macOS Server ユーザガイド
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LUN の RAID レベルを選択して Xsan ボリュームのパフォーマンスを向上する
メタデータ LUN には RAID 1、データ LUN には RAID 5 を使用します。
メタデータ LUN に RAID 1 を使用する
Xsan でボリューム情報の保存に使用する小規模な 2 ドライブのメタデータ LUN の場合、RAID 1(ミラーリング)の方がデフォルトの RAID 5 方式よりも多少良いパフォーマンスが得られます。ほとんどの場合、プライマリボリュームのメタデータの保存には、1 つのドライブで十分です(10 GB のメタデータ領域には、約 1000 万個のファイルを保存できます)。2 番目のミラードライブにより、メタデータの消失を防ぐことができます。
データ LUN に RAID 5 を使用する
ほとんどの RAID システムは、RAID 5 方式を使用して、優れたパフォーマンスとデータ冗長性を実現するように最適化されています。(RAID 5 では、利用可能なドライブ全体にデータをストライプして分散し、パリティデータもドライブ全体に分散します。)一部の RAID システムは、RAID 5 LUN として出荷時に構成済みです。RAID 0(パリティなしのストライピング)では書き込みパフォーマンスが多少良くなることがありますが、データの復元性は保護されないため、ユーザデータ保存用の LUN には常に RAID 5 の方が良い選択です。
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