行したときにスタック内のトラックが削除されなくなりました。
Apple Loops
「タグのないループ」での検索が正しく機能するようになりました。
エンバイロメント
フェーダーの下限が「0」以外の値に設定されているときに、テキストフェーダーに入力された値が正しく保持されるようになりました。
コントロールサーフェス/MIDIコントローラ
すでに割り当てられているパラメータで、新しいコントローラーの割り当てを学習する機能が復活しました。
コントローラアサインメントの詳細表示でチャンネルストリップのパラメータ割り当てが正しく機能するようになりました。
MIDIデバイスのAbsoluteコントローラメッセージで割り当てを登録すると、正常にスケールモードでメッセージを登録できるようになりました。
一般
「カラーを表示/非表示」でプロジェクトが編集済みとしてマークされないようになりました。
再生ヘッドを長押ししたときに予期しない位置にジャンプすることがなりました。
Logic Pro 11.1
新機能/改善点
新しいQuantec Room Simulatorプラグインを使用すると、これまでに作られた中で最も音響的に正確なリバーブによる伝説的なサウンドを追加できます。
チャンネルストリップをミキサー内で直接並べ替えられるようになりました。
キーコマンドでプラグインを検索し、追加できるようになりました。
Beat Breakerに、低い周波数を自動的に未処理のままにできる「Bypass Below」コントロールが追加されました。
Samplerで新しいコマンド「トランジェットでゾーン分割を作成する」(Create Zones Split at Transients)が提供されるようになりました。
マルチトラックのAACファイルがサポートされるようになりました。
「新規トラック」シートの入力割り当てフィールドと出力割り当てフィールドが検索可能になりました。
「command」キーを押しながらクリックすることで、ミキサーのチャンネルストリップからプラグインやセンドを簡単に削除できるようになりました。
マーキーツールを使用して、リージョンとともに複数のトラックを選択できるようになりました。
選択されたFlex Pitchノートで「リージョン/ノートを結合」コマンドが機能するようになりました。
「内部MIDI入力」が有効になっている場合、トラックインスペクタに新しく「Record」(録音)設定が表示され、内部MIDIと一緒に着信MIDIを録音できるようになりました。
表示を「Volume」(音量)モードに設定すると、Beat BreakerにバックグラウンドでTime Graph(タイムグラフ)が表示されるようになりました。
大きなスコアを含むプロジェクトのパフォーマンスが向上しました。
安定性/信頼性
Logic Proがアイドル状態のときに予期せず終了することがある問題を解決しました。
「option」キーを使ってトラックを複製するとLogic Proが予期せず終了することがある問題を解決しました。
オーディオトラックでChromaGlowの「Drive」パラメータを自動化するとLogic Proが予期せず終了することがある問題を解決しました。
別のプロジェクトが開いているときに「最近使った項目」からプロジェクトを開くとLogic Proが予期せず終了することがある問題を修正しました。
アプリを終了するときにLogic Proがハングすることがある問題を解決しました。
FlexのオーディオリージョンからMIDIを作成するとLogic Proが予期せず終了することがある問題を解決しました。
複数のApple Loopsからスマートテンポのマルチセットを作成するとLogic Proが予期せず終了することがある問題を修正しました。
別のトラックで別のパターンリージョンの長さを変更した後でパターンリージョンを選択するとLogic Proが予期せず終了することがある問題を解決しました。
別のプロジェクトからAuxチャンネルを読み込むときにLogic Proが予期せず終了することがある問題を解決しました。
ファイル名に日本語の二重かぎ括弧を含むファイルをQuick Samplerに追加するとLogic Proが予期せず終了することがある問題を修正しました。
以前のバージョンのLogic Proで保存された特定のプロジェクトが開けなかった問題を解決しました。
パフォーマンス
ライブソフトウェア音源トラックからフォルダTrack Stackにトラック選択を切り替えるときのパフォーマンスが向上しました。
Flex Pitchが有効な非常に長いリージョンを1つまたは複数含むプロジェクトで、スクロールのパフォーマンスが向上しました。
オーディオファイルエディタで破壊編集を適用するときの進捗状況バーで、操作の進行状況がより正確に示されるようになりました。
AUv3音源でMIDI FXモジュレータプラグインを使用するとCPU負荷が予期せず高くなることがある問題を修正しました。
長いオーディオファイルでFlex Pitchのノートを選択するときのパフォーマンスが向上しました。
「スクロールプレイ」を有効にしたときのパフォーマンスが向上しました。
再生中にスコアでツールを長押ししても画面が更新されなくなりました。
Accessibility
Session Playerの「スウィング」ノブと「フィルの量」ノブをVoiceOverで完全に操作できるようになりました。
VoiceOverがコードトラックのコード名を適切に読み上げるようになりました。
DrummerエディタのテンポメニューにVoiceOverでアクセスできるようになりました。
VoiceOverを使って新規プロジェクトウインドウの「キー」メニューを閉じると、ウインドウ全体ではなくメニューが閉じるようになりました。
ステップインプットでノートを挿入したあと、VoiceOverが再生ヘッドの新しい位置を読み上げるようになりました。
リージョンを削除するとVoiceOverカーソルがトラックヘッダに予期せず移動することがある問題を修正しました。
VoiceOverが「タップテンポ」ボタンを使ったテンポの変更を読み上げるようになりました。
ミキサーのチャンネルストリップのコンテキストメニューを、VoiceOverで右クリックして開けるようになりました。
VoiceOverがコードトラック内のコードの位置を読み上げるようになりました。
コードグループ内の単一のコードにVoiceOverでアクセスできるようになりました。
左右の位置とコードの長さを調整するためのハンドルをVoiceOverで操作できるようになりました。
VoiceOverでトラックの状態を「フォーカスされている」に設定できるようになりました。
VocieOverで作成されたコードがマウスをクリックした位置に正しく配置されるようになりました。
Live LoopsグリッドのシーントリガボタンをVoiceOverでアクティブ化できるようになりました。
AlchemyのVoiceOver対応について、さまざまな強化が行われました。
VoiceOverがSession Playerエディタのコードメニューの項目を読み上げるようになりました。
デモプロジェクトの名前がVoiceOverによって正しく読み上げられるようになりました。
VoiceOverがグローバルコードトラックのコードグループ内のコードの位置を読み上げるようになりました。
Session Player
スライドを含むSession Bass Playerの演奏でタイミングが改善されました。
MIDIリージョンに変換したBass Session Playerリージョンが、プロジェクトを開き直したときにSession Playerリージョンに戻らないようになりました。
Electronic Drummerトラックのリージョン境界のすぐ外のノートによって、リージョンがループされると個々のドラムがフラムを打つことがある問題を解決しました。
Studio Bass Session Playerでピッチベンドを使用すると擦れる音が鳴ることがある問題を解決しました。
Session Drummerが奇数拍を処理する方法が改善されました。
Drummerエディターの「フィル」ノブがすべてのキットピースで動作するようになりました。
「自動」に設定されていないリージョンが追加され、新しいDrummerスタイルが読み込まれた場合に、テンポコントロールが「自動」に設定されているドラマーリージョンによってリージョン設定がオフになる場合がありましたが、この問題が解決しました。
「option」キーを押しながらSession Playerエディタの「複雑さ」と「強さ」のスライダを クリックすると、正常にデフォルトにリセットされるようになりました。
アクティブなサイクル領域の最後にテンポチェンジがある場合に、Session Keyboard PlayerまたはSession Bass Playerでノートのハングが発生しなくなりました。
Roots Brush Drummerのスネアがフィルの演奏中に予期せず途切れる場合がありましたが、この問題が解決しました。
デフォルトで作成されたリージョンを削除した後に、新しく作成されたSession Bass Playerトラックに新規リージョンを作成するとDrummerリージョンが作成される場合がありましたが、この問題が解決しました。
「リージョンを再生ヘッド位置に作成」コマンドをDrummerトラックで複数回連続して実行すると、非常に短いリージョンが予期せず作成される場合がありましたが、この問題が解決しました。
Drummer Session Playerエディタの「フィーリング」ノブがすべてのキットピースで一貫して機能するようになりました。
スライドを含むSession Bass Playerの演奏がよりタイトになりました。
ハーフタイムまたはダブルタイムで再生するように設定されているSession Drummerリージョンが、トラックの前のリージョンがフィルで終わる場合にクラッシュで始まるようになりました。
Studio音源
Studio Upright Bassで多数のノートを一斉に演奏するとMIDIノートがハングする場合がありましたが、この問題が解決しました。
MIDIコントローラからポリフォニックボイスモードを有効にしてUpright Bass音源を演奏するときに、すべてのアーティキュレーションが正しく機能するようになりました。
コードトラックとコード
「コードを追加」ボタン(+)を使用してグローバルコードトラックに追加されるコードの位置が、現在のスナップ設定を考慮するようになりました。
コードトラックが非表示のメインウインドウでエディタを開くと、エディタを閉じた後にコードトラックを表示できなくなる問題を修正しました。
コードトラックを右クリックして新しいコードを作成すると、作成されたコードが小節のダウンビートに配置されるようになりました。
選択されていないコードグループでコードをダブルクリックすると、すぐにコードピッカーが開くようになりました。
コードの作成後に「tab」キーを押すと、新しいコード名が入力されていない場合、現在のコードの長さが延長されるようになりました。
コードトラックに「コードを追加」ボタン(+)で追加されたコードが再生ヘッドの位置に正しく配置されるようになりました。
コードトラックで最後のコードの右の境界線をドラッグしても左の境界線の位置は変わらないようになりました。
1 1 1 1よりも早く始まるプロジェクトで、コードトラックの編集が改善されました。
Stem Splitter
サミングTrack Stackの下部トラックのリージョンでStem Splitterを使用する際に、ステムを含むスタックが、それを含むTrack Stackのバスではなくステレオ出力にルーティングされることがなくなりました。
モノラルソースファイルで使用すると、Stem Splitterがモノラルトラックを生成するようになりました。
抽出するオプションが1つだけ選択されている場合、Stem Splitterによって単一のトラックが作成されるようになりました。
空間オーディオ
空間オーディオプロジェクトで3Dオブジェクトに変換されたトラックが正しく同期されるようになりました。
ADMファイルを読み込む際に、Renderer Warpingモードが正しく維持されるようになりました。
空間オーディオプロジェクトでソフトウェア音源トラックが確実に同期して再生されるようになりました。
Atmosプラグインで、手動モードでダウンミックスとトリムのコントロールの値を入力できるようになりました。
Atmosプラグインで自動トリムが有効になっている場合、書き出したADMファイルに自動トリムが含まれるようになりました。
Mastering Assistant
Mastering Assistantのラウドネス補正ボタンを有効にして保存したプロジェクトを再度開いたときに、このボタンが正しく機能するようになりました。
「ステレオ出力に“Mastering Assistant”ボタンを表示」を切り替える設定が追加されました。
ミキサー
プリフェーダー設定がメイン出力チャンネルのメーターに影響するようになりました。
別のトラックがソロになっていないときに、ミュートもされているソロのトラックで予期せずミュートが解除されることがある問題を修正しました。
「出力なし」に設定されたトラックに入力モニタリングボタンが表示されることがある問題を修正しました。
既存のVCAを再利用して新しく作成されたフォルダスタックのVCAフェーダーが、正常に、スタックのボリュームをすぐにコントロールできるようになりました。
トラックリストで複数のオーディオトラックが選択されている場合、シングルトラックモードのミキサーでその中の1つの入力を変更しても、トラックリストで選択したほかのトラックの入力も変更されることがなくなりました。
「ミキサー」>「表示」>「非表示に従う」設定が無効になっている場合にミキサー表示が適切に更新されるようになりました。
Appleシリコン搭載のMacで、他社製のオーディオユニットをミキサーの別のスロットにドラッグまたはコピーしたときにウインドウが予期せず開くことがなくなりました。
プラグインをチャンネルストリップの別の位置にドラッグするとそのUIが閉じて別のプラグインUIが開くことある問題を解決しました。
256を超える音源トラックをサイドチェーン入力として選択したときに、正しいトラックが設定されるようになりました。
「Mute All」(すべてミュート)コマンドが、出力またはマスターチャンネルストリップをミュートしないようになりました。
ミキサーのマルチ出力ソフトウェア音源トラックがトラックリストの順序に正常に従うようになりました。
チャンネルストリップのコントロールで、「shift」キーを長押しすると一時的にグループが無効になるようになりました。
Sampler/Quick Sampler/Quick Alchemy
SamplerのZone Per Note機能が正しく動作するようになりました。
Quick Samplerで再生ボタンを押すと、サンプルまたはDrum Machine Designerキットピースを読み込んだ直後に機能するようになりました。
サンプルのサンプルレートがプロジェクトのサンプルレートよりも高い場合、Samplerプラグインのボイスが正しく再生されるようになりました。
Sample Alchemyで「option」キーを押しながらトリムの開始/終了マーカーを移動すると、選択範囲全体が移動されるようになりました。
Sample Alchemyで、FMフィルタとComb PMフィルタで「Filter Freq」(フィルタ周波数)を調整する際に「shift」キーを押して微調整ができるようになりました。
Quick Samplarにオーディオファイルを書き出すオプションが追加されました。
Samplarのゾーンマッピングエディタで「Name Zones by Audio File Name」(オーディオファイル名をゾーンの名前にする)オプションが追加されました。
Quick Samplerの「Delete Slice Marker」(スライスマーカーを削除)コマンドと「Ignore Sensitivity」(感度を無視)コマンドがギアメニューから利用できるようになりました。
Sample Alchemyが録音中のときにループハンドルをドラッグすると、MIDIイベントが作成される場合がありましたが、この問題が解決しました。
Sample Alchemyにリミッターが含まれるようになりました。
Samplerでゾーンに割り当てられているオーディオファイルを変更すると、元のファイルにちなんで名前が付けられていた場合にゾーンの名前が変更される場合がありましたが、この問題が解決しました。
Samplerでグループを複製またはコピー&ペーストすると、ゾーンのコンテンツと設定が複製されるようになりました。
Samplerでサンプルの先頭から始まるループがあるサンプルをトリミングすると、予期しないトリミングが発生し、ループ範囲が右にシフトすることがある問題を修正しました。
Samplerがオーディオファイルからルートキーのメタデータを正しく読み取るようになりました。
Sample Alchemyで波形位置A/B/C/DをMod Matrixのターゲットとして利用できるようになりました。
ゾーンエディタで、Samplerのループ設定を調整するオプションを利用できるようになりました。
Samplerに「選択したゾーンの情報をオーディオファイルからアップデート」コマンドが追加されました。
「tab」キーを使用してSamplerのゾーンとグループの間を移動できるようになりました。
「enter」キーを押すと直接テキストを入力できるようになり、Samplerのグループまたはゾーン内のアイテム名変更がより簡単になりました。
Alchemy
Alchemyのモジュレーションアークが全範囲を確実に表示するようになりました。
「Sample Tempo」(サンプルテンポ)フィールドで小数点以下2桁までの精度が提供されるようになりました。
Alchemyに読み込まれたピッチのないサンプルのルートノートが「C3」に正しく設定されるようになりました。
「Arp」が「All」と「ソース」の間で切り替えられたときに、Mod Rackが確実に正しいモジュレーションを表示するようになりました。
モジュレーションを追加するためにノブがハイライトされているときに「Master Glide」ノブがモジュレーションアークを表示することがある問題を修正しました。
EXSインストゥルメントを読み込むときに、Alchemyが不足しているサンプルを報告するようになりました。
加算分析を行う際の処理時間が改善されました。
ゾーンにオーディオファイルを読み込む際にスペクトルマスクが常に無効になりました。
プラグイン
比較を使用するときに、Auxesに挿入されたプラグインが、ユーザが設定したウェット設定を正しく呼び出すようになりました。
プラグインウインドウにフォーカスしていない場合、ChromaGlow、Studio Pianos、Studio Bassのコントロールがマウスクリックに即座に応答するようになりました。
単一のウェット/ドライミックスコントロールを備えたプラグインをAuxチャンネルに挿入すると、デフォルトで100%ウェットに設定されるようになりました。
ファイルブラウザから、ドラッグ&ドロップをサポートするほとんどのオーディオユニットプラグインへのドラッグ&ドロップが正しく機能するようになりました。
トラックパッドまたはスクロールホイールで上にドラッグすると、すべてのプラグインコントロールが一貫して時計回りに移動するようになりました。
出力をSilkyからPunchyに切り替えるとビンテージTube EQが-30 dBのDCオフセットを出力することがある問題を修正しました。
録音
オーディオ録音にパンチインするとき、カウントインの間に既存の録音が正しく再生されるようになりました。
サイクルモードで作成されたMIDI録音で「結合」設定を有効にすると、リージョンが左に拡張されてトラック内にある前のリージョンが含まれ、新しく録音されたMIDIパスが最終的なリージョンで省略されることがある問題を解決しました。
MIDIを録音するときに、フォーカストラックで自動録音を可能にするか、選択したすべてのトラックで自動録音を可能にするかを選択する新しい「録音」設定が追加されました。
自動入力モニタリングが有効な場合、トラックの「入力モニタリング」ボタンも有効になっていない限り、録音可能状態のトラックへの入力が再生中に聞こえなくなりました。
MIDI
MIDI内部入力を使用するMIDIトラックは、MIDIが再生されるとすぐにソーストラックと同期されるようになりました。
オートメーション
選択した複数のチャンネルをオートメーショントリムモードに設定できるようになりました。
トラックヘッダでオートメーショントリムが機能しなくなることがある問題を解決しました。
トラック領域に追加されたAuxチャンネルに、現在選択されているトラックのオートメーションレーンが含まれることがある問題を解決しました。
ピアノロールのオートメーションレーンが更新され、速度を上げ下げした後、左隅の位置の変更がリージョンに反映されるようになりました。
Flex Time/Flex Pitch
クオンタイズロックされた編集グループのメンバーであるトラックで、Flexのコンプセグメントを含むテイクフォルダをフラット化したときに、結果のリージョンの長さが予期せず変わることがなくなりました。
トラックヘッダのQリファレンスボタンが有効な場合、フェーズロックされた編集グループのメンバーであるFlex Timeトラックのオーディオの位置が予期せずずれることがある問題を解決しました。
スマートテンポ
Apple Loopを選択した状態でオーディオファイルを開いた後、オーディオファイルが選択されると、スマートテンポエディタが正しく開くようになりました。
RosettaモードでLogic Proを実行すると、テンポ解析が常に一定のテンポを検出する問題を修正しました。
テンポイベントを編集したときに、SMPTEロックされたマーカーがすぐに正しいビート位置に移動するようになりました。
ダウンミックスファイルで、スマートテンポエディタのメトロノームが拍子の変更を適切に再生できるよう「選択部分へジャンプ」になりました。
再生中にスマートテンポマーカーを調整すると再生がリージョンの先頭にジャンプすることがある問題を解決しました。
Live Loops
Live Loopsグリッドで「選択部分へジャンプ」コマンドが機能するようになりました。
選択されたセルがミュートされていないときに、「セルをキューに入れる」キーコマンドによって誤って「Command Not Available Because the Selected Cells are Muted」(選択されたセルはミュートされているのでコマンドを使用できません)エラーがトリガされることがある問題を解決しました。
Live Loopsセルに録音するときに、ほかのトラックへのMIDI入力が聞こえるようになりました。
プロジェクトキーが変更されたときに、Live LoopsグリッドのMIDIループが正常に更新されるようになりました。
ステップシーケンサー
ステップシーケンサーのインスペクタタブが個々の高さを持つようになり、スクロール時のパラメータの可視性が向上しました。
ステップシーケンサーの下位行を再配置するためにマウスでつかむと予期せず位置がずれることがある問題を修正しました。
異なるMIDIチャンネルの異なるサブトラックへの出力に割り当てられている行を持つTrack Stackの最上位レベルにあるパターンリージョンをプレビューする場合、ステップシーケンサーのプレビューが行のMIDIチャンネルの割り当てを尊重するようになりました。
テイクとコンピング
テイクフォルダ内の現在のコンプが予期せず最新のテイクにリセットされることがある問題を解決しました。
Session Playerリージョンで「テイクフォルダをパック」オプションが予期せず表示されることがある問題を解決しました。
1 1 1 1より前に開始するプロジェクトで、読み込まれたテイクフォルダのコンプセグメントを移動できるようになりました。
Track Stack
Track Stackの色の変更がすぐに表示されるようになりました。
Track Stackから作成された複製で、Track Stack内のマルチティンバー音源トラックが独立したトラックに変換されることがなくなりました。
Track Stack内のトラックから既存のすべてのトラックの下にある領域にドラッグすると、新しいトラックがTrack Stack内に予期せずネストされる場合がありましたが、この問題が解決しました。
Track Stackを作成するときに、キーボードの矢印キーを使用してフォルダスタックとサミングスタックのオプションを選択できるようになりました。
書き出し/バウンス
「すべてのトラックをオーディオファイルとして書き出す」ダイアログのプロジェクト名要素が、名前が変更されたプロジェクトの新しい名前に更新されるようになりました。
「バウンス」ウインドウでファイル形式を有効にすると、ファイルタイプが自動的にハイライト表示され、その形式の詳細が表示されるようになりました。
複数のリージョンをトラックごとに所定の場所に一斉にバウンスできるようになりました。
読み込み
スプリットステレオオーディオファイルを含むADMファイルを読み込んだときにLogic Proに「File does not exist」(ファイルが存在しません)という警告が表示されることがなくなりました。
Apple Loops
ループブラウザでの検索がカラム表示で機能するようになりました。
コードトラックにコードがある空のプロジェクトにApple Loopを追加するとプロジェクトのキーが変更されることがなくなりました。
ループの書き出しで、ループライブラリにループを追加する際に利用可能なすべてのキーが表示されるようになりました。
ループブラウザの「プロジェクトのキーで再生」設定が有効な場合、プロジェクトの再生が停止されると、Apple Loopsのプレビューがオリジナルキーで正しく再生されるようになりました。
グローバルトラック
トラックヘッダで「+」ボタンを使ってアレンジメントマーカーを追加すると「マーカー」トラックが非表示になることがある問題を修正しました。
あるマーカーから別のマーカーにコピー&ペーストしたときにテキストの書式設定が保持されるようになりました。
プロジェクトテンプレート
複数の代替プロジェクトを含むプロジェクトをテンプレートとして保存すると、想定通りに、現在アクティブな代替以外のすべてが削除されるようになりました。
サウンドライブラリ
ステップシーケンサーのパターンリージョンが、サウンドライブラリの検索から正しく読み込まれるようになりました。
キーコマンド
コードトラックが表示されたときに「Automation Value Nudge Up/Down」(オートメーション値のナッジアップ/ダウン)コマンドが想定の2倍のナッジになることがある問題を解決しました。
「ウインドウを閉じる」キーコマンドが、開いているプラグインウインドウとフォーカスされたウインドウを閉じないようになりました。
「Open/Close Instrument Plug-in of Focused Track」(フォーカストラックの“音源”プラグインを開く/閉じる)キーコマンドを「スコア」ウインドウで使用したときに、正しい音源プラグインが開くようになりました。
リージョンが選択されていない場合、「ループオン/オフ」キーコマンドはリージョンのデフォルトをループに設定しなくなりました。
ナッジのさまざまなキーコマンドがマーキーの選択にも適用されるようになりました。
「リージョン/イベントをおおよその再生ヘッド位置で分割」キーコマンドが正しく機能するようになりました。
新しい「使用されていない代替トラックを削除」キーコマンドが追加されました。
「リージョン/セルのカラーに基づいてトラックに色を付ける」コマンドを使用するとトラックヘッダのカラーバーが予期せず表示されることがある問題を解決しました。
「Repeat Notes」(ノートをリピート)キーコマンドによって、短縮されたリージョンが予期せず元の長さに戻ることがある問題を修正しました。
選択したオーディオリージョンの開始または終了を現在の再生ヘッド位置まで拡張するためのキーコマンドが追加されました。
「Previous/Next Setting for Linked Plug-in Window」(リンクされたプラグインウインドウの前の/次の設定)のキーコマンドが追加されました。
「ライブラリ」パネルを開くと一部のキーコマンドが突然機能しなくなることがある問題を修正しました。
Logic Remote
ピチカートモードのSmart Strings音源を使用してLogic Remoteのコードストリップで演奏されたバイオリンがレガートで再生されることがある問題を修正しました。
Logic RemoteのコードストリップからSmart Strings音源でトリガされたすべてのコードで、ダブルベースのサウンドが正しくトリガされるようになりました。
Smart Strings音源を使用してLogic Remoteで「Bdim」コードストリップをスワイプするとノートがハングすることがある問題を解決しました。
コントロールサーフェス/MIDIコントローラ
Mackie Controlのコントロールに3Dオブジェクトパナーの「サイズ」パラメータを割り当てることができるようになりました。
コントロールサーフェスでトラックを選択するとプラグインウインドウが開くかどうかを決定する設定が追加されました。
Softube Console 1にトラック名が正しく表示されるようになりました。
MIDI 2.0が有効になっているときに、CC32を使用するMIDIデバイススクリプトが正しく機能するようになりました。
取り消し
「録音」設定の「コンテンツの消去」と「Replace Mode」(置換モード)を有効にしてパンチインした後に「取り消す」を実行すると録音が取り消されるのではなくリージョンが削除されることがある問題を解決しました。
新しいトラックを作成した後に「取り消す」を使用すると、プロジェクト内のUltrabeatトラックがロードされたプリセットを失ったり変更したりすることがある問題を修正しました。
録音が重複する場合の設定を「結合」に設定した複数の既存のリージョンでMIDIレコーディングを開始した後に「取り消す」を使用すると、MIDIが再生される前に録音が停止された場合、既存の2つのリージョンが予期せず結合されることがある問題を解決しました。
Flex Pitchが適用されたオーディオテイクのノートが、「取り消す」を実行した後に元のピッチで鳴るようになりました。
ボリュームフェーダーに触れたとき、値を変更していないのに取り消しステップが作成されることがなくなりました。
Session Playerエディタで「Perform Again」(もう一度実行)を使用した後に、「取り消し」が正常に機能するようになりました。
Session Playerリージョンの「Edit Context」(コンテキストを編集)メニューの「再生成」コマンドが取り消しステップを作成するようになりました。
スコア
スコアは、リージョンのループされた反復でコードテキスト、コードグリッド、テキストオブジェクトを表示するようになりました。
スコアエディタにフォーカスがあり、選択したリージョンが1 1 1 1以外の位置にある場合、「ロケータをリージョンで設定」キーコマンドが-9 1 1 1で予期せずスキップサイクルを作成することがある問題を解決しました。
オーディオApple Loopが選択された状態でスコアエディタを開くと予期せずスタッフを表示することがある問題を解決しました。
スコアで編集を実行することですべてのSession Playerリージョンが再生成されることがなくなりました。
スコアでノートの選択範囲をクリックしてドラッグすると、正しくすべてのノートがドラッグ対象として選択されるようになりました。
「コードとグリッド」プロジェクト設定で言語が「ローマ(Do、Re、Mi、Si… )」に設定されている場合、LCDキーメニュー、ループブラウザ、およびコードグリッドで「Si」コードが「Ti」と誤って表示されることがなくなりました。
編集
開始時間が1 1 1 1 1より前のリージョンのピアノロールで選択したノートで、「リージョン/イベント/マーキーの開始位置を再生ヘッドの位置に設定」コマンドが正しく機能するようになりました。
MIDIテイクフォルダを開いたり閉じたりしたときに、再生ヘッドがピアノロールの正しい位置に一貫して表示されるようになりました。
ピアノロールでノートをコピー&ペーストすると短くしたリージョンが元のサイズに拡張されることがある問題を解決しました。
ピアノロールで選択したノートが、64のリリースベロシティ値ではなく実際のリリースベロシティ値で再生されるようになりました。
オーディオリージョンをダブルクリックしてオーディオトラックエディタを開くと「エディタで編集するトラックが選択されていません」のエラーが表示されることがある問題を解決しました。
エディタでソロ再生を開始および停止するとオーディオトラックエディタの表示が予期せずスクロールすることがある問題を解決しました。
ピアノロールでクリックしたノートが予期せず短く聞こえることがある問題を解決しました。
「shift」キーを使ってピアノロールのブラシツールを水平操作に制限した後、「shift」キーを放すとツールが水平と垂直の両方の操作に戻るようになりました。
「コンテンツ」リンクを有効にした状態で、別のオーディオリージョンを選択してからもう一度Apple Loopを選択した後、トラックにドラッグされたオーディオApple Loopsがイベントリストに正しく表示されるようになりました。
回転ツールにリージョン境界外のイベントが含まれることがある問題を修正しました。
イベントリストがすぐに更新されて「リージョンの境界外のMIDIイベントを削除」キーコマンド使用の結果が表示されるようになりました。
イベントリストに、リージョンの作成日と最終変更日を表示する表示オプションが追加されました。
リンクモードがオフで、編集中のリージョンが現在選択されていない場合、選択したノートでピアノロールのベロシティスライダが正しく機能するようになりました。
「エンバイロメント」のVertical 5スタイルフェーダーが正しくフェードするようになりました。
ピアノロールでノートの情報ポップオーバーがノートの上にかぶることがある問題を解決しました。
「エンバイロメント」で、ネストされたマクロのベクトルフェーダーが正しく機能するようになりました。
1 1 1 1よりも早く始まるプロジェクトのピアノロールで、「拡大/縮小して選択部分またはすべてのコンテンツのどちらにサイズを合わせるかを切り替え」コマンドが正しく機能するようになりました。
「エンバイロメント」のフェーダー用のSysExエディタで、すべてのテキストが正しく表示されるようになりました。
一般
新しいソフトウェア音源トラックが、「新規トラック」シートで定義されたデフォルト設定を使用するようになりました。
一部のトラックにリージョンがある場合に、選択した複数のトラックにトラックカラーを割り当てると正しく機能するようになりました。
ミュージックグリッドが有効な場合と無効な場合について、ナッジ設定が個別に保存されるようになりました。
Ticksモードで遅延設定を変更するとmsモードで保存された設定も変更されることがある問題を解決しました。
トラックパッドを使用したトラック領域のズーム動作が改善されました。
トラック領域で「option」キーを押しながらリージョンをドラッグする際に緑色の「+」記号が正しく表示されるようになりました。
トラック領域のFlex Pitchノートで、長さツールが使いやすくなりました。
選択したトラックが画面の外に出たとき、別のトラックで入力モニタリングを有効にすると、選択したトラックに表示がスクロールすることがある問題を解決しました。
プロジェクト終了マーカーを過ぎてリージョンをドラッグしたときに、表示が新しい位置にスクロールされることがなくなりました。
「リージョンのゲートタイム」パラメータが「レガート」に設定されていると、リージョンの最後のノートがリージョンの終わりまで再生されるようになりました。
LCDを構成して「I/Oバッファサイズ」コントロールを表示できるようになりました。
選択されていないマーカーを右クリックして削除したときに、代わりに選択したマーカーが予期せず削除されることがある問題を解決しました。
カスタムアイコンを別のアイコンに置き換えると、新しいアイコンがカスタムアイコンピッカーにすぐに表示されるようになりました。
「option」キーを押してトラックヘッダをクリックしたまま押し続けるとコンテンツを含む重複トラックが予期せず作成されることがある問題を修正しました。
Logic Proプロジェクトに、より大きく、スクロール可能なQuickLookプレビューが追加されました。
Sidecarモードで追加ディスプレイとして使用されるiPadでキーをタップすると常にオートメーション表示が切り替わる問題を修正しました。
Magic MouseとMagic Trackpadで、マーカーリストのマーカーをスワイプして削除できるようになりました。
リージョンでリピートコマンドを使用するときに「自動」オプションを使用すると、新しいリージョンは、選択したリージョンの最後ではなく小節/拍の位置に配置されるようになりました。
マーカーエディタで「イベントの位置と長さをタイムで表示」を有効にするとトラック領域で予期しないスクロールが発生することがある問題を解決しました。
縦方向の拡大設定で、「アクティブではないすべての代替トラックを表示/非表示」を切り替えると、選択したトラックが表示外にスクロールすることがある問題を解決しました。
ピアノロールのMIDIドロー領域にズームツールで縦方向に長い長方形を描画すると、縦または横に予期せずズームされることがある問題を解決しました。
オートメーション表示がオンになっているとき、フォーカスされたトラックが確実に表示されるようになりました。
「トラックを複製」ボタンのツールチップが更新され、修飾キーを押すと利用できる機能が表示されるようになりました。
ズーム時に、選択したオートメーションポイントが表示内に保持されるようになりました。
マーカーが選択され、ミキサーにフォーカスがあるときに、「選択した項目から再生」が機能するようになりました。
トラック領域にドラッグされたオーディオファイルとループが、現在のスナップ設定に正しくスナップするようになりました。
「すべての機能を有効にする」設定が無効になっているときに、メトロノームのすべてのプロジェクト設定にラベルが表示されるようになりました。
現在選択されていないトラックでリージョンの名前を変更すると、選択したトラックに表示がスクロールすることがある問題を修正しました。
1 1 1 1で開始しないプロジェクトで「おおよその位置にロケータを設定してサイクルを有効にする」コマンドを使用したときに、ロケータが正しく設定されるようになりました。
キーコマンドを使用してトラックヘッダをナビゲートした後、トラック領域のマーキー選択が正しく機能するようになりました。
トラックの選択が、マウスアップではなくマウスダウンで実行されるようになりました。
外部音源を使用するトラックで「MIDIスルーしない音源」を有効にできるようになりました。
「早送り」または「早戻し」キーコマンドを使用すると再生ヘッドが予期せず表示領域の右端に移動することがある問題を解決しました。
MIDI 2.0が有効な場合に、LCDに外部音源へのMIDI出力が表示されるようになりました。
Apple Loopをトラック領域にドラッグして作成したトラックが正常にフォーカスを取得するようになりました。
前方方向にドラッグしながらゴムバンドでリージョンを選択したときに、リージョンインスペクタが更新されて、ドラッグ中にリージョンの現在の選択内容が表示されるようになりました。
Logic Pro 11.0.1
パフォーマンス
RosettaでLogic Proを実行するときの起動時間が大幅に短縮されます。
コンテンツのダウンロード中にLogic Proで作業するときのパフォーマンスが向上しました。
ファイルブラウザでオーディオファイルをオーディションしているときに、アプリとのやり取りがブロックされ、Logic Proがファイルの概要を計算しなくなりました。
Logic Proでリージョンをバウンスするときに「ディスクが遅すぎます」という予期しないメッセージが表示されることがある問題を修正しました。
安定性/信頼性
特定のLogic 5プロジェクトを開くと、Logic Proが予期せず終了することがある問題を修正しました。
オーディオリージョンをコードトラック領域にドラッグすると、Logic Proが予期せず終了することがなくなりました。
「1回繰り返すコマンド」を使用すると、Logic Proが予期せず終了することがある問題を解決しました。
仮想メモリが有効になっていない場合に自動的に有効にすることで、Studio Bass Playerの音源のパフォーマンスと安定性が向上しました。
ループブラウザでタグのないループをプレビューすると、Logic Proが予期せず終了することがある問題を修正しました。
対応性
トランスポーズイベントを持つ既存のプロジェクトをLogic Pro 11.0.1で開いたときに、トランスポーズトラックが正常に維持されるようになりました。
Session Player
インスペクタでコードグループを調整すると、Session Playerリージョンがすぐに再生成されるようになりました。
Session Bassトラックに新しいSession Playerリージョンを追加すると、Drummerリージョンが予期せず作成されることがある問題を解決しました。
Session Piano Playerの左手が現在の設定で正常に演奏されないことがある問題を解決しました。
MIDIに変換したBass Session Playerリージョンが、プロジェクトを保存して再度開いた後にSession Playerリージョンに戻ることがある問題を解決しました。
特定の拍子を使用しているときに、「Roots Songwriter」スタイルを使用しているSession Drummerトラックのリージョンが無音になることがある問題を修正しました。
プラグイン
すべてのプログラムチェンジイベントがプログラムチェンジ0として送信される原因となったScripterの問題を解決しました。
Studio Piano音源でハーフサスティンのペダル位置が正常に機能するようになりました。
「Hum and Hiss」(ハム音とヒス音)スライダが最低値に設定されている場合、Studio Bass音源でヒス音が出力されなくなりました。
Studio Pianoでダンパーペダルを使用し続けると、ノートがハングすることがある問題を解決しました。
空間オーディオ
ダウンミックスとトリムの設定がADMファイルに正しく書き出されるようになりました。
オートメーション
「Cut Time」(時間をカット)コマンドで、トラックベースのオートメーションが正しく移動するようになりました。
書き出し/バウンス
フォルダを所定の場所にバウンスしたときに、バウンスされたリージョン1の小節が元の場所の左側に配置されなくなりました。
Live Loops
Live Loopsセルにドラッグされたパターンループが、正常にトランスポーズされるようになりました。
MIDI
MIDI 2.0が有効になっている場合、イベントリストでバンクチェンジのLSBメッセージを編集できるようになりました。
取り消し
ビートマーカーを編集した後に、スマートテンポエディタを閉じてから再度開いたときに、「取り消し」が正しく機能するようになりました。
一般
マーカーが選択された状態で「選択した項目から再生」を実行すると、1 1 1 1よりも早く始まるプロジェクトで正しい位置から再生されるようになりました。
「option」キーを押しながらドラッグしてリージョンを新規トラックにコピーすると、別のアプリからクリップボードにコピーされたオーディオが貼り付けられる問題を修正しました。
新しく録音されたオーディオリージョンのマーキー選択範囲を削除するときに、ファイル全体を削除するかどうかをたずねられることがなくなりました。
Logic Pro 11.0
新機能/改善点
新しいAI強化ツールがスマートテンポとPitch Correctionプラグインに追加され、芸術性を高めることができます。
DrummerにBass PlayerとKeyboard Playerが加わり、すべてのSession Playerが揃いました。いずれもAIで構築されているため、方向性に応じた演奏を簡単に作成できます。
Session Playerは、グローバルコードトラックを使用して共通のコード進行に従います。
ビンテージのアナログハードウェアのサウンドをシミュレートするように設計された5つのサチュレーションモデルを備えた高度なプラグインであるChromaGlowで、トラックに温かみを加えられます。*
Stem Splitterを使用すると、ステレオオーディオファイルをボーカル、ドラム、ベース、その他のパートのステムに分割できます。*
Session Player、ChromaGlow、Stem Splitterは、iPad 2用Logic Proにも搭載されており、Mac用Logic Proで作成されたプロジェクト間を簡単に移動できます。
Studio Bassでは6つの精緻にサンプリングされたアコースティックベースおよびエレクトリックベースのいずれかを演奏します。
Studio Pianoでは3つの慎重にサンプリングされたピアノのいずれかを演奏します。
コードタグを含むループがプロジェクトに追加されると、自動的にコードトラックが生成されるようになりました。
Hardwell、The Kount、Cory Wongの3つの新しいプロデューサーパックが利用可能になりました。
Ellie Dixonの「Swing!」のオリジナルのマルチトラックプロジェクトが、アプリ内デモ曲として利用できるようになりました。
ダウンミックスとトリムのオプションにより、7.1.4以外の構成のカスタムモニタリングとミキシングが可能になります。
ユーザが編集したダウンミックスとトリムのパラメータを書き出すと、ADM BWFファイルに書き込まれるようになりました。
「所定の場所にバウンス」に、Logic Pro I/Oプラグインを使用して、外部ハードウェアを使用する外部音源リージョンまたはトラックの自動リアルタイム録音が追加されました。
サポートされているソフトウェア音源とエフェクトによって生成されたMIDI信号を、再生中または録音中にクリエイティブに重ねられるように、別のトラックの入力にルーティングします。
マーキー選択範囲の移動、拡張、サイズ変更の際に、キーコマンドを使用してより効率的に編集できます。
「リージョン/イベントの位置をナッジ」キーコマンドで、マーキー選択範囲もナッジできるようになりました。
「リージョン/イベントをトランスポーズ」キーコマンドで、マーキー選択範囲も上下に移動または拡張できるようになりました。
パターンリージョンをDrummerトラックで作成できるようになりました。また、Drummerリージョンををパターンリージョンに変換できるようになりました。
新しいキーコマンドには、「オーバーラップでノートの終了位置から後続のノートまでトリム(レガートを適用)」と「オーバーラップでノートの終了位置から選択したノートまでトリム(レガートを適用)」があります。
「所定の場所にバウンス」と「トラックのフリーズ」をリアルタイムで実行して、外部音源、I/Oプラグイン、外部インサートを使用できるようになりました。
Mastering Assistantの分析をリアルタイムで実行して、外部I/Oまたは音源を組み込んだプロジェクトで使用できるようになりました。
ADM BWFファイルから新規プロジェクトを作成するときに、ダウンミックスとトリムの設定が読み込まれるようになりました。
最近使ったプロジェクトのリストに、最大50個のプロジェクトを表示するように設定できるようになりました。
* Appleシリコン搭載のMacが必要です。
安定性/信頼性
Scripterのスクリプトが1071文字以上の場合でも、Logic Proが予期せず終了することがなくなりました。
ステップシーケンサーでノートオフに割り当てられたレーンにイベントを作成すると、Logic Proが予期せず終了することがある問題を修正しました。
ほかのタスクを実行していてシステムに高い負荷がかかっているときに、「Core MIDIの初期化中にエラーが起きました」というメッセージが表示されて、Logic Proが起動しないことがある問題を修正しました。
64ビットの浮動小数IRファイルがSpace Designerに読み込まれると、Logic Proが予期せず終了することがある問題を解決しました。
「プロジェクト設定」>「MIDI」ウインドウが表示されている間、プロジェクトを開くとLogic Proが応答しなくなることがある問題を修正しました。
複数の既存のAuxトラックが選択されている状態で、複数のAuxトラックを作成すると、Logic Proが予期せず終了することがなくなりました。
EuControlソフトウェアがインストールされているときに、ミュージックタイピングを開いたままコントロールサーフェスをバイパスするときの安定性が向上しました。
数多くのSamplerのインスタンスを含むプロジェクトを終了すると、Logic Proが応答しなくなることがある問題を修正しました。
再生中のLive Loopsセルを別のループに置き換えると、Logic Proが予期せず終了することがある問題を修正しました。
パフォーマンス
偏差モードでリージョンのFlex Pitchを直接調整したときのUIの反応がよくなりました。
Flexが有効になっているテイクリージョンでトランジエントマーカーを編集するときのパフォーマンスが向上しました。
多数の選択したリージョンのトラック領域でフFlex Pitchを編集するときのパフォーマンスが向上しました。
Alchemyのパフォーマンスが向上しました。
トラックやリージョンが多数あるプロジェクトでリージョンを移動するときのパフォーマンスが向上しました。
多数のFlex Pitchが適用されたリージョンを含むプロジェクトが、すぐに開くようになりました。
リージョンを持たないソフトウェア音源を含む、またはトラックがオフになっているサミングスタックを選択して保存されたプロジェクトを読み込むと、ソフトウェア音源がメモリにロードされることがある問題が解決しました。
アクセシビリティ
VoiceOverが、チャンネルストリップのオートメーションモードボタンの状態を読み上げるようになりました。
VoiceOverが、LCDの一時停止ボタンの状態を読み上げるようになりました。
VoiceOverが、Smart Controlの表示画面で非表示のコントロールを読み上げなくなりました。
VoiceOverが、「フェーダーのセンド」モードで非表示になっているパンノブの値を読み上げなくなりました。
VoiceOverが、Drummerエディタの「詳細」ボタンと「フォロー」ボタンの状態を読み上げるようになりました。
VoiceOverが、コントロールバーの「左クリックツール」と「Command+クリックツール」の選択項目を読み上げるようになりました。
VoiceOverが、ピアノロールの「タイムクオンタイズ」ボタンの名前を読み上げるようになりました。
VoiceOverが、次/前のキーコマンドを使用してクオンタイズの値を変更したときに、値の変更を読み上げるようになりました。
VoiceOverが、サイクル、ミュート、トラックソロ、入力モニタリング、トラックのオン/オフ、トラックのロック/ロック解除のキーコマンドの状態を読み上げるようになりました。
VoiceOverが、フォーカスがあるトラックの選択状態を読み上げるようになりました。
空間オーディオ
空間オーディオプロジェクトに初めて新しい3Dオブジェクトトラックを追加すると、レンダラが現在のモデルからApple Rendererに切り替わることがある問題を修正しました。
ドルビーアトモスプラグインで、5.1.2のモニタリングオプションが提供されるようになりました。
プロジェクトをドルビーアトモスに設定すると、モードがデフォルトのApple Rendererになっている場合でも、7.1.4に出力されることがある問題を修正しました。
ドルビーアトモスプロジェクトをHDMI経由でサラウンド対応レシーバー/アンプまで直接モニタリングできるようになりました。
ハイトチャンネルのメータリングが、マスターチャンネルにポストフェーダーとして正しく表示されるようになりました。
マスターバスチャンネルストリップ設定を7.1.4チャンネルフォーマットで読み込んだときに、7.1.4のチャンネルレイアウトが正しく維持されるようになりました。
Session Player
ユーザが作成したDrum Machine Designerパッチを読み込むと、入力がバスに設定され、Drum Machine Designer音源を読み込めないことがある問題が解決しました。
マーキー選択範囲で「Drummerリージョンを作成」コマンドを使用すると、マーキーに対応するリージョンが作成されるようになりました。
スマートテンポ
既存のスマートテンポのマルチトラックセットがない場合に、「スマートテンポのマルチトラックセット」ウインドウでオーディオファイルを選択し、「解析対象」チェックボックスを無効にすると、「アップデート」ボタンが正しく「解析」に変更されるようになりました。
スペースバーを押すと、すぐにフリーテンポ録音が停止するようになりました。
同じLogic Proセッションで以前に開いたプロジェクトが、スマートテンポエディタの「解析対象」に予期せず作用することがある問題を修正しました。
録音
名前のないトラックに録音されたオーディオリージョンの名前に、プロジェクト名とトラック番号が含まれるようになりました。
ミキサー
caps lockが有効になっているときに、チャンネルストリップのステレオパンコントロールとパンメニューを調整できるようになりました。
「新規トラック」シートで単一のマルチティンバーソフトウェア音源を作成すると、ミキサーの「すべて」表示に2つのソフトウェア音源インスタンスが作成されることがなくなりました。
マルチティンバーソフトウェア音源のTrack Stackの残りのトラックが予期せずチャンネルストリップの名前を変更することがある問題を解決しました。
サラウンドパンナーでスピーカーのアクティビティステータスを調整すると、信号が予期せずミュートになることがなくなりました。
ミキサーで選択したチャンネルをオフに切り替えると、すぐにグループが非アクティブと表示されるようになりました。
2つ以上のチャンネルに送信され、サラウンドバスにルーティングされるプラグインを備えた個々のチャンネルストリップで、メータリングが正しく機能するようになりました。
選択したチャンネルストリップのグループで「option」キーを押しながらセンドをクリックすると、対応するすべてのセンドが正しく0dBに設定されるようになりました。
グループクラッチを有効にして無効にしたグループ化されたチャンネルのフェーダー値を調整した後に「取り消す」を実行すると、グループの1人のメンバーが触れたときにフェーダーが+6 dBにジャンプすることがある問題を修正しました。
複数の選択したチャンネルを「VCAなし」に設定したときに、正常に機能するようになりました。
Alchemy
Alchemyのオシレータセクションで、新しくWide Unisonモードが提供されるようになりました。
アディティブエフェクトのすべてのコントロールで、入力された値が正しく受け入れられるようになりました。
アコースティックリバーブのミリ秒(MS)単位のパラメータに入力された値が、秒単位で解釈されることがなくなりました。
モジュレーションのパフォーマンスコントロールの割り当て先が重複して表示されることがある問題を解決しました。
Sampler/Quick Sampler/Quick Alchemy
Quick Samplerで再生方向ボタンをクリックするとすぐに更新されるようになりました。
Sample Alchemyでトリムマーカーをドラッグすると、ビューが正しくスクロールされるになりました。
Samplerでグループのレベルを最大+24 dBまで調整できるようになりました。
Samplerでゾーンを移動するためのアップ/ダウンボタンが、サンプルの開始位置または終了位置を調整した後も引き続き利用できるようになりました。
一般的なズーム/スクロールのキーコマンドを使用して、Sample Alchemyで現在のビューをトリムできるようになりました。
プラグインウインドウにフォーカスがない場合でも、Sample Alchemyでハンドルとトリムハンドルをクリックしながらドラッグすると、正しく動作するようになりました。
Quick SamplerのAncient Vocal ChopおよびBaily Glideプラグインの設定が、クラシックモードで正常に開くようになりました。
プラグイン
MIDI Scripterプラグインをダークモードで実行しているときに、Logic Proに表示されるようになりました。
Space DesignerでSampled IRをクリックすると、Synthesized IRモードが予期せずアクティブになることがある問題を修正しました。
再生ヘッドの位置を調整すると、Step FXを使用するチャンネルストリップでオーディオが途切れることがある問題を解決しました。
ScripterのプリセットのNote Repeaterが正常に機能するようになりました。
Auxに挿入すると、Ringshifterのウェット/ドライ設定が常に100%ウェットに設定されるようになりました。
プラグインでAmpとDirect Boxをブレンドする際のフェーズの相関関係を改善するために、Bass Amp DesignerにDIディレイ補正スイッチが追加されました。
StepFXに、サイドチェーンを使用するプリセットが追加されました。
「Basic / 2 Slices, Speed 66%」(基本/2個のスライス、速度66%)というBeat Breakerのプリセットが、66%ではなく50%の速度でスライスを再生することがなくなりました。
Appleシリコン搭載コンピュータでSine LevelまたはPoly Voiceモードを使用したときに、ES2で異音が聞こえることがある問題を解決しました。
モノラル > Console EQのステレオインスタンスで、予期しないフィードバックが生じることがなくなりました。
Audio Unitウインドウにキーフォーカスがあるときに「すべてのオートメーションを削除」キーコマンドを使用すると、Audio Unitウインドウに何も表示されなくなることがなくなりました。
Phat FXの「圧縮」セクションのメニューを、上下矢印をクリックして開くことができるようになりました。
Beat Breakerで、2、4、8、16、32スライスに均等に分割された新しいデフォルトパターンが提供されるようになりました。
Mastering Assistant
Mastering Assistantでクリーンまたはクリーン+エキサイトモードを使用するプロジェクトからのバウンスにより、予期しないレイテンシが生じることがなくなりました。
リージョンを含まないが、Ultrabeatなどのオーディオをプレビューしているプロジェクトで、Mastering Assistantの解析が誤ってトリガされなくなりました。
Mastering Assistantでは、特定のケースで -1 dBFSのピーク上限を超えることがなくなりました。
オートメーション
「表示中のオートメーションの相対と絶対を統合」メニュー項目が、相対オートメーションに対応しているオートメーションタイプがレーンでアクティブになっている場合にのみ表示されるようになりました。
リージョンベースのオートメーションを、リージョンを含まないトラック領域にペーストすると、トラックベースのオートメーションとしてペーストされるようになりました。
Flex Pitchが有効になっていないSamplerのゾーンで、ピッチベンドが正常に動作するようになりました。
リージョンベースのオートメーションポイントをリージョンで選択すると、ほかのリージョンで以前に選択したオートメーションポイントの選択が解除されるようになりました。
リージョンベースのオートメーションを無効にしても、ピアノロールのMIDI CCデータレーンの電源ボタンがグレイ表示されなくなりました。
ムービーウインドウが更新され、リージョンベースのオートメーションポイントを移動したときに正しいフレームが表示されるようになりました。
プラグインコントロールをクリックしたときに、「オートメーションパラメータを自動選択」が正常に機能するようになりました。
Gainプラグインのオートメーションで、予期しないレイテンシが生じることがなくなりました。
1 1 1 1よりも早く始まるプロジェクトに録音されたときも、リージョンベースのオートメーションが正しく描画されるようになりました。
Flex表示に切り替えてからオートメーション表示に戻したときに、すべてのトラックのオートメーションレーン表示が維持されるようになりました。
Flex Time/Flex Pitch
トラックでレコードまたは入力モニタリングが有効になっているときにクリックすると、Flex Pitchを適用したノートが正常に再生されるようになりました。
モノフォニックまたはスライスモードを使用してFlexが適用されたオーディオトラックで、テンポチェンジのときににクリック音が生じなくなりました。
テイクとコンピング
コンプでフラット化して結合すると、フェードインが適用されるようになりました。
オーディオファイル全体が含まれるテイクの名前を変更したときに、ファイル名が予期せず変更されることがなくなりました。
1つのテイクフォルダの終わりと別のテイクフォルダの始まりを含むセクションで「ロケータ間のセクションをカット」を実行しても、カットされた部分でテイクフォルダのコンプが保持されるようになりました。
Track Stack
Track Stackを録音可能にすると、グループ化されたオーディオトラックに含まれているTrack Stackでオーディオトラックを録音できるようになりました。
VCAに割り当てられたTrack Stackの外にサブトラックをドラッグすると、サブトラックの割り当てが削除されるようになりました。
一部のサブトラックがミュートまたはオフになっているときに、Track Stackがグレイ表示されることがある問題を修正しました。
サミングスタック内にあるスタックされた音源パッチを単一トラックのパッチに置き換えることが可能になりました。
代替トラック
代替トラックのあるサブトラックを含むサミングスタックにパッチを読み込むと、非アクティブな代替トラックが削除されることがなくなりました。
ステレオ出力トラック用に代替トラックを作成できるようになりました。
選択ベース処理
テイクフォルダ内のマーキー選択したセクションで選択ベース処理を使用したときに、予期しないコンプが作成されることがなくなりました。
コンプでの選択ベースの処理で、コンプが保持されるようになりました。
スコア
線上に付点音符があり符尾が上を向いている場合の、音符の間隔が改善されました。
スコアセットを削除した後、「command + Z」キーを押した取り消しが機能するようになりました。
TAB譜で上向きのベンドが正しく表示されるようになりました。
音源トラックを読み込んだときに、現在のプロジェクトのスコアセットが消えることがなくなりました。
読み込んだスコアセットをプロジェクトから削除できるようになりました。
Live Loops
「リージョンを結合してセルを埋める」が正常に機能するようになりました。
Live Loopsで演奏を録音すると、すべてのトラックのオートメーションモードが一時的にLatchになるようになりました。
Live Loopsトラックのパッチを変更すると、セルの長さが予期せず変更されることがある問題を修正しました。
MIDIノートをLive Loopsセルにペーストすることができるようになりました。
ステップシーケンサー
ステップシーケンサーで、詳細表示三角形を使用して簡単にサブ行を開くことができるようになりました。
パターンリージョンが、ナッジされた直後に正しく再生されるようになりました。
スリップ/回転ツールを使用してコンテンツを左にドラッグした後、パターンリージョンがすぐに正常に再生されるようになりました。
リージョンの左の境界を右に移動した場合に、Drum Machine Designerトラックの「キットピースでパターンリージョンを分離」コマンドが、パターンリージョンの正しい領域に適用されるようになりました。
ステップシーケンサーの増減のコントロールがループ編集モードで機能するようになりました。
フリーズしたトラックのパターンリージョンが予期せず編集される問題を修正しました。
リージョンベースのオートメーションが、部分的にフリーズしたトラックのパターンリージョンと、フリーズしてからフリーズ解除されたリージョンに正しく表示されるようになりました。
パターンリージョンのステップごとにMIDIチャンネルを割り当てることができるようになりました。
チャンネルIDとアーティキュレーションIDをステップごとに設定できるようになりました。
「Recurrence Cycles」(繰り返しサイクル)および「Recurrence Iteration」(繰り返し回数)ステップパラメータを使用して、ステップの再生頻度を制御できます。
MIDI
ソフトウェア音源のリセットメッセージが正常に機能するようになりました。
サイクルモードで「クリップの長さ」が有効になっているリージョンを再生すると、サスティンメッセージが正しく送信されるようになりました。
トラックインスペクタに「内部MIDI入力」の設定が追加され、ほかのソフトウェア音源または外部MIDI音源トラックからMIDIを録音できるようになりました。
「すべてのMIDI設定を送信」キーコマンドで、空のトラックに割り当てられた外部デバイスにプログラムチェンジを送信できるようになりました。
MIDI 2.0が無効になっているSysExデータを含むリージョンを再生すると、3バイトのランダムなMIDIデータが送信される問題を解決しました
新しい「内部MIDI入力」
機能により、MIDI FXプラグインの出力や他社のMIDIジェネレータなど、ほかのトラックからMIDIを録音できるようになりました。
「リージョンの境界外のMIDIイベントを削除」キーコマンドで、トラック内の最後に一致した同じタイプのCCと一致するように、リージョン内の最初のCCイベントを正しく作成できるようになりました。
チェイスで他社の音源のプラグインを使用すると、トラックで同じピッチのノートが続いた場合にノートが途切れることがある問題を修正しました。
編集
位置、長さ、ベロシティのランダマイズ機能が非常に小さな値に設定されていても、ヒューマニズトランスフォームセットが正常に機能するようになりました。
イベントリストのメニュー項目「削除して移動」が、ウインドウにリージョンが表示されている場合にのみ表示されるようになりました。
設定でMIDI 2.0が選択されている場合、イベントリストでイベントをクリックしたときに、MIDI 1.0の解像度でイベントが再生されることがなくなりました。
オーディオトラックエディタで「カット」コマンドを使用すると、表示が別のエディタに切り替えられることがある問題を修正しました。
「プロジェクトオーディオ」ウインドウのリージョンをダブルクリックしたときに、オーディオトラックエディタが正常に開くようになりました。
ピアノロールとスコアのコンテンツの「リンク」ボタンの色が、マウスを使用して切り替えたときに、正しく表示されるようになりました。
イベントリストが正しくアップデートされ、キーコマンドを使用して別のエディタでノートを選択した場合の変更が反映されるようになりました。
ピアノロールのベロシティツールがノート以外のイベントの値に影響を与えることがある問題を解決しました。
トランスフォームセット「2倍速」を適用すると、ピアノロールからノートが消えることがある問題を修正しました。
ステップ入力
ステップ入力を使用して入力したノートの長さを拡張したときに、正しく機能するようになりました。
グローバルトラック
新規プロジェクトの異なるトラックに複数の同じキーのオーディオApple Loopsを追加したときに、プロジェクトキーが正しく変更されるようになりました。
1 1 1 1 よりも早く始まるプロジェクトでテンポポイントをクリックしたときに、正しい位置に配置されるようになりました。
共有する/書き出す
「オーバーラップなし」が有効になっている場合、既存のリージョンにバウンスされたリージョンがオーバーラップしなくなりました。
Logic Proからバウンスされたオーディオファイルのメタデータに、適切なエンコードされた日付が含まれるようになりました。
所定の場所にバウンスするとMIDIリージョンが切り詰められることがある問題を修正しました。
プラグインを使用するモノラルトラックから書き出されたボリューム/パンのオートメーションを含むオーディオファイルがステレオファイルとして書き出されることがある問題を修正しました。
マルチティンバー音源トラックのサブチャンネルを個々のファイルとしてバウンスできるようになりました。
読み込み
複数のオーディオファイルをプロジェクトにドラッグし、「すべてのファイルを1つのトラックに配置」オプションを選択すると、2番目のトラックが作成され、最初のファイルが1つのトラックに配置され、残りのファイルは2番目のトラックに配置される問題を解決しました。
ミキサーの出力チャンネルが、ほかのLogic Proプロジェクトから読み込めるようになりました。
Apple Loops
Apple Loopsでタグ付けされたキーと異名同音のキーが、ループブラウザに正しく表示されるようになりました。
Apple Loopsが、再生ヘッドの現在の位置でアクティブなキーを使用してプレビューされるようになりました。
ブックマークやタグのないループにエイリアスを追加できるようになりました。
Apple Loopsをループブラウザから既存のトラックにドラッグすると、トラックの入力が変更されることがなくなりました。
MIDI Apple Loopsをループブラウザから小節の中央にドラッグすると、最も近い小節の位置の先頭にジャンプすることがある問題を修正しました。
ビデオのサポート
「アニメーションを表示」が無効になっている状態でフルスクリーンのビデオを実行している補助スクリーンが、プロジェクトを閉じた後も黒いままになることがなくなりました。
キーコマンド
「最後にクリックしたパラメータの値を増やす(または減らす)」キーコマンドが、LCDのコントロールで機能するようになりました。
ソフトウェア音源トラックで1つ以上のオーディオトラックが録音可能になっている場合でも、「すべての録音を解除」キーコマンドが機能するようになりました。
トグルソログループに割り当てられているリージョンまたはセルの現在の選択範囲にキーコマンドが追加されました。
「Zoom Toggle」(ズーム切り替え)キーコマンドがステップエディタで機能するようになりました。
対応性
ピッチ補正を使用するGarageBandプロジェクトをLogic Proで開いたときに、同じサウンドが鳴るようになりました。
取り消し
プロジェクトを作成した直後に「取り消す」を使ったときに、トラックのないプロジェクトまま残らずに、「新規トラック」シートが正常に表示されるようになりました。
Audio Unit v3プラグインで「取り消し/やり直し」が正常に機能するようになりました。
オートメーションモードを変更したり、トラックの「オン/オフ」の状態を変更したりすると、取り消しステップが作成されるようになりました。
サラウンドトラックを追加した後に「取り消す」を実行すると、プロジェクトのDrummerトラックが修正されなくなりました。
Logic Remote
Logic Remoteに、Logic Proで行われた拍子の変更がすぐに表示されるようになりました。
コントロールサーフェス/MIDIコントローラ
Logic ProでLuaスクリプトを使用するコントロールサーフェスデバイスのコントロールのアサインメントを登録したときに、フィードバックが提供されるようになりました。
コントロールサーフェスで点灯しているボタンで、トラックエディタの表示/非表示の状態を正しく表示できるようになりました。
一般
セカンダリルーラが表示されたときに、LCDで「SMPTEタイム」と「小節/ビート」の両方にサイクルの開始時間と終了時間が表示されるようになりました。
すべてのファイルブラウザで検索すると、ブックマークしたフォルダの一致するアイテムが表示されるようになりました。
ゴムバンドでリージョンを選択すると、メインウインドウに表示中のエディタが予期せず切り替わることがある問題を修正しました。
「リージョン」インスペクタでループが有効になっていると、サイクルモードで作成されたオーディオテイクフォルダが、録音後に正常にループするようになりました。
Logic ProでCore Audioが無効になっている場合に、外部MIDIトラックを作成できるようになりました。
マーカーリストが表示されている間にオーディオリージョンからFlexマーカーを削除すると、キーフォーカスがマーカーリストに切り替わることがある問題を解決しました。
プロジェクトの「ミュージックグリッドを使用」設定が有効になっていないときも、テキストエディタにペーストされたトラック情報に、時間位置が含まれるようになりました。
選択したデバイスを利用できないため、Logic Proが代替オーディオデバイスにフォールバックしたときに、オーディオトラックに「入力モニタリング」ボタンが表示されるようになりました。
「プロジェクトオーディオ」ウインドウでオーディオリージョンをプレビューしたときに、ウインドウの先頭にジャンプしなくなりました。
「command + option」キーを押しながらトラックのオン/オフボタンをクリックすると、すべてのトラックのボタンが正しく切り替わるようになりました。
オートメーション表示が有効になっている場合に、リージョンのコピー/ペーストが機能するようになりました。
リージョンのループセグメントを右クリックすると、コンテクストメニューが正常に開くようになりました。
「ミュージックタイピング」ウインドウで黒いキーが押されたときに見やすくなりました。
「バウンス」>「別名で保存」パネルで、右向き矢印キーによりテキストカーソルが確実に移動するようになりました。
オーディオリージョンから作成されたグルーブテンプレートが、スマートクオンタイズモードで機能するようになりました。
プロジェクトオーディオブラウザからトラック領域に、同じオーディオファイルの複数のリージョンをドラッグしたときに、正しく機能するようになりました。
絶対スナップモードがオンで、リージョンアンカーがリージョンの開始位置から移動された場合、トリミング時にオーディオリージョンが予期しない位置に移動されることがなくなりました。
「オーバーラップなし」と「編集内容をゼロクロッシングにスナップ」が有効になっているマーキー選択範囲をペーストすると、既存のリージョンのオーバーラップしていない部分が削除されることがある問題を修正しました。
メインウインドウまたはオーディオトラックエディタでリージョンの右上隅をドラッグすると、自動的にズームがトリガされるようになりました。
横方向に拡大/縮小すると、再生ヘッドが間違った位置に表示されることがなくなりました。
タイムルーラで、「小節の位置[小節の位置] SMPTEオフセット」設定に加えられた変更がすぐに反映されるようになりました。
「別名で保存」を使用したときに、ファイルブラウザに完全なパスが正しく表示されるようになりました。
関連情報
以前のLogic Proのリリースノートについては、以下の記事を参照してください。
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