iPhoneが近くにない状態でApple Watchを使う

iPhoneを持ち歩いていない場合でも、Apple Watch単独でできることを紹介します。

iPhoneの電源が切れているときや、通信範囲外にあるときは、Apple WatchでWi-Fiネットワークを使ってデータを送受信できます。セルラーモデルのApple Watchは、モバイルデータ通信のネットワークにも接続できます。また、家族のApple Watchを設定してある場合、そのApple Watchでモバイルデータ通信やWi-Fi接続を使えます。

Apple WatchがWi-Fiに接続されている場合は、コントロールセンターに Wi-Fiアイコン が表示されます。モバイルデータ通信に接続されている場合は、モバイルデータ通信のアイコン が表示されます。

Apple Watchが低電力モードの場合

Apple Watchが低電力モードになると、一部の機能が使えなくなったり動作が変わったりするため、以下に挙げているアプリも一部影響を受ける場合があります。

  • iPhoneが近くにない場合は、ネットワーク接続が必要なアプリを開いて使うときまで、Wi-Fiとモバイルデータ通信は使えない状態になります。

  • 着信通話はiPhoneが近くになければ留守番電話に送られ、発信通話には時間がかかる場合があります。

  • 心拍数のバックグラウンド測定、血中に取り込まれた酸素のレベルのバックグラウンド測定、心拍数の通知はオフになります。

  • ライブアクティビティの更新頻度が低くなります。

Apple WatchがWi-Fiまたはモバイルデータ通信に接続されている場合

Wi-Fiやモバイルデータ通信に接続されていれば、iPhoneを持ち歩いていなくても、Apple Watchで以下の操作を実行できます。

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Siriを使って、ルート案内をしてもらう、iMessageを送信する、その他の作業をこなす。

Apple WatchをWi-Fi、モバイルデータ通信、iPhoneに接続できない場合

Apple Watchが接続されていない場合、たとえば、Wi-Fiやモバイルデータ通信の信号が届かない場所でハイキングする場合や、iPhoneの電源が切れている場合でも、以下の操作は実行できます。

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考えやアイデアを記録する。

Apple Watchのモデルによっては、利用できない機能もあります。また、国や地域によって利用できない機能もあります。

1.Wi-Fiに接続した状態で電話をかけたい場合は、Apple WatchでのWi-Fi通話を有効にしておいてください。または、FaceTime音声通話をお試しください。

2.他社製アプリからのSMS、MMS、プッシュ通知をセルラーモデルのApple Watchで受信するには、ペアリングしてあるiPhoneの電源が入っていて、Wi-Fiまたはモバイルデータ通信に接続されている必要がありますが、Apple Watchの近くになくてもかまいません。また、Apple Watchでメッセージアプリを使うには、iPhoneでもiMessageにサインインしておく必要があります。

3.ペアリングしたiPhoneを携帯せずに屋外でワークアウトする際のGPSの精度が上がるように、Apple Watchを調整しておくことができます。

問題がある場合

何が起きているのか詳しく教えてください。次にできることを提案します。

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