Mac のダイヤルアップモデムの問題のトラブルシューティング
ダイヤルアップモデムが自動的に接続する場合
「ネットワーク」環境設定の「PPP」パネルで自動的に接続するオプションが選択されている場合、TCP/IP を使用するアプリケーションまたはサービスを開くとコンピュータが必ずインターネットに接続します。
たとえば、自動接続オプションを選択していて、さらに「共有」環境設定で「ファイル共有」を入にしている場合、モデムは起動と同時に接続されます。
モデムが ISP にダイヤルする原因となるアプリケーションには、「メール」、「ヘルプビューア」、およびお使いの Web ブラウザがあります。
自動的に接続しないようにモデムを設定できます。
Mac でアップルメニュー >「システム環境設定」と選択し、「ネットワーク」をクリックします。
左側のリストでお使いのモデムを選択します。
お使いのモデムがリストにない場合は、モデムがコンピュータに接続されている(内蔵されているか外部接続されている)ことを確認し、リストの下部にある「追加」ボタン()をクリックして、「インターフェイス」ポップアップメニューをクリックしてから、「モデム」を選択します。モデムサービスに名前を付けてから、「作成」をクリックします。PPP アカウントの設定を入力します。設定内容が分からない場合は、サービスプロバイダに問い合わせてください。
「詳細」をクリックし、「PPP」をクリックします。
「必要なときに自動的に接続」を選択解除します。
「ユーザがログアウトするときに接続を解除」や「ユーザアカウントを切り替えたときに接続を解除」などのその他の接続設定を選択できます。
ダイヤルアップモデムが自動的に接続しない場合
「モデム」環境設定の「PPP」パネルで「必要なときに自動的に接続」を選択してあるにもかかわらず、「メール」、Web ブラウザ、またはモデム接続を必要とする別のアプリケーションを使用するときにモデムが接続されない場合は、オプションをリセットする必要があります。
たとえば、モデムのダイヤル中に PPP 接続の試行をキャンセルした場合、または自動接続の後に手動で接続を切断した場合は、「必要なときに自動的に接続」が引き続き選択されている場合でも、このオプションが失敗することがあります。
この問題を解決するには、次のことを実行できます:
手動で再接続します。
PPP 設定を変更し、「適用」をクリックしてから、「元に戻す」をクリックします。
コンピュータをスリープ状態にしてから、スリープ解除します。
ネットワーク環境を変更します。
コンピュータを再起動します。
ダイヤルアップモデムでインターネット接続が頻繁に解除される場合
少しの間 Mac を使用しなかったときに、ダイヤルアップモデムによるインターネット接続をリダイヤルするか、PPPoE 接続を再接続する必要がある場合、接続が待機状態になると自動的に接続解除するように Mac が設定されている可能性があります。
Mac でアップルメニュー >「システム環境設定」と選択し、「ネットワーク」をクリックします。
左側のリストからモデムのポート(内蔵モデムまたは外部モデム)または PPPoE 構成を選択して、「詳細」をクリックします。
「PPP」をクリックし、「接続を続けるために __ 分おきにメッセージを表示」が選択されていないことを確認します。選択されている場合は、コンピュータが一定時間使用されずに接続が解除されるまでの待機時間(分)を長くします。
ISP へのダイヤル時に「認証できませんでした」というメッセージが表示される場合
ISP のダイヤルアップアカウントを使ってインターネットに接続を試みたときに、認証失敗のメッセージが表示される場合は、「ネットワーク」環境設定で入力したユーザ名またはパスワードが正しくない可能性があります。
Mac でアップルメニュー >「システム環境設定」と選択し、「ネットワーク」をクリックします。
左側のリストでお使いのモデムを選択します。
お使いのモデムがリストに表示されない場合は、モデムがコンピュータに接続されている(内蔵されているか外部接続されている)ことを確認し、リストの下部にある「追加」ボタン()をクリックして、「インターフェイス」ポップアップメニューをクリックしてから、「モデム」を選択します。サービスに名前を付けて、「作成」をクリックします。設定がない場合は、サービスの電話番号、アカウント名、およびパスワードを入力します。
アカウント名とパスワードが、ISP によって指定されたものと一致することを確かめます。
現在使用しているパスワードが表示されない場合は、注意しながら正しいパスワードをもう一度入力します。入力欄に表示される点の数を現在のパスワードの文字数と解釈しないでください。文字数は必ずしも同じではありません。