MacでTouch Barを使ってVoiceOverを使用する
お使いのMacにTouch Barがある場合は、VoiceOverを使用して、Touch Bar上で直接ジェスチャを実行して、Touch Bar内の項目を選択したりアクティブにしたりできます。すでにiPhoneまたはiPadでVoiceOverを使っている場合は、ジェスチャに馴染みがあるでしょう。
項目間を移動する: Touch Bar上で右または左に指をスライドさせる、つまりスワイプします。Touch Bar内を移動すると、現在選択されている項目が読み上げられ、アウトラインが表示されます。また、スライドさせると、空白の領域を示すサウンドエフェクトが再生されます。
Touch Bar内の項目の周りに表示されるアウトラインは、画面上の項目のVoiceOverカーソルとは関係ありません。
1つの項目を選択する: 項目を1回タップします。
選択項目をアクティブにする: 項目をダブルタップします。
項目を選択してアクティブにする: 項目をスプリットタップ(1本の指で項目をタッチしたまま、別の指でTouch Bar上の任意の場所をタップ)すると、アクティブになります。
スライダをドラッグして輝度、音量、または日時の範囲を調節するなどの一部の操作では、ダブルタップしたまま行うジェスチャが特に役立ちます。たとえば、上がり調子の音が3回聞こえるまで、Touch Bar内の項目を指でダブルタップしたままにし、指を上げないでスライダをドラッグして動かします。
ヒント: VoiceOverがオンになっていると、ファンクションキー(F1キーからF12キーまで)を使う代わりに、VoiceOver修飾キーでFnキーと数字キーを使ってVoiceOverコマンドを入力できます。たとえば、「VoiceOverユーティリティ」を開くときは、Control+Option+Fn+8キー(Control+Option+F8キーの代わり)を押すことができます。