Logic Pro 10.4 リリースノート
以前のバージョンの Logic Pro について説明します。
Logic をアップデートする前に、現在インストールされているバージョンの Logic アプリケーションと Logic プロジェクトをバックアップしておいてください。
Logic Pro 10.4.8 の新機能
macOS Catalina でスクリーンセットを呼び出した後で、ミキサーのすべてのボタンやコントロールが確実に表示され続けるようになりました。
短いオーディオ収録の後や、ADAPT スマート・テンポ・モードでの収録時に「取り消す」を実行すると、Logic が予期せず終了する場合がありましたが、終了しなくなりました。
Metal に対応していない Mac コンピュータでも、Smart Control が正常に機能するようになりました。
以前のバージョン
Logic Pro 10.4.7
安定性/信頼性
別のアプリケーションがオーディオドライバを使用中に同じドライバを有効にすると、Logic Pro が予期せず終了する場合がありましたが、この問題が解決しました。
スペイン語で実行している場合に EXS24 で「編集」ボタンをクリックすると Logic Pro が予期せず終了する問題を解決しました。
アクセシビリティ
VoiceOver を使って、既存のプラグインの前にプラグインを挿入できるようになりました。
トラックにアイコンを割り当てる際に、VoiceOver がアイコンの名前を読み上げるようになりました。
VoiceOver が、インスペクタの詳細表示三角形を適切に読み上げるようになりました。
VoiceOver を使って、現在の表示範囲の外にあるプラグインパラメータにスクロールできるようになりました。
VoiceOver が、チャンネルストリップのハードウェアコントロールの切り替え状態を読み上げるようになりました。
VoiceOver を使って複数のプラグインを連続して挿入した際に、正しい順序で挿入され、正しく読み上げられるようになりました。
VoiceOver で、キーコマンドで適用されたクオンタイズが読み上げられるようになりました。
VoiceOver を使ってチャンネルモードのボタンを操作しても、チャンネルストリップからフォーカスがずれなくなりました。
「出力」「入力」「グループ」のポップアップメニューとチャンネルストリップの設定メニューを VoiceOver で操作できるようになりました。
VoiceOver が、コントロールバーのボタンの状態を読み上げるようになりました。
トラックヘッダのアイテムを選択した際に、VoiceOver で不要な「ゼロ」が読み上げられることがなくなりました。
センド値を VoiceOver を使って調整すると、適当な分量ジャンプしていましたが、この問題が解決しました。
VoiceOver を使って「タグのないループ」ブラウザにアクセスできるようになりました。
VoiceOver を使って、隣接していない複数のトラックを Track Stack にドラッグできるようになりました。
VoiceOver が、チャンネルストリップのゲイン・リダクション・メーターを読み上げるようになりました。
VoiceOver が、チャンネルストリップの「入力モード」ボタンの状態を読み上げるようになりました。
ミキサー
ステレオの幅やパンニングをマウスのスクロールホイールを使って調整できるようになりました。
新しく作成したチャンネルストリップの「入力モード」ボタンをクリックしたまま押し続けると、「入力モード」メニューが一貫して表示されるようになりました。
プロジェクト設定「プロジェクトの再生に必要なプラグインのみを読み込む」が有効になっている場合に、パッチの送信先のバスが正しく有効化されるようになりました。
Flex Time と Flex Pitch
分割したリージョンの Flex Pitch 調整について「すべてをリセット」を実行した後で、Flex Pitch のノートが適切に表示され続けるようになりました。
Flex Pitch のノートを分割しても、分割位置の右側にあるノートの Flex Pitch 検出が消えなくなりました。
オートメーション
Audio Units v.3 プラグインからオートメーションを書き込めるようになりました。
特定の他社製 Audio Unit プラグインパラメータを自動化できない問題が解決しました。
プラグイン
Impulse Response Utility で使用可能な IR ファイルが作成されるようになりました。
アーティキュレーション
トラックインスペクタの設定が、アーティキュレーション出力のスイッチに予期せず作用することがなくなりました。
Drummer
「センド」タブをクリックした後で Drum Machine Designer のパッドをクリックすると、Smart Control のページに予期しないグローバルコントロールが表示されていましたが、この問題が解決しました。
書き出し/バウンス
未保存のプロジェクトでトラックを所定の場所にバウンスできるようになりました。
共有
SoundCloud で共有するダイアログで、ユーザ名とパスワードを正しく入力できるようになりました。
ビデオ
SMPTE 位置がロックされたリージョンが、ムービーの左の境界を変更した後も、ビデオと適切に同期された状態を維持するようになりました。
コントロールサーフェス/MIDI コントローラ
Logic Remote が、Logic Pro でソロになっているチャンネルのソロ状態を確実に表示するようになりました。
Logic Pro 10.4.6
安定性/信頼性
接続先の Mackie Control デバイスで「Global View」(グローバル表示) ボタンを押したときに、Logic が予期せず終了することがなくなりました。
まれに、終了時に Logic がハングすることがありましたが、ハングしなくなりました。
VoiceOver を使って右のインスペクタ・チャンネル・ストリップを操作する際に、Logic がハングする問題を解決しました。
起動時に Logic が予期せず終了する場合がありましたが、この問題が修正されました。
Alchemy に多数のサンプルを「Drum」モードで読み込むと Logic が予期せず終了する場合がありましたが、この問題が修正されました。
新しい空のトラックでリージョンベースのオートメーションが有効になっている場合に、このリージョンをダブルクリックしても、Logic が予期せず終了することがなくなりました。
Alchemy で操作しているループの終了位置がサンプルの終了位置を越えた先に位置する場合、Logic が再生中に予期せず終了する場合がありましたが、この問題を解決しました。
Roland A-Pro デバイスが接続されていると Logic が予期せず終了する場合がありましたが、この問題が修正されました。
リージョンとオートメーションを 2 つのトラック間でコピーした後で再生を始めると、Logic が予期せず終了する場合がありましたが、この問題が修正されました。
リージョンに対して「Flex Pitch データから MIDI トラックを作成」が選択されていて、そのリージョン内でピッチが検出されなかった場合に、Logic が予期せず終了することがありましたが、この問題が修正されました。
MIDI トラックのインスペクタでプログラム番号を変更すると Logic が予期せず終了する場合がありましたが、この問題が修正されました。
パフォーマンス
メモリが過負荷状態のときに、チャンネルストリップのアイテムの上にカーソルを置くとそれらのアイテムが消える場合がありましたが、この問題を解決しました。
スタンドアロンのミキサーウインドウで、チャンネルストリップが正しく表示されるようになりました。
アクセシビリティ
VoiceOver を使ってチャンネルストリップの名前を変更する機能が復活しました。
VoiceOver の使用時に、「フェーダーのセンド」ボタンのラベルが適切に表示されるようになりました。
チャンネルストリップ名が VoiceOver で正しく読み上げられるようになりました。
VoiceOver がミキサーのプラグインの名前を読み上げるようになりました。
VoiceOver がミキサーの MIDI プラグインの名前を読み上げるようになりました。
VoiceOver でイベントリストの領域にアクセスできない問題が修正されました。
VoiceOver で取り消し履歴の各取り消しステップを操作する機能が復活しました。
環境設定の「MIDI」>「同期」タブで、無効化されているスライダを VoiceOver が正しく識別するようになりました。
プラグインの動的な読み込み
「プロジェクトの再生に必要なプラグインのみを読み込む」設定が有効になっているプロジェクトで、フリーズしたトラックの Kontakt ライブラリが、フリーズの解除後に矛盾なく再読み込みされるようになりました。
「プロジェクトの再生に必要なプラグインのみを読み込む」設定が有効になっているプロジェクトで、録音ボタンが有効になっているソフトウェア音源トラックが読み込まれるようになりました。
エンバイロメントでクラシック MIDI トラックからケーブル接続されているソフトウェア音源が、「プロジェクトの再生に必要なプラグインのみを読み込む」設定が有効になっているプロジェクトで正しく機能するようになりました。
「プロジェクトの再生に必要なプラグインのみを読み込む」プロジェクト設定が有効になっている場合に、エンバイロメントオブジェクト (トランスフォーマー、ケーブルスイッチャーなど) を取り込んだトラックが有効化されるようになりました。
ミキサー
メインウインドウでチャンネル・ストリップ・インスペクタの右側の Aux を右クリックして、新しいトラックを作成する機能が復活しました。
バスを入力ソースとして使うオーディオトラックが、入力モニタリングが有効な場合に正しく再生されるようになりました。
ミキサーで Aux チャンネルをオートメーション Read モードに設定すると、トラックリストでその Aux のトラックが新規作成されるようになりました。
独立したミキサーウインドウがときどき空のように表示される問題が修正されました。
チャンネルストリップで 空の EQ サムネールを「option」キーを押しながらクリックすると、最初のプラグインとして Channel EQ が挿入されます。
モノラルプラグインをステレオトラックに読み込む機能が復活しました。
VCA を「ユーザデフォルト」チャンネルストリップ構成の一部として保存できるようになりました。
ミキサーで選択されている Aux チャンネルに対して「トラックを作成」コマンドを実行すると、トラックリストで対応するトラックが正常に作成されるようになりました。
ミキサーで選択されている Aux チャンネルでオートメーションを有効にすると、トラックリストで対応するトラックが正常に作成されるようになりました。
キーコマンドで作成された新規オーディオトラックが、ミキサーにすぐに表示されるようになりました。
オートメーション
「option + shift」キーを押しながらオートメーションをドラッグして、ランプを正しく作成できるようになりました。
DeEsser 2 の Mode パラメータが、オートメーションのパラメータリストに正しく表示されるようになりました。
リージョンオートメーションを有効にするキーコマンドをリージョンを選択していない状態で実行した場合に、オートメーションビューが正しく変化するようになりました。
プラグイン
大きいスクリプトを使った Scripter で、さまざまな問題を解決しました。
MIDI Scripter でスクリプトコードのイベントオブジェクトが正常に機能しない問題が修正されました。
ES-M、ES-E、ES-P、ES1 プラグインが、再生されたノートをすべて確実に出力するようになりました。
Apple Loops
ループブラウザからトラックにループをコピー/ペーストする機能が復活しました。
「トラックを作成」オプションを使ってプロジェクトに複数の Apple Loops をドラッグした場合に、各ループに対して適切な種類のトラックが作成されるようになりました。
取り消し
「選択したリージョンをフォーカストラックにコピー」コマンドと取り消しステップの作成機能が復活しました。
ソフトウェア音源トラックのリージョンに対する「所定の場所にバウンス」を取り消した場合に、チャンネルストリップが予期せずデフォルトの設定にリセットされることがありましたが、この問題が修正されました。
コントロールサーフェス/MIDI コントローラ
Korg Nano Control コントロールサーフェスが Logic で正しく認識され、機能するようになりました。
Logic が、Nectar Panorama P1 コントロールサーフェスで正しいデバイスとポートを検出するようになりました。
アーティキュレーション
複数の出力スイッチが使われ、MIDI チャンネルが数値 1 以外に設定されている場合に、各イベントが正しい MIDI チャンネルに割り当てられるようになりました。
Flex Time と Flex Pitch
テイクフォルダの Flex Time の調整が、UI に適切に表示されるようになりました。
テイク/コンピング
グループの一員であるトラックのテイクで Flex Time マーカーを作成すると、そのテイクがグループ内のほかのトラックで削除される場合がありましたが、この問題が解決しました。
キーコマンド
「トラックのオンを切り替える」キーコマンドが正しく機能するようになりました。
書き出し
テンポ調整が適用され、フリーズしたトラックを含むプロジェクトが、正常にバウンスされるようになりました。
一般
ユーザ・チューニング・テーブルが正常に機能するようになりました。
Smart Controls インターフェイスが、13 インチの MacBook Pro でフル解像度で表示されるようになりました。
Logic Pro 10.4.5
新機能/改善点
Mac Pro 用にパフォーマンスが最適化され、最大 56 個のスレッドに対応するなどの改善が施されています。
新しいプロジェクト設定「プロジェクトの再生に必要なプラグインのみを読み込む」を使えば、大規模なテンプレートの読み込み時間を短縮できます。
トラックとチャンネルの最大数が、以下の上限まで引き上げられました。
1000 のステレオ・オーディオ・チャンネルストリップ
1000 のソフトウェア音源チャンネルストリップ
1000 のオグジュアリー・チャンネルストリップ
1000 の外部 MIDI トラック
チャンネルストリップあたり 12 のセンド
DeEsser 2 プラグインが刷新され、オーディオトラックの歯擦音を低減するためのオプションが増えました。
Expander プラグインの Retina インターフェイスが刷新されました。
最大 16 のポートに Logic から MIDI クロック、MTC、MMC を送信し、タイミングオフセットやプラグインのディレイ補正など、ポートごとに個別に設定できます。
ミキサーの構成について、ユーザごとのデフォルト設定を保存できるようになりました。
ループブラウザでループタイプによるフィルタを適用でき、複数のループをまとめて同時にプロジェクト内にドラッグ&ドロップできます。
プロジェクト設定の「録音」セクションに新しいオプション「重複項目を自動消去」が加わりました。サイクルモードで録音した MIDI を結合した際に、同じ再生位置で重複している MIDI ノートを削除する機能です。
ピアノロールで「option + shift」キーを押しながらゴムバンド選択を行うと、タイムハンドルが新たに選択されるようになりました。
「option」キーを押しながらトラックのオン/オフボタンをクリックすると、そのチャンネルストリップのプラグインが読み込み/読み込み解除されるようになりました。
トラックをフリーズすると、そのプラグインの読み込みが解除され、リソースが解放されるようになりました。
スタンドアロンの「システムパフォーマンス」ウインドウのサイズを変更できるようになりました。
タイムラインを横方向にスクロールしたときはその位置を、トラックリストで縦方向にスクロールしたときはトラック番号をオーバーレイに表示するための環境設定が新たに追加されました。
トラック領域の背景を「shift」キーを押しながらダブルクリックすると、クリックした位置から再生が始まるようになりました。
「キーコマンド」ウインドウの新しい「押下」フィルタボタンを使って、キーコンビネーションにコマンドが割り当てられているかどうかを確認できます。
安定性/信頼性
以下の場合に Logic が予期せず終了することがなくなりました。
ときどき、再生中に ARA リージョンを移動したとき。
「リージョンのテンポをプロジェクトテンポに適用」コマンドを使った後で取り消し操作を実行したとき。
Sensel Morph の複数の Smart Control を登録したとき。
EuCon Avid S6 コントロールサーフェスの接続時。
Step FX プラグインで、「LFO」メニューから「Random Square」を選択した後で「Shift Right」を選択したとき。
Melodyne ARA プラグインのインスタンスを含むプロジェクトを、以前に保存したバージョンに戻すとき。
ときどき、Melodyne ARA プラグインのインスタンスを含む複数のプロジェクト間をすばやく切り替えたとき。
ときどき、Drummer トラックを削除したとき。
Melodyne ARA のインスタンスを含むトラックを複製したとき。
ときどき、ソースの編集中にミュージック・タイピング・キーボードからノートを再生した後で、Alchemy のメインのキーボードディスプレイでノートをクリックしたとき。
タグのない rx2 ファイルを Apple Loops に変換したとき。
複数の写真をトラックのノートに追加したとき。または、大きい写真を追加したとき。
Spectral Analysis モードでソース A のオン/オフボタンをクリックしたとき。
iCloud Drive が有効になっていない条件下で、プロジェクトを iOS 用 GarageBand に書き出したときに、Logic がハングすることがありましたが、この問題が解消しました。
パフォーマンス
大規模なセッションでの作業時に、ミキサーとイベントリストの反応が良くなりました。
ミキサーが開いている間の Logic のパフォーマンスが大幅に向上しました。
大きなプロジェクトで、ミキサーの表示/非表示の切り替えが速くなりました。
ミキサーで表示モードの切り替えが格段と速くなりました。
メインウインドウでミキサーのタブが開いている場合に、メインウインドウのサイズを変更するときの反応が良くなりました。
ミキサーを含むスクリーンセットを格段と速く呼び出せるようになりました。
多数のチャンネルをミキサーで選択し、これらを同時にパンした場合に、見た目にも音声的にもスムーズに処理されるようになりました。
プラグインを再生中に別のスロットに移動するときも Logic が反応し続けます。
イベントリストが開いている間の Logic のパフォーマンスが大幅に向上しました。
イベントリストが開いていると、リージョンのソロとミュートに時間がかかっていましたが、この問題が解消しました。
イベントリストが開いているときにリージョンのゲインを変更しても、動きが鈍らなくなりました。
多数の Flex Time 編集やテンポチェンジを含むプロジェクトで、より効率的に作業できます。
Alchemy の起動時の読み込みが速くなりました。
Logic の起動時間が短くなりました。
ChromaVerb で部屋の種類 (Room Type) を変更すると、CPU の使用量が予期せず急増していましたが、この問題が解消しました。
Scripter プラグインの複数のインスタンスを実行すると、CPU の使用量が予期せず急増することがありましたが、この問題が解消しました。
複数のリージョンを選択し、その左隅をドラッグしても、動きが鈍らなくなりました。
大量のテンポチェンジを含むプロジェクトでも、GUI が安定して反応し続けます。
Tube Vocal パッチの使用時に、再生の開始位置でポップ音が鳴る問題が解決しました。
大量のテンポチェンジを含み、Flex が有効になっているプロジェクトで、UI が安定して反応し続けるようになりました。
ES2 の 4 極 FM フィルタによる CPU 使用量が大幅に減少しました。
多数のテンポチェンジを含むプロジェクトでの拡大/縮小が、よりスムーズになりました。
HD ディスプレイで Alchemy に Arpeggiator や Sequencer が表示され、ソース A/B/C/D のページも併せて表示されている場合でも、Logic が安定して反応するようになりました。
「新規トラックを作成」シートの反応が良くなりました。
ピアノロールで多数のノートが開いている場合に、トラックを選択したときのパフォーマンスが大幅に向上しました。
マーキーツールの使用時のパフォーマンスが向上しました。
トラック数が多いプロジェクトで縦方向にスクロールするときのパフォーマンスが向上しました。
オーディオビンが開いていて、「フォーカストラックを拡大/縮小」が有効になっている状態でリージョンを選択するときのパフォーマンスが向上しました。
まれに、再生を停止したときに、Studio Strings 音源を使ったトラックのノートがハングすることがありましたが、この問題が解消しました。
ピアノロールの「ベロシティ」スライダが、イベントリストも同時に開いているときでも、安定して反応し続けるようになりました。
多数のリージョンが入ったフォルダトラック内で、拡大/縮小をスムーズに行えるようになりました。
オートメーションレーンが表示されている間の編集時のパフォーマンスが向上しました。
HD ディスプレイで標準以外の倍率設定になっている場合に、Alchemy のコントロールがマウスコントロールに反応しにくくなることがありましたが、この問題が解消しました。
Logic Remote 接続されている場合に、多数のトラックを含むプロジェクトでタスクを選択するときのパフォーマンスが大幅に向上しました。
ループブラウザがコンピュータでその時点で使用できないループを参照している状況下でも、ループブラウザでスクロールする際のパフォーマンスが向上しました。
キーコマンドを使って、使用中のプラグイン・オートメーション・パラメータを順次選択する場合に、パラメータの数が多くても軽快に動作するようになりました。
Flex Pitch と Flex Time
モードを「Flex Pitch」から「Flex Time - Automatic」に切り替えた後で、Flex Time がすぐに正しく表示されるようになりました。
Flex Pitch や Flex Time を適用したリージョンの左端をトリミングすると、まれに Flex が無効になることがありましたが、この問題が解消しました。
Flex Pitch や Flex Time を適用した複数のリージョンを選択し、その右の境界をトリミングできるようになりました。
プロジェクトテンポをオーディオファイルに書き込むと、トリミングしたリージョンに予期せず Flex Time が適用されることがありましたが、この問題が解消しました。
Flex Pitch を適用した複数のノートが、テンポ Flex マーカーと同じ位置になる場合、これらのノートを編集できるようになりました。
複数のテンポチェンジにまたがるノートに対して、Flex Pitch が確実に機能するようになりました。
テイクで「Flex とフォロー」を有効にすると、ごくまれに、ほかのトラックのテイクが削除されることがありましたが、削除されなくなりました。
テイクリージョン内の左端の Flex マーカーを移動すると、リージョン全体が圧縮されることがありましたが、圧縮されなくなりました。
Flex マーカーを含むリージョンの左隅を分割し、調整すると、オーディオの位置が予期せずずれることがありましたが、ずれなくなりました。
コピーしたリージョンの Flex マーカーが、その位置を確実に維持するようになりました。
テイクフォルダ内の Flex リージョンが、テンポの変更時に確実に同期状態を維持するようになりました。
リージョンが選択されているときに、Flex Pitch を適用したノートが表示領域に確実に表示されるようになりました。
Flex Pitch が適用された複数のノートの間に再生ヘッドがある場合に、MIDI コントローラを使ってピッチを調整すると、再生ヘッドの次のノートに作用するようになりました。
Flex Pitch が適用されたノートをクリックすると、音が鳴るようになりました。
Flex Pitch が適用されたノートが、オーディオ・トラック・エディタでその時点のリージョン境界の外側にある場合に、それらのノートを選択できるようになりました。
Flex Pitch が適用されたノートに適用したゲインの変更が、そのノートの先頭と末尾の間でテンポイベントが生じる場合に、ノート全体に作用するようになりました。
隣接するノートを調整するときに、Flex Pitch が予期しない副作用を生じる場合がありましたが、この問題が解消しました。
ミキサー
選択したトラックのチャンネルストリップへの自動スクロールを無効にするオプションがミキサーに追加されました。
外部 MIDI チャンネルをミキサーから削除できるようになりました。
サラウンドパンナーの背景の陰影が、イメージを反転させたときに予期せず反転することがありましたが、この問題が解消しました。
最終トラックをサミング Track Stack の外側にドラッグした場合に、そのトラックのルーティングが正しくリセットされるようになりました。
選択中のトラックがすべてバスにルーティングされている場合に、それらのトラックからサミングスタックを作成すると、同じ出力先にルーティングされる Aux が作成されるようになりました。
外部 MIDI トラックの音量やパンの設定をフェーダーやコントロールサーフェスのコントロールを動かして調整した場合、オートメーションに書き込まれていなくても、保存したプロジェクトを開き直した際に、それらの設定が確実に維持されるようになりました。
サラウンドパンナーを自動化すると、信号がセンターチャンネルに予期せず出力されることがありましたが、この問題が解消しました。
プラグインのサイドチェーンメニューのキーソースのリストが、オーディオチャンネルのタイプごとにサブメニューに整理されるようになりました。
Multi Output Audio Unit ソフトウェア音源で利用できるバスの数が 25 個に増えました。
他社製のアンビソニック (Ambisonic) オーディオファイルのすべてのチャンネルを Logic で正しく再生できるようになりました。
スマートテンポ
スマート・テンポ・エディタ・ウインドウの「キャッチ」ボタンの状態が、スマート・テンポ・エディタから表示を切り替えて戻ってきたときも、維持されるようになりました。
ADAPT モードでリージョンの削除を取り消した場合に、関連するテンポイベントが正常に復元されるようになりました。
リージョンがプロジェクトの開始位置にあり、ダウンビートがリージョンの開始位置付近にある場合に、「ビートに移動」コマンドが適切に機能するようになりました。
スマート・テンポ・エディタで横方向に縮小すると、ビートマーカーの表示が細くなり、見やすくなりました。
ADAPT モードでマルチトラック録音し、その一部をマーキーで選択して削除した場合に、録音の残りの部分のテンポに予期しない影響が及んでいましたが、この問題が解消しました。
独立したピアノ・ロール・ウインドウでノートを移動した後で、スマート・テンポ・エディタが適切に表示されるようになりました。
スマート・テンポ・エディタ内での選択操作が簡単になりました。
「早戻し」や「早送り」のキーコマンドを使った後で、スマート・テンポ・エディタで再生した場合に、その時点の再生ヘッドの位置から矛盾なく再生が始まるようになりました。
「Flex とフォロー」が有効になっているテイクリージョンが、テンポが変更された場合も、同期した状態を確実に維持するようになりました。
「リージョンのテンポをプロジェクトテンポに適用」コマンドを使ったときにテンポカーブが除去されることがありましたが、この問題を解決しました。
読み込まれたオーディオファイルに対して「Flex とフォロー」プロジェクト設定が「オフ」に設定されている場合は、新しく読み込まれたオーディオファイルのトランジェント解析が実行されなくなりました。
スマート・テンポ・モードが ADAPT (調整) または Auto (自動) の場合にリージョンを別のリージョンの前から後に移動しても、2 つ目のリージョンのテンポが予期せず変わることがなくなりました。
ファイル・テンポ・エディタで「編集」をクリックしたときに、スマートテンポ解析が確実に実行されるようになりました。
ADAPT モードで拍子を変更すると、リージョンが予期せずストレッチすることがありましたが、この問題が解消しました。
スマートテンポのマルチトラックセットのダウンミックスファイルが予期せず削除されることがありましたが、削除されなくなりました。
Alchemy
Alchemy の音量調節ノブに、リンク先のモジュレーションが削除された後も引き続き、モジュレーションの孤が表示されていましたが、表示されなくなりました。
プロジェクト・オーディオ・ブラウザから Alchemy のソースウインドウにオーディオファイルをドラッグできるようになりました。
「Master」ボイスセクションで「Trigger Mode」ポップアップメニューを「Retrigger」に設定しても、ノートが予期せずオーバーラップすることがなくなりました。
マスターボリュームに割り当てられた ADSR のデフォルト値が 100% になりました。
プラグイン
CC#7、CC#71、CC#72、CC#73、CC#74 をマッピングして、Studio Strings プラグインと Studio Horns プラグインのダイナミクスを制御できるようになりました。
カスタムの音源プラグインの名前が、その音源を新規トラックシートを使って挿入した後で正しく表示されるようになりました。
Scripter sendAfterBeats 関数が、新しく作成したイベントに対して、以前と同様に正しく作用するようになりました。
サンプルがプロジェクトパッケージに入っていて、EXS 音源ファイルがユーザライブラリに入っている場合に、EXS でそのサンプルを常に検出できるようになりました。
MIDI プラグイン Randomizer で、設定で定義されている範囲内に確実にノートを設定できるようになりました。
Clavinet プラグインでのエフェクトの順序の変更が、「取り消す」リストに正しく書き込まれるようになりました。
ES-E プラグインの FX グループで複数のラジオボタンが有効になる場合がありましたが、この問題が解消しました。
Single Band EQ のスロープノブで、指定可能な値ごとに刻んで調整できるようになりました。
Vintage Organ パッチ「Jam Band Lead Organ」のサウンドが、読み込まれたらすぐに正しく出力されるようになりました。
Space Designer で IR ファイルの選択を取り消せるようになりました。
組み込みのすべてのソフトウェア音源プラグインで、「オール・ノート・オフ」メッセージの受信時に、鳴っていた音声がすべてシームレスにミュートになります。
Sculpture インターフェイスの解像度が上がりました。
Audio Unit プラグインで「取り消し/やり直し」「比較」への対応が強化されました。
Space Designer の「Wet」コントロールが、オートメーションに確実に反応するようになりました。
Deesser プラグインの「Frequency」コントロールの分解能が細かくなりました。
Ringshifter プラグインのインターフェイスの解像度が大幅に向上しました。
以前と同様に、プラグインがインスタンス化されたときに、デフォルト設定が確実に読み込まれるようになりました。
Sculpture で、「ms」と「sync」の切り替え時のエベンロープの拡大/縮小が正確になりました。
2 回クリックしなくても、Scripter エディタにフォーカスを設定できるようになりました。
Tape Delay プラグインで、フィルタの周波数を下げたときに、低周波信号が大音量で出力されることがありましたが、この問題が解消しました。
MIDI プラグインで、オーディオプラグインのデュアルモノおよびマルチモノのインスタンスに対して、パラメータをモジューレトできるようになりました。
「True Peak」メーターが高域周波数でも正確になりました。
ARA サポート
プロジェクトとオーディオファイルが複製されている場合に、Logic で ARA ファイルを正しく扱えるようになりました。
Melodyne ARA プラグインで編集したノートが、プロジェクトで「別名で保存」を実行した後で再生した場合に、正しい位置に表示され続けるようになりました。
Melodyne ARA プラグインのインスタンスを含むトラックのリージョンが、1 1 1 1 より早くから始まるプロジェクトで、正しい位置で再生されるようになりました。
Melodyne のウインドウで編集した直後にプロジェクトを保存して閉じた場合でも、Melodyne ARA の編集内容が確実に維持されるようになりました。
複数の代替プロジェクトがあるプロジェクトで、ARA の編集内容が確実に保存されるようになりました。
プロジェクトテンプレートから作成されたプロジェクトで、ARA の編集内容が確実に保存されるようになりました。
「別名で保存」を使用した場合に、ARA の編集内容が確実に維持されるようになりました。
ARA の編集内容を含むプロジェクトで、代替バージョンをプロジェクトとして正しく書き出せるようになりました。
Impulse Response Utility
Impulse Response Utility の VU メーターが、macOS 10.14.x で正常に反応するようになりました。
選択範囲の処理
「選択範囲の処理」ウインドウのギアマークのメニューにアクセスしても、サイクルとソロが予期せず有効になることがなくなりました。
MIDI リージョンや Drummer リージョンをクリックしたときに、コンテクストメニューに「選択範囲の処理」が誤って表示されることがなくなりました。
フェード
「デフォルトのクロスフェードを適用」コマンドで、後続のリージョンと隣接していないリージョンからフェードアウトが削除されていましたが、削除されなくなりました。
ループ
Studio 音源の Apple Loops をトラック領域にドラッグすると、MIDI チャンネルが「すべて」に設定されたチャンネルストリップが適切に作成されるようになりました。
「タグのないループ」ブラウザの最上位で検索できるようになりました。
「すべてのファイル」の「ユーザループ」セクションで再生中のファイルをクリックすると、確実に再生が停止するようになりました。
外付けドライブ上のタグのないループが、そのドライブが接続されている場合に、ループブラウザにすばやく表示されるようになりました。
「すべてのファイル」ブラウザに検索機能で表示したファイルが、正常に自動再生されるようになりました。
入力テキストが長すぎてファイルブラウザの検索ウインドウに全部表示しきれない場合は、スクロールして、テキスト文字列の末尾を表示できるようになりました。
「タグのないループ」ブラウザのファイルが、カラム表示で正しく並べ替えられるようになりました。
「タグのないループ」リストからフォルダを削除しても、予期せずジャンプして Apple Loops リストが表示されることがなくなりました。
複数のフォルダを同時に「タグのないループ」ブラウザにドラッグできるようになりました。
Apple Loops が、プレビュー時に別の位置にジャンプした後も、ループを続けるようになりました。
ループブラウザで選択されているループがすべて、プレビューで順次再生されるようになりました。
ループブラウザで、Apple Loops をタイプ別にフィルタリングできるようになりました。
ループブラウザの「スケール」設定が、保存済みのプロジェクトで「両方」に設定されていて、その後、新しいプロジェクトが作成されたときに、以前と同様に確実に呼び出されるようになりました。
ループブラウザの「タグのないループ」タブが、Finder の「Untagged Loops」フォルダから最後のファイルを削除した後も表示され続けていましたが、表示されなくなりました。
.rx2 ファイルを「Untagged Loops」フォルダに直接ドラッグできるようになりました。
オートメーション
倍率が低い場合でも、オートメーションポイント値の表示が改善されました。
「command」キーを押しながら Ultrabeat のボイスにオートメーションを書き込むと、ほかのボイスにもオートメーションが書き込まれていましたが、この問題が解消しました。
ステップ編集したパラメータのオートメーションを Latch モードで録音した場合に、余分なオートメーションポイントが作成されていましたが、作成されなくなりました。
Touch モードで書き込んだパンまたはボリュームのオートメーションが、トラックヘッダのコントロールを使って調整した場合に確実に表示されるようになりました。
ピアノロールで、デフォルトのリージョンベースオートメーションのモードが「ベロシティ」になりました。
リージョンベースのオートメーションを適用したリージョンを分割すると、右端のリージョンにオートメーションポイントが追加され、再生の一貫性が維持されます。
コマンド「オートメーション:使用されているパラメータを切り替え」が、オートメーションが表示されているエディタでのみ作用するようになりました。
テイク/コンピング
テイクフォルダのドロップダウンメニューで、「テイク」の上に「コンプ」が表示されるようになりました。
ピアノロールのドラム名が、テイクフォルダの MIDI リージョンに対して表示されるようになりました。
Track Stack
Track Stack のサミングトラックにリージョンを配置すると、Track Stack 内の既存のリージョンが消えていましたが、消えなくなりました。
Track Stack 内のトラックのオン/オフボタンの設定が、マスタートラックのオン/オフボタンを切り替えたときも維持されるようになりました。
アクセシビリティ
トラックリスト内の隣接していない複数のトラックを VoiceOver で選択できるようになりました。
スマート・テンポ・エディタの再生ヘッドのキャッチボタンを VoiceOver が正しく読み上げるようになりました。
スマート・テンポ・エディタの再生ボタンの名前を VoiceOver が正しく読み上げるようになりました。
「ループ」「メトロノーム」「エディタを表示/隠す」など、複数のキーコマンドの状態を VoiceOver が読み上げるようになりました。
VoiceOver を使って、トラックの順序をドラッグ&ドロップで入れ替えることができるようになりました。
VoiceOver を使って、トラックヘッダでコンテクストメニューにアクセスできるようになりました。
リージョンのミュートの状態が切り替わったときに、その状態を VoiceOver が読み上げるようになりました。
システム環境設定で「視差効果を減らす」が有効になっている場合に、Rotor Cabinet プラグインのアニメーションが無効化されるようになりました。
キーコマンド
「マーカーリスト」ウインドウでマーカーを選択しているときに、「ロケータをマーカーで設定してサイクルを有効にする」コマンドが機能するようになりました。
「イベントをトランスポーズ…」キーコマンドの名前が「リージョン/イベントをトランスポーズ…」に変更され、リージョンが選択されている場合に「トランスポーズ」リージョンパラメータに作用するようになりました。
「サイクル範囲別にマーカーを作成」キーコマンドが追加されました。
「選択した項目から再生」キーコマンドで、選択されているマーカーが考慮されるようになりました。
イベントをクオンタイズするためのキーコマンドが、エディタ内と、リージョンに対して機能するようになりました。
スマート・テンポ・エディタにフォーカスがある状態で、取り消し/やり直しのキーコマンドが正しく機能するようになりました。
オーディオ・トラック・エディタの音量ツールやビブラートツールを選択するキーコマンドが追加されました。
ステップインプットを調整するキーコマンドが、「ステップインプット」ウインドウにキーフォーカスがない場合でも機能するようになりました。
キーコマンド「ロケータ間のセクションをコピー (選択部分)」が追加されました。
保存済みのキーコマンドセットが、デフォルトのキーコマンドの割り当てに戻ることがありましたが、この問題が解消しました。
新しいキーコマンド「選択したパラメータを上にナッジ」「選択したパラメータを下にナッジ」が追加されました。
ロケータに基づいて MIDI イベントを削除するキーコマンドが、MIDI イベントにだけ作用することをわかりやすく示す名前に変更されました。
特にリージョンオートメーションに作用するキーコマンドが、選択したリージョンのうちの一部がトラックベースのオートメーションを表示するように設定されているトラック上にある場合でも、選択されているすべてのリージョンに対して機能するようになりました。
取り消し
ムービーファイルを追加した後で「取り消す」を実行すると、適切な取り消しステップが作成されるようになり、プロジェクトの先頭に機能不全の小さいリージョンが残ることがなくなりました。
「取り消す」を使って、作成したばかりの Aux チャンネルを削除できるようになりました。
VCA フェーダーを作成した後で「取り消す」を実行しても、Kontakt インスタンスが予期せず再読み込みされることがなくなりました。
既存のパッチを適用したチャンネルストリップに MIDI Apple Loop を読み込んだ後で「取り消す」を実行すると、パス設定が予期せず変更されていましたが、変更されなくなりました。
Studio 音源を読み込むと、「取り消す」のリストが ChromaVerb のパラメータでいっぱいになっていましたが、この問題が解消しました。
ピアノロールで「ベロシティ」フェーダーを調整しても、「音量を変更」取り消しステップが作成されなくなりました。
ノードをダブルクリックして削除した後で「取り消し」を実行すると、オートメーションノードが正しい位置にリセットされるようになりました。
Smart Control
Ultrabeat の再生状態が、Smart Control に一貫して反映されるようになりました。
マスターチャンネルでオートメーションを取り消したりやり直したりすると、Smart Control が消えることがありましたが、この問題が解消しました。
グローバルトラック
テンポトラックの垂直範囲が、プロジェクトの末尾以降にあるテンポイベントによる影響を受けなくなりました。
グローバルトラックで「すべて無効」から「すべて有効」に切り替えると、利用できるグローバルトラックの種類が全部表示されるようになりました。
「ロケータの間のセクションを繰り返す」で、対象となる領域の先頭にある拍子イベントが確実に対象に含まれるようになりました。
SMPTE 位置がロックされたマーカーの開始位置の変更には、サイズ変更ツールや境界ツールを使えなくなりました。
テンポリストで、最大数である 9 個のテンポセットがすでに存在する場合は、「新規」や「複製」のメニュー項目が正しくグレイ表示されるようになりました。
テンポリストのイベントが、該当するテンポトラックを選択したときに確実に選択されるようになりました。
コンテンツ
「サウンド・ライブラリ・マネージャ」ウインドウで、残りのダウンロードサイズの値が随時更新されるようになりました。
コントロールサーフェス/MIDI コントローラ
「コントロールサーフェスグループ」ウインドウのインスペクタをスクロールできるようになりました。
Sensel Morph のコントローラアサインメントを登録する際に、値のフォーマットが「2 の補数」ではなく「符号なし」に設定されるようになりました。
アーティキュレーション
以前と同様に、アーティキュレーション エディタのテキストフィールド間を「tab」キーで移動できるようになりました。
読み込み
ムービーから読み込んだオーディオに、以前と同様に正しいタイムスタンプが付くようになりました。
Finder からボイスメモのファイルを Logic に読み込んだ場合に、予期せず「新規トラック」ダイアログが表示されることがなくなりました。
Final Cut Pro の XML ファイルを読み込んだ場合に、クリップのフェードが維持されるようになりました。
書き出し
PCM が 24 ビットに設定されているが有効にはなっておらず、「ディザリング」がオンに設定されている場合に、Apple Lossless へのバウンスが可能になりました。
「書き出す」ウインドウを再び開いたときに、ユーザが最後に使った範囲が維持されるようになりました。
リージョンをループライブラリに書き出すときに、ループのキーを設定するフィールドと、テンポを表示するフィールドが表示されるようになりました。
Logic から書き出した MIDI ファイルが、再び開いたときに、各トラックの音源設定を適切に維持するようになりました。
スコア
タブ譜スタイルで選択されているオーナメントノートが、正しく色分けされるようになりました。
ページ表示で、空白小節の線をまたがるように自動スラーが表示されるようになりました。
スコアで、ループしたリージョンのほかのノートや記号と同じ不透明度で自動スラーが表示されるようになりました。
自動生成されたスラーを延長したときに、終了位置が予期せず変わることがありましたが、この問題が解消しました。
タブ譜スタイルで、ひし形のノートヘッドが適切に中央揃えで表示されるようになりました。
自動スラーで、ループしたリージョンにまたがるすべてのノートの上に 1 つの大きなスラーが描かれることがなくなりました。
拍子を挿入する間、マウスから指を放すまで拍子が上下逆さまに表示されることがありましたが、この問題を解決しました。
「譜表スタイル」エディタで「ギター」スタイルのサイズの値をスクラブすると、ほかのスタイルのサイズの値にも影響していましたが、この問題が解消しました。
グローバルテキストから標準テキストに変換されたテキストを確実に編集できるようになりました。
Swing フォントを使ったスコアで、親切臨時記号が Logic の組み込みフォントで表示されることがなくなりました。
Swing フォントを使ったスコアのキーの表示で、繰り返し記号が臨時記号と重ねて表示されることがなくなりました。
スコアで、最近録音したノートを以前と同様にゴムバンド選択できるようになりました。
編集
複製したスクリーンセットのピアノロールのウインドウで、プロジェクトを開いたときに、元のスクリーンセットのスナップと拡大/縮小の設定が確実に維持されるようになりました。
「エンバイロメント」ウインドウを開くと、自動的にスクロールして、トラックリストで選択中のトラックに割り当てられているオブジェクトが表示されるようになりました。
エンバイロメントのフェーダーオブジェクトが表示範囲外になり、ケーブル表示が有効になっている場合に、フェーダーオブジェクトの数値が以前と同様に、白地に黒のテキストで表示されるようになりました。
選択中のオーディオファイルの名前が、オーディオ・ファイル・エディタの上部に表示されるようになりました。
「command」キーがマーキーツールに割り当てられている場合に、「command + option」キーを押しながらリージョンをクリックすると、そのリージョンにマーキー選択範囲が設定されるようになりました。
オーディオ・トラック・エディタでリージョンのソロを無効にした場合に、再生ヘッドが正しい位置を維持するようになりました。
イベントリストで「option」キーを押しながらフィルタボタンをクリックしたときに、アレンジレベル表示になっている場合はリストからリージョンが消えていましたが、消えなくなりました。
エンバイロメントでキーボードの黒鍵をクリックした場合に、以前と同様、正常に音が鳴るようになりました。
「イベントフロート」ウインドウにアーティキュレーションが表示されるようになりました。
以前と同様に、「control」キーを使って、ピアノロールでノートを細かい分解能で移動できるようになりました。
エンバイロメントのフェーダーが、数値入力に正しく反応するようになりました。
イベントリストで新しいコントローライベントを作成すると、デフォルトで CC#1 になります。
チャンネル数が多い場合に、チャンネルストリップ名がエンバイロメントで正しい位置に一貫して表示されるようになりました。
ピアノロールで折りたたみモードが有効な状態で保存されたプロジェクトを再び開くと、折りたたみモードで正しく表示されます。
ピアノロールのノートの表示が、スケールが変更されたときに、折りたたみモードで正しく更新されるようになりました。
トラックの Drummer パッチを切り替えたときに、ピアノロールのキーラベルが正しく更新され、ドラム名を表示するようになりました。
ステップエディタのレーンインスペクタの「ディレイ」パラメータが正常に機能するようになりました。
ピアノロールでノートを選択すると、選択されているトラックベースのオートメーションポイントの選択が解除され、トラックベースのオートメーションを選択すると、選択されているノートの選択が解除されます。
ステップエディタのレーンの「ペン幅」「グリッド」「長さ」に対するカスタム設定が、エディタを閉じて開き直しても、維持されるようになりました。
以前と同様に、イベントリストに MIDI CC データがある場合に、矢印キーを使ってリストを上下に移動できるようになりました。
ピアノロールのタイムルーラをクリックしても、表示領域がリージョンの先頭にジャンプしなくなりました。
一般
「すべてのファイル」ブラウザで圧縮オーディオファイルを再生すると、Logic で選択されているオーディオ出力ではなくシステムのオーディオ出力にルーティングされていましたが、この問題が解消しました。
ピアノロールが予期せずジャンプし、再生ヘッドではなく、新しく選択されたテイクを表示することがありましたが、この問題が解消しました。
左の境界がグリッド位置に正確に合っていないリージョンに、スウィングクオンタイズを正確に適用できるようになりました。
「option + shift」キーを使って、サイクルゾーンの右の境界を調整できるようになりました。
複数の Apple Loops をトラック領域にドラッグする場合に、「選択したファイルをトラックに追加」ダイアログのデフォルト設定が「すべてのファイルを 1 つのトラックに配置」になりました。
選択されている複数の MIDI エイリアスリージョンをリアルリージョンに変換できるようになりました。
リージョンのないプロジェクトで「横方向に自動的に拡大/縮小」が有効になっている場合は、プロジェクト全体が表示されます。
何も選択していない状態で「横方向に自動的に拡大/縮小」を無効にすると、1 つ前の拡大/縮小設定に戻って表示されるようになりました。
新しい代替プロジェクトを保存した後で、「取り消す」が正しく機能するようになりました。
Flex 表示からオートメーション表示に切り替えてから、オートメーション表示を無効にした場合、1 つ前の Flex 表示に戻るようになりました。
トラック領域で選択中のチャンネルストリップについて、ノートパッドにトラックノートが表示されるようになりました。
その時点のトラックヘッダ設定で「フリーズ」ボタンが表示されていない場合に、トラックをフリーズするキーコマンドを使うと、フリーズしたトラックに「フリーズ」ボタンが表示されるようになりました。
選択されている複数のリージョンに自動的に名前が設定される際に、1 〜 9 のリージョンの番号の前に 0 が付くようになりました。
Logic Pro アプリケーションが「/アプリケーション」に入っていない場合でも、選択されているトラックのパッチが表示されるようになりました。
GarageBand で作成された曲の工場出荷時のパッチが Logic で確実に表示されるようになりました。
代替トラックが有効になっている場合に、長いトラック名が正しく表示されるようになりました。
SMPTE 位置がロックされたマーカーの開始位置は編集不能になりました。
トラックリストでトラックを新しい位置にドラッグする際に、そのトラックを前もって選択する必要がなくなりました。
「編集」>「トラックを選択」>「未使用」コマンドで、リージョンを使ったトラックを含むスタックが予期せず選択されることがなくなりました。
プロジェクトの開始位置を越えてさらに左にリージョンをドラッグすると、そのリージョンが元の位置に戻るのではなく、プロジェクトの開始位置に配置されるようになりました。
ロケータの自動選択を有効にして「ロケータ間のセクションをカット」コマンドを使うと、拍子変更を挿入するように案内するダイアログが予期せず表示されることがありましたが、表示されなくなりました。
「移動」オプションが選択されている場合に、「ロケータ間に無音を挿入」が、選択されていないリージョンに予期せず作用することがなくなりました。
「ロケータを自動設定」で、選択されているリージョン内で選択されている Flex Pitch 適用のノートによってロケータが設定されていましたが、この問題が解消しました。
プロジェクトマーカーの末尾の位置を調整したときに、リージョンの選択範囲が維持されるようになりました。
ミュージック・タイピング・キーボードの一番低いノートをリリースしたときに、キーボードが適切にノートオフイベントを送信するようになりました。
オーディオファイルやリージョンを「プロジェクトオーディオ」ウインドウに追加した後で、「取り消す」が機能するようになりました。
チャンネルストリップのプリセット設定を読み込んだ後で「取り消す」を実行すると、そのチャンネルストリップが元の名前にリセットされるようになりました。
選択されているトラックのグループ内でフォーカスのあるトラックが、カラーバーが表示されるときや、トラック番号がトラックヘッダに表示されるときに、わかりやすく示されます。
「テイクをリージョンとして取り込む」を実行した後で、「command + Z」キーを使って「取り消す」を実行した場合に、以前選択されていた MIDI リージョンの選択が解除されていましたが、この問題が解消しました。
マーキーツールを使ってリージョンをループの真ん中で分割すると、そのリージョンのリアルコピーを短くしたものが作成される代わりに、ループが編集ポイントで短くなります。
リージョンの左の境界を調整してから、マウスから指を離さずにそのまま元に戻した場合に、「横方向に自動的に拡大/縮小」が有効になっていると、予期せず拡大/縮小されていましたが、この問題が解消しました。
グループの設定で「カラー」が有効になっている場合、そのグループに属するトラック上の個々のリージョンに別々の色を割り当てることができます。
ミキサーが開いている状態で、メインウインドウで横方向に拡大/縮小すると、表示領域がプロジェクトの先頭に常に移動するのではなく、再生ヘッドの周辺が表示され続けるようになりました。
グループインスペクタの「グループをアクティブに」チェックボックスと、ツールバーの「グループをアクティブに」スイッチが、確実に同期した状態を保つようになりました。
緑の MIDI ループをトラック領域にドラッグした場合に、正しいラベルが付いた取り消しステップが作成されるようになりました。
「クロックをピックアップ」キーコマンドを使って、ループしたセクションの停止に使うリージョンを左に移動すると、そのリージョンの移動後の位置の右側にループしたセクションが表示される場合がありましたが、この問題が解消しました。
リージョンの左端をドラッグしている間や、リージョンを移動している間に、リージョンベースのオートメーションが正しく表示されるようになりました。
Track Stack のトラックのオン/オフボタンを切り替えるキーコマンドが、マウスでそのボタンをクリックした場合と同じように動作するようになりました。
コントロール表示で、プラグインのテキストがハイライト表示されている場合に、macOS 10.14 Mojave で読みやすくなりました。
「別名で保存」で、デフォルトで常に現在のプロジェクトタイプ (「パッケージ」または「フォルダ」) が使われるようになりました。
Logic のファイルブラウザのカラータグのサブメニューが、ファイルのカラータグを設定した後も引き続き利用できるようになりました。
トラック領域の「オーバーラップなし」ドラッグ設定が、100 を上回るリージョンを同時に調整した場合も正常に機能するようになりました。
非常に短いループリージョンを分割すると、そのリージョンが予期せず複製されることがありましたが、この問題が解消しました。
「リージョンを新規オーディオファイルに変換」コマンドで、まれに、空のオーディオファイルが作成されることがありましたが、この問題が解消しました。
MIDI 同期のデバイスリストのデバイス数が 16 に増えました。
置き換えモードをオフにして録音した後で、リージョンの選択が予期せず解除されることがなくなりました。
結合サイクルモードで録音した MIDI リージョンの最初のノートが切り詰められる場合がありましたが、この問題が解消しました。
MIDI リージョンの左隅をトリミングした後で「 リージョンパラメータをノーマライズ」を実行しても、リージョンの末尾にあるノートが短縮されなくなりました。
「No Output」トラックに「ミュート」ボタンや「ソロ」ボタンが表示されなくなりました。
環境設定の「録音が重複する場合」が「結合」に設定されている場合に、録音時に、選択されているリージョンが MIDI エディタに表示され続けるようになりました。
「プロジェクトを統合」コマンドが、ムービーファイルを移動するのではなく、元の場所からコピーするようになりました。
トラックのディレイ設定を変更した場合に、すぐに反映されるようになりました。
Logic Pro 10.4.4
Logic Pro で自動バックアップが正しく作成されない問題を解決しました。
安定性が改善されました。
Logic Pro 10.4.3
新機能/改善点
MIDI データをポートごとにフィルタリングする環境設定が追加されました。
安定性/信頼性
以下の場合に Logic が予期せず終了することがなくなりました。
ときどき、「すべてのトラックをオーディオファイルとして書き出す」とき。
ときどき、リージョンの左端を調整したとき。
複数のイメージをプロジェクトのノート領域にドラッグするとき。
ときどき、テキストオブジェクトをスコアのページの下部に追加するとき。
ときどき、録音中に、録音トラックではないトラックのヘッダをクリックした後で、ピアノロールをスクロールして、選択されているイベント一式を表示したとき。
「プロジェクトオーディオ」ウインドウで「使用されていない項目を選択」を使い、Melodyne ARA のインスタンスを使うプロジェクトで「delete」キーを押した後。
MIDI テイクフォルダをカットし、すぐに録音を開始した後。
ときどき、オートメーションイベントの編集リストで、「表示レベル」ボタンをクリックしたとき。
「取り消し履歴」ウインドウを開いているときに、チャンネルストリップを削除したとき。
グループ化したトラックに対して「パックを解除して新規代替トラックに」コマンドを実行したとき。
以下の状況下でも、Logic Pro がハングしなくなりました。
ときどき、アーティキュレーション セットを編集するとき。
ときどき、「MIDI イベントのコピー」キーコマンドを実行した後。
特定のプロジェクトを開くときに、「リージョンが不適切です」というエラーが表示されなくなりました。
ループしたリージョンの長さを調整した後で「取り消す」を実行すると、まれに、そのリージョンが削除されることがありましたが、削除されなくなりました。
パフォーマンス
Smart Control を開いているときにリストやブラウザを開くと、Logic Pro がときどきハングしたようになる場合がありましたが、この問題が解消しました。
Logic Pro を HD ディスプレイで実行するときの CPU のパフォーマンスが向上しました。
スマートテンポ
「解析対象」オプションが選択されていないマルチトラックセットのオーディオファイルに、テンポ情報が適切に書き込まれるようになりました。
トラック領域で録音を削除した後で、スマートテンポのマルチトラックセットのボタンをクリックすると、そのマルチトラックセットのほかのファイルが削除されていましたが、削除されなくなりました。
ADAPT モードで Drummer リージョンの長さを変更すると、テンポが予期せず変わることがありましたが、変わらなくなりました。
マルチトラックセットのスマートテンポの解析対象を編集した後も、リージョンの「Flex とフロー」設定が適切に維持されるようになりました。
KEEP モードでオーディオを録音した直後でも、「取り消す」を正常に実行できるようになりました。
Keep モードで「Flex とフォロー」が「オン」に設定されている場合に、読み込んだオーディオファイルのテンポイベントが正しくダウンビートに配置されるようになりました。
マルチトラック録音の後で「ノーマライズ」の進行状況バーが表示されることがありましたが、この問題が解消しました。
ARA サポート
ARA プラグインのインスタンスを使うプロジェクトを読み込んだ後で、再生ボタンを押さなくても、データと編集内容が確実に保存されるようになりました。
自動保存機能で、未保存の ARA の編集内容が復元されます。
アーティキュレーション
アーティキュレーション のコントローラ情報やノートデータが、再生を開始するたびに送信されるようになりました。
アーティキュレーション・キー・スイッチが、エディタでノートが選択されているときに、元通り確実に機能するようになりました。
アーティキュレーションスイッチとして使われているコントローラが予期せず 0 にリセットされることがありましたが、リセットされなくなりました。
サウンドライブラリ
中国や日本の伝統的な楽器のインパルス・レスポンス・ファイルが、iOS 用 GarageBand プロジェクトを Logic Pro で開いたときに、正しく検出されるようになりました。
空き容量が十分にある外付けドライブに Logic Pro のサウンドライブラリのコンテンツを移動する際に、「空き領域不足」というエラーが表示される場合がありましたが、表示されなくなりました。
Flex
Flex Pitch から Flex Time モードに切り替えたときに、Flex 表示が正しく更新されるようになりました。
Flex リージョンの左端をトリミングすると、まれに Flex が無効になることがありましたが、この問題が解消しました。
選択されている複数の Flex リージョンの右の境界をトリミングできるようになりました。
Flex Pitch が適用されたノートをオーディオ・トラック・エディタでドラッグする際、調整中にサウンドが鳴るようになりました。
Alchemy
ノブの設定をテキスト入力で調整した場合に、正確な値が設定されるようになりました。
プラグイン
「編集」>「ゾーン」>「複数のサンプルを読み込む」メニュー項目を使って、32 ビットのフロート・オーディオ・ファイルを読み込んで作成された EXS インストゥルメントが、正しいサウンドを出力するようになりました。
プラグインや音源を変更すると、別の開いているプロジェクトの同じプラグインや音源のインスタンスに影響することがありましたが、この問題が解消しました。
「比較」状態のプラグインが、「別名で保存」を実行したときに、正しい設定で保存されるようになりました。
オートメーション
エディタウインドウでリージョンベースのオートメーションを調整すると、トラック領域のトラックベースのオートメーションの表示に予期せず影響していましたが、この問題が解消しました。
Track Stack
サミングスタックの下部にあるリージョンが、スタック内で上位のトラックに移動した後で消えることがありましたが、消えなくなりました。
スコア
グローバル・テキスト・オブジェクトから文字を削除したときに、文字が繰り返し表示されるという現象が起きていましたが、この問題が解消しました。
カスタムチューニングのコードグリッドが、一貫して正しく表示されるようになりました。
ミキサー
クラシック MIDI チャンネルストリップのノブが、調整中に再び MIDI CC データを送信するようになりました。
選択されているチャンネルストリップで「option」キーを押しながらセンドをクリックすると、以前と同様に、そのチャンネルストリップのすべてのセンドが 0 db にリセットされるようになりました。
低レイテンシモードが有効な場合に、「出力 1-2」以外の出力へのセンドが予期せず遅延することがなくなりました。
キーコマンド
「位置の移動」キーコマンドが、以前と同様に、「return」キーを 1 回押した後で実行されるようになりました。
コントロールサーフェス/MIDI コントローラ
初期設定後も引き続き、「コントロールサーフェス設定」ウインドウでデバイスの順序を変更できるようになりました。
編集
エンバイロメントのフェーダーオブジェクトが検出され、ケーブル表示が有効になっている場合に、フェーダーオブジェクトの数値が以前と同様に、白地に黒のテキストで表示されるようになりました。
録音中にノート以外のデータを受信したときに、ピアノロールがウインドウの下部までスクロールしなくなりました。
Touch Bar の「ノートリピート」ボタンを使って録音中に、ピアノロールが再生中のノートにフォーカスを当てながら表示されるようになりました。
ピアノロールで、リージョンの末尾を越えた長さのノートをコピーすると、以前と同様に、そのノートが収まるようにリージョンが自動的に長くなります。
以前と同様に、ピアノロールでクオンタイズツールを使ってノートを右クリックし、クオンタイズ値を正しく選択できるようになりました。
一般
左の境界がグリッド位置に正確に合っていないリージョンに、スウィングクオンタイズを正確に適用できるようになりました。
トラック領域のソロツールを使うと、ノートがハングすることがありましたが、この問題が解消しました。
ノートパッドでテキストを編集すると、表示範囲がテキストの末尾に必ずジャンプしていましたが、ジャンプしなくなりました。
ソロになっていないリージョンをコピーまたは移動した際に、「ソロのロック」が適切に維持されるようになりました。
トラックインスペクタでトラックの名前を変更した後で「enter」キーを押すと、新しいテキストが確定されるようになりました。
サミングスタックのリージョンをドラッグしたときに、移動する様子が見てわかるようになりました。
ソロを有効にしてから無効にした後で、Track Stack がミュートしたように見えていましたが、この問題が解消しました。
マルチ出力のソフトウェア音源のチャンネルに対して、トラックインスペクタでディレイ設定を再び調整できるようになりました。
「ロケータ間のセクションをカット」コマンドを実行したときに表示されるダイアログで、「キャンセル」が機能するようになりました。
テンポリストにテンポイベントを挿入しても、オートメーション表示が予期せず切り替わることがなくなりました。
メインウインドウのメディア領域のプロジェクト・オーディオ・ブラウザにある「ファイルを最適化」メニュー項目が、ブラウザでリージョンしか選択されていない場合はグレイ表示されるようになりました。
ミュージカル・タイピング・キーボードのウインドウを開くときに、Logic がハングすることがありましたが、この問題が解消しました。
Logic Pro 10.4.2
新機能/改善点
サウンドライブラリの場所を外付けのストレージデバイスに変更できます。
スマートテンポで、マルチトラック録音全体のテンポデータを解析して、プロジェクトのテンポを定義できます。
読み込んだマルチトラックステムで、プロジェクトテンポに従うか、プロジェクトテンポを定義することができます。
メトロノームなしで録音された MIDI 演奏のテンポを、スマートテンポで解析できるようになりました。
Alchemy で、ドラッグ&ドロップのホットゾーンを使って、オーディオの読み込み時に再合成とサンプリングのオプションを選択できます。
Alchemy でパラメータ値の数値編集ができます。
1 つのオートメーションポイントを別のオートメーションポイントの上にドラッグすると、それらのポイントの位置が縦に揃うようになりました。
新しいミキサーモードで、チャンネルストリップのフェーダーとパンコントロールを使って、センドレベルとパンを設定できます。
スコアエディタで、選択した音符に自動スラーを適用できます。
キーセッションの詳細やスタジオハードウェアの設定を覚えておくために、トラックまたはプロジェクトのノートに写真を追加できます。
現在選択されているトラックでアーティキュレーションセットを使える場合に、そのトラック用のアーティキュレーションエディタを開くキーコマンドが追加されました。
「リージョンを結合」コマンドと「トラックごとにリージョンを結合」コマンドで、ループをリアルコピーに変換し、変換後の MIDI リージョンを結合できるようになりました。
「オーディオリージョンから無音部分を削除」ウインドウの「しきい値」コントロールが、パーセント値ではなく dB 単位で表示されるようになりました。
センドを直接出力に送れるようになりました。
安定性/信頼性
以下の状況下でも、Logic Pro が予期せず終了することがなくなりました。
Logic Remote App に接続されている場合に、プロジェクト設定を読み込むとき。
ときどき、オーディオファイルを Alchemy のキーマップエディタにドラッグしたとき。
iOS 用 GarageBand のプロジェクトを開いたときに、コンピュータ上で利用できない AAZ ファイルを使う Alchemy のインスタンスがそのプロジェクトに含まれていた場合。
ときどき、「command + ピリオド (.)」を押して録音を停止したとき。
ファイル・テンポ・エディタでサラウンドファイルを解析したとき。
サラウンド入力から録音したとき。
「譜表スタイル」ウインドウで複数のスタイルが選択されている場合に、マウスで「高」の値をスクラブしたとき。
Touch Bar を使ってマルチチャンネルインターフェイスのオーディオ入力を変更した後で、オーディオデバイスを「内蔵」に切り替えたとき。
Melodyne プラグインの ARA 互換バージョンから非 ARA 互換バージョンに切り替えたとき。
ADAPT モードでオーディオを録音した後で「プロジェクトテンポとすべてのリージョンをリージョンテンポとダウンビートに調整」が選択されたとき。
ときどき、「command + ピリオド (.)」を押して録音をキャンセルしたとき。
Delay Designer で「option」キーを押しながらタップをドラッグし、利用できるタップ回数の上限を超えたとき。
まれに、録音を停止したとき。
以下の状況下でも、Logic Pro がハングしなくなりました。
サスティンペダルを押している間に Studio 音源の別のセクションに切り替えたとき。
サミングスタックで「トラックごとに結合」を実行したとき。
「リージョンを結合」コマンドをキャンセルすると、MIDI リージョンが予期せず削除される場合がありましたが、この問題が解消しました。
パフォーマンス
「キーコマンド」ウインドウのサイズを変更した場合も、Logic Pro が反応し続けるようになりました。
大きいプロジェクトでトラックを選択しても遅延が生じなくなりました。
大量のテンポイベントが使われたプロジェクトで、拡大縮小する際の性能が向上しました。
Vintage EQ プラグインを同じチャンネルストリップで特定の他社製 Audio Unit プラグインと組み合わせると、予期しない CPU スパイクが生じることがありましたが、この問題が解消しました。
リージョン境界でゴムバンド選択を始めた場合も、以前と同様に、Logic Pro が完全に反応し続けます。
ファイル・テンポ・エディタで複数のトランジェントマーカーを削除しても、遅延が生じなくなりました。
大きなプロジェクトで「プロジェクトオーディオ」ウインドウを開くと、パフォーマンスの低下を招くことがありましたが、この問題が解消しました。
スマート・テンポ・エディタでビートマーカーを移動する際の性能が向上しました。
スクリーンセットを呼び出した後で Logic の反応が悪くなることがありましたが、この問題が解消しました。
スマートテンポ
スマート・テンポ・エディタの「編集」メニューの項目が、わかりやすい名前に変わりました。
ファイル・テンポ・エディタにスクロールバーが付きました。
ファイル・テンポ・エディタで、特定の倍率設定のときにマウスを縦方向に動かすと、テンポの調整ハンドルが予期せず移動していましたが、移動しなくなりました。
複数のファイルからテンポ情報を削除した場合に、確認ダイアログが 1 つだけ表示されるようになりました。
ファイル・テンポ・エディタで複数のリージョンに対して「オリジナルの録音テンポを削除して再解析」を実行した後で、それらのリージョンの Flex 設定が即座に更新されるようになりました。
プロジェクト設定の「スマートテンポ」で「新規録音の設定」を「新規リージョンの先頭までトリム」に設定すると、オーディオファイルの読み込み時にもリージョンの先頭までトリムされる場合がありましたが、この問題が解消しました。
ファイル・テンポ・エディタの波形表示で、スクロールしても予期せず高さが変わることがなくなりました。
オーディオファイルからオリジナルの録音テンポを削除する際に、リージョンごとに確認する必要がなくなりました。
ファイル・テンポ・エディタで「変数」と「一定」を切り替えた後で「取り消す」を実行すると、テンポスイッチの状態がリセットされ、ビートマーカーが再配置されるようになりました。
ファイル・テンポ・エディタで、どの倍率設定でも、ファイルの最初と最後のビートマーカーが確実に表示されるようになりました。
ファイル・テンポ・エディタの「アクション」メニューの名前が「編集」に変わりました。
ファイル・テンポ・エディタで、MIDI リージョンを選択後にオーディオリージョンを選択した場合に、オーディオファイルの波形が表示されるようになりました。
ファイル・テンポ・エディタでルーラをダブルクリックすると、現在の選択範囲の開始位置ではなく、ダブルクリックした位置で再生が開始するようになりました。
「オリジナルの録音テンポを削除して再解析」コマンドが事前に実行されていた場合に、「オリジナルの録音テンポを削除」コマンドで Flex マーカーが適切に削除されるようになりました。
ADAPT モードでリージョンをトリムすると、その編集範囲にほかのリージョンがない場合に、その範囲内のテンポイベントが削除されるようになりました。
オーディオをトランスポーズした後で解析をキャンセルした場合に、そのプロジェクトでオーディオリージョンが編集されるたびに毎回、解析プロセスが再開することがなくなりました。
ADAPT モードで、カウントインの間に演奏された録音部分を表示すると、そのリージョンの新たに表示した部分の正しいテンポが作成されるようになりました。
Logic Pro が停止している間にファイル・テンポ・エディタの再生ヘッドを移動すると、メインのウインドウでも再生ヘッドが動くように Logic Pro を構成できるようになりました。
ファイル・テンポ・エディタで選択した範囲を編集すると、選択した範囲に隣接するテンポマーカーにも影響が及ぶことがありましたが、この問題が解消しました。
ファイル・テンポ・エディタからビート (拍) の分解能で書き出しが可能になりました。
グループに属するトラックでリージョンをダブルクリックすると、グループの最初のトラックにあるリージョンではなく、クリックしたリージョンのファイル・テンポ・エディタが開くようになりました。
スマートテンポ解析で進行状況バーが表示されるようになりました。
プロジェクトテンポをリージョンテンポに合わせると、そのリージョンの開始位置より前にある既存のテンポイベントが予期せず削除されることがありましたが、この問題が解消しました。
「プロジェクトテンポをリージョンテンポに調整」コマンドで、テンポイベントが小節や拍に確実に配置されるようになりました。
ムービーから抽出した SMPTE ロックのオーディオファイルを開く際に、そのオーディオファイルがスマート・テンポ・エディタで開いていると、Logic Pro で警告が表示されるようになりました。
「Adapt -プロジェクトテンポを調整」を使ってプロジェクトのテンポをプロジェクトに読み込んだオーディオに合わせる場合に、そのプロジェクトの前部分で、テンポの段階的変化が削除されることがありましたが、この問題が解消しました。
ADAPT モードの間にリージョンの左側の境界が変更された後、リージョンの位置が予期せずずれることがありましたが、ずれなくなりました。
SMPTE ロックのリージョンの位置が、「プロジェクトテンポを調整」を適用した場合に予期せずずれることがなくなりました。
スマート・テンポ・エディタですでに編集済みのオーディオファイルを開いた場合に、「編集」ボタンが表示されなくなりました。
特定の状況下で「プロジェクトテンポをリージョンテンポに調整してダウンビートに合わせる」を使うと、プロジェクトに予期しないテンポが書き込まれていましたが、この問題が解消しました。
スマート・テンポ・エディタで「ダウンビートを設定」を実行した後で、「取り消す」が正しく作用するようになりました。
スマート・テンポ・エディタで範囲を選択したときに、再生ヘッドがその範囲の開始位置に移動しなくなりました。
スマート・テンポ・エディタで背景を右クリックまたは「control」キーを押しながらクリックして、編集コマンドを含むコンテクストメニューを表示できるようになりました。
「ほかのすべてのリージョンの相対位置を保持」チェックボックスを選択した状態で「リージョンのテンポをプロジェクトテンポに適用」を使った場合に、ムービーの位置が適切に変化するようになりました。
再生中でも、スマート・テンポ・エディタで小節内でダブルクリックし、その小節を選択できるようになりました。
「プロジェクトテンポとすべてのリージョンをリージョンテンポとダウンビートに調整」コマンドを使った場合に、ムービーの開始位置が正しく調整されるようになりました。
Alchemy
FM、Comb (コム)、Ring Mod (リングモジュレーション) のフィルタの値を MIDI 音価に設定して、正確にチューニングできるようになりました。これらのフィルタは、さらに高い分解能にも対応しました。
Alchemy のアディティブシンセサイザーエンジンが更新され、Resynthesis を使用する際の使いやすさや、チューニングの安定性が大幅に向上しました。
システム設定でスクロールの方向が「ナチュラル」に設定されている場合に、Alchemy をスクロールしたときに正しく反応するようになりました。
Alchemy で、Logic Pro のほかの部分と同じズームコマンドが使われるようになりました。
モジュレーションラックに、モジュレート済みのターゲットを選択できるメニューが追加されました。
未使用モジュール用のコントロールがグレイ表示されるようになりました。
スペクトル編集ディスプレイにタイムマーカーが表示されるようになりました。
テンポに同期したソースによって「Position」ノブがモジュレートされている場合、拍子の配置マーカーの調整時にテンポのグリッドラインが表示されるようになりました。
MSEG グラフでドラッグしたポイントが、表示を拡大するに従い、より小さい時間位置にスナップするようになりました。
モジュレーションの編集ボタンが、編集対象となるモジュレータがある場合にだけ表示されるようになりました。
Alchemy のノブの値を数値で調整できるようになりました。
ソースにドラッグ&ドロップする際に、ホットゾーンを使い、異なる解析オプションを選択できるようになりました。
「Morph X/Y」を MSEG でモジュレートすると、ノートの開始位置でクリック音が生じることがありましたが、この問題が解消しました。
Poly Mod Arp ソースの編集ボタンをクリックすると、適切な「Poly Mod」行が表示されるようになりました。
1 つのソースから別のソースに切り替えるときに、「Pitch Correction」(ピッチ補正) ウインドウが正しく表示されるようになりました。
AHDSR エンベロープディスプレイに 2 つのエンベロープが表示されるようになりました。1 つは静的パラメータ設定が適用されたもの、もう 1 つはモジュレートしたバージョンです。
「Perform」コントロールにモジュレーションホイールが割り当てられている場合に、ノブの周りに弓形のオレンジ色のラインが表示され、モジュレート後の値にモジュレーションホイールの位置が反映されるようになりました。
Advanced (詳細表示) モードでトランスフォームパッドのパックを移動しても、Logic Pro のメーターが一時的にフリーズしなくなりました。
スペクトル (Spectral) キャンバスで描画した後でマウスボタンを放しても、オーディオに小さいギャップが生じなくなりました。
ファイルの読み込みブラウザに表示されるファイルが、以前と同様に、正しく並べられるようになりました。
Alchemy のブラウザで、新しいプリセットが選択された直後に、スクロールの慣性が維持されるようになりました。
Alchemy の MSEG エディタにデフォルトで 4 拍表示されるようになりました。
キーマップ (Keymap) エディタと加算編集 (Additive) エディタで、サンプルの終了マーカーをワープマーカーの端を過ぎてドラッグしたときに、ディスプレイのサイズが適切に変化し、ワープマーカーはオーディオ波形に適切に揃った状態を維持するようになりました。
AHDSR で「Decay」のカーブを変更すると、「Attack」「Hold」および全体の長さが変化することがありましたが、変化しなくなりました。
非標準のフィルタの種類 (コムフィルタなど) のデフォルトの位置が 0% になりました。
マルチサンプルの EXS ファイルを扱う場合にときどき、モーフィングを有効にすると遅れが生じることがありましたが、この遅延がかなり解消されました。
以前と同様に、「Start」(開始) のループマーカーを「End」(終了) のループマーカーと同じ位置に配置できます。
MSEG グラフまたは MODMAP グラフに追加したポイントを、作成後すぐに移動できるようになりました。
AHDSR が同期モードの場合、エンベロープポイントをドラッグすると、現在選択されているグリッドパターンでサポートされているポイントに自動的にスナップするようになりました。
2 つ目の EXS ファイルを同じグループに読み込んだ場合に、読み込んだグループのほかに空のグループも作成されていましたが、この問題が解消しました。
VA ソースでモーフィングモードを有効にすると、同期パラメータが誤設定されることがありましたが、この問題が解消しました。
ソースの左右のボタンを使ってサンプルやフォルダをステップスルーしたときに、サンプルとフォルダが正しい順序で選択されるようになりました。
フリーズしたトラックに対して、Alchemy ライブラリのプリセットをステップスルーできなくなりました。ステップスルーすると、トラックのフリーズを解除したときにサウンドが予期せず変化するおそれがありました。
Alchemy のファイルの読み込みブラウザでアイテムが以前と同様に正しく並べられるようになりました。
モジュレーションの量がゼロに設定されていても、FM フィルタがわずかな歪みを生じることがありましたが、この問題が解消しました。
「Spectral」(スペクトル) と「Formant」(フォルマント) を使って読み込んだ波形に加えて「Additive Synthesis」(加算合成) を有効にすると、予期せず出力が大音量になることがありましたが、この問題が解消しました。
iOS 用 GarageBand で作成された Alchemy トラックでピッチベンドが使われている場合に、このトラックを Logic Pro で再生しても同じサウンドが鳴るようになりました。
Alchemy プリセットを保存すると、未変更の AAZ ファイルが保存されることがありましたが、この問題が解消しました。
編集後の「Start」と「End」のループマーカーを元通りの位置に簡単に設定できるようになりました。
Flex
「Flex とフォロー」が「オン+小節とビートを揃える」に設定されているリージョンでクオンタイズの値を設定した場合に、「Flex とフォロー」が「オン」にリセットされなくなりました。
オーディオ・トラック・エディタで Flex Pitch の「すべてをオリジナルピッチに設定」コマンドが、すべてのノートを確実にオリジナルピッチに設定するようになりました。
クオンタイズ済みのリージョンで最後の Flex マーカーを編集しても、そのリージョンの長さが変わらなくなりました。
Flex が適用されたリージョンを「スプライス」モードで分割すると、そのコンテンツがずれる場合がありましたが、ずれなくなりました。
「トランジェントマーカーでスライス」コマンドがファイルを正しい位置で確実にスライスするようになりました。
トラックヘッダで Flex Pitch を有効にしている場合に、リージョンのトランスポーズを別の値から 0 に設定しても、Flex Pitch が無効にならなくなりました。
Flex が有効になっているトラックに 2 つ目のテイクを録音した場合に、そのテイクに Flex が正常に適用されるようになりました。
オーディオ・トラック・エディタで、Flex モードの間に「option」キーを押しながらオーディオリージョンの右端にマウスのポインタを置いたときに、タイムストレッチツールではなくループツールが表示される不具合がありましたが、この問題が解消しました。
「Flex Time - Automatic」モードをトラックインスペクタで選択できるようになりました。
サイクルモードで録音したテイクが、Flex を有効にすると位置がずれることがありましたが、ずれなくなりました。
編集グループに属しているトラックで Flex を有効にすると、オーディオファイルの解析が必要な場合に進行状況バーが再び表示されるようになりました。
Flex が適用された複数のリージョンが選択されている場合に、その境界を再び調整できるようになりました。
オーディオリージョンの選択後も、「Flex とフォロー」の設定を引き続きインスペクタで利用できます。
プロジェクトのサンプルレートが変換された後も、Flex Time 編集が確実に維持されるようになりました。
プラグイン
Channel EQ にフォーカスがある状態で Logic Pro から別のアプリケーションに切り替えて、また戻ってきたときに、Channel EQ の UI が引き続き反応します。
Modifier プラグインのスケールの分解能が、ステップごとに 10% から 1% に引き上げられました。
「取り消す」と「やり直す」が、ChromaVerb の Damping EQ のカーブで作用するようになりました。
Pedalboard のノブの値ポップアップが表示されているときに、キーコマンドが正しく作用するようになりました。
ChromaVerb の視覚化ボタンの状態が、新しいプリセットを読み込んだときに維持されるようになりました。
Space Designer で、IR 波形の分解能が向上しました。
ペダルセットを長押しして Vintage Organ でレスリー (Leslie) をコントロールすると、レスリーのロータリーが停止します (Brake)。
Drum Machine Designer でサンプルをセルにドラッグした後で、「取り消す」が機能するようになりました。
Studio Strings を使ったチャンネルストリップによるアーティキュレーションについて、Touch Bar に詳細が表示されるようになりました。
Touch Bar から Studio Strings のアーティキュレーションを選択すると、隣接するアーティキュレーションが割り当てられることがありましたが、この問題が解消しました。
Drum Machine Designer で 1 つのページから別のページにアイテムをドラッグしやすくなりました。
Vintage Organ 用の Touch Bar の「Harmonics」ボタンが、最初に使った後も引き続き機能するようになりました。
Step FX と Phat FX の XY パッドに、エフェクトの強度を示すビジュアルエフェクトが表示されるようになりました。
Scripter の 2 つのインスタンスが同じチャンネルストリップに挿入された場合に、片方のインスタンスを削除すると、もう片方のインスタンスが保存済みの状態に戻ることがありましたが、この問題が解消しました。
Match EQ プラグインで、「Apply」値が調整後に 100% に戻ってしまい、別の参照 (Reference) ファイルが読み込まれる (Learn) ことがなくなりました。
Phat FX または Step FX の前にプラグインを挿入するか、Phat FX または Step FX を別のプラグインスロットに移動しても、これらのプラグインのマスターセクションのオートメーションが削除されなくなりました。
ChromaVerb の Damping EQ 領域または Output EQ 領域を右クリックすると、EQ をリセットするオプションを含むコンテクストメニューが表示されるようになりました。
ランプタイムの長いピッチベンドが、ソフトウェア音源や AudioUnits 音源でよりスムーズに聞こえるようになりました。
MIDI Transposer で「User Scale」が選択されている場合に、ルートノートを変更した後で正しいノートがすぐに出力されるようになりました。
プラグインで「比較」を使った場合に、「別名を保存」を実行した後で正しい設定が読み込まれるようになりました。
Loudness Meter プラグインの精度が向上しました。
Linear Phase の切り替え時に、Channel EQ で「Oversampling」が無効にならなくなりました。
Studio Horns で「Vibrato Mode」を変更すると、再生モードでもライブモードでも、その変更が維持されるようになりました。
Pitch Shifter プラグインの「Manual」タイミング設定が、プロジェクトを保存してから開き直したときも、確実に維持されるようになりました。
Logic Pro で開いている iOS 用 GarageBand の AudioUnit プラグインが、同等の Audio Unit プラグインがコンピュータにインストールされている場合でも、設定を維持するようになりました。
Scripter で、メニューコントロールから、同じパラメータを表示するスライダコントロールにパラメータ値が確実に渡されるようになりました。
Test Oscillator プラグインで「Frequency」に 20 kHz を上回る値を入力した場合に、プロジェクトを保存してから開き直しても、その値が確実に維持されるようになりました。
コンテンツ
Brass Ensemble サンプラー音源が、ダウンロード後に確実にサウンドを出力するようになりました。
ミキサー
VCA スロットのポップアップメニューが、そのスロットを短くクリックすれば開くようになりました。
トラック領域にリージョンをペーストする際に「ペーストするリージョン用に新規トラックを作成」を選択すると、機能しないチャンネルストリップがミキサーで作成されることがありましたが、この問題が解消しました。
出荷時のソフトウェア音源のチャンネルストリップ設定から空のソフトウェア音源のチャンネルストリップに「プラグインのみ」をペーストしたときに、名前もペーストされていましたが、この問題が解消しました。
グループから削除したトラックが、先にそのグループを無効にしてから再び有効にしておかない限り、引き続き同じグループで制御されていましたが、この問題が解消しました。
「グループ」ウインドウのアクションメニューの「メンバーを選択」コマンドが、そのグループに属するチャンネルストリップに割り当てられたトラックをすべて選択するようになりました。
Aux に割り当てられているトラックのオートメーションレーンの順番を変更した際に、その Aux の出力割り当てが入力バスに合わせて変更されることがなくなりました。
フェーダー値が -10 dB 以下の場合に、数値の前にマイナス記号が表示されるようになりました。
選択されている複数のトラックに対して、「録音可能」をキーコマンドで切り替えることが再び可能になりました。
選択されているソフトウェア音源トラックが、オーディオループがトラック領域にドラッグされた後で、MIDI 入力に引き続き反応するようになりました。
サラウンドに設定されている音源トラックにマルチモノラルプラグインを挿入すると、まれに予期しないフィードバックが生じることがありましたが、この問題が解消しました。
アーティキュレーション
アーティキュレーションセットで「別名で保存」を使う際に、既存の名前が選択されていると Logic Pro が警告を表示するようになりました。
環境設定で「MIDI リモート」が「チャンネルストリップごと」に設定されている場合に、現在のトラックでアーティキュレーションの「MIDI リモート」が有効かどうかに応じて、ツールバーの「アーティキュレーション」スイッチの状態が更新されるようになりました。
ミュートにしたノートが、アーティキュレーションをキースイッチに予期せず送ることがなくなりました。
アーティキュレーション ID のないノートが、アーティキュレーション ID 1 として扱われることがなくなりました。
アーティキュレーションごとに 3 個までの出力スイッチイベントを割り当てられるようになりました。
アーティキュレーションエディタで、「tab」キーでセルからセルにフォーカスを移動できるようになりました。
「enter」キーを押すと、「アーティキュレーションセット」ウインドウが予期せずフォーカスを失うことがありましたが、この問題が解消しました。
現在選択されているリージョンがすべて同じトラックに属している場合に、スコアまたはピアノロールでデフォルトのアーティキュレーションを設定できるようになりました。
キーコマンド
「リージョン/フォルダごとにトラックを選択」キーコマンドを使った場合に、選択されているリージョンやフォルダが、トラックの選択後に予期せず選択解除されることがなくなりました。
「早送り」キーコマンドを立て続けに何回も押すと、Logic Pro が予期せず再生を開始することがありましたが、この問題が解消しました。
キーコマンド「再生または停止して最後に指定した位置に移動」および「停止または最後の位置から再生」が、スペースバーが「プレビュー」に割り当てられている場合に正しく機能するようになりました。
キー・コマンド・セットを読み込むと、該当するファイルが「KeyCommands」フォルダにコピーされるようになりました。
複数のマーカーが選択されている場合に、キーコマンド「ロケータをマーカーで設定してサイクルを有効にする」が機能するようになりました。
「選択したリージョンをフォーカストラックに移動」および「選択したリージョンをフォーカストラックにコピー」コマンドがマーキー選択範囲に対して再び作用するようになりました。
「ロケータをリージョン/イベント/マーキーで設定してサイクルを有効にする」キーコマンドが、サイクルをプロジェクトの末尾に誤設定し、もう一度適用するとプロジェクトの長さを延長することがありましたが、この問題が解消しました。
「再生ヘッドの位置をキャッチ」コマンドが、オーディオ・ファイル・エディタで適切に機能するようになりました。
選択されているトラックのテイクフォルダが開いた状態でも、「トラックソロを切り替える」キーコマンドが以前と同様に機能します。
再生が停止しているときに、「再生ヘッドの位置をキャッチ」コマンドが以前と同様に確実に機能します。
選択されているリージョンの Flex を切り替えるキーコマンドが、以前と同様に正常に機能します。
ループブラウザの表示/非表示を切り替えるキーコマンドが、タグのないループの位置が設定された後で、確実に機能するようになりました。
「トラックヘッダ設定をユーザデフォルトとして保存」「トラックヘッダ設定のユーザデフォルトを適用」「トラックヘッダ設定の出荷時のデフォルトに戻す」キーコマンドが追加されました。
同じキーコマンド (スペースバーなど) をプロジェクトの再生/停止、またはオーディオファイルやループを表示するウインドウのプレビューに割り当てることが再び可能になりました。
選択されているチャンネルストリップをグループに追加する、または選択されているチャンネルストリップをグループから削除するキーコマンドが追加されました。
アーティキュレーションエディタが開いているときに、キーコマンドが機能するようになりました。
以前のセッションで別の言語のプリセットが設定されていた場合に、キーコマンドがシステム言語に戻ることがなくなりました。
テイク/コンピング
テイクフォルダが開いているオーディオトラックでサミングスタックを作成する新しいパッチを読み込むと、ミキサーがトラック表示になっている場合に、トラック領域からそのトラックが消えることがありましたが、この問題が解消しました。
再生中にクイック・スワイプ・コンピングを使うと、テイクフォルダの再生が中断されることがありましたが、中断されなくなりました。
再生中にクイック・スワイプ・コンピングを使うと、「再生ヘッドの位置をキャッチ」が無効化されるようになりました。
再生中のテイク編集時に、「再生ヘッドの位置をキャッチ」モードが無効化されるようになりました。
テイクフォルダ内でテイクリージョンをコピーしたときに、オリジナルのリージョン設定がデフォルトにリセットされなくなりました。
代替トラック
アクティブな代替トラックに対するマーキー編集を取り消すと、アクティブではない代替トラックのリージョンへの操作と混乱することがありましたが、この問題が解消しました。
代替トラックにオーディオファイルを読み込むと、代替バージョンの名前がそのファイル名に予期せず変わっていましたが、この問題が解消しました。
「次の代替トラックを有効にする」「前の代替トラックを有効にする」キーコマンドが、代替バージョンがある場合は、リストの末尾/先頭に到達すると先頭/末尾に戻るようになりました。
アクセシビリティ
再生ヘッドの位置を変更したときに、Voiceover がフィードバックしてくれるようになりました。
VoiceOver が、サイクルゾーンの移動中にサイクルゾーンを移動できないという誤報告をしなくなりました。
ピアノロールで VoiceOver を使ってノートを操作した場合に、ピッチではなく位置で並べ替えられるようになりました。
新しいソフトウェア音源トラックを作成したときに、VoiceOver が入力の見出しの後に入力スロットのポップアップメニューのタイトルを読み上げ、出力の見出しとポップアップタイトルを読み上げるようになりました。
VoiceOver で、同じチャンネルストリップを使う別のトラックに移動できるようになりました。
以前と同様に、VoiceOver で正常に EQ をコントロールできます。
サイクル領域が移動したときに、その位置を VoiceOver が正しく読み上げるようになりました。
ファイル・テンポ・エディタでの VoiceOver 対応が改善されました。
VoiceOver を使って、フォルダスタック内のトラックヘッダのボタンを操作できるようになりました。
VoiceOver を使って「トラックヘッダを設定」ポップアップウインドウを閉じることができます。
VoiceOver が、リージョンインスペクタのトランスポーズ値をパーセントではなく半音単位で読み上げるようになりました。
スコア
キーコマンドで挿入されたスラーが、再び正しく配置されるようになりました。
複数のプロジェクトが開いていても、スコアに記号を挿入できるようになりました。
ピッチごとにノートに色を付けている場合に、以前と同様に、スコアに正しい色が確実に表示されます。
クレッシェンド/ディクレッシェンドの記号が、スコアを全体表示から部分表示に切り替えても正しい位置で確実に表示されるようになりました。
Smart Control エディタから、オートメーションを表示したメインウインドウのスコアエディタに切り替えても、譜表が非表示にならなくなりました。
ドラムの譜表に、ループリージョンが正しく確実に表示されるようになりました。
連結した譜表を表すブラケットが、リニア表示のスコアで確実に表示されるようになりました。
スコアで上向き矢印のスラー記号を挿入することが再び可能になりました。
Drum.0 の音部記号スタイルで、「:」反復 (リピート) 記号が正しい位置に表示されるようになりました。
挿入したコード記号が、9 個以上のコードが同じ小節に挿入されていても、確実に表示され続けます。
ARA
ARA を使って Melodyne に送られたリージョンに、リージョンゲインが適切に適用されるようになりました。
Logic Pro の ARA で圧縮オーディオフォーマットを扱えるようになりました。
ARA で Melodyne に送ったファイルをバウンスすると、Melodyne との接続が切れることがありましたが、この問題が解消しました。
ARA を使って Melodyne に送られたリージョンをミュートにした場合、初回の再生前に前もってミュートを解除しておかないと、リージョンの ARA データが失われることがありましたが、この問題が解消しました。
録音
置き換えモードでオーディオを録音する際に、録音中に MIDI 入力も行い、MIDI の置き換えモードが「リージョンのパンチ」に設定されている場合、オーディオリージョンが短くカットされていましたが、この問題が解消しました。
MIDI トラックが選択されている状態で、録音可能なオーディオトラックの録音をパンチイン/アウトした場合、録音のパンチ前の領域にアクセス可能なリージョンが作成され、適切に配置されます。
オートメーション
横方向の拡大/縮小率が低い設定で、トラック領域に鉛筆ツールでリージョンオートメーションを描けるようになりました。
「Read モードでオートメーションパラメータを自動選択」を有効にして「表示されているパラメータにオートメーションポイントを 2 つ作成」コマンドを使った場合に、オートメーション表示が予期せず「ボリューム」に切り替わることがなくなりました。
ピアノロールで「使用されているパラメータを切り替える」コマンドを使うと、現在選択されているリージョンに含まれているリージョンベースのオートメーションパラメータだけが表示されるようになりました。
オートメーションをドラッグしてコピーすると、メインウインドウの現在のスナップ設定に従って、正しくスナップされるようになりました。
1 つのオートメーションポイントを別のポイントの上にドラッグして、90° のオートメーションランプを 1 つ作成できるようになりました。
Access Virus T1 プラグイン用に自動化した CC#7 メッセージを、0 〜 28 の値に確実に設定できるようになりました。
グループ化したトラックのいずれか 1 つに対して、トラックヘッダのトリミングコントロールを使ってオートメーションを調整した場合に、これらのグループトラックがオートメーションの相対レベルを正しく維持するようになりました。
「オートメーション」メニューに、29 〜 46 のパラメータを提供するプラグインのパラメータがすべて元通りに表示されるようになりました。
Apple Loops
黄色い Drummer ループをトラック領域にドラッグすると、チャンネルストリップが作成され、その音量がループブラウザのプレビュー音量設定に合わせて設定されるようになりました。
「ジャンル」や「音源」のタグを含まないループをループブラウザにドラッグすると、「タグのないループ」として追加する必要があるという警告が表示されるようになりました。
Drummer
Drum Machine Designer のセルにサンプルをドラッグすると、サンプルが間違って特定のセルではなく背景にドロップされ、エラーが起きることがありましたが、この問題が解消しました。
編集
ピアノロールの表示可能領域を、マウスのホイールやタッチパッドでスクロールできるようになりました。
トラック領域の MIDI リージョンのリージョンベースオートメーションの表示が、イベントリストでイベントを選択したときに即座に更新されるようになりました。
エンバイロメントにペーストしたオブジェクトが、思ったよりも右寄りに配置されることがありましたが、この問題が解消しました。
ピアノロールで、リージョンが 1 つ以上選択されている場合にだけ、リンクモードを解除できるようになりました。
ピアノロールの表示が、1 つのノートを拡大表示した後にスクロールすると、プロジェクトの開始位置に予期せずジャンプしていましたが、ジャンプしなくなりました。
エンバイロメントのベクトルフェーダーが再び適切に機能するようになりました。
アーティキュレーションセットがそれぞれに異なる複数のリージョンが選択されている場合に、別のリージョンのアーティキュレーションが間違ってノートに適用されてしまう可能性がなくなりました。
ノートのアーティキュレーション名が MIDI エディタに表示されるようになりました。
左隅がトリミングされたリージョンで、ペーストした MIDI データが予期せずオフセットされることがなくなりました。
ピアノロールからノートをコピーし、トラック領域にペーストした場合に、再生ヘッドが間違った位置に移動することがなくなりました。
ステップエディタのインスペクタのアーティキュレーションセレクタに、そのトラックで利用できるアーティキュレーションが正しく表示されるようになりました。
アーティキュレーションセットを読み込んだトラックに CC イベントを録音した場合に、アーティキュレーション ID が予期せず割り当てられることがなくなりました。
ピアノロールからトラック領域にペーストしたデータが、確実に正しい位置に配置されるようになりました。
ピアノロールの表示が、サイクルモードでの再生時にサイクルゾーンの左端に正しくジャンプするようになりました。
グローバルトラック
マーカーをクリックすると、同じ位置に別の短いマーカーが予期せず作成されることがありましたが、作成されなくなりました。
フェーズロックされた編集グループを制御するグルーブマスタートラックがある場合、アレンジマーカーを移動すると、すべてのリージョンの配置が正しく変更されるようになりました。
キー/拍子トラックの最初のキー/拍子が、「サイクル」を有効にしてそのトラックを開いたときに、正しく選択されるようになりました。
読み込み
Logic Pro で、Final Cut Pro XML ファイルのマルチカムクリップのオーディオトラックを全部確実に読み込めるようになりました。
サラウンドサウンドレイアウト情報を含んでいないマルチチャンネルのオーディオファイルを、複数の個別のトラックとして読み込めるようになりました。
トラックに割り当てられたアーティキュレーションセットが、そのトラックを別のプロジェクトに読み込む際に、併せて読み込み対象になります。
オーディオトラックを読み込んだ後で「取り消す」を実行すると、読み込み時に行われたトラックの名前付けも取り消されるようになりました。
プロジェクトから別のプロジェクトのフォルダにトラックを読み込んだ後で、「取り消す」が正しく機能するようになりました。
別のプロジェクトからトラックを読み込む際に「バス番号を保持」するオプションが追加されました。
書き出し
以前と同様、ポリフォニックパーツを Music XML ファイルに適切に書き出せるようになりました。
「所定の場所にバウンス」ダイアログでダブルクリックしても、予期せずバウンスが開始しなくなりました。
プロジェクト全体のバウンスの開始時刻が、そのプロジェクトが 1 1 1 1 よりも前に開始する場合に正しく設定されるようになりました。
Logic Pro から書き出した Music XML ファイルに、コード記号が含まれるようになりました。
ループしたリージョンを所定の場所にバウンスする際、ループとオリジナルのリージョンも対象になります。
フェード
「control + shift」キーを使ってフェードをリージョンに追加した後で、以前と同様に、正常に選択解除されるようになりました。
Flex を適用したリージョンで、フェードアウトがときどきグレイ表示になることがありましたが、この問題が解消しました。
Track Stack
サミングスタックのヘッダを選択すると、そのスタックにフォルダスタックが含まれている場合に、スタック内のリージョンがすべて確実に選択されるようになりました。
Smart Control
Smart Control の表示画面で、特定の Alchemy パッチをほかのパッチに変更した後で「EQ」タブを選択すると、Smart Control のレイアウトが表示されることがありましたが、この問題が解消しました。
Smart Control の表示画面で「EQ」タブが選択されている場合に、Smart Control を非表示にしてから再表示すると、以前と同様に、引き続き「EQ」タブが表示されるようになりました。
新しいサウンドを Drum Machine Designer のセルに読み込んでも、Smart Control の「リバーブ」ノブが無効にならなくなりました。
コントロールサーフェス/MIDI コントローラ
「コントローラアサインメント」ウインドウの「登録」ボタンの状態が、ウインドウが簡易表示の場合に正しく表示されるようになりました。
Mackie Control 対応のコントロールサーフェスのクリップインジケータを、以前と同様に、デバイスの「CTRL + Name/Value」を押してクリアできるようになりました。
現在の表示で利用できないコントロールサーフェスからコマンドを呼び出すと、警告が表示されるようになりました。
Arpeggiator プラグインのコントロールを MIDI コントローラやコントロールサーフェスのコントロールに割り当てることが再び可能になりました。
「コントローラアサインメント」ウインドウを開かなくても、「command + L」を押して、目的のコントロールデバイスから信号を送ることで、コントローラのアサインメントを登録することが再び可能になりました。
Mackie Control MCU Pro コントロールサーフェスのチャンネルストリップの信号強度の LED が、フェーダーバンクを変更した場合に点灯したままにならなくなりました。
コントロールサーフェスのレベルメーターのリターンタイムが、予期せず遅くなることがなくなりました。
Mackie HUI および Tascam US-2400 コントロールサーフェスで、スクラブ/シャトルホイールが機能するようになりました。
コントロールサーフェスを使って、トラックに割り当てられていない Aux チャンネルのプラグインとセンドを制御できるようになりました。
チャンネルを Write モード に設定した後で MCU 対応のコントロールサーフェスで選択したチャンネルが、予期せず Write モードに設定されることがありましたが、この問題が解消しました。
TouchOSC Bridge にマッピングされたコントローラアサインメントが、TouchOSC ポートが一時的に利用できなくなった場合でも、マッピングを失うことがなくなりました。
ビデオ
「ムービーを開く」ファイルブラウザが、以前と同様に、ムービーファイルを最後に開いたときの場所を記憶するようになりました。
一般
トラックの色を変更した後で、「取り消す」が正しく機能するようになりました。
「esc」キーを押して、トラックの名前変更を中止できるようになりました。
マーキーの選択範囲を、現在選択されているリージョンやイベントに設定するキーコマンドが追加されました。
トラックの名前を変更するコンテクストメニューが、プラグインウインドウにフォーカスがある場合に正しく機能するようになりました。
トラックリストの最後のトラックの下の領域を右クリックまたは「control」キーを押しながらクリックすると、コンテクストメニューが開いて、新しいトラックを追加できるようになりました。
Logic Pro の内蔵キーコマンドのプリセット名が、サポート対象の全言語向けにローカライズされました。
Logic Pro の環境設定でオーディオハードウェアを変更すると、新しいサンプルレートがすぐに利用できるようになります。
エンバイロメントからトラックリストにオブジェクトをドラッグして新しいトラックを作成する際に、トラックリストのスクロールバーが即座に更新されるようになりました。
トラック名の編集時に、下向き矢印キーを押して、カーソルをテキストの末尾に移動できるようになりました。
オートメーションが表示されておらず、「クイックスワイプとテイクエディット・クリックゾーン」環境設定が有効になっている場合に、「shift」キーを押しながらリージョンをダブルクリックすると、以前と同様に、同じトラックのリージョンがすべて選択されるようになりました。
倍率設定が低い場合に、クロスフェードツールで短いクロスフェードを作成することが再び可能になりました。
別々のトラックで選択されている複数のループを調整する場合、選択範囲の一番上以外のループをドラッグしたときに、選択されているすべてのループの長さが以前と同様に正しく設定されるようになりました。
以前よりずっと簡単に、隣接するトラック上の 2 つのリージョンを正確に拡大表示できるようになりました。
「enter」キーを使って、ポップアップメニューから値を選択することが再び可能になりました。
Logic Pro でリージョンをフォルダにドラッグする際のビジュアルフィードバックが改善されました。
2 つ目のメインウインドウが開いている場合に、このウインドウでコンテンツリンクモードが正しく機能します。
ミュージックグリッドが表示されていない場合に、「ドラッグ」が「シャッフル R」に設定されているリージョンをドラッグすると、LCD に間違った時刻が表示されることがありましたが、この問題が解消しました。
「無音を挿入」コマンドが ADAPT モードで確実に機能するようになりました。
下向き矢印キーを押して録音直後にトラックを下に移動すると、表示が予期せず下方向にジャンプすることがありましたが、この症状が解消しました。
「カウントイン」ボタンをクリックしたままにすると、ポップダウンメニューが開くようになりました。
カウントインの長さを設定するオプションを、「カウントイン」ボタンを右クリックまたは長押しして直接利用できるようになりました。
リージョンループツールが、正しい位置に確実に表示されるようになりました。
「ロケータを自動設定」が有効な場合、選択されているリージョンの長さを変更すると、以前と同様に確実にロケータが設定されるようになりました。
トラック領域で開いている Track Stack の下の影付きの領域の色が、Track Stack の Aux の色が変更された場合に、すぐに変化するようになりました。
大きい Sysex ダンプを受信した後で、Logic Pro が着信 MIDI データに反応しなくなる場合がありましたが、この問題が解消しました。
パッチを変更しても、Touch Bar のアーティキュレーションボタンが反応しなくなることがなくなりました。
ファイルを Smart Control 領域にドラッグしてドロップした場合、Logic Pro は「このパッチは壊れているため開けません」という精度を欠く警告ダイアログを表示する代わりに、単純にファイルを拒否するようになりました。
プラグインをチャンネルストリップのほかの 2 つの間でコピーした後で「取り消す」を実行した場合に、残りのプラグインが予期せずバイパスされることがなくなりました。
「comamnd + ピリオド (.)」キーを押すと、「トラックごとに結合」が正しくキャンセルされるようになりました。
パッチを選択した後で「取り消す」と実行すると、トラックのアイコンが正常にリセットされるようになりました。
「録音として取り込む」で、リージョンの開始位置が予期せずオートパンチロケータの左側の位置に設定されることがなくなりました。
グループ化したトラックに適用したグローバル編集が、そのグループの一部になっている非表示のトラックにも正しく作用するようになりました。
「結合」録音のオプションを使って、既存のリージョンの上から MIDI を録音した後で、「録音を破棄」するキーコマンドを使った場合に、新しい録音とオリジナルのリージョンの両方が破棄されることがなくなりました。
Logic Pro で、名前が 32 文字を超えるオーディオドライバが確実に認識されるようになりました。
編集グループのすべてのトラックにフェードが確実に適用されるようになりました。
ソフトウェア音源トラックの名前の変更を取り消した場合に、シンセがデフォルト設定に切り替わることがありましたが、この症状が解消しました。
「トランジェントマーカーでスライス」コマンドが、オリジナルの位置ではなく、トランジェントの編集後の位置でスライスを実行するようになりました。
マーキー選択範囲の中で「shift + option」キーを押しながらクリックすると、選択範囲の左端がクリックした位置に設定されるようになりました。
MIDI および IAC のポート名が以前と同様に、切り詰められずに表示されるようになりました。
取り消し履歴のタイムスタンプで、夏時間が考慮されるようになりました。
環境設定で「リージョンの選択時にトラックを選択」が有効になっている場合に、コンテクストメニューから「トラックカラーを割り当て」を選択すると、現在フォーカスがあるトラック以外の全トラックの選択が解除されていましたが、この問題が解消しました。
ミュージックタイピングキーボードに、演奏したノートが再び表示されるようになりました。
譜表スタイルウインドウの範囲が、Logic 7 以前で保存したプロジェクトを開くときに C-2/C-2 にリセットされなくなりました。
「ロケータを自動設定」が有効な場合、手動でサイズを変更したサイクルゾーンが、リージョンパラメータを調整したときに、現在選択されているリージョンの範囲に予期せずリセットされることがなくなりました。
オーディオ・トラック・エディタの波形が、表示されているリージョンをトラック領域でドラッグしている間や、クリックしたまま長押ししている間も、消えなくなりました。
リージョンベースのオートメーションを表示しているオーディオリージョンが、そのリージョンが移動またはコピーされているときも引き続き波形を表示するようになりました。
「リージョンインスペクタ・フロート」ウインドウを開くか閉じるかしても、インスペクタ表示領域のリージョンインスペクタの表示に影響しなくなりました。
再生ヘッドを移動した後で LCD を表示すると、正しい時刻と位置がすぐに表示されるようになりました。
「command + shift」キーを押しながらクリックして、マーキー選択範囲を調整できるようになりました。
外部の MIDI トラックから録音されたオーディオリージョンを移動すると、予期せずミュートになる場合がありましたが、この症状が解消しました。
拡大/縮小してコンテンツに合わせる機能で、トラック領域に割り当てられている出力トラックが確実に考慮されるようになりました。
ソフトウェア音源トラックで新しく録音した MIDI リージョンを、先に選択解除してから選択し直しておかなくても、すぐにバウンスできるようになりました。
オーディオ・トラック・エディタでリージョンをソロ再生すると、トラック領域にマーキー選択範囲があっても、リージョン全体が常に再生されるようになりました。
選択されているトラックが表示されていない領域を拡大/縮小ツールで拡大表示してから、さらに拡大/縮小操作を行った場合に、選択されているトラックに表示範囲が予期せずジャンプすることがなくなりました。
新しく作成されたプロジェクトを一切の変更をしないまま閉じた場合に、「保存」ダイアログが表示されることがなくなりました。
フットコントロール (MIDI CC#4) が、Roland V-Drums を使って Drum Kit Designer を呼び出している場合に、以前通りに正しく機能するようになりました。
一番下のトラックの下にあるトラックヘッダを右クリックまたは「control」キーを押しながらクリックすると、コンテクストメニューが開くようになりました。
メインウインドウの外のどの領域にフォーカスがあるかを示すフォーカスリングが、キーコマンドを使ってコントロールバーを非表示にしてから再表示した後で、引き続き表示されるようになりました。
以前に自動保存されたプロジェクトを閉じる際に、Logic Pro が常に保存を促してくれるようになりました。
Flex が表示されていて、縦方向の倍率を上げた結果 Flex が非表示になった後でも、トラックの高さが維持されるようになりました。
トラック領域で「shift」キーを押しながらドラッグすると、以前と同様に、リージョンを正しくゴムバンド選択できるようになりました。
Logic Pro 10.4.1
安定性/信頼性
1 小節目よりも前から始まるプロジェクトでオートメーションポイントをクリックすると Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、終了しなくなりました。
ChromaVerb プラグインで「Room Types」を切り替えると Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、終了しなくなりました。
メトロノームを鳴らさずに KEEP モードでオートパンチ録音したときに、Logic Pro が予期せず終了することがなくなりました。
以前のバージョンの Logic Pro で作成された Space Designer プリセットを読み込むと、まれに Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、終了しなくなりました。
「command + . (ピリオド)」キーを押して進行中のオーディオ録音を停止または破棄しても、Logic Pro が予期せず終了することがなくなりました。
以前のバージョンで作成された特定のプロジェクトを開いても、Logic Pro が予期せず終了することがなくなりました。
当初 Chameleon 5000 で作成された特定の Alchemy プリセットを読み込んでも、Logic Pro が予期せず終了することがなくなりました。
録音中に横方向に拡大縮小しても、Logic Pro がフリーズしなくなりました。
Parallels も実行しているコンピュータで新しいプロジェクトを作成すると、Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、終了しなくなりました。
EXS エディタが開いていて、変更内容が未保存の状態でチャンネルストリップ設定を読み込んでも、Logic Pro が予期せず終了することがなくなりました。
トラック領域でフォルダをパックした後で「取り消す」を実行しても、Logic Pro が予期せず終了することがなくなりました。
オートメーションを 2 つのトラック間でコピーした後で再生ボタンを押しても、Logic Pro が予期せず終了することがなくなりました。
Studio 音源で Auto Voice Split を有効にし、 Humanize を高い値に設定した場合に、環境設定で「サイクルの前処理」が有効になっているとノートがハングすることがありましたが、この症状が解消しました。
Klopfgeist 音源プラグインでプリセットを変更すると Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、終了しなくなりました。
US 以外のキーボードを使って Scripter プラグインに特定の文字を入力すると Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、終了しなくなりました。
以前のバージョンで作成されたプロジェクトを開くと、まれに Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、終了しなくなりました。
ミキサーで Track Stack の作成や Aux の削除を取り消すと、すべてのチャンネルが「No Output」に設定され、オーディオエンジンが無効になる場合がありましたが、この症状が解消しました。
以前のバージョンで当初作成されたプロジェクトから Space Designer のインスタンスを削除した後で、Logic Pro が反応しなくなることがありましたが、この症状が解消しました。
パフォーマンス
ChromaVerb で CPU の使用量が予期せず急増 (スパイク) することがありましたが、この症状が解消しました。
大きいプロジェクトのエンバイロメントでミキサーフェーダーを選択しても遅延が生じなくなりました。
スマートテンポ
非常に長いリージョンをダブルクリックしたときに、ファイル・テンポ・エディタが正常に表示されるようになりました。
ファイル・テンポ・エディタでダウンビートマーカーを左に移動すると、想定外のビートマーカーとダウンビートマーカーが右側に追加され、編集位置の右側にあるほかのマーカーの位置がずれることがありましたが、この症状が解消しました。
オーディオファイルにテンポ情報が含まれている場合に、「リージョンを分割」コマンドで、選択されているリージョンが正しい位置で分割されるようになりました。
「リージョンテンポをプロジェクトテンポに調整してダウンビートを揃える」コマンドが、「Flex とフォロー」が有効になっていなくても正しく機能するようになりました。
選択されている複数のオーディオファイルに対してテンポ解析が実行されるようになりました。
トラック領域でリージョンを再度クリックしても、ファイル・テンポ・エディタの再生ヘッドが、そのリージョンの開始位置にジャンプしなくなりました。
ファイル・テンポ・エディタで、「option」キーを押しながらクリックして拡大縮小できるようになりました。
スマートテンポのモード「オン+小節を揃える」で、拍子の変化が適切に考慮されるようになりました。
ファイル・テンポ・エディタで拡大縮小したときに、ほかのエディタと同様、再生ヘッドの周囲にフォーカスが当たるようになりました。
グループ内の最初のトラックの最初のリージョン以外のリージョンでビートマーカーを移動したときに、最初のリージョンの開始位置にフォーカスが予期せずジャンプすることがなくなりました。
リージョンがプロジェクトの 1 1 1 1 より前に配置されている場合に、「プロジェクトテンポとすべてのリージョンをリージョンテンポとダウンビートに調整」で、リージョン間の同期が適切に維持されるようになりました。
「プロジェクトテンポとすべてのリージョンをリージョンテンポとダウンビートに調整」が、ファイル・テンポ・エディタの「アクション」メニューで選択されている場合に、KEEP モードで正しく機能するようになりました。
Acid Loops はファイル・テンポ・エディタで Apple Loops としてラベル付けされなくなりました。
ファイル・テンポ・エディタで、横方向の拡大縮小スライダで、許容されるすべての倍率を指定できるようになりました。
「プロジェクトテンポとすべてのリージョンをリージョンテンポとダウンビートに調整」コマンドで、リージョンが正しくダウンビートに移動するようになりました。
メトロノームを鳴らさずに「クイックパンチインを許可」を無効にした状態でパンチインして作成したリージョンが、Flex が有効になっている場合に、予期せず Flex でプロジェクトテンポに合わせることがなくなりました。
バウンスしたオーディオファイルのテンポ情報の精度が向上しました。
「再生ヘッドの位置をキャッチ」が有効になっている場合にファイル・テンポ・エディタで再生を停止しても、再生ヘッドが安定して表示され続けるようになりました。
ファイル・テンポ・エディタで、選択されているリージョン内の別の位置で再生を開始したときも、メトロノームのタイミングが一貫するようになりました。
トリミングされたリージョンについて、ファイルテンポ解析が改善されました。
ADAPT モードの間にすべてのリージョンを選択および移動しても、テンポイベントが予期せず削除されることがなくなりました。
複数のオーディオトラックを録音する際に、ADAPT モードでテンポ解析が実行されるようになりました。
ファイル・テンポ・エディタでビューを左右にスクロールしても、波形ビューアが縦方向に拡大縮小しなくなりました。
エンバイロメントで音源のインスペクタの「チャンネル」メニューをクリックすると、音源のチャンネル番号が 1 つ小さくなっていましたが、この症状が解消しました。
プラグイン
EXP および LIN のディケイコントロールが Space Designer で反転することがなくなりました。
逆再生したリバーブのサイズ値を上げると、Space Designer で正常に処理されるようになりました。
ES1 LFO Amp パラメータが選択されている場合に、レベルが突然上昇 (スパイク) することがありましたが、この症状が解消しました。
ChromaVerb の「Damping Curve」が、「Room Types」を切り替えたときに即座にアップデートされるようになりました。
以前のバージョンの Logic Pro で作成されたプロジェクトで Space Designer のインスタンスを含むバスに出力するトラックが、適切に同期して再生されるようになりました。
サンプルレートが 44.1 kHz より高いプロジェクトで EXS エディタを開いても、プロジェクトのサンプルレートを変えるかどうかを確認するダイアログが予期せず表示されることがなくなりました。
Pitch Shifter プラグインの設定が、保存済みのプロジェクトを再び開いても、デフォルト値に戻らなくなりました。
以前と同様に、Space Designer で、ウェット信号とドライ信号の間のレイテンシが補正されるようになりました。
リニア表示モードで録音中にサイクルゾーンの末尾に到達しても、スコアエディタがちらつかなくなりました。
以前と同様に、Scripter プラグインの「disableAutomation: true」パラメータ属性で、このパラメータが Smart Control のビューに表示されなくなります。
ChromaVerb の「Wet/Dry」ミックスコントロールがデュアルモノモードで正しく機能するようになりました。
コントロール表示で作業中に、プラグインウインドウのサイズが予期せず小さくなることがありましたが、この症状が解消しました。
Alchemy
日本語で実行しているシステムで、Alchemy の「Smart Control」ウインドウに「コントロール」タブがあらためて表示されるようになりました。
モジュレーション対象として選択されているノブがパフォーマンスコントロールに割り当てられていない場合でも、モジュレーションホイール入力やオートメーションにモジュレーションが即座に反応するようになりました。
オートメーション
ピアノロールの「オートメーションを表示/隠す」ボタンが、オートメーションを非表示にした後で予期せず作動し、オートメーションキーコマンドが機能しなくなることがありましたが、この症状が解消しました。
「option」キーを押しながらオートメーションポイントをゴムバンド選択すると、選択範囲が横方向に制限されますが、リージョンベースのオートメーションでもこの機能が働くようになりました。
2 つのトラック間を切り替えたときに、オートメーションを表示するエディタに、新しいトラックには存在しないオートメーションタイプが表示されることがなくなりました。
Logic Pro 10.1. および Logic Pro X 10.2.x で作成されたプロジェクトの Alchemy オートメーションが正しく再生されるようになりました。
CC メッセージタイプをマッピングし、Studio 音源のモジュレーションのダイナミクスをコントロールできるようになりました。
スコアのリージョンベースのオートメーションが、1 1 1 1 より早く始まるプロジェクトで予期せずずれることがなくなりました。
エディタに表示されるオートメーションが、別のトラックを選択して元に戻った場合に、別のパラメータに予期せず切り替わることがありましたが、この症状が解消しました。
Flex
リージョンを削除した後で「取り消す」を実行し、その後「やり直す」を実行すると、まれに、オーディオファイルのトランジェントマーカーが予期せず Flex マーカーに変換されることがありましたが、この症状が解消しました。
パンチインで録音されたリージョンや、再生後に録音を開始したリージョンが、Flex が有効な場合に適切な位置に維持されるようになりました。
スウィングクオンタイズが、オーディオリージョンに対して再び機能するようになりました。
Flex を有効にすると、移動済みのテイクリージョンの位置が予期せずずれることがありましたが、この症状が解消しました。
手動でパンチインしたリージョンが、トラックで Flex が有効になっている場合に、Flex でテンポを合わせることがありましたが、この症状が解消しました。
キーコマンド
Logic Pro を終了してから再び開いた場合に、特定のキーコマンドの割り当てが記憶されていないことがありましたが、この症状が解消しました。
すべての「拡大/縮小」コマンドが、オーディオ・ファイル・エディタで適切に機能するようになりました。
「プロジェクト設定」> 「MIDI」>「コントロールチェンジ 7/10 で、チャンネル・ストリップ・オブジェクトの音量/パンを制御」が有効になっている場合、Main:ボリュームで、キーコマンド「使用されているパラメータを切り替える」が反応しなくなることがありましたが、この症状が解消しました。
現在のスロットに割り当てられているプラグインを開くキーコマンドが、MIDI プラグインで正しく機能するようになりました。
リージョンオートメーションに作用するキーコマンドが、トラックの選択範囲ではなく、現在選択されているリージョンを正しく考慮するようになりました。
「再生ヘッドの位置をキャッチ」キーコマンドが、その機能をメインウインドウで常に有効にするのではなく、以前と同様に、現在フォーカスがあるウインドウで有効にするようになりました。
グローバルトラック
マーカー、テンポ、拍子のイベントをそれぞれのリストエディタで「shift」キーを押しながら選択すると、グローバルトラックでその選択範囲が表示されるようになりました。
「リージョンからビートを設定」オプションに値「1/4 - 音符」を指定し、「見つからないイベントまたは余分なイベントを許容」を選択したビートマッピングで、テンポイベントがテンポトラックから予期せず削除されることがありましたが、この症状が解消しました。
テンポトラックでテンポポイントをクリックすると、後続のポイントが代わりに選択されることがありましたが、この症状が解消しました。
編集
最初に Drummer トラックを作成したプロジェクトでオーディオトラックを録音した後、オーディオ・ファイル・エディタが正しく表示されるようになりました。
オーディオ・ファイル・エディタで、横方向のサイズが最大になるまで拡大しても、ファイルの先頭まで予期せずジャンプすることがなくなりました。
すべてのリージョンの終了位置が同じでなくても、それらをフェーズロックされた編集グループに追加できるようになりました。
リージョンの最後の 4 分音内に収まる MIDI ノートの位置を変更すると、最後の 4 分音のグリッドにジャンプしていましたが、この症状が解消しました。
ピアノロールのノートを「control」キーを押しながらクリックするか右クリックしても、選択されているほかのノートの選択が解除されなくなりました。
オーディオ・トラック・エディタでマーキールーラをクリックしても、選択されているリージョンがエディタのビューから消えなくなりました。
イベントリストに表示される Sysex データが、エディタの列の順序を変更した後で、一行で表示されることがなくなりました。
ピアノロールでオートメーションビューを切り替えても、インスペクタのアイテムが徐々に小さくならなくなりました。
イベントリストで Sysex データに加えた変更が、テキストフィールドの外側をクリックしても正常に維持されるようになりました。
イベントリストでシングル Sysex バイトをクリックしながらドラッグして編集しても、リストが予期せず前にジャンプしなくなりました。
以前と同様に、Sysex データバイトをイベントリストでクリックしてドラッグし、編集できるようになりました。
オーディオ・ファイル・エディタの鉛筆ツールが倍率が高くても元通りに機能するようになりました。
ミキサー
ミキサーで音量フェーダーのピークレベル表示をダブルクリックしても、その値が予期せず .1 dB ずつ上がることがなくなりました。
まれに、ミキサーウインドウのサイズを調整できなくなる場合がありましたが、この症状が解消しました。
Apple Loops
Apple Loop ブラウザで、長いテキスト文字列でも正しく検索できるようになりました。
Apple Loop ブラウザの波形ビューの再生ヘッドが、プロジェクトが 96 kHz に設定されていても正しい速度で再生されるようになりました。
コントロールサーフェス/MIDI コントローラ
EuCon コントロールサーフェスでプラグインのカテゴリが正しく表示されるようになりました。
Nectar P1 コントロールサーフェスのフェーダーの位置が常に適切に選択されるようになりました。
Drummer
ブラシ Drummer 用のエディタで、キックとスネアのバリエーションに、追加の 2 分の 1 倍速および 2 倍速のバリエーションのラベルが付くようになりました。
書き出し/バウンス
以前と同様に、1 や 2 より大きい ReWire チャンネルのバウンスが正常に処理されるようになりました。
Logic Pro から書き出されたオーディオファイルが、以前と同様に、MainStage Playback プラグインで適切に同期されるようになりました。
読み込み
「所定の場所にバウンス」を使って作成されたオーディオファイルを Logic Pro 10.4 から読み込めるようになりました。
コンテンツ
Logic Pro で基本コンテンツをインストールする際に、Step FX、Phat FX、ChromaVerb、Vintage EQ コレクションのプラグインプリセットが確実にインストールされるようになりました。
一般
ADAPT モードの間にプロジェクトの最初のリージョンを移動しても、プロジェクトの SMPTE オフセットタイムが変更されなくなりました。
Drummer リージョンの一部をマーキー選択しても、トラックエディタの表示が予期せず乱れることがなくなりました。
コンテンツのダウンロード中に、プロジェクトを開いたまま新しいプロジェクトを作成する際に、トラック作成のダイアログが正常に表示されるようになりました。
グループインスペクタを折りたたんでも、インスペクタを再び表示したときに、既存のグループのリストが消えなくなりました。
「shift」キーを押しながらドラッグしている最中にカーソルをすばやく動かすと、再生ヘッドが予期せず移動することがありましたが、この症状が解消しました。
以前と同様に、コントロールバーを表示してから非表示にした後で、下方向にドラッグして再表示できるようになりました。
「option」キーと「+」(プラス記号) キーを押しながらドラッグして、「ストリップサイレンス」コマンドで作成されたセットやリージョンをコピーしても、元のリージョンの位置が予期せずずれることがなくなりました。
テイクフォルダに録音した後で「取り消す」を実行すると、予期せず「レコーディングトラックが表示されていません」ダイアログが表示されることがありましたが、この症状が解消しました。
録音中にリージョンの端にカーソルを置いたときに、カーソルが正しく更新されるようになりました。
以前と同様に、外部 MIDI トラックのインスペクタで MIDI チャンネルを変更できるようになりました。
トラック領域を「shift」キーを押しながらドラッグして、再生ヘッドを確実に移動できるようになりました。
プロジェクト・オーディオ・ブラウザで、850 以上のリージョンを含むプロジェクトで「すべてのリージョンを表示」が適切に機能するようになりました。
トラック領域でキャッチを有効にしても、ファイル・テンポ・エディタで再生が停止しなくなりました。
キー/拍子リストで、再生ヘッドが確実に正しい位置に表示されるようになりました。
以前と同様に、トラック領域で MIDI リージョンの名前が、リージョンの左端が現在の表示に入っていなくても正常に表示されるようになりました。
エンバイロメントで音源のインスペクタの「チャンネル」メニューをクリックすると、音源のチャンネル番号が 1 つ小さくなっていましたが、この症状が解消しました。
Logic Pro 10.4
新機能と機能拡張
スマートテンポ
高度なテンポ検出のおかげで、オリジナルのテンポに関係なくコンテンツを自動的に結合できます。
オーディオファイルにクリックやドラッグを使わずにオーディオを録音し、その演奏に合わせてプロジェクトのテンポを定義できます。
任意のオーディオファイルを追加すると、そのテンポがプロジェクトのテンポに合わせて自動調整されます。
プラグイン
ChromaVerb は、カラフルでインタラクティブなインターフェイスで豊かなアコースティック空間を作り出せる、洗練された新しいアルゴリズミック・リバーブ・プラグインです。
Space Designer のデザインが新しくなり、スケーラブルな Retina インターフェイスになりました。
Step FX は、3 つのパワフルなステップシーケンサーと X/Y パッドを使って、リズミカルなマルチエフェクト処理を施します。
Phat FX は、サウンドに豊かさとパンチを加える 9 個のエフェクトを使い、トラックを豊かに力強く仕上げます。
Vintage EQ Collection には、1950 年代から 1970 年代のビンテージアナログ EQ を正確に再現するモデルが 3 つあります。
Studio Strings および Studio Horns は精緻にサンプリングされたアンサンブル音源で、アーティキュレーションをカスタムコントロールで指定できます。
Mellotron をスタンドアロンの音源プラグインとして利用できるようになりました。
Retro Synth には、さまざまなフィルタモデルが 18 個用意されています。
コンテンツ
ルーツおよびジャズ風のブラシスタイルを演奏する 2 人の新しい Drummer。
Drum Kit Designer 用の 2 つのビンテージブラシキット。
さまざまな楽器とジャンルの 800 を超える新しいループ。
150 のシネマティックなプリセットを追加する Alchemy 用の新しい Visions ライブラリ。
その他の機能強化
ミキサーやプラグインのアクションを取り消せるようになりました。
ファイルブラウザで、サンプルやプロジェクトが入ったお気に入りのフォルダの場所をブックマークできるようになりました。
Apple Loops に加えて、ループブラウザがオーディオファイルのループにも対応し、それらをプロジェクトのテンポと同期しながらプレビューできるようになりました。
新しいユニバーサルデザインでアーティキュレーションを制御でき、そのおかげで、Logic と他社製の音源のインターフェイスに統一感が生まれました。
プラグイン:Direction Mixer プラグインのインターフェイスが新しくなり、新しい機能も追加されました。
オーディオ・トラック・エディタをスタンドアロンのウインドウとして開けるようになりました。
Logic が Audio Random Access (ARA) に対応しました。
プラグイン:プラグインマネージャのウインドウの左側にある「カテゴリ」セクションと「製造元」セクションをそれぞれ別々にスクロールできるようになりました。
リージョンを右クリックして開いたコンテクストメニューのサブメニューから、そのリージョンのクオンタイズを設定できるようになりました。
ユーザインターフェイスのアニメーションのオン/オフを切り替える環境設定が追加されました。
MIDI 録音時の置き換えモードの動作について、「リージョンの消去」「リージョンのパンチ」「コンテンツの消去」「コンテンツのパンチ」という 4 つのオプションが新たに用意されています。
Smart Control および音源プラグインで、アーティキュレーション ID のキースイッチ表示が可能になりました。
トランスフォーマー、「トランスフォーム」ウインドウ、エンバイロメントフェーダー、ステップエディタで、MIDI フェーダーイベントを編集できるようになりました。
Logic でファイルを 32-bit float でバウンスできるようになりました。
コントロールバーの「置き換える」ボタンをクリックしたまま長押しすると、置き換えの動作を設定する新しいオプションとして「リージョンの消去」「リージョンのパンチ」「コンテンツの消去」「コンテンツのパンチ」が表示されるようになりました。
Logic で新しく作成された各オーディオトラック、ソフトウェア音源トラック、または外部 MIDI トラックに対して、自動的に新しい色を設定できるようになりました。
トラックの最初のオートメーションレーンから切り替えて、最後にクリックしたコントロールを表示するオプションが追加されました。
プラグインウインドウで「取り消す」や「やり直す」を実行するためのキーコマンドが追加されました。
ファイルブラウザやループブラウザでファイルやループをプレビューする際に、波形の概要と再生ヘッドが表示されるようになりました。
プラグイン:プラグインウインドウに新しいマルチリンクモードが用意されました。このモードでは、インサートスロットごとに開いているプラグインウインドウが、チャンネルストリップが選択された時点で更新されます。
ノートのアーティキュレーション設定がスコアで青く色付けされているかどうかに応じて、アーティキュレーションの記号が自動的にスコアに追加されます。
安定性と信頼性
以下の場合に Logic が予期せず終了することがなくなりました。
再生中にオーディオ・ファイル・エディタでオーディオファイルのトランジェント編集を有効にしたとき。
ときどき、Alchemy でサンプル解析中に拍の配置を計算したとき。
ときどき、スコアウインドウにフォーカスがある状態で、「shift」キーを押しながらトラック領域でリージョンをクリックしたとき。
接続されている USB MIDI コントローラが、「コントロールサーフェス設定」ウインドウが開いている間に接続解除されたり、その電源が切れた場合。
「MIDI イベントのコピー」ダイアログの「指定先」フィールドで値を削除した後で「tab」キーを押したとき。
パフォーマンス
オーディオ・ファイル・エディタで Magic Mouse や Magic Trackpad を使った拡大縮小がよりスムーズになりました。
Apple Loops の再生音質が改善されました。
プロジェクトで短いリージョンを多数選択して移動しても、大幅に処理が遅れたり、回転する待機カーソルが表示されたりしなくなりました。
大きい Logic セッションの中で編集すると動作が遅くなる場合がありましたが、この問題が解消しました。
長いムービーファイルが入ったプロジェクトを扱うときの Logic のパフォーマンスが改善されました。
Alchemy
Alchemy の「Loop Mode」メニューに、ループの開始位置/終了位置や長さをモジュレーションする新しいオプションが用意されました。
Alchemy の LFO の「Rate」の同期ボタンで、LFO の「Delay」や「Attack」の設定とのクロック同期も有効にできるようになりました。
Alchemy にさらに 4 つの MIDI ソースが追加され、これらをモジュレーションの指定先に割り当てることができます。
Alchemy に、エンベロープフォロワーのソースとして使えるサイドチェーン入力が追加されました。
Alchemy のモジュレーションセクションに専用の「Envelope Follower」タブが追加され、エンベロープフォロワーのアタックやリリースを制御でき、さらに、エンベロープフォロワーをモジュレータ出力やオーディオ信号に適用するオプションや、静かな信号でも劇的なエフェクトを生み出せるようにエフェクトの深度を引き上げるオプションも用意されています。
Alchemy に「戻る」ボタンが追加され、1 つ前の Mod Target に戻れるようになりました。
Alchemy の Spectral Analysis モードにおけるトランジェントの選択が改善され、ループをテンポに同期したときの音質が良くなりました。
モジューレションの「Smooth」コントロールの範囲が拡大しました。
Alchemy の「Source」メニューに「Swap with Source」オプションが追加され、読み込んだサンプルを別のソースで試せるようになりました。
Alchemy のグローバル領域で「option」キーを押しながらソースをクリックすると、クリックしたソースをソロにすることができます。
Alchemy コントロールをサポート対象の MIDI ハードウェアコントローラにマッピングする機能が改善されました。
Alchemy で「option」キーを押しながらコントロールをクリックすると、各コントロールがデフォルトの 50 % に設定される代わりに、それぞれが理に適ったデフォルト値に設定されるようになりました。
ベロシティやキー範囲が異なり、それ以外は同じ複数のグループを含む複数の EXS ファイルを読み込んだ場合、それらのグループが 1 つのグループに結合されるため、Alchemy で編集しやすくなります。
Alchemy の Arp Tune の「Snap」メニューで、幅広い分解能を選択できるようになりました。
Alchemy の「Speed」コントロールの値が、10 % を下回るときに、小数点第 2 位まで表示されるようになりました。
Alchemy のサウンドライブラリのサブメニューで、アイテムが以前と同様にアルファベット順で表示されるようになりました。
Alchemy のプリセットでテキストを入力して検索を始めるときに、「enter」キーを押す必要がなくなりました。
Alchemy で新しく初期化したサウンドのモジュレーション深度の初期値が 0 % になりました。
Alchemy の Retrigger モードで、レガートスタイルで再生したノートのアタックで、音が歪むことがありましたが、歪まなくなりました。
大きいサンプルを読み込み中に Alchemy の Analysis モードを切り替えると、反応が遅れがちでしたが、遅れなくなりました。
Alchemy の LFO の「Rate」の同期ボタンで、LFO の「Delay」や「Attack」の設定とのクロック同期も有効にできるようになりました。
Alchemy でループのサスティンが反復 1 回分よりも長い場合に、そのループの初期トランジェントが適切にトリガされます。
パフォーマンスコントロールを Transform Pad Snapshot に自動的に割り当てると、名前が予期せず「Snapshot 1」に変わることがありましたが、この問題が解消しました。
Transform Pad Snapshot をクリックしたときに Framing Box が予期せずジャンプすることがありましたが、この問題が解消しました。
「Copy Modulation」コマンドで、別の場所にペーストする際にモジュレーションソースをコピーできないことがありましたが、この問題が解消しました。
保存済みの Alchemy スナップショットをコピーし、ほかのスナップショットの場所にペーストした場合に、サウンドが変わってしまうことがなくなりました。
モジュレータの「Smooth」コントロールを値 0 から調整すると、Alchemy の出力でときどきクリック音がすることがありましたが、この問題が解消しました。
Alchemy の Arpeggiator の最終ステップが固定されている場合に、各ステップセットの末尾に余分なノートが追加されることがなくなりました。
Alchemy の「Air Strings」プリセットでピッチベンドが適切に機能するようになりました。
外部のコントローラから Alchemy に送信される MIDI CC メッセージが、そのコントローラが、リージョンにすでに録音されているノートとは違う MIDI チャンネルで送信しているときも適切に機能するようになりました。
Alchemy の Waveshaper の「Pre」および「Post」のゲインラベルに正確な値が表示されるようになりました。
Alchemy のフィルタタイプの名前が変更され、サウンドをよりわかりやすく示す名前になりました。
「Initialize Preset」コマンドを使った後で、Alchemy が自動的に詳細表示に切り替わるようになりました。
現在の Alchemy インスタンスにはないソースを参照する Envelope Follower プリセットを読み込んだ場合に、同じタイプの別のソースに設定されるようになりました。
プラグイン
MIDI Modulator プラグインで、ユーザが定義可能なノート値において、エンベロープのタイミングをテンポと同期できるようになりました。
ライブモードのソフトウェア音源トラックで、サイドチェーンの検出が遅れなくなりました。
Compressor プラグインにルーティングされるサイドチェーン信号が予期せずモノラルに集約されることがなくなりました。
Logic が Audio Unit ShortName API に対応し、ショートネームを含むプラグインについて、インサートスロットでの Audio Unit 名の表示が改善されました。
EXS24 のモノラルレガートモードが、ディスクからのサンプルのストリーミングが有効な場合に、安定して機能するようになりました。
デュアルモノのオーディオプラグインとマルチモノのソフトウェア音源プラグインをバイパスしたときに、遅延の自動補正が正しく作用するようになりました。
Retrosynth に新しいフィルタモードが 4 つ追加されました。
Compressor プラグインを閉じてから再び開いても、グラフ表示が維持されるようになりました。
同じマルチチャンネル音源の 2 つのチャンネルで同じ MIDI ノートを再生すると、MIDI Modifier プラグインが挿入されている場合にノートがハングする場合がありましたが、この問題が解消しました。
I/O プラグインの「Dry/Wet」コントロールを自動化できるようになりました。
Modulator プラグインのウインドウを開いた後で、プラグインのコントロールにすぐに新しい値を入力できるようになりました。
Channel EQ に新しい Proportional-Q モードが追加されました。
プラグインマネージャの「最上位レベル」カテゴリを、選択された複数のカテゴリから成るグループに追加できるようになりました。
MIDI Modifier プラグインで、リリースベロシティが入力ソースとして適切に処理されるようになりました。
MIDI Modulator プラグインに、デフォルト設定が呼び出されたときに正しい波形が表示されるようになりました。
Logic をフルスクリーンに切り替えても、Drum Machine Designer プラグインウインドウが消えなくなりました。
Pipa 音源の「Tremolo Speed」コントロールが正常に反応するようになりました。
Drummer
Drummer を変更する際の通知をキャンセルすると、新しい Drummer キャラクターがハイライトされたまま、有効にならないことがありましたが、この問題が解消しました。
「リージョン終了を次のリージョンまでトリム」キーコマンドを Drummer リージョンに対して使えるようになりました。
Drum Machine Designer のインスタンスが 2 つ開いている状態で、片方のインスタンスでキットピース表示からメイン表示に切り替えると、2 つ目のインスタンスでもキットピース表示からメイン表示に切り替わっていましたが、この問題が解消しました。
環境設定の「録音が重複する場合」の「MIDI」で「サイクルオフ」が「テイクフォルダを作成」に設定されている場合に、オーディオトラックの録音後に Drummer トラックがオーディオ出力を予期せず停止することがありましたが、この問題が解消しました。
オートメーション
右クリックして、トラックで表示中のオートメーションパラメータを切り替える機能が、以前と同様に正常に作用するようになりました。
同じチャンネルストリップを使う別のトラックでリージョンがミュート (消音) になっている場合に、リージョンオートメーションが正しく機能するようになりました。
ピッチベンドやノートベロシティが、MIDI ドロー表示で Smart Control パラメータから切り替えたときに正しく機能するようになりました。
オートメーションをピアノロールやオーディオ・トラック・エディタで直接編集できるようになりました。
ステップ編集したオートメーション値が直接オートメーションレーンに書き込まれるようになりました。
リージョンベースのオートメーションで、すべての MIDI ノートのミュート (消音) ステータスが正しく表示されるようになりました。
Apple Loops
ユーザが作成した緑の Apple Loops が曲のキーに正しくトランスポーズされるようになりました。
macOS 10.13 High Sierra にアップデートした後で、ループブラウザでループが表示されなくなる場合がありましたが、この問題が解消しました。
トラック領域の Apple Loops に、½、2x、4x で再生されることを示す文字 (グリフ) が表示されるようになりました。
ループブラウザに「タグのないループ」用の新しいビューが追加されました。
Flex
Flex Pitch イベントをダブルクリックすると、ノートがパーフェクトピッチに設定されるようになりました。
選択された複数のリージョンで、Flex Pitch が適用されたノートをトランスポーズした場合に、すべてのノートが正しいピッチに確実にトランスポーズされるようになりました。
Flex Pitch の「すべてをリセット」が、「すべてをパーフェクトピッチに設定」を適用した後で正しく機能するようになりました。
オーディオ・トラック・エディタで、Flex Pitch が適用されたノートの表示に、リージョンのトランスポーズ設定が反映されるようになりました。
Flex が無効になっているオーディオリージョンを Flex モードが有効になっている別のトラックにドラッグすると、そのリージョンに対して Flex が有効になる問題が解消しました。
Flex Pitch が適用されたノートが、トラック領域において高い倍率でも正しいピッチで表示されるようになりました。
アクティブではない Flex マーカーが、Flex が無効になっているトラックでリージョンをトリミングしたときに削除されることがなくなりました。
テイクとコンピング
「録音開始/停止を切り替える」を使って、コンプがアクティブなテイクフォルダの中で録音を停止すると、サイクルが有効で、そのテイクフォルダの末尾よりも前で録音が停止した場合に、最後の録音が確実にコンプに追加されます。
閉じた状態のテイクフォルダを右クリックすると、その中に入っているすべてのテイクがリストに表示されるようになりました。
トラックフォルダでテイクフォルダをドラッグしても、そのテイクフォルダの位置が前にずれなくなりました。
Flex が適用された複数のトラックのグループでテイクフォルダをコンピングすると、一部のコンプが予期せず短く分割される場合がありましたが、この問題が解消しました。
「カウントイン」が有効な場合、1 小節よりも短い既存のリージョンにかぶせて録音すると、確実にテイクフォルダが作成されるようになりました。
MIDI に対して「録音が重複する場合」が「テイクフォルダを作成」に設定されている場合、サイクルモードでの録音中に、1 つ前のテイクのノートが再生されることがありましたが、この問題が解消しました。
テイクフォルダ内のテイクリージョンの順序を変更できるようになりました。
テイクリージョンに対するマーキー編集が、編集グループのすべてのトラックに適用されるようになりました。
「テイクを切り替える」が、同じグループのメンバーであるオーディオトラックと MIDI トラックの両方に作用するようになりました。
代替トラック
それぞれ違う代替トラックを使う複数のトラックをまとめたグループにマーキー選択を適用した場合に、正しく選択されるようになりました。
非アクティブな代替トラックが表示されている場合に、アクティブな代替トラックがそれぞれに異なる複数のトラックをまとめたグループに対して、選択操作が適切に機能するようになりました。
Track Stack
Track Stack の詳細表示三角形を長押ししたときに、閉じたり開いたりをすばやく繰り返すことがなくなりました。
Track Stack の詳細表示三角形を「option」キーを押しながらクリックして、すべてのトラックを切り替えた場合に、入れ子になったスタックにも適切に作用するようになりました。
サミング Track Stack 内のトラックにサラウンドパッチを適用すると、そのサミング Track Stack のリージョンがすべて折りたたまれて 1 つのトラックになる問題が解消しました。
Smart Control
保存済みのプロジェクトを読み込み直したときに、その中のレイヤー化したパッチの各トラックに正しい Smart Control が確実に割り当てられるようになりました。
Smart Control のマッピングセットに新しいマッピングを追加すると、既存のマッピングから書き込まれたオートメーションが予期せず削除される場合がありましたが、この問題が解消しました。
Smart Control 領域が、そのサイズを変更した後で縦方向に拡大縮小してしまう場合がありましたが、この問題が解消しました。
ユーザが割り当てた Smart Control が、同じ Smart Control を含む 2 つ目のプロジェクトを開いたときや、別のプロジェクトからリージョンやオートメーションだけを読み込んだときに消えてしまう場合がありましたが、この問題が解消しました。
ミキサー
グループを削除できるようになりました。
ミキサーチャンネルのグループスロットを「option」キーを押しながらクリックすると、選択されているすべてのチャンネルが最後に選択したグループに追加されるようになりました。
トラックのソロボタンを「command」キーを押しながらクリックして、すべてのトラックに対してソロを有効にすると、非表示のトラックもソロになる場合がありましたが、この問題が解消しました。
ミキサーを小さいサイズに設定している場合に、スクロールして、すべてのチャンネルストリップを表示できるようになりました。
複数のディスプレイを使う環境で、新しいプラグインウインドウが、クリックしたインサートが表示されている方のディスプレイで開くようになりました。
「センドのみ」または「プラグインのみ」をチャンネルストリップにペーストした場合に、コピーしたチャンネルストリップからアイコンもペーストされる場合がありましたが、この問題が解消しました。
アクセシビリティ
テイクフォルダが開いているときに VoiceOver が繰り返しビープ音を発することがなくなりました。
VoiceOver と「shift」キーを使って再生ヘッドを正確に配置しても、Logic がハングしなくなりました。
VoiceOver を使って、統合されたピアノ・ロール・エディタからスコアに切り替えられるようになりました。
トラック領域の「Drummer リージョンを追加」ボタンを VoiceOver で使えるようになりました。
新しく作成した Drummer リージョンを VoiceOver ですぐに操作できるようになりました。
Drummer の特性を VoiceOver を使って選択できるようになりました。
クイックヘルプのオーバーレイで VoiceOver のオンとオフがすばやく切り替わる場合がありましたが、この問題が解消しました。
パッチライブラリでサウンドをダウンロードするボタンを VoiceOver で使えるようになりました。
LCD の値を VoiceOver を使って微調整できるようになりました。
「トラックヘッダを設定」「コントロールバーとディスプレイをカスタマイズ」「チャンネルストリップのコンポーネントを設定」ウインドウで VoiceOver が機能するようになりました。
ソロとミュートの状態を切り替えるキーコマンドが押されたときに、その状態が VoiceOver で読み上げられるようになりました。
オーディオテイクフォルダで、録音済みのテイクを VoiceOver で正しく選択できるようになりました。
書き出し/バウンス
パッケージとして作成されたプロジェクトからのバウンス先のパスが、1 つ前のプロジェクトがフォルダとして作成されている場合に、そのプロジェクトの場所に設定されることがありましたが、この問題が解消しました。
Hermode Tuning を使うトラックが正しくバウンスされるようになりました。
Logic から書き出した MIDI ファイルに、余分な拍子とテンポのメタデータが含まれる場合がありましたが、この問題が解消しました。
「書き出す」>「ループライブラリに追加」コマンドで、チャンネルストリップのボリューム設定が、作成後の Apple Loop に予期せず書き込まれることがなくなりました。
すべての MIDI トラックを MIDI ファイルとして書き出すオプションが追加されました。
読み込み
トラックの「オン/オフ」ボタンの状態が、個々のトラックをプロジェクトに読み込んだときに維持されるようになりました。
Aux チャンネルストリップを「エンバイロメント」ウインドウから読み込むときに、音源として読み込まれる場合がありましたが、この問題が解消しました。
Final Cut XML 1.6 ファイルを Logic に読み込んだ場合に、トリミングしたクリップの開始時刻が適切に計算されるようになりました
グローバルトラック
新しい拍子を作成するキーコマンドを使うと、拍子のポップアップウインドウが開き、分子が選択された状態で表示されます。
テンポトラックが選択されていて、テンポイベントが 1 つしかない場合、「delete」キーを押すと最後に選択されたトラックが予期せず削除されることがありましたが、この問題が解消しました。
補間済みのテンポカーブが、「再生ヘッドの位置にセクションを挿入」コマンドを使って新しい位置にペーストした場合でも維持されるようになりました。
録音
「録音を破棄して最後の再生位置に戻る」で、録音が有効なすべてのトラックから、直前の録音が破棄されるようになりました。
キーコマンド
Flex マーカーを再生ヘッドの位置、前のトランジェントの位置、次のトランジェントの位置に作成するキーコマンドが追加されました。
「キーコマンド」ウインドウで、「option」キーを押しながら詳細表示三角形をクリックして、開いているすべてのグループを閉じることが可能になりました。
開いているインスペクタのタイルをすべてしまうキーコマンドが追加されました。
キーコマンドで切り替え可能なグループの数が 2 倍の 18 個になりました。
ミキサーやトラックリストで選択されているトラックからグループを新規作成するキーコマンドが追加されました。
開いているプラグインウインドウをすべて閉じるキーコマンドが追加されました。
「すべてのキーコマンドを初期化」コマンドで、現在のキーボード配列が考慮されるようになりました。
「キーコマンド」ウインドウで、複数のアイテムを選択できるようになりました。
一部のキーコマンドだけを選択して読み込めるようになりました。
「キーコマンド」ウインドウのデザインが刷新され、シンプルになりました。
現在フォーカスがあるトラックの音源プラグインを開くキーコマンドが追加されました。
再生ヘッドを 1/8 および 1/16 ノート分前後に移動する専用のキーコマンドが追加されました。
現在フォーカスがあるトラックの特定のインサートスロットからオーディオプラグインや MIDI プラグインを開くキーコマンドが追加されました。
US 以外の各種のキーボード配列で、すべてのキーコマンドが確実に機能するようになりました。
最大 30 個のキーコマンドを使って、ユーザが作成したトランスフォーム操作を、選択した MIDI イベントに直接適用できるようになりました。
プロジェクトの中で特定のタイプのトラックをすべて選択するキーコマンドが追加されました。
スコアの「ノートの位置を固定」コマンドと「ノートの位置と長さを固定」コマンドに対応するキーコマンドが追加されました。
選択されているトラックやエディタのオートメーションビューをトラックオートメーションとリージョンオートメーションの間で切り替えるキーコマンドが追加されました。
チャンネルストリップのソロ、チャンネルストリップのミュート、録音可能、トラックのオン/オフを切り替えるキーコマンドが、選択されている複数のトラックに対して機能するようになりました。
ピアノロールで折りたたみモードを切り替えるキーコマンドが追加されました。
映画
インスペクタのムービーサムネールが、「別名で保存」や「プロジェクトを統合」を実行した後で正しいサイズで表示されるようになりました。
編集
「トランスフォーマー」ウインドウに、ノートのトランスポーズを特定のキー内に制限するオプションが追加されました。
エンバイロメントで Sysex フェーダーから Roland U110 にデータを送信しても、シンセサイザーでチェックサムエラーが起きなくなりました。
ピアノロールのコンテクストメニューやスコアイベントのインスペクタに、利用可能なアーティキュレーション ID が表示されるようになりました。
イベントリストエディタで、アーティキュレーションが名前順にリストに表示されるようになりました。
エンバイロメントが、オブジェクトのドラッグ時に自動的にスクロールするようになりました。
「グリッドに沿う」がオフに設定されている場合に、鉛筆ツールでピアノロールに挿入したノートが、近くのディビジョン値にスナップすることがなくなりました。
エンバイロメントインスペクタのフェーダースタイルのドロップダウンリストに、「新規」>「フェーダー」メニューと同じ順序でフェーダースタイルが表示されるようになりました。
以前と同様に、ピアノロールで「shift」キーを使って、ドラッグを一時的に一方向に制限できるようになりました。
エンバイロメントで Touch Track オブジェクトやマップドインストゥルメントオブジェクトを繰り返しダブルクリックしたときに、同じエディタのコピーが複数開くのではなく、それらのエディタが切り替わるようになりました。
トラックエディタのフェードの表示が、インスペクタでフェード設定が調整されると、すぐに反映して更新されるようになりました。
イベントリストや Sysex フェーダーエディタのイベントタイプのポップアップメニューから、フェーダー MIDI イベントを作成できるようになりました。
ピアノロールに挿入したノートが、複数のトラックのリージョンが選択されているときに、正しいリージョンに確実に配置されるようになりました。
イベントリストエディタで「option」キーを押しながらフィルタボタンをクリックすると、ほかのフィルタボタンがすべて無効に切り替わります。
ステップエディタのノートの表示が、フィンガーツールでノートを移動した後で、その結果を反映して更新されるようになりました。
メインウインドウの「編集」ボタンをクリックしたときに、選択されているトラックに関係なく、選択中のリージョン用の正しいエディタが開きます。
「クロックフォーマット」が 1.1.1 に設定されていて、ディビジョンの表示が 1/64 に設定されている場合に、イベントリストの「ノートの長さ」に「??」と表示されることがなくなりました。
「トランスフォーム」ウインドウで、以前と同様に、値をクリックしたままドラッグしてスクラブ再生できます。
ピアノロールで選択されている複数のノートを「option」キーを押しながらドラッグする際に、「shift」キーを使ってドラッグを一方向に制限できるようになりました。
エンバイロメントのオブジェクトが、選択範囲が変更されたときに消える場合がありましたが、この問題が解消しました。
エンバイロメントでマクロを解除した後に、「取り消す」が機能するようになりました。
エンバイロメントの「トランスフォーム」ウインドウと「トランスフォーマー」で、MIDI データを Smart Control のフェーダーイベントに変換できるようになりました。
「option」キーを押しながらゴムバンドを使ってピアノロールの特定の領域を拡大表示した場合に、スクロールして、選択されているノートが表示されることがありましたが、この問題が解消しました。
ピアノロールのノートの色をアーティキュレーションで設定できるようになりました。
以前と同様に、入力した数値の前で「+」キーと「-」キーを使って、イベントリストエディタで指定した量だけ既存の値を増減できるようになりました。
エンバイロメントで新しく作成したオブジェクトのインスペクタが正しく表示されるようになりました。
スコア
フィンガリングのマークが、TAB 譜のノートと位置を合わせて、適切に中央揃えで表示されるようになりました。
リニア表示でリージョンが選択されている場合に、TAB 譜スタイルでオーナメントとノートパッドが確実に表示されるようになりました。
ガイドの臨時記号に再び括弧が使われるようになりました。
個々の「パーツボックス」ウインドウがスクリーンセットに保存されるようになりました。
ノートの「連桁」パラメータが、「音符の属性」コンテクストメニューに再び表示されるようになりました。
以前と同様に、「譜表スタイル」でノート範囲の「高」を C3 より低いノートに設定できるようになりました。
スコアで「テキストスタイル」ウインドウを直接開くキーコマンドが追加されました。
「置き換えてペースト」コマンドをスコアエディタで使えるようになりました。
「複数をペースト」コマンドがスコアで再び機能するようになりました。
まれに、スコアの最後のいくつかの小節線がページ境界の外側に配置される場合がありましたが、この問題が解消しました。
「複数をペースト」がスコアで再び適切に機能するようになりました。
「フラットをシャープに」「シャープをフラットに」コマンドが、以前と同様に、選択されているすべてのノートに対して機能するようになりました。
「スコア」ウインドウの位置が、「機能」メニューにアクセスしたときに予期せず変わることがなくなりました。
「スコアセット」や「譜表スタイル」ウインドウにフォーカスがあるときに「delete」キーを押しても、トラック領域のリージョンが削除されることがなくなりました。
用紙サイズが US レターに設定されていると、スコアのページビューで一部のページが切り取られる場合がありましたが、この問題が解消しました。
コントロールサーフェス/MIDI コントローラ
Logic Remote にすべてのプラグインのサブメニューが表示されるようになりました。
EuCon ソフトウェアバージョン 3.7 を実行する EuCon コントロールサーフェスが接続されている場合に、Logic で起動時に「互換性のない EuCon バージョンです」というエラーが表示されることがなくなりました。
一般
マーキー選択範囲に対して接着ツールを使うと、作成されたリージョンの先頭と末尾に無音が適宜追加され、リージョンの境界がマーキー選択範囲と合うようになりました。
開始位置がそれぞれに異なるグループ化したオーディオリージョンが、クオンタイズしても同期された状態を確実に維持するようになりました。
グループ化したトラックでマーキー選択したリージョン範囲を、確実に分割できるようになりました。
iCloud Drive に保存したプロジェクトが確実に読み込まれるようになりました。
挿入したソフトウェア音源を別の音源に切り替えた後で「取り消す」を実行し、さらに「やり直す」を実行した場合に、元の音源がデフォルト設定に戻ってしまうことがなくなりました。
再生ヘッドが倍率やサイクル長を問わず、サイクル範囲内の正しい位置に確実に表示されるようになりました。
開いている唯一のウインドウがフローティングウインドウも、「プロジェクトを閉じる」キーコマンドが機能するようになりました。
名前に絵文字が使われているリージョンを問題なく移動、編集、削除できるようになりました。
「録音」環境設定で、置き換えモードに関する設定が「サイクル録音」から「置き換え」サブメニューに移動しました。
ピアノロールやオーディオ・トラック・エディタにフォーカスがあるときに上下カーソルを使ってトラックを選択すると、非表示のトラックが予期せず選択される場合がありましたが、この問題が解消しました。
ループライブラリにフォーカスがある状態でスクリーンセットを切り替えた場合に、ライブラリが検索モードに切り替わることがなくなりました。
「リンク」キーコマンドが、リンクに対応したすべてのウインドウで確実に機能するようになりました。
ループライブラリが、新しいループコンテンツがダウンロードされた後も、フォーカスや検索フィルタの設定を維持するようになりました。
ルーラのショートカットメニューに「ロケータ間のセクションをコピー」が表示されるようになりました。
「録音として取り込む」を使って、直前の MIDI 演奏の一部で CC#11 イベントが再生される場合でも、この演奏を正確に取り込めるようになりました。
キーコマンドセットを変更し、新しいセットを選択したり読み込んだりした場合に、編集後の最新のキーコマンドセットを保存できるようになりました。
録音開始前のカウントインの間にメトロノームをオフにしたのに、メトロノームが鳴り続けることがなくなりました。
「ロケータを自動設定」の「選択したリージョンで」が選択されている場合に、選択されているリージョンの一部をマーキー選択して削除すると、ロケータがマーキー選択範囲の境界に設定されてしまうことがありましたが、この問題が解消しました。
Logic Remote でタイムライン表示を操作する際、ライブラリにフォーカスがあり、プラグインウインドウが開いていると、コンピュータの画面が点滅する場合がありましたが、この症状が解消しました。
「ファイル」>「読み込む」>「オーディオファイル」コマンドで、取り消しステップが正常に作成されるようになりました。
Drummer トラックを削除した後で「やり直す」が確実に機能するようになりました。
新しいトラックを作成したときに、ほかのトラックで選択されているリージョンの選択が解除されるようになりました。
マーキー選択範囲を右クリックすると、コンテクストメニューが開き、選択範囲を編集および調整するオプションが表示されます。
Track Stack の作成を取り消したときに、インスペクタで「No Output」トラックが選択されたままになる問題が解消しました。
「リージョンの選択時にトラックを選択」とオートメーショングループの選択が両方とも有効な場合、トラックを 1 つクリックすると予期せずすべてのトラックが選択されることがありましたが、この問題が解消しました。
メールから「ノート」フィールドにペーストしたテキストの色が、別のウインドウをクリックした後で変わる場合がありましたが、この問題が解消しました。
「shift」キーを押しながらトラック領域の背景を短くクリックすると、再生ヘッドがクリックした位置に移動するようになりました。
「再生ヘッドの位置をキャッチ」キーコマンドが、メインウインドウにフォーカスがあってもなくても、正常に機能するようになりました。
ピアノロールにフォーカスがある場合、「選択した項目から再生」コマンドが以前と同様に、選択されている最初のリージョンから再生を始めるようになりました。
矢印ツールが有効なときにだけ「Drummer リージョンを追加」ボタンがリージョンに表示されるようになり、副ツールの使用時に Drummer リージョンが誤って作成される事態を防げます。
ミュートにしたノートは、トラック領域のリージョンの概要に表示されなくなりました。
再生ヘッド位置に「選択部分をペースト」する操作を取り消しても、新しいテンポイベントが作成されなくなりました。
プロジェクトに追加したバウンス済みのファイルが、そのバウンスが「プロジェクトオーディオ」ウインドウが閉じている間に実行された場合でも、「プロジェクトオーディオ」ウインドウに所定の並び順で表示されるようになりました。
プロジェクトの名前を変更した後、そのプロジェクトを閉じてから開き直さない限り、バウンスダイアログにオリジナルのプロジェクト名が表示され続ける問題が解消しました。
選択されている複数のトラックを削除しても、それらの間の非表示トラックが削除されることがなくなりました。
パッチの変更を確実に取り消せるようになりました。
「置き換え」を「コンテンツの消去」に設定して MIDI をサイクルモードで録音する場合に、最初のサイクルが終わっても置き換え機能が正常に働き続けます。
オーディオ・トラック・エディタのサイズを調整したときに、波形表示が縦方向に正しく拡大縮小されるようになりました。
オーディオトラックの選択時は、以前と同様、ミュージック・タイピング・キーボードがグレイ表示になります。
オーディオファイルに、似たような名前のハードドライブ上の別フォルダにある既存のオーディオファイルと同じ名前が割り当てられる場合がありましたが、この問題が解消しました。
MIDI リージョンのエイリアスが、オリジナルのリージョンの開始位置から 1 小節前までのノートを再生しなくなりました。
「削除して移動」コマンドで、トラックにオートメーションがない場合に、オートメーションを削除して移動するかどうかを確認する不要なダイアログが表示されることがなくなりました。
リージョンのコンテクストメニューに、サンプルベース処理のコマンドのサブメニューが表示されるようになりました。
Logic の環境設定の「通知」パネルで、警告を選択してリセットできるようになりました。
オーディオ・ファイル・エディタの「縦方向に拡大/縮小」の分解能がさらに細かくなりました。
MIDI に対して「録音が重複する場合」環境設定が「代替トラックを作成」に設定されている場合に、重複する録音を取り消すと、MIDI 録音と併せて代替トラックの作成も取り消されるようになりました。
メインウインドウのミキサーを高さいっぱいまでドラッグできるようになりました。
オートメーションポイントとベロシティハンドルが、Retina ディスプレイやその他の高密度ディスプレイで最大解像度で表示されるようになりました。
新しく作成されたプロジェクトで「リセット無効」がオフになっている場合に、トラックに対して MIDI のリセットが確実に機能するようになりました。
LCD のドロップダウンメニューに「デフォルトに戻す」オプションが追加されました。
「位置の移動」ダイアログに負の値を入力すると、再生ヘッドが入力した位置に移動するようになりました。
選択されているオーディオデバイスが接続されていないため、一時的に内蔵オーディオを使う場合に、「新規トラック」ダイアログに正しいオーディオ I/O オプションが表示されるようになりました。
新しいサンプルレートで保存されたテンプレートがそのサンプルレートを確実に維持するようになりました。
リージョンゲインのダイアログで、–23 LUFS にノーマライズできるようになりました。
テンプレートの選択画面で、テンプレートを以前と同様に正しい順序で並べ替えられるようになりました。
トラックヘッダの「オートメーション」ボタンに、トラックヘッダが狭すぎて現在のパラメータのフルネームを表示できない場合、ショートネームが表示されるようになりました。
「選択した項目から再生」コマンドで、選択されているマーカーが考慮されるようになりました。
環境設定で「オーディオ録音が重複する場合」が「トラックを作成」に設定されていて、「リージョンの選択時にトラックを選択」が有効になっている場合に、サイクルモードでオーディオを録音すると、空のオーディオトラックが作成されることがありましたが、この問題が解消しました。
テンポリストへの変更を取り消すと、MIDI リージョンと Drummer リージョンが間違って再生されることがありましたが、この問題が解消しました。
「ツール」メニューでアイテムにアクセスしているときに「comman」キーと「/」キーを押して、ヘルプを開けるようになりました。
フリーズされたトラックを複製する際に警告が表示されなくなりました。
ライブラリの幅を変更しても、Smart Control の表示が乱れることがなくなりました。
まれにオーディオドライバを設定できないことがありましたが、この問題が解消しました。
関連情報
以前の Logic Pro のリリースノートについては、以下の記事を参照してください。
Logic Pro について詳しくは、Logic Pro のページを参照してください。
設定やインストールについて詳しくは、Logic Pro ヘルプを参照してください。
Logic Pro に関するその他の記事やサポート関連情報については、Logic Pro サポートのページを参照してください。
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