Motionにメディアを読み込む

メディアファイル（ビデオクリップ、オーディオクリップ、および静止画像）はMotionプロジェクトに一度に1つずつ、または同時に読み込めます。

音楽ファイルや写真ファイルを「読み込む」ダイアログまたはFinderから追加することもできますが、これらはMotionライブラリの「ミュージック」または「写真」カテゴリから追加することをお勧めします。「ライブラリ」を使用して音楽ファイルや写真ファイルを追加した場合は、プレイリストやフォトアルバム機能を使ってファイルをブラウズできます。Motionで音楽ファイルおよび写真ファイルを追加するを参照してください。

重要：360°ビデオを読み込むときは、正しく投影されるように、「レイヤー」リストの360°環境に追加する必要があります。Motionの360°プロジェクトを作成するおよびMotionのプロジェクトに360°ビデオを追加するを参照してください。

「読み込む」コマンドまたは「読み込む」ボタンを使ってメディアファイルを読み込む

Motionで、以下のいずれかの操作を行います:
- 「ファイル」＞「読み込む」と選択します（またはCommand＋Iキーを押します）。
- ツールバーの「読み込む」ボタンをクリックします。
- Controlキーを押しながら「レイヤー」リストの空の領域またはキャンバスの空の領域（プロジェクトの外側の黒い領域内）をクリックしてから、ショートカットメニューから「読み込む」を選択します。
表示されるダイアログで、1つ以上のメディアファイルを検索して選択します。隣接した項目を選択するにはShiftキーを押しながらクリック、隣接していない項目を選択するにはCommandキーを押しながらクリックします。
必要に応じて以下の操作を行います:
- 「読み込む」をクリックします。
- 1つまたは複数のファイルをキャンバスにドラッグします。
- 1つまたは複数のファイルを、「レイヤー」リストのグループまたは「レイヤー」リストの下の空白領域にドラッグします。
  グループに追加した場合は、読み込まれたファイルがそのグループ内の新しいレイヤーとして、グループ内の既存のレイヤーの上に表示されます。空白領域に追加した場合は、読み込まれたファイルを含む新規グループが作成されます。
- 1つまたは複数のファイルを、「タイムライン」のレイヤーリストのグループまたは「タイムライン」のレイヤーリストの下の空白領域にドラッグします。
  グループに追加した場合は、読み込まれたファイルがそのグループ内の新しいレイヤーとして、グループ内の既存のレイヤーの上に表示されます。空白領域に追加した場合は、読み込まれたファイルを含む新規グループが作成されます。
- 1つまたは複数のファイルを「タイムライン」にドラッグします。
  注記：「タイムライン」にオブジェクトを追加する方法について詳しくは、Motionの「タイムライン」の概要を参照してください。

メディアファイルがキャンバスに表示され、「レイヤー」リストの最後に選択したグループ内のレイヤーとして表示されます。

FinderからMotionにメディアファイルを読み込む

Finderで1つ以上のメディアファイルを検索して選択します。隣接した項目を選択するにはShiftキーを押しながらクリック、隣接していない項目を選択するにはCommandキーを押しながらクリックします。
必要に応じて以下の操作を行います:
- FinderからMotionのキャンバス内の場所に、1つまたは複数のファイルをドラッグします。
- 1つまたは複数のファイルを、Motionの「レイヤー」リストのグループまたは「レイヤー」リストの下の空白領域にドラッグします。
  グループに追加した場合は、読み込まれたファイルがそのグループ内の新しいレイヤーとして、グループ内の既存のレイヤーの上に表示されます。空白領域に追加した場合は、読み込まれたファイルを含む新規グループが作成されます。
- 1つまたは複数のファイルを、「タイムライン」のレイヤーリストのグループまたは「タイムライン」のレイヤーリストの下の空白領域にドラッグします。
  グループに追加した場合は、読み込まれたファイルがそのグループ内の新しいレイヤーとして、グループ内の既存のレイヤーの上に表示されます。空白領域に追加した場合は、読み込まれたファイルを含む新規グループが作成されます。
- 1つまたは複数のファイルを「タイムライン」にドラッグします。
  注記：「タイムライン」にオブジェクトを追加する方法について詳しくは、Motionの「タイムライン」の概要を参照してください。

イメージシーケンスを読み込む

アニメーションシーケンスが、一連の連番付き静止画像として提供されることがあります。「Motion」では、これらのシーケンスを単一オブジェクトとして読み込んで、各イメージをムービー内でシーケンシャルフレームとして使用できます。

Motionで、以下のいずれかの操作を行います:
- 「ファイル」＞「読み込む」と選択します（またはCommand＋Iキーを押します）。
- ツールバーの「読み込む」ボタンをクリックします。
- Controlキーを押しながら「レイヤー」リストの空の領域またはキャンバスの空の領域（プロジェクトの外側の黒い領域内）をクリックしてから、ショートカットメニューから「読み込む」を選択します。
表示されるダイアログで、イメージシーケンスに移動してから、シーケンス内のイメージを選択します。
「イメージシーケンス」チェックボックスを選択します。
注記：「イメージシーケンス」チェックボックスが表示されない場合は、ダイアログの下部にある「オプション」をクリックします。
「読み込む」をクリックします。
シーケンスの各イメージは、ムービークリップの1フレームとして使用されます。

Motionとイメージシーケンスを参照してください。

メディアファイルを読み込むけれどもそれらをコンポジションで使用しない

メディアファイルをプロジェクトに追加するけれども、それらをコンポジションに表示させないこともできます。この処理は、ファイルを「メディア」リストに読み込むことで行います。これによって、今後使いたくなるかもしれないメディアオブジェクトが保存されます。この方法で読み込んだメディアは、キャンバスや「レイヤー」リストには表示されません。ただし、「メディア」リストには表示されます。

Motionのプロジェクトパネルで、「メディア」をクリックして「メディア」リストを開きます。
以下のいずれかの操作を行います:
- ツールバーの「読み込む」をクリックし、ダイアログから「メディア」リストにメディアファイルをドラッグします。
- macOSのFinderからMotionの「メディア」リストにメディアファイルをドラッグします。
- 「メディア」リストをアクティブにした状態で、「ファイル」＞「読み込む」と選択して（または、Command＋Iキーを押して）、ダイアログでファイルを選択し、「読み込む」をクリックします。
- Controlキーを押しながら「メディア」リスト内をクリックして、ショートカットメニューから「メディアを読み込む」を選択し、ダイアログからファイルを追加します。
注記：「ファイル」＞「別名で読み込む」＞「未使用のメディア」と選択し、追加するファイルを選択してから「読み込む」をクリックすることで、「プロジェクト」パネル（「レイヤー」リスト、「メディア」リスト、または「オーディオ」リスト）から「メディア」パネルにファイルを直接読み込むこともできます。

読み込んだメディアオブジェクトは「メディア」リストに追加されますが、キャンバス、「レイヤー」リスト、「タイムライン」には表示されません。

メディアファイルを読み込み、同時に新規Motionプロジェクトを作成する

ファイルを読み込むときに、その新規プロジェクトを作成することもできます。この操作には、「プロジェクトとしてファイルを読み込む」コマンドを使います。

Motionで「ファイル」＞「別名で読み込む」＞「プロジェクト」と選択するか、Shift＋Command＋Iキーを押します。
表示されるダイアログで、1つ以上のメディアファイルを検索して選択します。隣接した項目を選択するにはShiftキーを押しながらクリック、隣接していない項目を選択するにはCommandキーを押しながらクリックします。
必要に応じて、フレームレート、アスペクト比、フィールドの順番、オーディオミックスの値を設定します。
イメージシーケンスから項目を選択している場合は、「イメージシーケンス」チェックボックスを選択して、各イメージをムービークリップ内の1フレームとして使用します。
「プロジェクトとして読み込む」をクリックします。

メディアファイルが新規Motionプロジェクトに表示されます。

注記：Appleシリコンを搭載しているMacで、Appleシリコンと互換性のないビデオ形式のメディアを読み込むと、Rosettaをインストールするダイアログが表示されます。Rosettaをインストールしたら、Motionを終了して再度開く必要があります。詳しくは、Rosettaに関するAppleのサポート記事を参照してください。

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