Mac用Logic Proユーザガイド
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Mac用Logic ProのサラウンドMultiMeterのBalance
「Balance」モードのメインディスプレイには、現在のプロジェクトのサラウンドフォーマットのスピーカーチャンネルを表す図が表示されます。さまざまなインジケータが、サラウンド信号の全体的なバランスに関する情報とともに、スピーカーペアの間の詳細なバランスと相関についての情報を示します。別の相関メーターが、サラウンド信号内のLFEチャンネルとほかのチャンネルの間の位相相関値を示します。
「Balance」ボタン: メインディスプレイにさまざまなバランスメーターと相関メーターを表示します。

選択したサラウンドフォーマットに応じて、スピーカーの位置を示す点(図は5.1構成でのL、R、C、Ls、およびRs)がメインディスプレイに表示されます。
バランスパラメータ
「Balance/Correlation」ディスプレイ: このディスプレイには、以下の設定に基づいて相関とバランスに関するさまざまなインジケータが表示されます。
バランス/相関メーター: メインディスプレイの図は、使用しているサラウンドフォーマットのスピーカー位置を上から見た様子を表しています。この図は、バランスと相関の情報を提供する以下の要素を示します:
スピーカー位置: 図の中の円で囲まれたラベルは、スピーカー位置を表します。
スピーカーの間の線: 各スピーカーは、左右の隣接するスピーカー、または前後の隣接するスピーカーと線で結ばれています。
線上の青い点: それぞれの線上の点は、結ばれた2つのスピーカーチャンネル間でのレベルのバランスを表します。一方のチャンネルでのレベルが高いほど、そのスピーカーチャンネルに近い方に点が移動します。
点から延びている線: 青い点から延びている明るい青色の線は、結ばれた2つのスピーカーチャンネル間の位相関係を示します。線が長いほど、これら2つのチャンネル間で相関していない信号の量が多いことを表します。線が赤に変わった場合は、これら2つのチャンネルで位相のずれが増加していることを示しています。
淡色表示された球体: 図の中で淡色表示された球体は、サラウンド信号のバランスを示します。これは、その位置での最大のエネルギー(サラウンドフィールドでのサウンドの配置)を表します。
LFE Correlationメーター: LFEチャンネルと、「LFE Correlation」ボタンのいずれかで選択した信号の間の位相関係(-1~+1の範囲)を表示します。
+1の相関値は、両方の信号が100%相関していることを表します(すなわち、左右の信号がまったく同じ位相であるということです)。
0の相関値は、両方の信号がまったく相関していないことを示します。
0より小さい相関値は、位相のずれた素材が存在することを示しています。
-1の相関値は、両方のチャンネルが同じ内容ですが反対の極性を持っていることを示しています。
「LFE Correlation」ボタン: LFE Correlationメーターが測定する内容を決定するボタンを選択します。LFEとセンターチャンネル(C)、左/センター/右チャンネルを組み合わせた信号(LCR)、またはすべてのサラウンドチャンネルの合成信号(Sum)の間の相関を測定します。
バランスの「Peak」パラメータ
「Peak」ポップアップメニュー: 相関のずれを表すバーを表示するホールド時間を選択します。2秒、4秒、6秒、または「infinite」(無限)を選択できます。
注記: 選択した時間を有効にするには、「Hold」ボタンをオンにして「Hold」ボタンをオンにする必要があります。
「Hold」ボタン: オンにすると、LFE Correlationメーターに相関のずれ(定義されたホールド時間中の相関値の範囲)を示す色付きの横線が表示されます。定義されたホールド時間中に位相のずれた信号が存在する場合は、赤い線がサラウンドの図に表示されます。青い点は、一番新しい位置に残ります。
「Reset」ボタン: すべての相関ディスプレイを消去します。
注記: ピークホールドのリセットは、「Hold」ボタンの選択を解除したときや、再生を開始したときにも行われます。